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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2601-2650
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HEARSE-In These Veins-House of Love ★★★ (2010-06-12 22:47:19)
イントロからデスロールっぽいリズムに泣きのギターメロが入って、やっぱりHEARSEだなぁ…と思いますが、この曲は寒々しいトレモロリフを入れたり、サビにクワイアを重ねて荘厳にしてたり、ブラックに通じる邪悪なムードがありますね。EMPERORの「闇の晩餐」を持ってる人は、このクワイアに合わせて「♪Emperium~」と歌いたくなるはず。何気に皇帝リスペクトなんでしょうか…ならめっちゃ嬉しいですけど(笑)。
HEARSE-In These Veins ★★★ (2010-06-12 03:28:00)
2006年発表の4th。
私はARCH ENEMYからメタルに入り、HEARSEの1stも聴いていたんですが、そのままブラックに流れてしまったので、実は彼らの音源を聴くのは1st以来だったりします。
1stの音楽性から大きな変化はなく、ロックンロール的な野蛮さ・獰猛さのあるリズムに泣きのギターメロが絡む、甘くなりすぎないメロデス。「ロック」という言葉には本来「揺する」という意味がありますが、このバンドのミディアムパートは聴いてると体を自然と揺らしてしまうようなグルーヴがありますよね。
ファストパートの、ハードコア由来の炸裂感から来るかっこよさも言わずもがな。
1stから敢えて変わった事を挙げるならば、ギターのコズミックな、キラキラしたメロディが少なくなった代わりに、時折ブルデスにありそうな禍々しいうねりを持ったリフが出て来る事でしょうか。
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LACRIMAS PROFUNDERE-Filthy Notes for Frozen Hearts ★★ (2010-06-11 19:22:00)
2006年発表の7th。
このバンド、以前はデス色が強かったらしいですが、今作は後期SENTENSEDや、HIMに近い
聴きやすくロック色の強いゴシックメタルを演ってます。個人的にSENTENCEDやHIMは、
「なんでゴシックなのに普通に歌うんだ…ゴス特有のナルな美意識はどこ行った!!」と
ヴォーカル面でかなり不満があったんですが…このバンドは低音でナルシスティックに
歌い上げており、その不満を見事に解消してくれてます。V系にも近いテイストですが、
V系でここまで低音で歌い上げられる人はなかなかいません。
ああ、Versaillesもこれくらい歌が上手ければなぁ…。
ただ、ヴォーカルは大きなアドバンテージがあると思うんですが、肝心の曲の方は
SENTENCEDの方がいいなぁ…と思わなくもなかったり。この手の聴きやすいゴシックに
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OTARGOS-Fuck God-Disease Process ★★ (2010-06-10 06:25:00)
2009年発表の3rd。
GRORIOR BELLIやMERRIMACKの近作同様、DEATHSPELL OMEGAの「Si Monumentum~」アルバムが、フランスのブラックメタルシーンにおいて如何に強い影響を及ぼしたのかが垣間見える一枚。オーソドックスな、「ブラックにおける正統派」とでも言うべき作風ですが、宗教色濃厚な雰囲気作りは確実にDSOのあの作品の影響下にあると思う。
特に、歪んだアルペジオが奏でる、叙情性よりも不穏さが極めて強いメロディは、DSOの「Si~」を聴いた事がある方なら、確実にあのアルバムを思い浮かべると思う。ただし、DEATHSPELL OMEGAの「Si~」がプリミティブブラックを、ある意味崇高にも聞こえる宗教性やドラマティックな展開でブラッシュアップしたような作風だったのに対し、このバンドの音楽性はキレのいい刻みリフや、メロウな
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CRADLE OF FILTH-Thornography ★★ (2010-06-09 21:30:00)
06年発表の7th。タイトルは造語で「荊の系譜」の意。
評判の悪さから、今の今までスルーしてしまっていましたが…悪くないですよ、これ。いや、ブラックとしては寧ろ駄目なんですけど…メロデスと思って聴くと素晴らしい作品。
いつものCRADLEの作品と大きく異なるのは、大仰なシンフォニックさではなく、Daniのヴォーカルでもなく、ましてやブラックの狂性・ブルータリティでもなく、正統派的なギターリフであること。もう殆どメロデスなんですけど、世界観の演出だったり、曲展開のドラマ性だったり、至る所に彼らならではのセンスが発揮されていて、やはり一般的なメロデスとは一線を画してます。特にそれが顕著なのが上の方も褒めているメロディで、特に「Lovesick for Mina」は和風ホラーに通じる湿り気すらあると思う。
彼らが過去にIRON MAIDENやVENOMをカヴァ
