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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3201-3250
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HELHEIM-Kaoskult-Symboler, bakover og fremover ★★★ (2009-08-28 21:56:40)
DISSECTIONの描いた情景を淡く淡く幽玄にしていって、ENSLAVED的なリズムと組み合わせたら全く違う風景が浮き上がって見えた、みたいな曲。この一曲だけでも、一味違うバンドだと分かりますね。
HELHEIM-Kaoskult-Svart seid ★★★ (2009-08-28 21:55:51)
この、OPETHを暗黒エナジーでモザイク状に切り刻みました、みたいな凄みの効いたリフ捌きからして尋常じゃないですよね…その後の展開も暗闇に徐々に吸い込まれていくような救われなさがあるし。ヴォーカルの普通声が断末魔にも聴こえる…。
HELHEIM-Kaoskult ★★ (2009-08-28 21:54:00)
2008年発表の6th。
HELHEIMは90年代初頭から活動し、コンスタントに作品をリリースし続けているベテランらしいですが…確かに、それだけの貫禄ある音を出してますね。
プログレッシブで幽玄なキーボード、ロック的なダイナミックなリズム、ブラック由来の呪術的なリフなどを取り入れた、フォーク方向でなく、プログレ方向に進んだヴァイキングメタルと言える作風は、かなりENSLAVEDと共通する物があると思う。
ENSLAVEDの最新作(Vertabrae)と比べるとまだプログレ色よりもブラック/ヴァイキング色が強く、向こうが幻想の海を行くヴァイキングなら、こっちはドス黒い曇天の下を行く…という感じ。
1曲目の曇天から光が差し込むようなキーボード、4曲目の抉りこむような感触のトレモロリフなど、曲のパーツがジャンル内の類型的なものではなく、しかも狙った風景を
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MORTIFERA-Vastiia Tenebrd Mortifera-Fbrahgments ★★★ (2009-08-24 21:13:41)
イントロ部分の、時間の流れが遅く感じられそうな、ギターの奇妙な歪ませ方が独特で、アルバムの最初からかなりインパクトを与えてくれます。この音色は、アルバム全編でもっと多用して欲しかったなぁ…。
MORTIFERA-Vastiia Tenebrd Mortifera ★★ (2009-08-24 21:10:00)
2004年発表の1st。
フレンチブラックきっての才人、NeigeとNoktuによるバンドと言う事ですが、まず二人のヴォーカルからして凄まじいですね。Neigeのヴォーカルは、今にも声帯が引き千切れそうな絶叫で、ある意味SILENCERやSORTSINDよりも壮絶だと思う。超高音のヴォーカルを「ホイッスルヴォイス」といいますが、ホイッスル通り越して鳶の鳴き声みたいになってるんですけど…(笑)。
Noktuの方は、WLA期のManiac(MAYHEM)を少し低めにしたような、悪魔じみたねちっこさのあるがなりで、こっちもブラックメタルでもトップクラスの魅力のある声。二人のヴォーカルはそれぞれのバンドの作品でも聴けますが、やっぱり揃うと更に強烈な印象を残していきます。
また、ヴォーカル以外にも他のバンドにない、様々な特徴がある音ですね。
デビュー
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MIDDLEISLAND-曝獣 ★★ (2009-08-23 09:17:00)
2009年発表のミニアルバム。
以前からメタラー間でも話題に上ることが多いアーティストでしたが、実際買って聴いてみて、
そのクオリティの高さに驚くと同時に、一発で惹き込まれてしまいました。
「焼け爛れるような鍵盤」「叫び唸るような哀しい弦」が激情とも言える情念を表現する
劇的なアレンジ、RAPHAELにも通じるキャッチーさ、ロマンティシズムを感じさせながらも
もっと歌謡曲寄りの歌メロ、エモーショナルという言葉では片付けられない感情の篭もった
ヴォーカルが、一丸となって一つの世界観を構築するかのような作品。
この殺陣が繰り広げられているような緊迫した雰囲気、前のめりに暗い熱情を吐き出していく
テンションは間違いなくHR/HMに通じるものがありますね。
「後悔曝獣」などは様式もほぼHR/HMと言って差し支えないかも。
しかし、このヴ
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SORHIN-Apokalypsens Angel ★★ (2009-08-20 22:05:00)
