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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3801-3850
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SVARTSOT-Ravnenes saga-Hedens døtre ★★★ (2008-10-02 21:37:50)
牧歌的なメロディに対して、ヴォーカルはかなり野蛮。
洞窟から響く肉食獣の唸りみたいな声で、2曲目と並んで本作中ベストパフォーマンスだと思います。
SVARTSOT-Ravnenes saga-Drekar ★★ (2008-10-02 21:36:55)
デジパック盤ボーナストラック。
メロデス風のリフの高揚感と、それをやたらめったら煽りまくる笛のアンサンブルが素敵。これがボーナスなのは勿体無さすぎる。
SVARTSOT-Ravnenes saga-Brages bæger ★★★ (2008-10-02 21:35:59)
デモの再録らしいです。入ってないバージョンもあるとか…?
ただでさえデス&ロール的な、ノリの良いシャッフルのリズムなのに「踊れ!」とばかりに笛を絡めてきますからね…自然と体が動き出してしまっても無理はないでしょう(笑)。どの曲もクサメロ満載で良いんですが、ノリの良さがある分この曲がアルバムの中でも一番好きかもしれません。
SVARTSOT-Ravnenes saga-Tvende ravne ★★★ (2008-10-02 21:34:47)
タイトルは「二羽のカラス」の意味で、そのタイトルの通り二羽のカラスが言い争う内容の歌詞らしいですが…それを表現するヴォーカルが素晴らしい。他の曲でも多用してる低音デスはもちろん、それと掛け合う高音絶叫も実にかっこいい。個人的にはこの手のバンドではかなり好きなヴォーカルですね。
SVARTSOT-Ravnenes saga ★★ (2008-10-02 21:33:00)
2007年発表の1st。タイトルは「大鴉物語」の意。
メロデス調の演奏に笛による民族的メロディを絡めていくヴァイキングメタルで、タイプとしてはEQUILIBRIUM辺りに近そう。壮大極まりない世界観を描くEQUILIBRIUMと比べると、メロディはやや素朴(と言っても充分クサい)な印象ですが、笛が無くても良質なメロデスとして楽しめそうなほどバンドサウンド自体がメロディアスで、笛もリフと絡んだりユニゾンしたりして更にクサく聴かせるアレンジが多く、笛の音色自体がクサいので全体的なクサさではEQUILIBRIUMに引けを取らないといってもいいくらいかもしれません。
また、ヴォーカルがブルデスに似合いそうな低音デスなのも特徴ですね。1曲目のテーマが「イギリスの街を襲撃した後、死んだ仲間を弔う宴」だったり、EQUILIBRIUMやKORPIKLAANIと比べて野蛮だった
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SOUND HORIZON-Moira-神話の終焉 - Τελος - ★ (2008-10-02 19:01:54)
コンセプトを締める短いエンディング曲。
…なんですけど、(オルフェウスの登場する)「魔女とラフレンツェ」に酷似したメロが出てくる事から「或る男」はオルフなのか、それともそれはミスディレクションで普通にエレフなのかとか、そもそも死人戦争とは何なのかとか、大事な所をはぐらかされた印象が…。
スコルピオスとオリオンのエピソードの端折りっぷりもあるし、出来たら2枚組みにしてガチガチのコンセプトアルバムにして欲しかったなあ…。もしかしたら、これからの作品で明かされるのかもしれませんが。
SOUND HORIZON-Moira-星女神の巫女 - Αρτεμισια - ★★★ (2008-10-02 18:52:29)
最初聴いた時はバラードが続くパートなので今一つだと思ってたんですが、何回か聴くと物凄い良い曲だと思えるようになりました。星を繋いで星座を考えた、古代の人たちが憑依してるんじゃないかと思うくらい、ロマンに溢れたメロディが素晴らしい。
SOUND HORIZON-Moira-死せる乙女その手には水月 - Παρθενος - ★★ (2008-10-02 18:42:58)
場面的にはミーシャの死とエレフとの再開のシーンで、次曲で顛末が英語のナレーション一行で済まされたスコルピオス・オリオン両氏が不憫になってくるくらい(笑)ドラマティック。…Revoさんって、「人殺しソング界の貴公子」って呼ばれたこともあるらしいですが、それは単に彼の描く物語で良く人が死ぬから…ではなく、その死を悲劇的かつロマンティックに描く才能があるからだと思う。
