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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4851-4900
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MAPLE LEAF-Volkslied2-Change My Life ★★★ (2007-06-01 16:16:04)
これは原曲(せせらぎ豊かに)も牧歌的で結構好き。
霜月さんは可憐な声質の持ち主だけに、可愛らしく歌うとちょっとクドくなっちゃうかなぁ…と思ってたんですが、「♪街を抜けて どこまでも~」の声…この人、そんなに歌を歌えることが嬉しいんでしょうか…って感じの声です。こんな声で歌われたら、批評するだなんてとても…という訳で★3つです(笑)
妖精帝國-GOTHIC LOLITA PROPAGANDA-Gothic Lolita Propaganda ★★★ (2007-05-31 23:42:25)
これは傑作。
ソロだけでなく、リフも印象に残るもので本当にかっこいい。メタル風アレンジだという曲を聴いて、リフのつまらなさに泣いた事が何度あったか…この曲でかなり溜飲を下げました。歌詞に少女貴族や亡國覚醒カタルシス(共にALI PROJECT)からの影響が感じられるのは、まあご愛嬌ですね(笑)
妖精帝國-GOTHIC LOLITA PROPAGANDA ★★ (2007-05-31 23:33:00)
2007年発表の、シングル曲や新曲を集めたベストアルバム。
何気に10年選手なんですね、このユニット。意外とベテラン。
音的には、荘厳なクワイアやオーケストレ-ションによるクラシカルなメロディを従えて
シンフォニックに疾走する、メタル寄りのロックという感じでしょうか。特にクワイアの
使い方の劇的さには感じ入るものがあります。リズムはどちらかと言うとトランス・テクノ
寄りでシンセもそれっぽい箇所がありますね。この手のシンフォ・ゴシック系のロックや
ポップスでは他にALI PROJECTを筆頭にASRIELやLOVE SOLFEGEがいますが、音の重さは
この妖精帝国が随一で、単なるフォロワーではない個性になっていると思います。
重いだけでなく、タイトルトラック等ではなかなかにセンスのあるリフも聴けるのが嬉しい。
そのタイトルトラック以外
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マキシマムザホルモン-ロッキンポ殺し-Falling Jimmy ★★★ (2007-05-31 05:19:55)
堀ちえみさんは光栄に思うべきですね。
こんなかっこいいバンドにネタにされたのだから(笑)
みとせのりこ-カタン-cotton--たなばたさま ★★ (2007-05-31 05:06:14)
みとせさんの少女のような歌唱に、短冊に願いを書くような純真さを持っていた子供の頃を思い出させられる曲。こういう可愛らしい声で歌っても媚びたような感じが全くしないのは、彼女が表現したいものをしっかりと持っているアーティストだからかもしれません。媚び系嫌いですが、こういうのは好き。
みとせのりこ-カタン-cotton--祝祭の輪舞-ロンド- ★★ (2007-05-31 04:59:12)
アルバム唯一のオリジナル曲。
「ヨルオトヒョウホン」の「綺羅の天蓋」にも通じる、多重録音ヴォーカルが音の9割を占めるというプログレッシブなアレンジで、唱歌の中では少し浮いている気も。でも名曲と言うことに変わりはなく、妖精的な雰囲気のスキャットが良い感じです。
みとせのりこ-Volkslied2-Lhiannan Shee ★★★ (2007-05-31 04:49:56)
構成こそAメロ→Bメロ→サビを2回の後にまたサビという、ポップスっぽい感じですけど、幽玄かつ不条理な空気感はかなりプログレにも通じる物が。歌物だけど然程そう聞こえないのは、彼女に音に溶け込める歌を歌えるほどの歌唱力があるからでしょう。
…この曲はゲーム「リリーのアトリエ」の曲のヴォーカルアレンジ、つまりアニソン・ゲーソンのカテゴリにも属する曲なんですが…意外とアニソンとプログレって繋がりがあるんでしょうか。このアルバム自体KBBのメンバーが参加してたりするし。特にプログレが好きではないアニソンファンがこの曲をどう評価するか、是非聞いてみたいですね。
MAPLE LEAF-Volkslied2-恋風便り ★★★ (2007-05-31 04:41:32)
