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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2501-2550
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AVSKY-Mass Destruction-Mushroom Cloud ★★★ (2010-07-22 00:48:34)
最初の壊れきったメロディから、ヴォーカルの第一声が入った時点で、もうまともな感性で付き合える音楽を演ることを放棄してしまってますね(笑)。このバンド、ヴォーカルも素晴らしいですが、何気に「メロディで語れる」バンドなんじゃないかと思う。
AVSKY-Mass Destruction-Possessed ★★★ (2010-07-22 00:47:43)
言い過ぎかもしれませんが…この曲のメロディセンスは、ぶっちゃけ久石譲さんクラスだと思う。方向性がまっったく別のベクトルを向いてるだけで(笑)。短いインストですが、このグロペジオだけでもう大満足。
AVSKY-Mass Destruction-Mass Destruction ★★★ (2010-07-22 00:46:48)
「大量破壊」のタイトル通り、アルバム中最も攻撃的に疾走する曲。
この曲は高音の悲鳴が(SILENCERの)Nattramnにそっくりですね。それだけでなく、ヴォーカルのテンションの変化の具合が、マジに病んでる人みたいで怖いんですよね…。表現力ありすぎ。
AVSKY-Mass Destruction-Vultures ★★★ (2010-07-22 00:46:03)
まずホイッスルヴォイスで「おお…」と感心し、泣き気味の気持ち悪すぎなノーマル声で「うぎゃー、キモッ」と引きかけ(笑)、ラストの噛み千切るような凄みの効いたグロウルで「いったい何なんだこの人は…」と思いました。ヴォーカルの表現力は、AttilaやNattramn以上かもしれません。
AVSKY-Mass Destruction ★★★ (2010-07-22 00:44:00)
2007年発表の1st。
ぶっちゃけ、ONDSKAPT、IXXIのAvskyのバンドだと思って購入しました(笑)。実体は全く別の二人組みだったんですが、これが思わぬ良盤。
路線は、一言で言えば毒の効いたメロディを乗せたオールドスクールなブラック。ミディアム中心のリズムにはどこか「気怠さ」が漂っているような雰囲気で、それがWATAINやONDSKAPTに通じる毒々しさに、更に壊れた感覚を加えたグロテスクなメロディと凄くマッチし、独特な空気感を生んでると思う。毒が体に回り、強烈な倦怠感と共に視界がグルグルと回っているような感覚。当然「ダルい」音という意味ではなく、聴いていると毒々しさに意識が朦朧としてくるような音。
その毒に染まった音の中にあって、一際異彩を放っているのがヴォーカル。(BURZUMの)Count風悲痛絶叫、(SILENCERの)Nattram
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IMAGO MORTIS-Ars obscura-Nox perpetua ★★★ (2010-07-19 12:31:30)
最初のイタリア語語りは微妙だなぁ…ちょっと長すぎて、アルバムの頭から少しダレを生んでるような。ただ、曲の方はメロウさ・迫力・邪悪さの揃ったブラックで素晴らしいですが。特にラスト近く、イタリアのバンドなのに日本の土着的なメロディに通じる、湿った暗さのあるメロディのリフが素晴らしい。
IMAGO MORTIS ★★ (2010-07-19 12:31:00)