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CRADLE OF FILTH-Thornography-Lovesick for Mina ★★★ (2010-06-09 21:09:28)
この曲のメロディ、どうも和風に聴こえて、聴いていて顔がにやけてしまうんですが(笑)。途中のノリのいいパートは彼らの世界観には似合わない気もしますが、たまにはこんなCRADLEもいいです。Written in the dead of the night, dead of the night!!大事な事なので二回言いました。
CRADLE OF FILTH-Thornography-Under Huntress Moon ★★★ (2010-06-09 21:05:28)
CRADLEってほんとに、毎回最後に総括とも言える凄い曲を入れてきますよね…他の曲は、「やっぱりCRADLEはいいなぁ」くらいでしたが、この曲は「やっぱCRADLEは凄ぇ!!!!」と、一聴した時点で圧倒されました。正統派っぽさもあれど、エクストリームメタルならではの迫力にも満ちていて素晴らしいです。
INFERI ★★ (2010-06-09 18:53:00)
フィンランド産ディプレッシブ・ブラック。
Mikko AspaのレーベルNorthern Heritageに所属してます。
INFERI-Shores of Sorrow ★★ (2010-06-09 18:52:00)
2006年発表の1st。
これは鬱ブラックの中でも、割と上級者向けなんじゃないかと思います。よく比較対象としてBURZUMの3rdや7thが挙げられますが、BURZUMと比較しても静的で、風景画めいた作風だと思う。
「burned」のリフ/リズムや「what once shined」の後半の疾走、一部で聴ける叙情的なリードギターなど、動的なパートもあれど、基本的にはスローテンポのリズムにアルペジオや平坦なブラックリフが描く海のような情景に、漣のようにトレモロリフが被さる、動きの少ない作品。
聴いていると、海岸で沈む夕日をいつまでも眺めながら、「ああ、私の人生もあの陽のように沈んでいくんだな…」と思っているような、侘しい気持ちになってきます。
感情表現が行き過ぎてて、逆に滑稽に聴こえてしまう事も多いこのジャンルですが、ヴォーカルはBURZUMのCou
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NEGURA BUNGET-OM ★★★ (2010-06-08 21:33:00)
2006年発表の4th。
この人たち、相変わらず鬼すげぇ…。
一言で言えば、民族的なメロディのトレモロリフや、民族楽器を使用したパーカッシブなリズムを取り入れたペイガン/フォークメタルに、厚みがあり、神秘性を感じさせるキーの導入や、ギターノイズの音質や、楽器の聞こえる位置など音像の操作、SEの挿入などのアンビエント・ブラックの要素を合わせた音楽性、と言えると思いますが…普通のバンドはメタル要素が希薄になったり、アンビエント要素が効果音的な使い方に過ぎなかったりする事が多いんですが、彼らの音楽性では両者が不可分一体であるのが凄い。
しかも、叙情的で、凍てつくようなトレモロリフの響きや、それだけに特化すれば十二分に特徴となりうる豪速ブラスト、パーカッションに奥行きのあるキーが合わさった時に生ずる魔的な雰囲気などを聴くと、どちらかだけでも質の高いものを作れる気
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RAM-ZET-Neutralized ★★★ (2010-06-08 19:02:00)
2009年発表の4th。
変態系女性Vo入りゴシックとして、物凄く評価が高いバンドと聴いて購入。
…うん、確かにこれはぶっ飛んでますね(笑)。
カラオケの採点で、音程をミスった所に「?」マークが付くものがありますが、一つの展開が過ぎるごとに「何だ今のは!?」と聴き手の頭に引っ掛かりを残していく変態的な曲調は、それを思わせるところがあると思う(笑)。
ただ、一流のバンドとして当然の事かもしれませんが…本当にカオスな音では無くて、計算してカオスを演出しているような、確かな音楽性の高さがあるんですよね。例えば、うねるギターリフや声楽的な美声をはじめ、様々な表情を見せる女性Vo、パーカッシブで時にキャッチーにさえ聞こえるスクリームなど、各パーツはメタルとしての真っ当なかっこよさがあると思うし、ギターやキーボード、ヴァイオリンによるメロディには、EMPERO
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WISTARIA ★★ (2010-06-06 07:40:00)
日本の新進気鋭のヘヴィロック/メタルバンド。
「Sound in the Ocean that is Bluer than Indigo(藍より青い海の中の音)」を
コンセプトに掲げ活動しています。尚、バンド名は「WISTERIA」ではないので注意。
それで検索してもヒットしません(笑)。
WISTARIA-DEEP ★★ (2010-06-06 07:36:00)
2010年発表の1stシングル(インスト2曲を含む5曲入り)。
今の所、流通はDISK UNION限定のようです。
メンバー全員が89年生まれという、若いバンドですが…音の方も若いというか、凄く今風ですね。