作詞・作曲・編曲を担当した中河さんは、最初から霜月さんの声をイメージしてこの曲を作ったとか。確かに、いい意味で少女趣味な感じが、彼女の可憐な声質にフィットしてますよね。こういう中学生の頃の初恋を思い出すようなノスタルジックな曲調、かなりツボです。
GEHENNA-WW ★★★ (2007-05-30 16:14:00)
2005年発表の5th(一枚目EPをアルバムとカウントするなら6th)。
ドラムにSATYRICON、1349等で活躍するFrostがゲスト参加。
私は今の所「Seen Through~」とこのアルバムしか持ってないんですが、全然違いますね。Seen Through~」は全編でキーボードが高い比重を占めた美しいアルバムでしたが、この作品はキーボードのキの字も無い、漆黒のトゥルー・ブラック。
この作品の最も際立った特長といえば、やはりそのメロディでしょうか。とにかく暗い、暗すぎるメロディです。と言っても鬱っぽい、落ちていく感じではなく、どちらかと言えば疫病系の蝕んでゆくようなメロディだと思います。メロディの面でも民族的な美しいメロディが聴けた「Seen~」の面影は無いですね。DEATHSPELL OMEGA辺りの禍々しいメロディが好きな人はハマると思います
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GEHENNA-WW-Pallbearer ★★★ (2007-05-30 15:52:08)
アルバム最後の曲にして、この禍々しさ。
MAYHEMの「FREEZING MOON」のスローパートからリフのある意味での親しみやすさを取り除いて、更にダークにしたような音が演奏時間一杯に詰まってます。気が滅入りそうになる暗さ。
GEHENNA-WW-Abattoir ★★★ (2007-05-30 15:49:08)
よく聴くとリフは結構メロディアスなんですけど、そのメロディが余りにも暗いのと聞かせ方が上手いのとで全く甘さを感じさせない超ダークな雰囲気が素晴らしい。
GEHENNA-WW-Death to Them All ★★ (2007-05-30 15:47:14)
この曲の淡々とした疾走パート、どこか初期のDARKTHRONEとも共通する冷徹さがある気がします。プリミティブ並の魔的な雰囲気と、メンバーのミュージシャンシップの高さが上手く共存した名曲。
GEHENNA-WW-Grenade Prayer ★★★ (2007-05-30 15:44:46)
真っ黒だけどよく見ると無数の蟲が蠢いているような、抽象的な暗いイメージを喚起するダークなリフ捌きと、疾走感溢れるFrostのドラミングとの対比。1曲目から一気に絶望感が加速していくようです。
GEHENNA-WW-Silence the Earth ★★★ (2007-05-30 15:42:02)
この曲の疾走パートはFrostのドラムがちょっとありえないですね。
この速さでよくもまあそれだけ体感速度を増すようなオカズを入れられるもんだ…って、1349その他での彼の超人っぷりを聴いていれば何を今更って感じなんですが、やっぱり凄いものは凄い。
WATAIN-Sworn to the Dark-Legions of the Black Light ★★★ (2007-05-29 23:07:15)
DISSECTIONのJonに捧げられた曲。
だからなのか、他の曲以上にDISSECTIONっぽさを感じますが、彼らの個性もしっかり出ていて、全く模倣っぽさは無いのが素晴らしい。でも、DISSECTIONを1st、2ndしか聴いていない人に、「Maha Kali」と同時に聞かせて、「どっちがDISSECTIONの新曲でしょう?」ってやったら普通にこっちと答える人が多そう(笑)
WATAIN-Sworn to the Dark ★★★ (2007-05-29 22:59:00)
2007年発表の3rdアルバム。
本人達は過去の作品について「核爆弾を作ったはいいが、それを落とす為の戦闘機がない」と流通の乏しさを嘆いていたようですが、このアルバムはこの界隈では大手のレーベルであるSeason of Mistから出ているので、その不満も解消されたのではないでしょうか。実際、私もこの作品で初めて彼らを知りました。
音楽性のほうですが、本人達はそれほど意識しているわけではないようですが、DISSECTIONが良く引き合いに出されているようですね。確かに、ヴォーカルの切れ味の鋭いがなり声、叙情味のあるメロディが絶妙のタイミングで炸裂する展開のドラマティックさなど音像が割と近いことに加え、メンバーの一人がDISSECTIONにライブメンバーとして在籍していた経歴があったり、引き合いに出されるのもよく分かります。