でも…歌的には死にかけ(他界済み?)ミーシャの方が元気なエレフ君より声量あります(笑)。(X BOX360のRPGの)トラスティベルのクラベス思い出しました(笑)。
SAMAEL-Passage ★★ (2008-09-30 19:28:00)
96年発表の4th。
Xyのソロverとのカップリング二枚組、ミニアルバム「Exodus」を加えたリマスター盤などいくつかのエディションがあるみたいです。私はリマスター盤を購入しましたが…出来れば二枚組みの方が欲しかったですね…ピアノインストverも聴いた方がより深く理解できそうだし。
リマスター盤のコメントにて、Vorph本人が「このアルバムは私にとって真珠のようなものだ。真円で完成されていて、付け加える物もなければ蛇足を感じる事もない」と語っている通り、完成された世界観の宇宙的シンフォニック・ブラックを演っています。ゴシックに近い硬質な音は、初期ARCTURUSともLIMBONIC ARTとも全く異なる宇宙観を描き出してますね。
ただ、「Angel's Decay」のようなキラーチューンはあるし、他のバンドに無い世界観を持っているしでクオリテ
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KRALLICE ★★ (2008-09-29 19:44:00)
ほんと良いバンドですよね。
最近ALCESTやDARKSPACEもそうですけど、ブラック界から「新しいヴィジョン」を
見せてくれるバンドが多く現れて、面白いシーンになってると思います。
…その面白さをリスナーにもっと伝えられるメディアがあれば、より良いんですけどね。
何となく、BURRN!よりEURO ROCK PRESSの方が高く評価してくれそうだと思います。
TRELLDOM-Til minne...-Eg reiste i minnet ★★ (2008-09-29 19:39:07)
フィドルの独奏によるエンディング曲。
叙情味のあるエンディングだと思ったら、やっぱり只では終わらせてくれませんね…ラスト、Gaahlの声を持続音的に用いたヴォイス・ドローンみたいなパートが恐すぎなんですが…
TRELLDOM-Til minne...-Bortkomne svar ★★ (2008-09-29 19:36:09)
ドコッコ、ドコッコ…と独特なリズムに催眠的な感覚のある曲。
…Gaahlの催眠の手に落ちたら、二度と目覚めなくなりそうな気がします(笑)。
KRALLICE-Krallice ★★★ (2008-09-28 21:31:00)
2008年発表のデビューアルバムですが…とんでもないバンドが出てきましたね…。トレモロ好きのトレモロ好きによるトレモロ好きのためのブラックメタル…そう表現したくなるくらい、トレモロリフの叙情性に拘りぬいた作品。これ、作品全体の9割以上がトレモロリフで覆われてるんじゃないでしょうか。
この作品はパートによってはプリミティブな攻撃性や邪悪さが垣間見えたりもするんですが、一般的なメタルのマッチョなイメージからは100万光年離れたような(笑)清浄で儚い雰囲気はALCESTに通じる物があると思います。ALCESTがシューゲイザー的ギターノイズやアンニュイな普通声、アコギの導入など色々な手段を駆使して情景を描いてるのに対し、このバンドはキーボードやリードギターが部分的に入るくらいで、殆どトレモロリフの絡みだけで情景を描いてるのが大きな違いですね。
そのメロディも絶品で、部屋で目を
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TRIST (CZECH)-Zrcadlení melancholie ★★★ (2008-09-28 01:27:00)
2007年発表の4th。2曲入り約37分と大作主義の構成。
アームカットで血だらけの腕ジャケ、メンバーが精神病院のお世話になった事があるらしいという情報、裏ジャケに燦然と輝く「チェコからの自己破壊のエリート」とのキャッチコピーからも期待される通りの鬱ブラック。
まず驚いたのは出音の良さ。「デモ音質」という物があったとして、それを洗練したその先に辿り着きそうな音。コシのあるギター、抜けの良いドラム、耳に痛くない蠢くようなディストーションノイズと、全ての音のピースがあるべき場所に嵌まっているという感じ。それでいて響きはあくまでRAWかつ陰湿。良質なブラックを聴いた時って、バンドサウンドを聴いていることを忘れ、アーティストの表現する世界に没頭してしまう事があると思うんですが、この作品の音って凄く自然で、そういう感覚に陥りやすいんですよね。