7弦ツインギター&5弦ベースの編成が繰り出すゴリゴリとしたヘヴィな音に、ダウナー気味な
感情的なヴォーカルによる、少し歌謡的なメロを乗せたスタイルで、V系ロック、
モダンへヴィネス、ヘヴィメタルの三者を繋ぐような音楽性と言えそう(良いとこ取りとも言う)。
グロウルをさらっと盛り込む辺り、感性が今風だな…って思います。
個人的に気に入ったのは、歌謡テイストが嫌味にならない程度に、自然に盛り込まれている点。
タイトル曲なんかはかなり印象的な歌メロがあるんですが、メロ自体にどこか突き放したような
雰囲気もあって、それがヘヴィなバンドサウ
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THUNDRA-Worshipped by Chaos-Symphony of Anguish ★★★ (2010-06-05 23:25:45)
DISSECTIONにキーボードを被せたような、メロディックな疾走から入る展開でもう惹き付けられますが、その後も爆走に華やかなオブリを交えたリフとノーマル声を乗せたり、キーによる印象的なメロディが出てきたり、ツインリードの叙情的なハモりがあったりで攻撃の手が休まりません。メロブラの良い所を、全部乗せしたかのような豪華さ。
THUNDRA-Worshipped by Chaos-The Existing Darkness ★★★ (2010-06-05 23:24:53)
アルバムでもGarm風普通声のフィーチャー度高い一曲。
エピックな展開とも相まって、聴いてるだけできゅーっと来ます(笑)。ホントいい声だなぁ…。
THUNDRA-Worshipped by Chaos-On Thorns ★★★ (2010-06-05 23:23:57)
この曲はギターの音作りが、他の曲よりジャリジャリした感触が強めな感じがします。この曲が頭にあったからこそ、TAAKE辺りを引き合いに出して語りたくなるんですよね。実際は割と聴きやすく、質の高い音なんですが、この曲があることで実際よりも邪悪なイメージを与える事に成功してると思う。
THUNDRA-Worshipped by Chaos-Worshipped by Chaos ★★★ (2010-06-05 23:23:07)
アルバムのラストを飾るのは、一流のデスラッシュと比較しても何ら劣らない、キレのあるリフ捌きを聴かせてくれるこの曲。ギターソロによる叙情的なメロディも、まるで勝利の凱歌のような味わいがありますね。…単に音楽を聴いていただけだというのに、なにかやり切った感みたいなものがあるんですが(笑)。かなり満足感の高いアルバムでした。
THUNDRA-Worshipped by Chaos ★★★ (2010-06-05 23:16:00)
2006年発表の2nd。
中古屋にて500円くらいで投げ売られていたのを、ENSLAVEDやTHRONE OF KATHERSISのメンバーが関わっていると知りサルベージしてみたんですが…クックック、たまに自分のヒキの強さが怖くなるぜ(笑)。めっちゃクオリティの高い、ヴァイキング寄りのKEY入りメロブラなんですが。
色々なバンドの良い所を取り入れたかのように、各要素が極めてレベルが高いのが特徴ですね。例えば、リフにしても時にTAAKEを思わせる、凍てついたブラック的な物を弾いていたり、時にGOD DETHRONEDクラスのキレのある、デスラッシュ寄りの物を弾いていたりするし、ヴォーカルにしても典型的なヴァイキングの朗唱ではなく、初期BORKNAGARや中期ARCTURUSのGarm風の、気難しげでミステリアスな歌いまわしが魅力的だし、デス声もIhsahn風絶叫
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GORGOROTH-Black Mass Krakow 2004 (dvd) ★★★ (2010-06-05 09:52:00)
2008年発表のライブDVD。
ボーナスでブートレッグ2曲とバイオ・フォトギャラリーなども収録。
GORGOROTHが、バンドのイメージそのままの、硬派なライブパフォーマンスを見せるバンドである事が良く分かるDVDだと思います。ステージ自体は、逆五芒星の垂幕や十字架に貼り付けられた裸の女性、串刺しにされた獣の頭、パイロによる演出などでショーアップされているものの、フレンドリーなMCや派手なアクションなどのエンターテイメント的要素を入れたりや、狂気に任せた暴走をしたりなどはせず、ひたすらにバンド自体が曲を通じて醸し出す風格、存在感を見せ付けていくライブ。
元々GORGOROTHの曲自体、ブラックの本道から外れることのない、リフ押しのある意味ストイックなブラックメタルですし、その曲でライブをやったらこうなるだろうな…という感じがします。エンタメ的要素は薄いで
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LORD BELIAL-Revelation - the 7th Seal ★★ (2010-06-05 00:26:00)
2007年発表の7th。
何気にプロデュースにAndy LaRoqueが関わっているんですね。
LORD BELIALの作品を聴くのはこれが初めてなんですが、開始10秒で唖然となりました(笑)。1曲目のインスト、思いっきりDISSECTIONなんですけど…それも、本気で「間違えてDISSECTIONのライブ盤か何かを買ってしまったのでは」と訝りたくなるほどソックリ。