2000年発表の2nd。
2009年にNorma Evangelium Diaboliよりリマスター、ボーナス入りで再発。
専門店では、「MARDUKやDARK FUNERALと並び、スウェディッシュ・ブラックの礎を作り上げたバンド」として紹介されていましたが…それらのバンドがブルータリティやスピードに重きを置いているのに対し、こちらはよりメロディやリフを聴かせる事を重視している感じですね。ブラックメタルの邪悪さをしっかり継承しつつ、疾走映えするかっこいいメロディや、嫌味にならないセンスのいい刻みリフの導入などは、スウェーデン勢よりもTAAKEに近い路線だと思います。リフの動きの多さはTAAKE以上かもしれません。
音質は、最初はドラムの金属音が結構目立ってるせいで、アングラ感丸出しな印象を受けたんですが…良く聴くとかなり整ってますね。リフがクリアに聴こ
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MYONMYON-Nuclear Blast (pizuya's Cell × Myonmyon) ★★ (2009-08-20 21:58:00)
2009年発表のコラボアルバム。
デス/ノーマル両刀使いのシンガー、Yamagen氏をヴォーカルに迎えてのメタルコア。
…もう、ぴずやは単独よりMYONMYONとのコラボ作の方が多くなってしまってますね(笑)。
MYONMYONの「Steel of Scarlet」やぴずやの「Symmetry Burzum」を聴いた時も
クオリティの高さに驚いたんですが、まさかここまでの作品を作り上げるとは…。
以前IN FLAMESの名盤「Come Clarity」をレビューした際、「あれだけメタリックな
グルーヴと高揚感、メロディアスさを全て備えたリフを書けるのは凄い」と絶賛したんですが、
このアルバムもそれに肉薄する、リフのかっこよさがあると思います。
音質も流石にFredrik Nordstromプロデュース作品とかと比べると少し作り物っぽさが
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HELL-BORN ★★ (2009-08-18 21:33:00)
ポーランドのデスメタルバンド。BEHEMOTHのメンバーも在籍。
…そのネームヴァリューで最新作買ったんですが、このバンドは「当たり」ですね。
本当にポーランドのデスメタルは質が高い…。
HELL-BORN-Darkness-The Dead Don't Preach ★★ (2009-08-18 21:31:47)
ヴォーカルパートはこの曲がベストかもしれません。
まるで自分が獅子であるという催眠術にかかっているかのような凶悪さ。Nergalより声色こそ少ないものの、威厳では決して負けていないのではないかと思います。…でも、無音部分ははっきり言って不要。大して効果上げてない気がする。
HELL-BORN-Darkness-Hellfire ★★★ (2009-08-18 21:30:58)
「The Black of Me」とは逆に、コーラスパート以外をトレモロリフで覆い尽くした曲。タイトルからして、多分にブラックメタルを意識しているのかもしれません。もちろんこういう曲(デスの重さ+ブラックのトレモロ)は大好きだし、当然星3つの評価です。
HELL-BORN-Darkness-The Black of Me ★★★ (2009-08-18 21:29:56)
この曲もオールドスクールさが感じられる…と思ったら、コーラスパートはトレモロ全開なんですね。しかも高音を強調して、キーボードの様に聴かせることまでやってるし…。オールドスクールな感触のパートもコーラスパートも、どこか活き活きして演奏してる感じがするんですよね。本当にこのジャンルを好きな人が作った曲という感じ。
HELL-BORN-Darkness-Submission ★★★ (2009-08-18 21:29:00)
リフやリズムには躍動感があって、オールドスクールな感触のある曲…なんですが、出音もヴォーカルもドスが効きすぎてるので、やっぱり真っ黒に聴こえますね(笑)。でもこれだけ重い音を躍動感を持って聴かせられる辺り、瞬発力があると言えるのかも。そういう曲調だけに、後半啜り泣きが酸化したようなトレモロに重なる、不気味なパートが出てきたときはかなりビビりました。
HELL-BORN-Darkness-In Satan We Trust ★★★ (2009-08-18 21:28:06)
ブラック的な禍々しいトレモロリフが、デス的なへヴィネスで更に黒光りして聞こえる曲。ここまでかっこよくトレモロリフを聴かされたら、気分が昂ぶらない訳はないでしょう。途中のベースと囁きだけになる展開を執拗に挟むパート、聴いてたらなんか恐くなってきました…。
HELL-BORN-Darkness-Curse Me and I Win ★★★ (2009-08-18 21:27:12)