当然曲そのものも素晴
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SETHERIAL ★★ (2008-09-27 20:21:00)
なんか謀ったようなタイミングで出ますね…買っちゃいました(笑)
最近SPINEFIRMの一連のリリースとか、GORGOROTHの4thと5thとか、
二枚組みのリリースって流行ってるんでしょうか…。
ともかく二枚を一枚の値段で出してくれるのはありがたいです(笑)。
SETHERIAL-Hell Eternal ★★★ (2008-09-27 20:15:00)
99年発表の3rd。
基本的に超豪速のブラストビートに、ブラック特有のトレモロリフを絡めて展開していくファスト/ブルータル・ブラックで、同郷のDARK FUNERAKに近いタイプの音ですね。メロウさのみならず、寒々しさやサタニックなムードを発するメロディのセンスやヴォーカルの迫力、疾走感なども、DARK FUNERALに肉薄するものがあると思います。
決定的に違うのは音質ですね。
ギターがかなりノイジーでしかも音圧があって、ドラムもトレモロも纏めて地獄の釜で煮込んだようなサウンド。私はこの作品、ブルータルブラックでありながら肉体的な暴虐性はそんなに感じないんですが、代わりに精神的に、禍々しさに冒されていくような雰囲気を強く感じるんですよね。それはこの音質によるものが大きいと思います。
この雰囲気、他のエクストリームメタルにはない、ブラック特有の魅力
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EQUILIBRIUM-Turis Fratyr-Met ★★★ (2008-09-27 05:16:14)
ごく短い曲ですけど、何気に好きです、これ。
み゛み゛み゛み゛み゛み゛が凄いインパクト(笑)。
EQUILIBRIUM-Turis Fratyr ★★ (2008-09-27 05:11:00)
2005年発表の1st。
既にクサメタラー間でも相当高い評価を得てるみたいですが、噂に違わぬ素晴らしさですね…。
とにかく壮大な世界観が凄いです。例えばハーディガーディやフィドルなど民族的な音色の
楽器を入れたりとか、キーボードを洪水の様に入れたりとか等、このバンドよりも壮大な音を
出しているバンドって他にも結構いると思うんですが…このバンドが凄いのは、音像ではなく
「メロディそのもの」に、他のバンドを大きく圧倒するような壮大さが篭められている事。
しかも壮大なだけでなく、最強クラスのクサさや親しみやすさも兼ね備えているのだから
始末に終えません。クサメロを奏でていないパート(少ないけど)が少しつまらなく感じる事も
ありましたが、瞬間最大風速ではこのバンドに勝てるバンドって少ないとすら思います。
ヴォーカルの迫力、プロダクション等基本
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TURISAS-The Varangian Way ★★ (2008-09-27 04:57:00)
2007年発表の2nd。
上の方も仰っている通り、「壮大なシンフォニック・ヴァイキングメタル」という感じの
作風なんですが、ヴァイキングと言っても略奪行為を行ったり呪術に傾倒したりといった
危険さみたいなものは殆ど感じられず、むしろちびっ子が聴いたとしても憧れてしまいそうな
冒険小説/映画等に出てくるようなヴァイキング像が浮かんでくる、エンターテイメント性に
溢れたアルバム。民族掛かった壮大なメロディの豊穣さといい、世界観演出のブレのなさといい
エンターテイメントに欠かすことの出来ない「創造性」に満ち溢れた傑作だと思います。
海賊船長のような威厳のある濁声とクルーのコーラスの掛け合いとかめっちゃ燃えます。
…最近ネットを見てると、ケレン味のある作品に対して、世界観にどっぷりハマって聴き
素直に称賛する事がまるでダサい事であるかのように
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CHTHONIC-賽德克巴萊 (Seediq Bale) ★★ (2008-09-25 18:17:00)
2005年発表の4th。
シンフォ要素を大々的に導入したメジャー志向な音ながら、正統派に過剰におもねりすぎることなく、あくまでメロブラ的なリフを中心に攻め立てるタイプのシンフォニックブラックで、タイプとしてはDIMMU BORGIR辺りが最も近そう。低~中音咆哮と喚きを使い分け、よく語尾部分を高音絶叫するヴォーカルは(COFの)Dani Filthに近いタイプといえそうですが。でもヴォーカルは聞き苦しさはないけど、咆哮も絶叫もDaniと比べるともう一歩な感は否めないかも…。