叙情的なトレモロリフを軸に疾走していく、メロブラの王道とも言える展開、ブラックとしてはギターソロのハーモニーにかなり拘った作風など、イントロ部分だけでなく本編もかなりDISSECTIONの影響を感じられますね。
ただ、DISSECTIONが刻みを多く取り入れ、メロデスとの境界が曖昧だったのに対し、こっちはよりトレモロ多めで、更にメロブラ然とした音。曲が割とコンパクトに纏まってい
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UNHOLY RITUAL ★★ (2010-06-04 21:57:00)
ギリシャ産シンフォニック・ブラックメタルバンド。
去年1stを発表した新進気鋭のバンドながら、各レビューサイトでも
高い評価を得るなど、既にかなり注目を浴びている模様。
UNHOLY RITUAL-REX MUNDI-KILLER INSTINCT ★★★ (2010-06-04 21:56:43)
シンフォニック・ブラックを聴いている人でも、「おおっ」となること必至な1曲目。寧ろ、普段からこのジャンルを聴いている人ほど感心するかも。メロディが華美な音像や雰囲気作りに呑まれることなく、それ単品で勝負出来る美しさがあるところが素晴らしい。
UNHOLY RITUAL-REX MUNDI-CHILDISH FEARS ★★★ (2010-06-04 21:55:48)
分かりやすく恐怖感を煽ってくるような、キーボードの音色やメロディがタイトルの雰囲気の通りという感じですね。子供の頃、眠っている間に誰かに刺されるんじゃないかとか、起きたら全く別の世界に連れてかれてるんじゃないかとか、無意味に妄想して恐怖してた、あの感じが甦ってきそうです(笑)。
UNHOLY RITUAL-REX MUNDI-UNHOLY RITUAL ★★★ (2010-06-04 21:54:41)
バンド名をタイトルに冠した気合の入り具合は伊達じゃなかった…。
鬼女~期のCOFの曲展開を、少しシンプルにした感じの曲調ですが、メロディの華麗さやテンションの高さでは全く劣りません。COF最大のウリであるヴォーカルにも対抗出来そうなほど、凄絶なパフォーマンスを聴かせるVoも素晴らしいです。前曲はヒキとしては少し長すぎですが、これだけの曲が控えているなら仕方ないかも。
UNHOLY RITUAL-REX MUNDI ★★★ (2010-06-04 21:53:00)
2009年発表の1st。タイトルは「世界の王」の意。
シンフォブラック期待の新人として注目を浴びてるバンドですが…
これはかなりの好盤ですね。
確かに、キーボードは生オーケストラ使ってるバンドと比べると少し安めの音だし、ドラムの音が少し浮いててゴチャゴチャして聴こえたり、メジャーバンドと比べると音作りの面で一歩譲る感は否めませんが…それをすべて帳消しにするくらい、メロディの主張が強い作品だと思います。COFの「鬼女~」やEMPERORの「Anthems~」は、メタルの音に慣れていない人が聴くと、メロディアスに感じられないこともあると思うんですが、この作品は誰が聴いてもメロディアスな作品に感じると思う。
また、キーボードがオーケストラルな音色だけでなく、シンセ然とした音色も取り入れて一本調子な音像になる事を防いでいたり、アンサンブルがキーボードに依存
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STYGIAN RIVERSIDE-ENVY YOU ALL MEN! / 汝、人を妬みたまえ ★★ (2010-06-01 22:01:00)
2010年発表の東方HR/HMインストアレンジ。
EMPERORの超名曲をパロったタイトルから、何の予備知識もなくレジに持っていった一枚。
…さて、中身の方ですが…確かに、クワイア風のキーボードの音色は初期EMPERORを
思わせなくないし、シンフォなキーボードがバンドサウンドを包み込む音像はアングラな
シンフォブラックにありがち(個人的には、EMPERORのライブキーボーディスト、
Charmand GrimlochのバンドTARTAROSを思い出した箇所もあった)だし、思いっきり
打ち込みとはいえブラストも使われていますが…う~ん、これは…。
タイトルはEMPERORパロだし、ブラック風のアレンジもある事はあるんですが…
全体的にリフがのっぺりしていて、後期EMPERORのようなドラマ性がある訳でもなく、
綺麗に纏まりすぎていて初
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BLOOD OF KINGU-Sun in the House of the Scorpion-Gate of Nanna ★★ (2010-06-01 18:00:43)
BEHERITカヴァー。
アルバムの曲準拠の、ド迫力過ぎる音作りは、得体の知れない恐怖感を具体化しすぎていて、ちょっと原曲の雰囲気を壊している部分もあるように思いますが…まぁ原曲が名曲ですし。でもコーラス部分が迫力ありすぎて違和感あるのも確かかも(笑)。
BLOOD OF KINGU-Sun in the House of the Scorpion-Guardians of Gateways to Outer Void ★★★ (2010-06-01 17:59:40)
グオォォォォオオオオオ!!!!