この曲のコーラスパート、バンドがステージで演奏してるというより、邪教の法皇が演台から何万人の信者を見下ろし、聖杯を掲げて説教をしているような雰囲気がありますね。この平伏したくなる威風は、BEHEMOTH以上かもしれません。「圧倒的なミディアムテンポ」とは、こういうことを言うのではないでしょうか。
HELL-BORN-Darkness-Refuse to Serve ★★★ (2009-08-18 21:26:25)
BEHEMOTHが知名度を上げた事で、彼らに興味を持った方も多いと思われますが(私もその一人です)、そんな人たちを有無を言わせず納得させるであろう1曲目。禍々しいだけでなく、広がりも感じさせるリフが素晴らしい。宗教目的で作られた、壮大な彫刻を目の前にしているかのような圧倒的な感じがある。
HELL-BORN-Darkness ★★★ (2009-08-18 21:25:00)
2008年発表の5th。
BEHEMOTH人脈という事で、やっぱり重量級でドスの効いたデスメタルサウンドを期待してしまいますが…正に、その期待に見事に応えてくれるアルバムですね。
今のBEHEMOTHがファストパートを多用した、圧倒的なエネルギーで磨り潰すような作風だとすると、こっちは重心の低さや基本的な路線は継承しつつも、ミディアムテンポも多く取り入れ、よりリフを聞かせる事に重きを置いたような音楽性。
そのリフも、スラッシュ由来の刻みやデス由来のうねりがありつつ、BEHEMOTHに通じるようなブラック由来の禍々しい宗教性が息づいていて素敵です。
ヴォーカルもNergal似の、怒れる神を思わせる威厳のある咆哮型デスヴォイスで、本家に肉薄する迫力。…BEHEMOTHが最近人気・知名度を日本でも着実に上げているのに対し、こっちは然程話題になっていなかっ
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ARCKANUM-Ppppppppppp ★★★ (2009-08-18 09:32:00)
2009年発表の5th。…本当はタイトルは「P」に似たルーン文字なんですけど…文字化けするのでこの表記で失礼。
ブラックからギターパートのみを抜き出した曲や、SEの中呪詛が木霊する曲など、多少イレギュラーな要素はありながら、基本的には2ビート疾走+トレモロリフパートを軸に、オールドスクールな要素も交え展開する、プリミティブブラックに近い音楽性ですね。曲調はプリブラ的ながら、リフの音色はどす黒さを感じさせつつ、厚みもしっかりあるもので、音質は良好。この歪ませ方の上手さは同郷のCRAFTを思わせます。
基本トレモロに覆われた作風ながら、メロディは薄味で硬派な雰囲気。ところどころでメロディを前に出すパートであっても、寒々しさや悪を祝福するような雰囲気が感じられ、甘い感じがしないのが素晴らしい。ヴォーカルはWATAIN系の中域がなりで、ブラックの邪悪さをストレートに演
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XASTHUR-All Reflections Drained ★★★ (2009-08-17 21:36:00)
2009年発表の7th。
ボーナスディスク付き二枚組の日本盤も出てます。
私はXASTHURは「Nocturnal Poisoning」「Subliminal Genocide」とこの作品しか聴いてないんですけど、ディプレッシブでアンビエンス重視の音ながら、決してノイズやドローンに過剰に歩み寄りすぎず、キーボードやギターリフなどバンドサウンド中心で聴かせる…というスタイルは固持しつつ、着実に変化してきている感じですね。
「Nocturnal Poisoning」はスローで陰鬱なブラックを極めたような作品でしたが、「Subliminal Genocide」では霧のようなノイズに包み込まれるような音像で、アンビエント方向に舵を切った印象を受けました。では今作はというと…。
基本的には「Subliminal Genocide」同様、アンビエンス志
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IMPIETY-Terroreign-The Black Fuck ★★★ (2009-08-16 22:47:36)
ヴォーカルの文字に表せないような叫びが好きです。
演奏も怒気が篭もってるのが伝わる凄まじさ。
IMPIETY-Terroreign-Vientos De Holocausto ★★★ (2009-08-16 22:46:18)
一瞬演奏が止まり、SEの中にヴォーカルの咆哮が木霊する様が恐ろしくかっこいい。演奏力があって暴虐な音を作れるだけじゃなくて、こういう演出が上手いのが良いですね。
IMPIETY-Terroreign ★★ (2009-08-16 22:44:00)
2009年発表の6th。