イタリア産ブラック。
Noktu社長が運営してるDrakkar Productionsに所属。
IMAGO MORTIS-Ars obscura-Pestilentia ★★★ (2010-07-19 12:29:44)
他にも、いくつか日本っぽさに通じるメロディのリフは聴けますが…この曲のメロディはどこか軍歌を思わせる、勇壮さと哀愁がありますね。やっぱりメロディにフックがある曲は良いです。
IMAGO MORTIS-Ars obscura ★★ (2010-07-19 12:27:00)
2009年発表の2nd。
所属レーベルやアートワーク、バンド名からは、邪悪さ重視型ブラックの匂いが感じられますが…意外にもトレモロリフの叙情的なメロディの強調された、メロディックなブラックで、陶酔感の感じられる疾走パートなんかはメロウなプリブラ好きにはどツボじゃないかと思う。
ただ、ドカドカと突っ走るドラム、トレモロリフの乗りも良いノイジーな平坦リフが、抜けの良い音で録音されているお蔭で、「迫力」はあっても「うるささ」はそれ程感じないクリアな音に仕上がっていたり、テンポを落としてヘヴィな刻みリフや叙情的なメロで聴かせるドラマ性のある展開があったり、プリブラそのものではなく、その要素を上手く取り入れたメロディック・ブラックと言えそう。
また、全編通してかなり前に出されている、メロディそのものも特徴的ですね。WATAINやNED勢に通じるような邪悪さ
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TUBE-Blue Splash-風のブログ ★★ (2010-07-19 10:36:52)
「風の便り」的なものを今風に言い表したのか、それとも風を感じるような、爽やかな内容のブログなのか…どっちにしても、ダサ…じゃなくて、インパクトのあるタイトルですよね(笑)。前田さんって、流行を取り入れようとして、取り入れきれてなくて、それが却って味になってる事結構多い気がする(笑)。曲自体は、ごくごく良質なTUBE流ポップスです。
TUBE-Blue Splash-Summer Greeting ★★★ (2010-07-19 10:30:26)
最近TUBEからは離れ気味だったんですが、これで一気に引き戻されました。いつもの暑いラテン系アッパーでもなく、Purity、虹になりたい辺りのバラード路線でもなく、穏やかな哀愁ポップス路線で、彼らのシングルとしては珍しい曲調。キーも低めですし。この、深い哀愁が胸に染み渡って、思わず溜め息が出てくる感じ、たまらないですね…。初期の「スタンダードな恋物語」「渚のMerry Boys」辺りが好きだった方も、最近の彼らをチェックして欲しい所。
TUBE-Blue Splash-真夏のカイト ★★★ (2010-07-19 10:25:51)
この曲とタイトル曲はシングルでも良いと思う。
歌メロ自体は、ごくキャッチーで、哀愁だけではなくどこか高揚感も感じさせるものですが、オケが盛り上げすぎる事なく一歩引いてる感じなのが、メロの哀愁を更に引き立ててますね。でも歌詞…念力パワーって(笑)。
TUBE-Blue Splash-Blue Splash ★★★ (2010-07-19 10:22:43)
このアルバム、発表は09年ながら、初期の織田哲郎プロデュース時代の空気がありますよね。最近のラテン系ではなく、日本の海や、その周りの生活感ある情景が浮かぶ、哀愁系の路線。中でもタイトルトラックのこの曲は最もそれが顕著。海を見てると、訳も無く切なくなったりしますが、そういう感情が味わえる名曲です。
TUBE-Surprise!-灼熱らぶ ★★★ (2010-07-19 10:16:59)
一聴き惚れ。なんっっって素晴らしい歌メロなんだ…!!!