…エクストリームメタルの魅力として、「音に押し流される快感」というのがあると思うんですが、このバンドは二胡やアジア風女性Vo、オリエンタルなメロディなどが音にしなやかさを与えていて、大河の流れに身を浸すような感覚がありますね。こういうアジア的なメロディって、アジア圏の人には親しみやすく響く
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SPEKTR ★★ (2008-09-25 18:13:00)
フランス産ノイズ/インダストリアル・ブラック。
このバンドもCandlelightに行ったみたいですね。
SPEKTR-Mescalyne-Maze of Torment ★★★ (2008-09-25 18:12:32)
ダークアンビエント寄りの音作りで聴かせる曲。
これも雰囲気たっぷりでいいですね。死に瀕した病人が、夢の中で「向こう側」に向かって歩いていく夢を見ているような…そんな感じの情景が思い浮かびます。
SPEKTR-Mescalyne-Mescalyne ★★ (2008-09-25 18:11:38)
ブチブチいうノイズを掻き分けて走るパートが好きです。
この世あらざる場所に向かって疾走してるみたいな。
SPEKTR-Mescalyne ★★ (2008-09-25 18:09:00)
2007年発表の4曲入りEP。
一口にノイズ要素を取り入れたブラックメタルと言っても、ILDJARNやSORTSINDのようにバンドサウンドそのものが非常にノイジーなタイプ、DARKSPACEやVELVET CACOONのようにある情景を描くための音像を獲得するためにノイズを使うタイプなど様々なバンドがいますが、このSPEKTRは基本ブラックメタルな展開にノイズを絡めていくタイプで、タイプ的には(ENSLAVEDのメンバーが演ってる)TRINACRIA辺りに近い作風だと思います。
曲の展開によってノイズ質のパターンを巧みに変えたり、捕らえどころのないリズム(ジャズ調?)を導入していたり、雰囲気を出すのにかなり気を使った音作りがなされてますね。TRINACRIAのような分かりやすさ、DARKSPACEなら宇宙、VELVET CACOONなら深海の闇に呑まれるよう
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ENDSTILLE-Endstilles Reich-Scars ★★★ (2008-09-24 21:16:14)
「the hate against God / stirred up」からの、スローテンポからロールを経て疾走に雪崩れ込む展開がめっちゃかっこいいです。余りのかっこよさに息が詰まりそうになります(笑)。
ENDSTILLE-Endstilles Reich-Endstilles Reich ★★★ (2008-09-24 21:15:05)
日本のギターがトレモロリフを絡めあいながらメロウさを演出するスタイルはDARK FUNERAL的とも言えそうですが、叙情性はそれ以上かもしれません。メロウさに拘った時のNARGAROTHくらい魅力的なメロディ。こういう曲がもっと欲しかった…。
ENDSTILLE-Endstilles Reich ★★ (2008-09-24 21:13:00)
2007年発表の5th。
アートワークに戦争のモチーフを多用している事などからも分かるように、Legion在籍時(4th~8th)辺りのMARDUKを思わせる、キーボードレスの爆走ウォー/ブルータルブラックを演ってます。ヴォーカルも(3rdまでの)MARDUKのJoakimを思わせるような高音絶叫タイプですが、こっちの方がキレっぷりでは上かもしれません。
MARDUKやDARK FUNERALと比べると、敢えて起伏を抑えた展開を多用していたり、アンキャッチーな平坦気味のリフも多かったり、音も曲もクオリティがかなり高いにも関わらず、語弊を恐れずに言えばプリミティブ勢に通じる陶酔感も感じられるのが特徴になっていると思います。前述のバンドと比べて、ギターやドラムがラウドすぎない、繊細なミックスもその陶酔感を強めてますね。
ただ、前述のバンドにない魅力は
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VED BUENS ENDE-Those Who Caress the Pale ★★★ (2008-09-23 19:47:00)