グオォォォォオオオオオ!!!!
グオォォォォオオオオオ!!!!
グオォォォォオオオオオ!!!!
…前半の絶叫部分は、もうKRIEGの「Patrick Bateman」を引き合いに出して語らざるを得ない程のド迫力がありますね。曲展開などはしっかりしてますが…BEHERITをカヴァーしてるくらいだし、ブラックの「迫力で殺す」魅力を、分かっているバンドなのではないかと思います。
BLOOD OF KINGU-Sun in the House of the Scorpion ★★★ (2010-06-01 17:58:00)
2010年発表の、なんとCandlelightに移籍しての2nd。1stは未聴なんですが、これ聴いて、「Candlelightは伊達じゃなかった」と思いました…。
特にリズム面で民族テイストを取り入れたファストブラックなんですが、音の分厚さ、迫力が一流のブルデス並に凄い。リフがデス的なうねりより、ブラック的なトレモロでのペイガン風メロを重視したものだったり、音質が分厚さはありつつも分離されすぎない、クリア過ぎないものであることから、ブルータルブラックの迫力のある、プリミティブ/ペイガンブラックと言い換えても良さそう。
タブラなどの民族楽器やSEなどを用いた、瞑想的なパートを所々に入れてくるんですが、これが雰囲気作りにおいて非常に奏功しているという印象。魔神が異界から喚び出され、一通り破壊を尽くした後帰っていく…みたいな演出に感じられる。また、民族的なパーカッシ
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LIGHT BRINGER-Midnight Circus ★★★ (2010-05-29 17:58:00)
2010年発表のフルレンスアルバム。
「Heartful Message」はフルには数えないらしいので、これが2ndになるみたいです。
前評判的には、「ポップ性の強かった前作よりも、よりテクニカルで激しい作品になる」と聴いていたので、「Heartful~」の路線に帰るのかと思ってましたが…「Heartful~」がハードロック色の強いアルバムだったのに対し、この作品は「Tales~」のメロディの豊穣さはそのままに、メタル色を更に強めている感じ。演奏のテクニカルさがより前に出ているのも関わらず、メロのクサさが減ってないので、純粋に華やかさが増してると思う。
前作は、その溌剌とした歌唱からか、一部では「アニソンっぽい」「子供っぽい」などの意見も散見されましたが…今回は太い声質による、割れ気味な歌唱も取り入れ、そうした評価を覆すほどの迫力が備わってますね。特に「
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OBITUARY-Darkest Day ★★ (2010-05-27 21:56:00)
2009年発表の8th。
彼らは「遅いデスメタル」として有名らしく、デスでブルータリティ偏重でないなら、
絶対リフが良いから評価高いんだろうなぁ…と期待して、取り敢えず目下の所新作を購入。
…評判通り、早歩きくらいの疾走パートは交えつつも、基本ミディアムで攻める作風ですが、
期待通りリフが…というか、リフとリズムの絡み具合が素晴らしいです。
時にドラムに絡みつくように、時に隙間を埋めるように粘着質な刻みリフが展開し、
リズムと一体となってグルーヴを生み出すアンサンブルは、スラッシュからの影響も強そう。
このアンサンブルだけで既に地獄の墓場みたいな雰囲気が漂ってますが、時折リフが
瘴気が現世まで漂ってくるような、広がりのあるものを弾いているのもツボなんですよね。
ただ、リフとリズムの絡みの瘴気っぷりに対し、ギターソロが少し綺麗に過ぎるき
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KEEP OF KALESSIN-Reptilian ★★★ (2010-05-26 19:28:00)
2010年発表の5th。
国内に入荷される前に、海外のレビューを見てみると、どうも芳しくない評価もあったので「まさかKOKが問題作を!?」と身構えましたが…順当に最近の作風の流れを汲んだ新作ですね。
前作までと比較して、リフが更にデスラッシュ寄りになったこと、シネマティックなキーボードや、ノーマルヴォイスでの歌い上げがごく自然に取り入れられている事などから、より脱アングラ・メジャー志向の図式が明確になった作品だと思います。