ブラック/スラッシュメタルバンドではかなり有名な存在という事で、取りあえず最新作を購入してみましたが…確かに、イカレたギターソロや刻みの多いリフ、リズムの組み立て方なんかはスラッシュの影響を強く感じさせますが、それらがタフさやダーティさ、体感速度ではなく、とにかく冒涜的で暴力的であろうとする方向に向かっている辺り、価値観はブラックやブルデスに近いかもしれません。
ヴォーカルも吐き捨て気味な所はスラッシュの影響がありそうですが、エグいまでに歪んだ太いデス声で、むしろWATAIN辺りに近いと思う。
ブラストの最高速度もリフの暴虐さも、ブルデス以上に凄まじく、少しでも触れようものならギタギタにぶち殺されるような壮絶な音で、例えテンポを落とすパートでもリフの壁やエグいヴォーカルで攻撃の手を緩める事はない、特攻あるのみな作風。
BE
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STABAT MATER-Stabat Mater-Stabat Mater ★★★ (2009-08-16 18:34:07)
この悲痛さ、十字架を引きずって歩いてるみたい…Mikkoはメロディのセンスもいいですね。それが「悲痛さ」という、アングライズムに繋がるものだからこそ、メロディ面でも才能を発揮できるのかもしれません。SEを挟んで、普通声も入れてきますが…彼の普通声は珍しいのでは。WORSHIPが「Dooom」で演ってたような、低音の渋い素敵な声で歌っております。
STABAT MATER-Stabat Mater ★★ (2009-08-16 18:28:00)
2009年発表の1st。
ケース横の「s/t」はセルフ・タイトルドの略で、アルバムタイトルが
バンド名と同じである、という意味です…って、知ってると思いますが(笑)。
STABAT MATERはフィンランド・アングラメタル界の最重要人物であるMikko Aspaの
演っているフューネラルドゥームとして有名ですが、如何せん入手可能音源が少なかったので
この1stアルバムの発売を待ち望んでいた人も多かったのではないでしょうか。
V.A.「Crushing the Holy Trinity」に提供した音源では、聖歌のSEを絡めて宗教的な
雰囲気を演出しつつ、重く引き摺るリフとMikkoのディープなデス声で聴き手を沈ませるような
作風でしたが、今回も基本はその路線を踏襲している感じですね。但し、敢えてリフに刻みを
入れて圧迫感を演出したり、ア
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PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create ★★★ (2009-08-15 19:54:00)
2009年発表の3rd。
前2作から質の高いブラックメタルを演ってはいたんですが、今作は高品質なだけでなく、音や作風が、よりメジャー志向になった感じですね。ブラストパートの大幅増加やデス的なうねりのあるリフの導入により攻撃性が増したこと、リフに1349やOLD MAN'S CHILDに通じるフックが備わりメロブラとしての聴き応えがアップしたこと、ドラムやリフが前に出たメタリックで硬質な音作りになった事で、メタルとしての魅力はかなり増したように思います。
しかも、メロディ面だけでなく、音響面でも曲に優美さを与えるチェロや、ゴシック的な妖気を放つ哀愁のメロディ、ブラックメタル特有のサベージな雰囲気など、このバンドの美点といえる部分は全く失われていないのが素晴らしい。前作ではちょっと微妙だと思ったヴォーカルも、今回より地声から離れた逝きっぷりでなかなか。朗唱タイプの
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PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Burn the Cross ★★★ (2009-08-15 19:35:24)
1stや2ndを聴く限り、ここまで攻撃的な音を出すバンドだと思いませんでしたが…ヴォーカルも物殴りながら叫んでそうな勢いだし。豪速ブラストが炸裂する中での、フックのあるギターフレーズが凄くかっこいいです。
PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Ascending ★★★ (2009-08-15 19:32:51)
ノーマル声を上手く取り入れた展開は、最初後期EMPEROR的かなと思ったんですが、敢えて豪速ブラストに乗せる辺りはANAAL NATHRAKHの手法に近いのかも。かなり品のある、良い声出してると思います。
PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Bannlyst ★★★ (2009-08-15 19:29:43)