94年発表のデモにボーナストラックとして「Insect(Part 1)」と、VictonikがVBE以前に演っていたバンドMANESの93年発表の作品「Pro-Gnosis-Diabolis」を加えた編集盤。勿論、MANESはシンフォブラックからエレクトロニカに変化したあのMANESとは別バンドです。
このアルバム、VBEの1stを聴いた人ならアタマの出音にかなり驚くんじゃないでしょうか。いきなりマトモにスラッシーなブラックメタルを展開してます。尤も、それは1曲目の冒頭だけで、すぐにベースとドラムが互いに濃厚に舐り合いながら、リスナーを深い酩酊へと誘っていくかのような、いつものVBEサウンドになりますが。…このバンドでのCarl-Michaelのヴォーカルスタイルは、ARCTURUSにも影響を与えたんじゃないのかなあ…。ARCTURUSの2ndのGarmの歌い方とかVBEを
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MALIGN-Divine Facing + Fireborn-Ashes and Bloodstench ★★ (2008-09-23 09:41:25)
DSOの「Carnal Malefactor」に通じる、聖歌パートを挟んだ展開を持つ曲。
DSOと比べるとメロウさは少なく、より不気味な印象…なのはいいんですが、少しインパクトも薄いかも…どうせなら聖歌をブラックパートにも絡めてくれれば良いのに。
MALIGN-Divine Facing + Fireborn-Divine Facing ★★ (2008-09-23 09:40:34)
WATAINがGORGOROTHをカヴァーしたかのような混じりっ気なしのブラックメタル。
MALIGN-Divine Facing + Fireborn-Sinful Fleshspear ★★★ (2008-09-23 09:39:41)
これはラストの「Amen」のヴォーカルとコーラスの掛け合い、悪いんだけど笑っちゃいますね…。コーラスが余りにも音に溶け込んでなさすぎて、妙に滑稽に聞こえてしまう…。とはいえ曲自体のレベルはめっちゃ高いです。2分台後半の疾走パートとかありえないくらいかっこいい。
MALIGN-Divine Facing + Fireborn ★★ (2008-09-23 09:37:00)
2002年発表のデモ「Divine Facing」と98年のデモ「Fireborn」のカップリング盤。二枚分合わせても6曲入り30分とフルとしては少し短め。
所属レーベルが所属レーベルだけあって(Norma Evangelium Diaboli)、このバンドも宗教がかった厳かさを邪悪さに転化して聴かせるようなブラックメタルをやっていますが、音質がややダーティであったり、グルーヴィだったりスラッシーだったりする展開を織り込んだりしていて、オールドスクールな雰囲気もあるのが特徴ですね。
音の質感、曲調、ヴォーカルなど、メンバーも共通しているWATAINにかなり近い音楽性だと思います。オールドスクールなWATAINという感じ。
向こうよりも地味ですが、何気にDEATHSPELL OMEGAの「Carnal Malefactor」に先んじてブラックメタルパートの
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陰陽座 ★★ (2008-09-22 22:42:00)
前作「魔王戴天」がヘヴィ・メタルである事を追求した路線、「魑魅魍魎」が
バンドコンセプトの'妖怪'に正面から向き合った路線だったので、次の作品の
テーマは「新奇性」とか「革新性」だったらいいなぁ…。
今の陰陽座の曲のクオリティに、新たな可能性の模索に伴うエネルギー(この言葉は
他のレビュアーの方の受け売りですが…)が備わったら凄くなりそうな気がします。
あれだけ安定した作品を作れるなら、もう何を取り入れても陰陽座のカラーに
染めてしまえそうな感じがしますし。
VENEFICIUM-De Occulta Philosophia - A Missae Tenebrae ★★ (2008-09-22 22:30:00)
私も周りの評価が高いので買いました。基本ミーハーなので(笑)
…ミーハーで良かったです。これはシンフォブラックの新たな名盤ではないでしょうか。
路線としては宗教的なキーボードをバンドサウンドを食う勢いで敷き詰めたシンフォニック
ブラックという感じなんですが、聴いていてまず思ったのは、かなり音響に気を使っていて、
しかもそれが功を奏している…ということですね。