しかしそれ以上にDIS
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AMESOEURS-Ruines Humaines ★★ (2007-05-29 22:34:00)
2006年発表の3曲入りEP。
曲のタイトルはそれぞれ「断たれた幸福」「人間性の荒廃(人間の廃墟、かも)」「感覚の衰弱」でしょうか。仏語苦手なので間違ってても笑わないで下さい(笑)。
内容ですが、なんとも形容のし難い雰囲気を持つブラックメタルですね。音的には寒々しいと言える感じなんですが、そのメロディから個人的に連想した情景が雨上がりの虹と湿ったアスファルトの匂いだったり、雪の夜の暖炉の暖かさだったり「暖かな」哀愁を感じるもので他のブラックではありえない感じです。また、曲中に挿入されているクリーントーンのギターが夢見心地とも言える雰囲気を
感じさせ、その独特の哀感を更に際立たせています。
ヴォーカルも凄いですね、これ。端的に言えばBURZUM、SILENCERの系統と言って間違いはないであろ悲鳴系の高音絶叫ですが、ヴォーカリストの喉が心配に
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DODHEIMSGARD-Supervillain Outcast-The Snuff Dreams Are Made Of ★★★ (2007-05-28 16:17:00)
この曲はかなり好き。
なんとも形容しがたいサンプリングのセンスは、聴いててWHENが頭をよぎります。無理に例えるならばWHENのPsychedelic Wunderbaumをブラックメタルにしたような感じでしょうか。
DODHEIMSGARD-Supervillain Outcast-Vendetta Assassin ★★ (2007-05-28 16:14:30)
よく聴くと、ドラムの音に紛れて銃撃のような音が聴こえるんですが、やはり復讐の暗殺者というタイトルの内容を表しているんでしょうか。と言ってもリズムはマシンガンっぽく、暗殺どころではない様子ですが(笑)
DODHEIMSGARD-Supervillain Outcast ★★ (2007-05-28 16:11:00)
2007年発表の4th。
…このアルバム、質は決して低くないんですが少し辛口になってしまいますね…。
最早前衛方向に音楽性を広げすぎてブラックメタルの様式が崩壊していた前作と比べると、奇妙なセンスのサンプリングや変なヴォーカルアンサンブル曲、捻じくれたリフ等、変態的な要素はしっかり押さえているとはいえ、今回はブラックメタル要素とそれを上手く共存させているといった印象。ただ、前作のとっ散らかり具合に惹かれた者としては、DHGにしては小粒にまとまりすぎている印象も受け、少し物足りなかったり。
普通に前衛的な要素の強いサイバーブラックになった感じです。
それだけなら良いんですが、サイバー化してからのDHGは「Trace of Realty」「Ion Storm」「Sonar Bliss」等に顕著ですが、一曲のアレンジを偏執的なまでに練り込むという特性があ
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TAAKE-Nekro-Hennes Kalde Skamlepper ★★ (2007-05-27 20:34:19)
11分を超える大作曲。
前半はメロディアスなリフで押していく、TAAKEらしいと言える展開で、後半はザラザラしたギターを軸に据えてメロウなベースや幽霊のような女性Voも聴ける曲。正直、11分もあるならTAAKE独特のメロウリフとHoestの絶叫で長時間嬲り続けるような曲が聴きたかったと思わなくもないですが、これも悪くないです。
TAAKE-Nekro-Lamb ★★★ (2007-05-27 20:28:38)
VONのカヴァー。
かなり短かめの曲ですが、後半のメロディアスながらも禍々しさも感じさせるリフといい、最初の呪文から絶叫するようなヴォーカルといい、ドラマティックと言っても過言ではないかっこよさ。
TAAKE-Nekro-Voldtekt ★★★ (2007-05-27 20:26:21)