なんか笑い狂ってるし、その後の演奏も狂ってるし…
前曲の狂いっぷりといい、何か嫌な事でもあったのでは(笑)。
PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Myself Above All ★★★ (2009-08-15 19:27:49)
「大化けした」とは言われてましたが、まさかここまでメジャー志向な音になったとは…最初のトレモロリフの応酬で疾走していくパートを聴いて呆気に取られましたもん。
ブックレットには、「このアルバムは俺達に逆らう奴等や、俺達の芸術を信じない奴等への強烈な一撃となるだろう。FUCK OFF!」と書かれてますが…このパートだけで、それ以上の効果があるのではないかと思います。
KILL DIABO-A ★★ (2009-08-12 22:51:00)
2008年発表の3曲入りシングル。
以前、メタル専門店で貰ったイベントのチラシで存在を知り、アートワークやロゴなどに
凄く繊細なセンスを感じて目を付けてたんですが、ようやく流通がライブ会場のみから
店舗販売もされるようになり、手に入れることが出来ました。
なんと言ってもヴォーカルが素晴らしいですね。
女性的な儚さも中性的な凛とした雰囲気も表現できる、繊細なエモーショナルさを湛えた歌唱。
…結構エモーショナルさを売りにしてるシンガーって、感情を込める余り声の伸びが犠牲に
されてるケースが多い気がするんですが、この人の歌唱はウィスパー気味に歌ったり、
しゃくり上げたりしても声の伸びが失われず、心地良く聴けるのが素晴らしい。
声質的に、なにか天性のものを持ってるのではないでしょうか。
路線は、ヘヴィなバンドサウンドの主眼がスピードやス
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DIE FORM-Rain of Blood ★★ (2009-08-10 22:04:00)
99年発表のEP。
フレンチインダストリアル/ゴシックの老舗ユニットという触れ込み、裸の妊婦が開口具を
噛まされている頽廃的なジャケットからは、もうコテコテに絶望的な音楽、それこそELENDを
更に救いをなくしたような音を想像してたんですが…インダストリアルの破壊性や無機質性、
ゴシックの耽美性や頽廃性も兼ね備えていながら、トランシーな四つ打ちが出てきたり、
打ち込みのハンドクラップのようなリズムを取り入れた曲があったり、意外にもポップ性も
垣間見えるような音。5曲目ではロボットボイスによるラップまで出てきます。
Eliane嬢の声楽的なだけではない、確かな個性のある歌唱もこの頃から素晴らしいし、
イメージの割には取っ付きやすい作風だと思います。個人的にELENDはムード作りに
徹底しすぎててちょっと辛い部分もあるので、こっちの方が好
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DIE FORM-Bach Project ★★ (2009-08-10 22:03:00)
2008年発表のバッハカヴァーアルバム。
誰もが知ってるあの曲のカヴァーもありますよ(「鼻から牛乳」で有名なあれです・笑)。
…クラシックって、長い時を聴き継がれてきただけあって、旋律の美しさや構築美はポップ音楽の
比ではないとは思うんですが、現代の音楽と比べるとリズム面や音色面で弱いと思うんですよね。
そこをフレンチインダストリアルの老舗ユニットがカバーしたのがこの作品です。
時にリズムを導入して聴きやすくし、時にメロディの耽美なムードを更に引き上げ、時に
リスナーを深淵に引き込むような、インダストリアルな音色の導入の上手さは流石老舗ユニット。
でもそれ以上に素晴らしいと思うのが、Eliane嬢の歌唱。クラシックベースの作風に合った
声楽的な歌唱なんですが、機械で震わせたような細かいビブラートが掛かった声質で、
非常に存在感がありま
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DIE FORM ★★ (2009-08-10 22:01:00)
フランス産インダストリアル・ゴシック。
77年から活動している、大ベテラン。
「DIE」は独語の定冠詞で、「くたばれ」ではないので注意(笑)。
APSALUS ★★ (2009-08-09 17:53:00)
LONGINUS、FLUORITEのTaihoo氏、天狗櫻、FLUORITEのYuri氏によるバンド。
まだアルバムはリリースしてないのでどういう方向性で行くのか分かりませんが、
「ツバサヲクダサイ」を聴く限りでは、個人的にはタイトル曲の路線中心だと良いなぁ…。
APSALUS-ツバサヲクダサイ-好きな人はいますか ★ (2009-08-09 17:51:06)
語りのみのトラックですが…歌唱は黒猫さんにない魅力もあると思うけど、正直語りの方はかなり実力に開きがあると思う…頑張って欲しいです。
APSALUS-ツバサヲクダサイ-呪う言葉 ★★ (2009-08-09 17:48:58)