バンドロゴも、映画のタイトルに使われるようなフォントになってますし(笑)。
ただ、やはり作風がメジャーになっても、Obsidian C氏のギターワークと、Vyl氏の鬼神ドラムによる、エクストリーム・メタル界の至宝とも言うべきアンサンブルには些かの翳りもないですね。マジに達人同士の斬り合いって感じです。ここまで聴きやすさと、アンサ
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TUBE ★★ (2010-05-21 19:25:00)
個人的に、未だに前田さんより「声質」が良いと思う人っていないんですよね…。
声質に張りがあって、声量もあるから聴いてて気持ちのいい迫力がある。
織田哲郎さんの渋い声や、(ラルクの)hydeさんの大仰な歌い方も好きですけど…
声質で言ったらやっぱり前田さんの右に出る者はいない、って感じです。
徳永英明さんやデーモン小暮さんが歌謡曲/ポップスのカヴァーアルバムを
発売し、好評を得てますが…そういう企画を前田さんにも演って欲しいなぁ…。
>ロブスター立田さん
まあ、そう言わずに「ウルトラヴァイオレットNo.1」を聴いてみてください。
きっと、驚くと思いますよ(笑)。
個人的には、「スタンダードな恋物語」や「My Sweet Milky Baby」などの
ほんのり哀愁系や、「Make Your Motion」「Born in Ja
…続き
BOGDAN RACZYNSKI ★★ (2010-05-21 19:02:00)
親日家としても有名なミュージシャン。
1stアルバムのタイトルに「Boku mo Wakaran」と付けるほどで、
ライブでは流暢に日本語を話すとか。
メタラーの間では、ULVERの曲をトンデモ・リミックスしたことで知られてますね。
BOGDAN RACZYNSKI-Alright! ★★ (2010-05-21 19:00:00)
何枚目かは分かりませんが、07年発表のフルアルバム。
以下エレクトロニカをほとんど知らない、単なるULVER好きの感想です(笑)。
裏ジャケのゴキゲンなコメント通りの、めっちゃハイテンションでダンサブルな
エレクトロニカ作品で、ULVERのRemixでそのぶっ飛んだポップ(?)感に惹かれた人でも、
一発で気に入りそうな感じ。もし私が恋愛系のシミュレーションゲーム(ギャルゲー)を
制作するんだったら、デートのプランを入力する画面ではこんな感じのリズムの曲を
使いたいですね(笑)。聴いてると妙にワクワクと浮き足立った気分になるというか、
良い事がある気がしてくると言うか。
もちろん、リズムだけでなく、その上に乗るサンプリングやキーボードなどもかなり賑々しい
雰囲気がありますね。比較対象として、アイドル系のポップスを持ち出したくなる程に、
…続き
ELYSION-Silent Scream-Never Forever ★★★ (2010-05-16 22:56:56)
MySpaceで試聴して購入決定しました。Disk Unionで買ったら、この曲のデモバージョンが入ったCD-Rが貰えたし、本作のタイトル曲的な位置付けの曲なのかも。サビもキャッチーですし。個人的には、サビの「Crimes」の言い方が好き。一つの単語の中でも音程を変化させて、間延びさせない所が好み。
ELYSION-Silent Scream-Dreamer ★★★ (2010-05-16 22:55:34)
間奏パートでのペースラインといい、その後のワウギターのフレーズといい、どこか昔のM.Mansonへのオマージュ的な要素も感じられる1曲目。クールに見せかけておいて、ラストで弾きまくるギターもエモーショナルでかっこいいです。
ELYSION-Silent Scream ★★ (2010-05-16 22:54:00)
2010年発表の1st。
サンホラファンとしては、まあバンド名の時点で取り敢えずチェックしますよね(笑)。
音楽的には、エレクトロ要素も含む、ダークで耽美的な雰囲気な中にもポップ性のあるゴシックメタル(ゴシックロック)で、EVANESCENCEやMORTAL LOVEなどの聴きやすい、モダンでキャッチーなゴシック勢が好きな方に受けそうな路線ですが…エンジニアやデザインに一流どころが参加しているせいか、音的にもヴィジュアルイメージ的にも1stとは思えないほど洗練されてますね。「俺達10年この路線で演ってますが」とか言われたら信じます(笑)。