メロウなTrue Norwegian Black Metalのお手本のような、スタンダードとも言える魅力に溢れた名曲。TNBMのロゴに惹かれた人にはもちろんのこと、そうでないノンケな人にもその魅力を伝えきってしまうような素晴らしいメロディセンス。やっぱりこのEP、3曲入りだけど買う価値大有りですね。
TAAKE-Nekro ★★★ (2007-05-27 20:22:00)
2007年発表の3曲入りEP。
2005~2006年に発表された2曲とVONのカヴァーという内容。
シンプルながらバンドロゴの映えるジャケットが美しく、購買意欲を煽りますね。
アルバムを2部に分け、そのそれぞれに「Side Piss off」「Side Fuck off」というサブタイトルを冠したり、ANTI-HUMAN,ANTI-LIFEのTNBMロゴを裏ジャケに載せたり、何故か最近HoestやCoraxが警察に捕まったり(笑)、反骨精神剥き出しながらもメロウな、質の高いメロディを聴かせてくれるのはやはりTAAKEといった所でしょうか。
メロデス好きもこっちの世界に引き込めそうな、クオリティの高い名作と言えた前作(3rd)に比べると、音質はやや軽めになりギターのザラザラした感触が強くなったため、少しプリミティブに近付いた感があったり、3曲目にミニ
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SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien-Death With Dishonor ★★★ (2007-05-25 16:20:43)
イントロからタイトル曲のサビにも匹敵する、余りにも扇情的なメロディが…サビはもちろんこのメロディで鮮烈に聴かせてくれます。このメロはアルバムのクライマックスで各曲の主題が演奏される箇所でも用いられていますが、そこでも際立っていると思います。本当に天才的なメロディセンス…彼らはどこまで聴き手を悶絶させれば気が済むのか。
SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien-Dies Iræ/The Master Malice ★★★ (2007-05-25 16:16:21)
「Dies Irae」の重厚な雰囲気で第2幕開始。
この曲でも「Dies Irae」と本編の合間にかすかにピアノで聞こえてきたり、ラストにクワイアで大々的にフィーチャーしたりと「Hangman's Hymn」のテーマが効果的に用いられていますが、特に後者はヤバい。電車の中で聴いてて、思わず鳥肌が立ってしまったぐらい。
SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien-The Memories as a Sinner ★★★ (2007-05-25 16:12:31)
ど派手なオーケストレーションが入った時の苛烈極まる音像の魅力は勿論として、オーケストラが入ってないパートでも十分に魅力的なのが凄いですよね。地獄へ真っ逆さまに落ちていくような感覚。あの世を覗いてみたい方は是非。
SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien-Salvation in Flame/Confutatis ★★★ (2007-05-24 23:16:52)
鐘の音やコーラスが入り圧倒的なスケール感で迫ってくる音は、破滅が更に進んでもう逆にうっとりするような感覚を味合わせてくれます。この曲はサビの歌詞でタイトル曲と共通するフレーズが出てきますが、そこのデス声が実にエモーショナルで真に迫ってます。川嶋さんは自分の声を完璧にコントロールしてそう。そしてラスト、バンドサウンドが「Confutatis」のコーラスに飲み込まれていく展開に、恐怖と戦慄、恍惚を覚えます。…圧倒的だ…。
SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien-Overture/Rex Tremendæ/I Saw the World's End ★★★ (2007-05-24 23:11:15)
まずオルガンによるタイトル曲のサビメロにうっとり…
他の箇所では苛烈さやかっこよさといった表情を見せるこのメロディですが、ここでは優美さを特に強く感じます。そして始まる本編も凄く大仰。メタル然としたかっこよさや熱さが際立っていた前曲から一転して、最早どう足掻いても逃れられない破滅が訪れてしまったようなサウンド。好き者には…いや、好き者じゃなくてもこれはたまらないでしょう!
SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien-In Devil's Arms ★★★ (2007-05-24 23:08:41)
タイトルトラックのサビメロがこの曲ではギターリフに用いられている事からも分かるように、ギター重視のフック満載の曲。
…というより、リフはフックがない部分がないと言うくらい充実してて、聴いてて燃えるものがあります。途中の火の粉のようなブラスと、それを浴びて苦しむようなヴォーカルの対比が織り成す視覚的イメージも素晴らしい。
SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien-Me-Devil ★★★ (2007-05-24 23:06:44)
イントロのキャッチーと言ってもいいメロディから魂持ってかれますね。更にそのメロディは普通声でも歌われるため、アルバム中でもかなり取っ付きやすいサウンドになっているかと思います。…聞く回数を増やすごとに、メロディの持つ意味が伝わってくるような気がするんですが、こういうメロディで語れる才能って凄いと思います。
SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien ★★★ (2007-05-23 16:47:00)
2007年発表の7thフルアルバム。
私はSIGHを聴くのはこの作品で初めてなんですが、冗談抜きで感動しました。こういう素晴らしい音に出会ったときの喜び、驚きこそが私にとって音楽を聴く醍醐味。…それを再確認させてくれる、凄い作品でした。今まで聴かなかった自分が憎い…!!
音楽的には、簡潔に言えば解説にもあるように、シンフォニックな要素を取り込んだスラッシュ寄りブラックという感じ…なんですけど、この感動はとてもそんなものでは…。まずシンフォ要素が凄く、咆哮するブラス、舞い踊るストリングス、畏怖を覚える程に荘厳極まりないクワイアなどが、燃えさかる地獄の劫火のような視覚的イメージや、それに骨まで焼き尽くされるような感覚的イメージを喚起します。ど派手なオーケストレーションではANOREXIA NERVOSA辺りを思わせますが、取っ付き易さや曲・アルバムの構成では上と言
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SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien-Hangman's Hymn/In Paradisum/Das Ende ★★★ (2007-05-23 16:44:04)
アルバム本編ラストを飾る、集大成的な曲。
…この曲の「Die all the believer」からのドラマティックという言葉さえも陳腐に思えるほどの劇的メロディと、絶叫のコンビネーションを聴いて、何も感じない人間が果たしているでしょうか。確かにダークではあるけど、人を感動させるのに十分すぎるくらいのエネルギーに満ち満ちてます。ヴォーカルもデス声ながら歌心がある。
そしてアルバムのクライマックスとも言える、今までの曲の主題を繰り返した後に怒涛のサビに突入する展開、この素晴らしさを文章で伝えようと思ったら図書館を100件建てたとしてもまだ足りないでしょう…。私もコメント書いてないで、ここを見ている全ての人に無理矢理聴かせて、「どう、凄いでしょ?」って言いたい気分(笑)。大袈裟かもしれませんが、それくらい感動してしまいました。
SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien-Inked in Blood ★★★ (2007-05-23 16:39:52)
ちょっと心臓に悪い入りに続き、一層の盛りを見せる地獄の炎のようなオーケストレーションと、それを受けて火の粉をブチ撒きながら疾駆するようなリフ捌きが…聴いてて血が滾りますね。ほんとかっこいいです。