打ち込みと思しき、録音のチープさで一番割を喰ってるのはこの曲だと思う。プログレ入った間奏パートとか惜しすぎです。予算がアップしたら、もっと凄いバンドになるのかもしれませんね。
APSALUS-ツバサヲクダサイ-「生きて」と言わなければ良かった ★★ (2009-08-09 17:43:58)
こっぱずかしくなるコーラスやキーボードを、惜しげもなく織り込んでくるアレンジはこのバンドの特徴でしょうか。歌詞はシリアスですが、昔のポップスに通じる雰囲気があると思う。でも砂浜に佇んでるようなノスタルジーも感じられるし、意外と歌詞と音はマッチしているのかも。
APSALUS-ツバサヲクダサイ-牙振れど ★ (2009-08-09 17:42:43)
昔のハードロックっぽい曲調ですが、清涼感のあるキーボードの音色のせいでなんだか体操のテーマソングみたい(笑)。歌詞は…RPG「ワイルドアームズ」シリーズを思い出すのは、私だけでしょうか(笑)。
APSALUS-ツバサヲクダサイ-ツバサヲクダサイ ★★★ (2009-08-09 17:41:56)
Yuriさんの張りのある、ビブラートのよくかかる声質を最大限に活用した歌謡的なメロスピで、FLUORITEから入った人には問題なく受け入れられるであろう曲。様式美的なキーボード、ライトノベルやRPGなどの国産ファンタジー的な歌詞など、好き者のツボを突いてるところがニクいですね(笑)。
MANES-Solve et Coagula ★★★ (2009-08-08 09:21:00)
1994年に発表された音源をリミックスした「Ned i Stillheten」に、SHININGのKvarforthとXASTHURのMaleficという豪華ゲストを呼んで制作された新曲「Solve et Coagula」を加え、2009年にKyrck Productionsよりリリースされた音源集。
まず1曲目は、新曲の「Solve et Coagula」ですが…鬱系にも通じるスローテンポを中心とした作風ながら、ところどころシンフォ要素を上手く挟んだ展開で、他に似たバンドを挙げづらいオリジナリティある音楽性。上品なはずのシンフォ要素が、恐く聴こえる辺り、感性が根底からブラックなんだろうな~と思います。SEの使い方も、LIFELOVER辺りに通じる不条理な恐さを感じられますし。
2曲目からの94年の音源の方は…まずキーとSEを不気味に組み合わせた、聴いているだ
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IN LINGUA MORTUA-Bellowing Sea - Racked by Tempest ★★ (2009-08-06 22:05:00)
2007年発表の1st。
メロトロン入りシンフォブラックとして好事家の話題を攫った一枚。国内盤未発売ながら、EURO ROCK PRESSで取り上げられるなど知名度は低くない模様。
…メロトロン入りシンフォブラックと言っても、メロトロンをこれでもか、と敷き詰めたような音ではなく、派手なオーケストレーションの中の音色の一部としてメロトロンを上手く配置した作風で、LIMBONIC ARTやSIRIUS、最近ではSOTHISやABIGAIL WILLIAMSに近い音楽性。
上記のバンドが宇宙の神秘とか神話の戦争とか、ひたすらに壮大な世界観を描いているのに対し、こっちはもう少し繊細でアンティークな雰囲気。鬼火のようなイメージを想起させるメロトロンの音を始め、ストリングスのちょっとした震えさせ方、生のフルートやヴァイオリン、サックスの導入など、オーケストレーション
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5150-シンフォニック東方 (龍5150)-CANNIBALISM ★★ (2009-08-04 21:44:51)
この曲もシンフォニックブラックメタル風。
3曲目と比べると、更にヴォーカルがDani Filth化してますね。特に「Cruelty and the Beast」期のDaniと声のひしゃげさせ方が大分似てると思う。でもサビメロはABIGAIL WILLIAMSやSIRIUS並みの派手さで聴かせて欲しかったなぁ。元々派手なメロですし。
5150-シンフォニック東方 (龍5150)-SKY COMET ★★★ (2009-08-04 21:43:54)
なんかこの曲のヴォーカル、可愛い気がするんですけど(笑)。
特にサビ部分の、声がひっくり返るのも恐れないハイトーンがいい感じ。
ラストの盛り上がり具合も素晴らしいですね。二時間半の映画のクライマックスみたいなテンションです。
5150-シンフォニック東方 (龍5150)-HOMICIDE MAID, FROM PAVILION ★★ (2009-08-04 21:41:48)
遂に出た、「ブラックメタル」を自ら標榜するゲーム音楽アレンジ!!