ギターの音圧もそれほど高いわけでもないし、ドラムは軽めで一聴してチープな印象を
受けるかもしれませんが、この音がそれらを飲み込んでしまうような大仰なキーボードと
合わさると、何かドス黒いものからオーラが立ち上っている様な雰囲気があるように思います。
時折キーが少し引いた時など、ここぞという所でトレモロリフが切り込んできますが、これが
オーラに包まれた「邪」が垣間見えるかのような感
…続き
陰陽座-魑魅魍魎-にょろにょろ ★ (2008-09-17 22:14:53)
「鎮魂の歌」で亡くなった戦士達が心に描いた、「光射すこの阜を/また幼子は駈けるだろう」という情景が浮かぶような歌詞で、前曲と続けて聴くと感動できる…と言いたい所なんですが、ヴォーカルの第一声でずっこけました(苦笑)。「舞いあがる」とかもそうですが、黒猫さんって作為的な可愛らしさに頼らないでポップに歌いまわすことが、実は苦手なんじゃないのかなあ…。
陰陽座-魑魅魍魎-鎮魂の歌 ★★★ (2008-09-17 22:08:51)
陰陽座のバラードって良いものが多いですが、これはその中でも屈指の名曲と言っていいと思います。歌詞は大切なものを守るために、妖怪(?)に挑んで散っていった人たちへのレクイエムでしょうか。歌詞を読みながら聴いてると涙腺に来ますね…。
…日本人って、作り手のリアルライフと直結したような歌詞を高く評価する傾向があると思うんですが、こういうファンタジー的な創作で人の心を揺り動かす事って、それ以上に才能が必要になってくると思う。陰陽座ってやっぱ凄いバンドですよ…。
陰陽座-魑魅魍魎-青坊主 ★ (2008-09-17 22:02:25)
シングルやバラードなどのタイプの曲では垢抜けた雰囲気を維持しつつ、こういう曲で今の演奏のかっこよさをキープしたまま初期のおどろおどろしさを表現できれば、もっと凄いものが出来そうな気がします。この手の曲までメジャー感を出さなくてもいいと思う。
サビはちょっと惜しい感じ。瞬火さんは声質的(歌唱法の問題?)に、N音で韻を踏むと鼻が詰まってる感じがしてイマイチかも。
TARTAROS ★★ (2008-09-16 18:23:00)
EMPERORのライブメンバー、Charmand Grimlochによる独りブラック。
やはりEMPEROR関連は才人が多い…。
彼、今何してるんでしょうね。
EP聴く限りかなり良いミュージシャンだと思うんですが…。
TARTAROS-The Grand Psychotic Castle-The Grand Psychotic Castle ★★★ (2008-09-16 18:22:36)
イントロから人体に有害な波長の音が含まれてそうなキーに乗せて、キモかっこいい笑い声でインパクトは充分。悪の魔術師か何かになりきってるような感じ(笑)。なりきったまま普通声で歌い上げてますが、この普通声がIhsahnにも通じる朗唱で絶品。その後のデスヴォイスも悪魔的な雰囲気でかなりかっこいい。…こういう歌い方が出来るなら、他の曲でももっとやって欲しかったな。
TARTAROS-The Grand Psychotic Castle ★★★ (2008-09-16 18:20:00)
97年発表の5曲入りミニアルバム。
ボーナストラック2曲を収録した再発盤も出ている模様。
Charmand GrimlochはEMPERORでも(ライブ)キーボードを担当してた事からも分かるように、スタイルはシンフォニック・ブラックなんですが、シンフォ要素の作りこみが半端ではないですね。ゴシック・ホラー風味の耽美で妖しく、恐怖感を煽りつつ、どこかロマンティックな音色を多用したキーボードはそれだけを抜き出してもホラー映画のサントラに使えてしまいそう。
…尤も、実際使おうとしたら、メロディが派出すぎてBGMにならないという理由で却下されてしまいそうですが(笑)。
バンドサウンドもギターの歪みのきつめなRAWで勢いのある音で、ところどころトレモロリフを入れたり上手く援護してますが、やはり主眼はキーボードの方に置かれているという印象。このキーがバンドを飲み
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こくまろみるく-少女娼婦-純愛ノススメ ★★ (2008-09-16 18:12:13)
ジャズ調でお洒落な演奏、キャッチーな歌メロ、こ可愛らしいヴォーカルと他の部分は結構まともなのに、歌詞だけが突出して病んでるのが恐ろしい…主人公にとっては自分の行為を病んだものとして認識できてないんだろうな…みたいな、リアルな恐さが表現されてると思います。
こくまろみるく-少女娼婦-指輪 ★★★ (2008-09-16 18:10:25)