SIGH-Hangman's Hymn: Musikalische Exequien-Introitus/Kyrie ★★★ (2007-05-23 16:37:01)
まずCDのプレイボタンを押していきなりの鮮烈過ぎる管楽器の主題にやられます。…こんなに劇的なメロディだと、帯のジャンルのところが某バンドのように「劇メロ」になってしまいそうなくらいの鮮烈さ。メタル好きで、これを聴いて熱くならなかったら嘘でしょう。
みとせのりこ-カタン-cotton--大きな古時計 ★★★ (2007-05-23 09:22:56)
説明不要の超有名曲ですね。
歌う事への喜びを噛み締めているような歌声で、おじいさんの安らかな死に顔や彼の人生の暖かな思い出が浮かんでくるようです。しかし、おじいさんご臨終のシーンでチャーチオルガンが入ってくるアレンジは正直やりすぎなのでは…。最初聴いたとき笑っちゃいましたもん(笑)。
みとせのりこ-カタン-cotton--雪のおどり<チェコ民謡> ★★★ (2007-05-23 09:19:43)
この曲の原曲も大好きで、小学生の頃リコーダーでメロディを延々と吹いてました(笑)。アレンジにKIRCHEの相方の井上さん、ヴァイオリンにKBBの壷井さんと参加メンバーがプログレ筋のせいか、唱歌だった原曲が幻想プログレ風に生まれ変わってますね。幻想的なイメージを強く喚起する間奏から、コーラスやヴァイオリンが入り更にそのイメージを高める後半が聴き所。
みとせのりこ-カタン-cotton--花の季節<ロマーニ民謡> ★★★ (2007-05-22 21:43:21)
中学生の時、この曲のメロディに衝撃を受け、今になっても頭のどこかにこびりついていたこの曲。みとせさんが唱歌アルバムを作ると聞いた時はどんな曲をやるのか期待してましたが、まさかこの曲を、しかもZABADAKの吉良さんのアレンジでやってくれるとは…。
サビの馬車が駆けていくようなアレンジが特に良いですね。でもこういうメロディでスキャットが入ると、初期ZABADAKやKIRCHEとそう変わらないサウンドに聴こえます。…そりゃ私がKIRCHE好きになるのも無理ないわ。
ALI PROJECT-暗黒天国-桃色天国 ★★★ (2007-05-22 21:28:37)
「暗黒天国」のドギツさに面喰ってしまった人でも安心して聴ける、可愛らしいポップチューン。世界観的にはどう考えてもこっちが少女漫画的です。基本的にALI PROJECTのこういう曲って、可愛らしくても媚び売っているわけではなく、私の好みに合っているのが嬉しい。
ALI PROJECT-暗黒天国-暗黒天国 ★★ (2007-05-22 21:25:23)
まずジャケの余りのドギツさに目を反らしたくなりますが(苦笑)、曲の中身の方はもっとドギツい。…っていうかこれ、裏ジャケのイラスト見る限り、タイアップは少女漫画ですよね?ALI PROJECTはアニメを見るいたいけな子供たちを恐がらせるか、暗黒系音楽ファンに調教するつもりに違いない。
…ちなみに、私は発売日が同日だったSIGH(日本のブラック)の新譜と一緒に買って来たんですが…そのブラックメタルを聴いた後にこれを聴いても大して違和感無いのが笑えます(笑)。
KTL ★★ (2007-05-20 20:45:00)
最近borisとコラボレーションしたり来日しライブを行ったり、着実に
知名度を上げているSUNN O)))のStephen O'Malleyと、ノイズ・前衛音楽の
分野で活動し、メタルフィールドではULVERのリミックスなども行っている
PITAことPeter Rehbergからなる音楽グループ。音楽性は勿論ドローンです。
KTL-KTL 2 ★★ (2007-05-20 20:42:00)
2007年発表の、タイトル通りの2ndアルバム。
音的には、面子から想像・期待されうる通りと言っていいと思います。
SUNN O)))は轟音で押していく超へヴィドゥーム以外にも、音響面に気を使った実験的な
作風も披露していますが、その後者の要素を更に強めた音楽性と言えるでしょう。
ただ、ギターノイズをコラージュしたと思しき音こそ使われているものの、メタルからは