ノッテケ'92辺りの曲を、今のTUBE風にアレンジしたような曲調で、編曲にも歌い回しにもどこかとぼけた大らかさがあるのが特徴。♪ノッテケノッテケ~と歌いたくなるギターソロも印象的。こういう大らかさ、ベテランバンドならではですよね。
TUBE-Surprise!-太陽のサプライズ ★★ (2010-07-19 10:13:48)
新たな要素を常に取り入れつつ、ブランドイメージを保つ努力を怠らないのがTUBEの美点…ではありますが、この曲はあまりにもベッタベタなTUBE節(笑)。この曲に関しては、サプライズよりも安心感って感じです。しかしTUBEはやっぱり歌メロがクサい。ジャニーズやアニソン、織田哲郎に比肩する、もしくは超えてると思う。
TUBE-Surprise!-愛はカーニバル ★★★ (2010-07-19 10:10:34)
ラテン系+ポップスの情熱的な歌メロに、夏楽器をふんだんに使ったオケが絡む熱い楽曲…なんですが、この曲は今までの同系統の曲と比べるとどこか翳りがある感じがしますね。その翳りが、暑「苦し」さを感じさせず、聴きやすいものに仕上げていると思う。
BLACKWINDS ★★ (2010-07-15 23:34:00)
スウェーデン産ブラック。
SetherialのInfaustus氏が主要メンバーとして在籍してます。
BLACKWINDS-Origin ★★ (2010-07-15 23:32:00)
2008年発表の1st。
この作品、発表自体は08年ですが、実際には結成して間もなくの99年に制作された音源らしいですね。だからか、SETHERIALよりも大分プリミティブ寄りの音を出してます。
ファストブラックの代表格足り得るくらい、猛然とした攻撃性を見せていたSETHERIALと比べると、こっちはプリブラらしい陶酔感を重視した作風。…しかしこの作品も、本当に「RAWさが心地良い」音ですよね。ギターは本来かなりノイジーな筈なんですが、篭もった音質のせいでうるさく感じないし、同様のことがドラムにも言えますね。反面、デモ音源的なグルグルと渦巻くような低音が残っていたり、僅かに聴こえるメロディがじわりと沁みるようなリフがあったり、肺の空気を全て吐き出すような切れ味鋭い高音絶叫ヴォーカルがしっかり聴こえたり、プリブラ的な陶酔感を各要素が強める音になってると思う。
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INFERNAL-SUMMON FORTH THE BEAST-DEVIL PIG ★★★ (2010-07-14 21:22:02)
VONカヴァー。
原曲は未聴ですが、VONってブラック関連のミュージシャンにかなり支持されてるらしいんですよね。(カヴァーですが)これを聴いて、理由が少し分かった気がします。それを繰り返すだけで、1曲が成り立つような、ごくシンプルなリフが素晴らしい。このセンスはプリブラ路線全盛期のDARKTHRONEに匹敵すると思う。やはり、リフで語れるバンドは強い。
INFERNAL ★★ (2010-07-14 21:22:00)
ex-DARK FUNERALのBlackmoon氏率いるスウェディッシュ・ブラック。
DARK FUNERALに近いファスト/ブルータルなスタイルです。
最近、活動を再開したらしいですね。
INFERNAL-SUMMON FORTH THE BEAST ★★ (2010-07-14 21:20:00)
2002年発表の5曲入りEP。
オリジナル2曲と、MORBID ANGEL、VON、BATHORYのカヴァーを収録。
元DARK FUNERALのBlackmoon氏が創設者、またDARK FUNERALとスプリットをリリースしていますが、やはりDFと同系統のファストでブルータルなブラックメタルを演っていますね。絶叫に絶叫を重ねるようなヴォーカルラインや、リフの叙情性に練り込まれた悪魔的な感覚なども近く、ファストな暴虐性と寒々しいリフを軸にするという、手法のみではない相似性があるように思います。
ただ、こっちの方がリフのメロディが引っ込み気味な代わりに、ドラムの炸裂感の強い音作りになっていたり、スラッシュメタル由来のイカレたギターソロが入っていたり、全体的により荒々しい作風。演奏時間も短く、ドラマ性・叙情性ならDF、RAWさや攻撃性ならこっちに軍配が上が