日本の昔のフォークにゴシック的な暗さを加えたようなメロディが特徴の曲ですが…この曲の歌い方が恐すぎる。「灰被り姫」のようにおおっぴらに狂気を発現させる訳でなく、ひたすらに冗長不安定な感じでネタをやってる最中の鳥居みゆきに通じる近寄り難さがある…。恐くて鳥肌が立ってしまった…。
こくまろみるく-少女娼婦-灰被り姫 ★★★ (2008-09-16 18:08:54)
「愚劣なパパを殺してやりたい/意地悪継母殺してやりたい/下衆な連れ子も殺してやりたい」…こんな歌詞をキャッチーな疾走に乗せて、こめかみに青筋立ててそうなマジギレヴォーカルで歌われて悶絶しないわけがありません。
ただ、虐待されてる少女の演技がちょっと…上手いし必要なのは分かるけど、黄色い悲鳴が鬱陶しくてスリッパで頭ひっぱたいてやりたくなります(笑)。…こんな事ばっか書いてると、そのうち「うぜえ聴き手も殺してやりたい」とか歌われたりして(笑)
こくまろみるく-少女娼婦-少女娼婦 ★★★ (2008-09-16 18:07:31)
イントロのメタリックな音に儚いストリングス(キーボード)が絡む部分を聴いただけで、物凄いポテンシャルのある曲を予想してたんですが…期待を裏切らない見事な曲。童歌風のメロディとメタル寄りの演奏という組み合わせが意外にも絶品。
何気に「♪ご祈祷!ご祈祷!~」の男性ヴォーカルが良い味を出してて大好きです。マジでレコーディングでは狐の面を被って大幣振り回して踊り狂いながら歌ってたんじゃないかと思わせる歌い方。「♪ラッセーラ」の囃し声も彼がメインでやって欲しかったです。
こくまろみるく-少女娼婦 ★★ (2008-09-16 18:05:00)
2008年発表の2nd。
唱歌などを高品質な歌謡メタルにカヴァーした「みんなのめたる」などで知られるメタルバンド
「快楽音楽堂」のいわま氏のプロジェクトということで興味を持ったんですが、聴いてみて驚きました。
ジャズやフォーク、プログレなどを取り入れつつも、HR/HM寄りの演奏に和風の歌謡的メロディや語りなどを
乗せた、犬神サーカス団(特に初期~中期)にも通じるアングラ感溢れる演劇的ロックを展開してます。
エンターテイメント性こそ劣るかもしれないものの、徹底して病んだ世界観は、少なくとも
メジャーデビュー後の犬神よりはアングライズムに溢れているように思います。
ストリングス風のキーボードを多用しているのも特徴で、その儚くも耽美的な音色によって、
虐待されて継母や父親を殺す妄想をする少女や、指輪を薬指と一緒に切り離してしまう女など、
サ
…続き
こくまろみるく ★★ (2008-09-16 18:02:00)
一体何が「こくまろみるく」なのか…
このユニット名、顔射グラインドの「CRAEMFACE」とかと同じセンスだと思う(笑)
快楽音楽堂のいわまひろゆき氏と女性Voのうず氏によるユニット。
初期犬神サーカス団にも通じる病みきったアングラ演劇ロック路線。
一見可愛らしい(?)ユニット名は罠だと思ってください(笑)。
このユニットや快楽音楽堂を聴く限り、いわま氏は相当のジャパメタフリークだと思う。
ASCEND-Ample Fire Within-V.o.g. ★★★ (2008-09-16 17:56:24)
バグパイプやリズム→「何か」を呼び出すための儀式、重低音ドローンリフ→その儀式によって現世に喚び出された「何か」のように聴こえてしまいます(笑)。ドローンリフが喚び出されたことによって、儀式の方も更に盛り上がっていく感じ。ヴォーカルもほぼ詠唱に近くて雰囲気出てます。
TRELLDOM-Til minne...-Steg ★★ (2008-09-15 18:03:19)
10分以上に及ぶ長い演奏時間の殆どが2ビート疾走にあてられていて、アルバム中でも最も陶酔感の強い楽曲。こういう雰囲気で、Gaahlの確信に満ちたような口調の語りが入ると、普通に聴き手の思想とかに影響を与えられそうな気さえします…。
TRELLDOM-Til minne...-Vinternatt ★★ (2008-09-15 18:02:10)
ラストの絶叫がいいですね。近寄り難い度満点で(笑)。
レコーディングブースを覗いて生きて帰った者はいない…みたいな(笑)。
TRELLDOM-Til minne...-Til minne... ★★★ (2008-09-15 18:01:19)
このバンド、Gaahlが参加して魅力的なヴォーカルを聴かせてくれるだけでなく、曲自体のレベルもかなり高いと思う。高音の、神経を掻き毟るような音色のリフがシリアスな邪悪さを伝えてくれます。
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