「Midian」期のCRADLEを思わせるピアノの使い方が素敵ですね。ヴォーカルは鬱系とDani Filthを混ぜた感じですが…ASHDAUTAS VRASUBATLATやFENRISULF辺りと比べるとなんか照れが残ってるというか、捨てきれてない感じがあります(笑)。
5150-シンフォニック東方 (龍5150)-FIRE AT THE ALIVE ★★★ (2009-08-04 21:40:53)
これ、歌詞カードのタイトルが変だった(Fire st the Alive)のでHPで確認したら、stじゃなくてatなんですね。キーが隣だから打ち間違えたんでしょう(笑)。早口のハイトーンでクサメロを歌い上げるヴォーカルは、どこかLeo Figaro氏を思い起こさせます。
SONIC HISPEED OMEGA-Toho Tempest Ⅱ-White Rabbits' White Flags ★★ (2009-08-03 20:53:03)
モチーフはSOUND HORIZONの「エルの絵本【笛吹き男とパレード】」ですが…快楽音楽堂といい、SHって何故かメタラーに人気なんですよね…。この曲のメロディも本家に負けず劣らずクサくて素晴らしい!…でも、やっぱり歌が入ったほうがクサく聞こえるかも。
SONIC HISPEED OMEGA-Toho Tempest Ⅱ-Necro Fantasia ~gone Away to the Fairyland ★★ (2009-08-03 20:47:18)
モチーフはX「Silent Jealousy」。
主旋律が結構主張の強いもので、しかも「Silent Jealousy」とはかなり傾向の異なるものなので擬態率はそれほど高く感じないんですが、ドラムのフレーズはYoshikiですね。打ち込みですが音は悪くなく、首を振りまくってドラムを叩く彼の姿が浮かんでくるようです。
SONIC HISPEED OMEGA-Toho Tempest Ⅱ-Is She U.n. Owen? ★★★ (2009-08-03 20:43:54)
モチーフはSLAYERの「Angel of Death」。
確かに、この速さはメロスピの疾走よりスラッシュの爆走に近いのかも。しかし、そこに乗るのはメロスピよりクサいシンセメロ。…DRAGONFORCEの音楽性を「まるで早送りしたよう」と表現されてる方がいましたが、この曲の「早送り感」はDRAGONFORCEでは相手にならない程強い。聴いててめっちゃ気持ち良いです。
J&B-SCARLET NIGHT-GO TO SHANGHAI ★★★ (2009-08-03 20:35:44)
これはB'z松本さんのソロ「Go Further」ですね。
「BLOWIN'」よりも擬態率が更に高くなってます。リードフレーズも拝借してるし、ギターの音色も意識して似せてるんじゃないでしょうか。テンポ落とす所なんて似すぎてて笑えますし、何聴いてるんだか分からなくなります(笑)。松本さんもオリエンタルなメロディを結構好んで使ってるので、上手く波長が合ったのかもしれませんね。
J&B-SCARLET NIGHT-BLOWIN' IN THE BLIZZARD ★ (2009-08-03 20:32:15)
タイトル通り、B'zの「BLOWIN'」がモチーフと思われます。
…でも、あの曲がモチーフならサビ前の神懸ったサンプリングは欲しかったところ。メタリックなギターに主旋律を振ったアレンジで、よりHR/HM的な音になってるのは良いですね。
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