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WATAIN-Lawless Darkness-Four Thrones ★★★ (2010-07-13 23:38:45)
キーボードは入っていないんですが…個人的に、初期EMPERORに通じるマジな邪悪さを感じる曲。特に「Equilirbium of TOTAL DEATH」の後の畳み掛けるパートにそれを強く感じます。EMPERORが、1stや2ndの頃の感性のまま、シンフォ要素を捨てて進化したらこういう曲を作ったのでは。
WATAIN-Lawless Darkness-Reaping Death ★★★ (2010-07-13 23:35:52)
「Lawless Darkness」は、現時点では同系統のブラックの中でもトップクラスのアルバムだと思いますが…中でもこの曲は頭抜けてる。最初の畳み掛けからハッとなりますもん。WATAINってこういうリズムを演らせたら右に出る者はいないバンドだと思う。そこに絡むヴォーカルラインも、Arioch氏に匹敵するくらいセンスいいと思う。
また、メロディ面でどこか後期DISSECTIONへのリスペクトも感じられますね。こういう音を出すバンドがいるなら、Jon氏も安心して冥界を統べていられるというものです。
WATAIN-Lawless Darkness ★★★ (2010-07-13 14:26:00)
2010年発表の4th。
Terrorizer誌で満点を獲得するなど、既にプレスからは非常に高い評価を得てますね。発売前のリスニングパーティでは、雑誌記者に杯に入った血を飲ませようとしたとか(笑)。
前作と比べると少し音質のシャリシャリ感が強くなってますが、作風に大きな変化はありませんね。相変わらず真性ブラックの邪悪さ、メロブラの甘美さ、ファストブラックの攻撃性を兼ね備えたような、エクストリームメタルとしての質の高さと、ブラックの真髄を聴かせる事を見事に両立させた作風。この手のブラックではONDSKAPTやOFERMOD、AZAGHALなども非常に良質な作品をリリースしてますが、これを聴いて、WATAINは一段上の高みにいるな…と思いました。
個人的に、凄みを感じる理由としてはアンサンブル、特にドラムが素晴らしいからだと思うんですよね…時にファストブラッ
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ORDER OF THE EBON HAND-ⅩⅤ : the Devil-To Alloces ★★★ (2010-07-10 15:09:20)
ファスト系の曲の中ではアルバム1かっこいいと思う。
頭から凄まじいまでのメロウさを撒き散らし疾走。主張しすぎないキーもオカルト的なムードを過不足なく演出。
ORDER OF THE EBON HAND ★★ (2010-07-10 15:09:00)
ギリシャ産ブラックメタルバンド。
バンド名はカードゲーム「Magic the Gathering」より。
NOCTERNITY、SEPTIC FLESHのメンバーが絡んでます。
ORDER OF THE EBON HAND-ⅩⅤ : the Devil ★★ (2010-07-10 15:07:00)
2005年発表の2nd。
基本的には豪速ブラストを軸に攻める、DARK FUNERALやENDSTILLEと同系統のファスト・ブラックで、DFと比べるとリフのメロディに起伏が少なく、その分摩擦的な感触が強い所は、ENDSTILLEの方が近いかもしれません。ただ、キャッチーではないものの、時に超が付くほどメロウになるリフ、亡霊的なクワイアやキーボードの導入により、それらのバンドにも劣らない魅力が備わっているように思います。ヴォーカルもENDSTILLE並に遠慮のない思い切った絶叫で気持ちいい。
しかし、この作品の凄さはファスト曲とミドル曲の温度差にこそあるのかもしれません。前述したように、ファストな曲はいわゆる「業火系」とでも言えそうな凄まじさですが、ミドル曲はモダンなリフ捌きやサックス、SEなどを導入し、うって変わってゴシック的・オカルト的なムードを醸し出して
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快楽音楽堂-不明-海の見える街 ★★★ (2010-07-10 12:42:55)