SUNN O)))以上に乖離した音で、メタラーにとっては更に敷居が高いかもしれません。
前衛音楽やノイズに興味がある方や、SUNN O)))やSTALAGGHが大丈夫なメタラーであれば
抵抗無く受け入れられるかと思います。1曲目を聴く限りでは音響から想像出来る風景を
楽しむ音楽で、轟音は無いのかと心配しそうになってしまうかもしれませんが、ご安心を。
2曲目、3曲目はかなりの轟音
…続き
KTL-KTL 2-Abattoir ★★★ (2007-05-20 20:28:00)
これはSUNN O)))の作風とも近い曲ですね。
ただ、もっと音響の方向に踏み入った作風で、右チャンネルに僅かに現れ出した歪みのようなものが侵蝕していく様が楽しめます。途中ノイズが一旦収まる展開もはっとさせられます。
KTL-KTL 2-Snow 2 ★★ (2007-05-20 20:25:19)
この曲はどっちかというと静かに移り変わる音響を楽しむタイプの曲でしょうか。みぞれのようなノイズや、凍てつくキーなどから想像される、寒々しい世界観は確かに「雪」を思わせるかもしれません。
KTL-KTL 2-Theme ★★★ (2007-05-20 20:23:26)
27分を超える大作にして、今作の目玉的な曲。
初めこそ空間にリズムが虚ろに響く静かな立ち上がりですが、徐々に酷寒の宇宙に裸で向き合うことを強要するような、地獄的かつ神秘的な音響の世界へと足を踏みいれていきます。演奏時間は流石に長さを感じますが、ミニマルな曲調にも関わらずその時間をたっぷり掛けて戦慄がひたすら加速していく音の世界は圧倒的と言えると思います。なんとなく雰囲気を出そうと思って、部屋を真っ暗にして聴いてたら本気で恐くなってしまった…(笑)
BEHERIT-H418ov21.C-Paradise (part Ⅱ) ★ (2007-05-15 05:45:29)
いきなりテクノビートで始まったので、「これはもしやFISHの再来では…」と身構えてしまいましたが、ノイズやシンセも入り彼ららしい魔的な雰囲気になってきたので一安心。前の二曲がおっそろしくつまら…じゃなくてカルトだったので、なんか新鮮な気分(笑)
BEHERIT-H418ov21.C-Fish ★ (2007-05-15 05:42:38)
出た(笑)!!おそらくBEHERITで最もカルトな曲。
最初にシンセのイントロが付いてますが、それが終わるとほとんど超単調なテクノビートのみの曲に。「ドッドッドッドッ(以下繰り返し&全く盛り上がらず終了)」。個人的にはKREIGの「Destruction Ritual」よりもずっと拷問音楽。この曲の何が魅力なのか、何を意図して作られたのか全く分かりません(笑)。
BEHERIT-H418ov21.C-Emotional Ecstasy ★ (2007-05-15 05:37:39)
麻薬的・幻覚的なイメージを喚起するシンセ音楽。
…確かに音色もメロディもサイケデリックな感じなんですけど、どうももう一歩踏み込みが甘いように感じてしまうんですよね。このアルバム自体、過渡期の作品的な位置付けなのかも。
BEHERIT-H418ov21.C-The Gate of Inanna ★★★ (2007-05-15 05:35:16)
前作の「The Gate of Nanna」の姉妹曲とも言える曲。
同曲に酷似したフレーズを用いながらも、エレクトロニカ的なアレンジで生まれ変わってます。手法が変わっても、独特の魔的な雰囲気は健在。…でも、このアルバムの魅力は半分以上はこの曲の存在に凝縮されてしまっている気がする。
マキシマムザホルモン-ロッキンポ殺し-ROLLING1000tOON ★ (2007-05-15 01:26:34)
う~ん…タイアップの原作は少し立ち読みした程度なんですが、「アカギ」と比べると原作に思い入れが無いのが見え見え(苦笑)。でもタイトルは「延髄突き割る」でも良かったと思う。
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