時流やプロモーションが軌道に乗れば、普通に洋楽ファンの間でブレイクしそうな普遍性、質の高さがあるのは勿論ですが、曲が中庸的ではなく、ちゃんと印象に残るインパクトがあるのが良いですね。歌メロも歌謡的というほどではないにし
…続き
5150-四季楽典 ★★ (2010-05-16 10:32:00)
「シンフォニック東方」シリーズで同人メタル界に衝撃を与えた、5150氏の送る
オリジナルアルバム第一弾。2010年発表。
作風的には、「シンフォニック東方」シリーズを踏襲した、多重録音による合唱的な
ハーモニーと歌謡メタル風の歌メロ、大仰なキーボードとクサいリードギターによる
絢爛豪華なメロディック・スピードメタル。1曲のみですが、昔のCOF風のシンフォニック
ブラックもあり。「壮大で大仰…それこそ正義」帯叩きそのまんまの音楽性です(笑)。
個人的に驚いたのは、歌謡メタルの命綱である歌メロが、非常に優れている事。
特にLeo Figaro氏とZUN氏が共作したような「Remember Calm」、SOUND HORIZONの
疾走曲を思わせる「Little Garden」、メロスピ特有の萌え上がる緑を思わせるような、
多少気恥ずかしい
…続き
5150-四季楽典-REMEMBER CALM ★★★ (2010-05-16 10:08:07)
Leo Figaro氏を思わせる最初のコーラス部分からそのメロディセンスに感心しますが、東方ヴォーカルアレンジと比較しても何ら劣らないサビのメロディで更に感銘を受けました。サビのシリアスに盛り上げていく展開は「懐かしき東方の血」を思わせますね。東方アレンジを通過した事で、メロディ面でも影響を受けているのかも。それにしても良いメロディです。
5150-四季楽典-LITTLE GARDEN ★★★ (2010-05-16 10:04:16)
まるでSOUND HORIZONの疾走曲を聴いているかのような、高揚感のあるサビメロが特徴の曲。ぶっちゃけヴォーカルも(Roman期の)Revo氏くらい微妙なんですが…それを差し引いてもこのメロディセンスは素晴らしい。この路線のオリジナルをもっと積極的にやって欲しいですね。
5150-四季楽典-SOUL OF BRAVE -1000 YEARS AGO- ★★★ (2010-05-16 10:01:38)
今作はシンフォブラックが一曲しかないのが少し寂しい…
これを聴く限り、龍5150氏はCRADLEの作品では近作より「鬼女」「Dusk」の頃派っぽいですね。ホラー風味の強いキーボードの使い方や、スラッシュ然としたギターワークがそれっぽい。途中クリーンヴォーカルを挟む構成も、メタルコアというよりはEMPERORの「the Prophet」や「the Eruption」などの名曲を意識してそうな感じ。歌詞的には、連呼される「Tree of darkness」といい、カバラ辺りからの影響が強そう。
HATRED ANGEL-GOD FORSAKEN ★★★ (2010-05-15 20:30:00)
2010年の3rdアルバム。
メディアがプレスCDにレベルアップすると同時に、値段もメジャー価格に…(笑)。「I don't wanna die...」では、メロデスとメロブラの中間のような音楽性でしたが、今作は完全にメロデス方向に舵を切ってきましたね。
…しかしこの作品、メロデスとしてもかなり特異なのではないでしょうか。
前作でも素晴らしかったメロディが更に前面に出され、終始メロディアスなリードギターが楽しめる作風に。しかも、このリードギターのメロディが一般的なメロデスよりもかなり歌メロ然としてるんですよね…。勿論、ギターによるメロなので、歌うには難しいメロも当然あるんですが、A→B→サビ的な流れの良さが歌モノっぽいです。
Aメロから泣き全開のクラシカルな歌謡メタルを、歌メロ部分をギターに置き換えて、各メロに対応する歌詞をデスヴォイスで乗せたら、こういう
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BERGRAVEN-Dödsvisioner ★★ (2010-05-15 10:51:00)
2007年発表の2nd。
ミディアム~スローの重苦しいテンポの展開を中心に、黒く煮え滾るような厚みのあるリフと、アルバムタイトル通りの「死のヴィジョン」が見えてくるような深いダークさを湛えたメロディが絡む作風で、アンビエント的な要素もありかなり実験性高めですが、暫定的に鬱ブラックにカテゴライズしても良さそうな音。メロ部分がトレモロではなく、アルペジオ中心だったり、メロ自体もあからさまな悲痛なものではなく、深くじわじわと侵食するようなものだったり、鬱系では割とイレギュラーな部類の作風だと思います。