この原曲、日本屈指のメロなんじゃないかと思う…。
主旋律を奏でるのがオルゴールでもピアノでも、ストリングスでも見えてくる風景は例外なく「海の見える街」。当然、こういうツインギターのハモりで疾走してもそれは変わりません。それ程メロディ自体が強い。全ての音楽ファンよ瞠目せよ、これぞ日本人の誇るメロディなり。
快楽音楽堂-不明-君をのせて ★★★ (2010-07-10 12:39:40)
この曲はなんとなくメロスピっぽいアレンジが合いそうですが、意外にもミディアムテンポの骨太なハードロック風のアレンジ。MIDDLEISLANDの紫嬢にヴォーカルを振ってますが、彼女のエモーショナルな歌声はこういうメロに実に映える。ラストは何故かグラインドっぽく疾走して終わり。
快楽音楽堂-不明-崖の上のポニョ ★★ (2010-07-10 12:36:48)
カラオケマニアでデスメタラーの人だったら、こういう童謡っぽいメロディをデスヴォイスで歌うってこと一度はやりますよね(笑)。それをマジに作品にまで仕立て上げるのは凄い。「青い海から」を勝手に「赤い海から」とか言ってるし…この雰囲気だと「赫」の方を使ってそう(笑)。
でも、デスヴォイスが中途半端で出落ちに聞こえるのが惜しい。「ネタなんだけど、グロウルが凄すぎてネタとして処理できない」レベルまでは逝って欲しかった。
ANDRAMELECH-DESTROYERS OF COSMIC ORDER ★★★ (2010-07-07 00:23:00)
2008年発表の4曲入りEP。CD盤は1000枚限定。発売元が日本のレーベルで、カタカナでアルバム名・バンド名の書かれた帯付きです。
メキシコ産のプリミティブブラックという事で、敢えてポンコツさ・もしくはRAWさによってリスナーの想像力を刺激し、破壊の対象を宇宙の秩序までに広げたスケールを表現する…という作風を予想してたんですが、これは一概にそうとは言えませんね…。ベースの聴いたどす黒い音塊の中に、ギターリフのノイズ質の粗い粒子が宇宙塵のようにうっすらと掛かり、そこに神秘的なトレモロリフのメロディやアトモスフェリックなキーボードが絡んでいく音像は、(RAWながら)ガチでスケールの大きい音と言えると思う。特にトレモロリフは、メロディの神秘性と音響的な聞かせ方の上手さが相まって、何か人知の及ばないミステリアスな魅力があるといっても過言ではないのではないでしょうか。
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SHINING (NORWAY)-Blackjazz ★★ (2010-07-04 20:28:00)
2010年発表の5th。
KEEP OF KALESSINやENSLAVEDのリリースで知られるIndie Recordingsからのリリース、
国内の音楽雑誌EURO ROCK PRESSでカラーページにレビュー掲載、海外のメタル雑誌Terrorizorの
企画で(ENSLAVEDの)Ivar氏がお気に入り(?)に挙げるなど、既に非常に話題になっている作品。
確かにこれ、話題になるだけの事はあって、ある意味凄い作品に仕上がってますよね…。
ハードコアのフィーリングを持ってテンション高く叫び散らすヴォーカル、ジャズ特有の
細かく刻みリズム、プログレメタルの複雑なリフ捌き、ブラックメタル的な歪みを伴うリフの音色、
不穏さ、アヴァンギャルドさを強く感じさせるノイズ・インダストリアル要素…など、
本来バラバラの方向を向いたパーツを「しっちゃかめっ
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SOULREAPER ★★ (2010-07-04 00:19:00)
DISSECTIONのメンバーが絡むスウェディッシュ・デス。
残念ながら現在は解散してしまっているようです。
SOULREAPER-Written In Blood-Labyrinth Of The Deathlord ★★ (2010-07-04 00:18:30)
う~ん…この曲の一部のパートに、「Thorns of Crimson Death」に通じる何かが感じられる、というのは、流石に偏った見方でしょうか。余りDISSECTIONと比較しすぎるのも失礼な気もするし。
SOULREAPER-Written In Blood-Ungodly ★★★ (2010-07-04 00:17:39)
コーラスパートの、低音で呻く呪術的なヴォーカルが印象に残る曲。その直前にブラックメタル的な絶叫をしているので、よりこのパートが強く焼きつくようになってますね。このバンドにおけるヴォーカルの重要性、表現力の高さが良く分かる曲。
SOULREAPER-Written In Blood-Satanized ★★ (2010-07-04 00:16:50)
DISSECTIONの前身で、Johan Normanも在籍していたSATANIZEDの曲のセルフ(?)カヴァー。メロブラへの萌芽前の時期に作った曲だからか、アルバムの他の曲と比べるとリフが大分メロディック。ヴォーカルもブラック然とした絶叫ですが、こっちの方が声が音に乗っている感じがする。
SOULREAPER-Written In Blood-Written In Blood ★★★ (2010-07-04 00:15:52)
この曲が一部「Where Dead Angels Lie」を意識しているというのは、強ち穿ちすぎという訳でもないと思う。一部のパートにおける暗黒美の表現など、ちょっとトリビュート的な要素も混じってそう。こっちは疾走も交えた構成で、意識しすぎじゃないのが良いですね。
SOULREAPER-Written In Blood ★★ (2010-07-04 00:14:00)
2000年発表の1st。
3曲目「Satanized」はDISSECTIONの前身バンドSATANIZEDのカヴァー。
DISSECTIONのメンバーが在籍という事で購入しましたが、DISSECTIONが寒々しいリフで
疾駆するメロブラだったのに対し、こっちは粘着質な禍々しさや泥臭さを感じさせる、
ドロドロとしたリフを中心に展開するデスメタルで、基本的には全くの別物。なんですが、
タイトル曲など時々DISSECTIONっぽさを感じる部分もしばしば。また、同郷のHEARSE程
露骨ではないにしろ、リズムにロックンロール(ハードコア?)っぽいノリの良さがある
パートもあり、それがドロドロした中にある種の軽快さを感じさせる要因になってますね。
何気にこのバンドの音を他の一般的なデスメタルよりも魅力的たらしめているのは、
ヴォーカルのChri
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ANCIENT ★★ (2010-07-03 08:35:00)
ノルウェー産ブラックメタルバンド。
Kimberly Gossが在籍していた事でも知られ、知名度は割と高いバンドです。
ANCIENT-Night Visit-Fuel the Flames ★★ (2010-07-03 08:34:44)
ブラックとしてはかなりメタリックな音ながら、メロディにはしっかりアングラメタル特有の毒々しさが根付いているのが嬉しいですね。ロックというか、ロックン「ロール」にまで足を突っ込みかけてるリズムも、心地良く聴けます。
ANCIENT-Night Visit-Lycanthropy ★★★ (2010-07-03 08:33:52)
パンキッシュでキャッチーなリズムにしろ、トレモロリフによる暗黒美の表現にしろ、非常に分かりやすいものを提示してくれていて、ごく取っ付きやすい曲に仕上がってますね。個人的には、このアルバムのトップ2曲を選ぶなら両方ともJesus Christ氏の曲(この曲と「Horroble」)です。
ANCIENT-Night Visit-Horroble ★★★ (2010-07-03 08:32:55)
取り敢えずヴォーカルラインが素敵過ぎる曲。
特にHorroble×7の、段々ヴォルテージが上がるような歌唱がたまらないです。サビもリズミカルかつキャッチーに言葉を乗せていて、デスヴォイスオンリーの曲とは思えないくらいヴォーカルラインが頭に残る。SATYRICONの名曲「Fuel for Hatred」に近いですが、それを超える名曲…かも。「Horroble」「roborn」という造語も素敵。
ANCIENT-Night Visit-Envision the Beast ★★ (2010-07-03 08:31:28)
途中まで聴いた時は、まあまあな曲という印象でしたが…リードギターによるメロディや、アトモスフェリックなキーボードが出てくると曲がピリッと締まりますね。メリハリの付いた展開で聴かせる1曲目。