このバンド、次のアルバムがデイメアから日本盤もリリースされるほど、その筋からの注目も厚いみたいですが…単にブラックの中でも個性的でレベルが高いだけでなく、鬱感情よりも「怒り」の方が強そうなヴォーカルや、スラッジ並に重々しく引き摺るギターリフと、ミディアムパートでは時に
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1349-Demonoir ★★★ (2010-05-13 19:39:00)
2010年発表の5th。
前作で見せた、ファストブラックからアンビエント寄りのブラックへの
変化は、ブラック好きの間でも賛否あった(というか、見る限り
否定的な意見も多かった)ようですが、今作はFrostの豪速ドラムを
軸に、それに絡む、時に音の壁を構築するようなヘヴィさや、
時に流麗さすら感じるテクニカルさを感じさせつつ、悪霊じみた
メロディのトレモロを挟むギターワークという、3rdまでの
アンサンブルが大分戻って来た感じがありますね。
速いだけでなく、体感速度の速さやテンションの高さを感じさせる、
Frostのドラミングはやはり最高。ブラックのドラマーの中でも、
「ロックしてる」人だと思います。
ただ、曲間にダーク・アンビエント的な小曲を挟む構成、
トレモロリフが(3rd以前より)少し減り
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ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-紅蓮ノ華 ★★★ (2010-05-12 00:05:19)
ラス曲もメロスピチューンでダメ押し(笑)
Aメロから歌メロの叙情性、スピード感ともにマックスのテンションでかっ飛ばしていく曲ですが、疾走しっ放しの中で徐々に盛り上げていき、サビでは多幸感を感じるレベルまで引き上げる編曲も見事。そろそろメロスパーの皆さんも鼻血が出てくる頃なのでは(笑)。
ROMAN SO WORDS ★★ (2010-05-12 00:05:00)
MINSTRELIXのYuI氏と、巳稀氏による新プロジェクト。
ミニを聴く限り、歌謡的なメロスピをメインに演っている模様。
ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-月煌~moon Stone~ ★★★ (2010-05-12 00:04:35)
ダークなプログレメタルやゴシックメタルの要素もあり、曲作りの巧みさを感じさせてくれる曲ではありますが…サビでは複雑さをすっぱりと切り捨て、ごく分かりやすくメロスピしてくれるのが良いですね(笑)。巳稀嬢とJuno嬢、二人の歌声の絡みが、更に曲を華やかに劇的に、そしてクサく彩ってます。
ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-雪奈 ★★★ (2010-05-12 00:03:42)
1曲目を聴いた限りでは「もしかして非メタル…?」と危惧もしましたが、期待通り、いや期待を大きく上回るメロスピが来て安心。特に「♪彼女の胸に 灯る焔を」辺りの歌メロは、リフの駆動感やドラムの激しさによる疾走感に飽かせて、歌メロが間延びしてしまうバンドとは格が違うクサさです。個人的にメロスピにはこういうメロが乗るのが理想。歌メロのクサさでアニソンに劣るメロスピなんぞ2流2流(注:超私見です・笑)。どこかの民族の結婚式の舞踏曲を攻撃的にしたような華やかなメロと、メタル特有のシンフォな大仰さが交錯する間奏パートも素晴らしい。
ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-Romancing Waltz ★★★ (2010-05-12 00:02:41)
これは…非メタル曲ながらかなりのクサ度ですね。
イントロからRPGのエンディングで、世界が平和になって緑が芽吹く時のBGMみたいなノリですし(笑)。アコーディオンなどを使った、花祭りを思わせる華やかなアンサンブルも良いですね。あまり関係無いですが、地域祭りも、おっさんがテントの下で酒喰らってるようなうっとい雰囲気じゃなくて、こういうお洒落で華やかなノリだったら、私も是非参加したいんだけどなぁ。
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