ANCIENT-Night Visit ★★ (2010-07-03 08:29:00)
2004年発表の6th。日本盤も発売されてます。
作風としては、ブラック特有の摩擦感の強いリフを根幹に、メロデス/メロブラ的なメロディアスなリードギター、ゴシック的な雰囲気を醸し出すキーボード、パンキッシュでキャッチーなリズムなど、様々な要素を取り入れて展開するメロディック・ブラック。
様々な要素を取り込みながらメロブラとして完成度の高い作風に仕上げている音は、個人的にはAGATHODAIMON辺りを連想します。音質は少し高音域のシャーシャー感強めですが、割と聴きやすく仕上がってる音だと思う。
ゴシックやブラックのカルトホラー的な暗黒美と、パンキッシュでキャッチーなリズムが同居する作風は、私的には邪悪さよりもシアトリカルでダーティな暗黒性を感じるんですよね。ある意味、ブラックンド・スラッシュが度々表現する、B級ホラー的世界観に近いのかとも思う。ヴ
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I SHALT BECOME-Poison ★★★ (2010-07-02 23:25:00)
2010年発表の5th。
このバンドって、元々キーボードによるメロディを非常に大事にした鬱ブラックを演っていましたが、まさかここまでキーのオーケストレーションに比重を置いた作風になるとは…
以前よりアトモスフェリックなキーがバンドサウンドを包む音像を提供してはいましたが、今作では更にクラシックのワンフレーズのような華美(かつ非常に陰鬱)なメロディ、ブラスやティンパニ等の音色を取り入れたスケールの大きい音使いなどを取り入れ、よりダークアンビエントやフィルムスコアに近付いた感じがします。
暗黒美の表現、曲から感じる何かに追われるような焦燥感・圧迫感から、決して丸くなったとは言えない作風ですが…淡くノイジーなギターリフが音量小さめで、キーボードに溶け込み、耳に痛くない音像になっているあたり、聴きやすくはなってると思う。
曲から伝わる負の感情を増幅
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SETHERIAL-Ekpyrosis-A World in Hell ★★★ (2010-07-01 23:06:06)
最初の「♪テレテレ、テテテ」っていうギターフレーズの時点で惚れました。なんてキャッチーで毒々しいフレーズなんだ…。プログレッシブな一面を見せつつ、しっかり爆走する、予想をある程度裏切りつつもしっかりお約束に応えてくれる、新作の入口として素晴らしい曲。これを試聴して、「これは買わなきゃ」と思いましたね…。
SETHERIAL-Ekpyrosis ★★ (2010-07-01 23:01:00)
2010年発表の6th。
以前まではコールド/メロディック/ブルータルと、スウェディッシュ・ブラックの
お手本とでも言うべきブラックを演っていましたが…今作で新たな扉を開けた感じがします。
前作くらいから既にスピードに頼り過ぎない、ドラマ性ある展開が顕著になってきてますが、
今作はそれを更に押し進め、複雑なリズムチェンジを利用した、プログレッシブとも言える
作風になってきていますね。
それに合わせ、メロディも寒々しさ・邪悪さから、毒々しさ・グロテスクさの方向に
シフトしつつあると言う印象。しかも1曲目からその毒々しさがキャッチーに聴こえる
レベルの物を聞かせてくれる辺り、やはり並々ならぬセンスのあるバンドだと思う。
ミディアムも多く速さ一辺倒ではないものの、ファストパートではMARDUKやDARK FUNERAL並か
それ以上の
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ONDSKAPT-Arisen From the Ashes-Arisen From the Ashes ★★★ (2010-06-27 18:02:33)
音作りこそシンフォな音とは程遠い、スウェディッシュブラック特有の懐の深い闇を演出するようなものですが…個人的にはEMPERORの1stにも似た邪悪さ・背徳性を感じるんですよね。メロディに、人間が本能的に忌避する毒々しさが込められている感じ。
ONDSKAPT-Arisen From the Ashes ★★ (2010-06-27 17:59:00)
2010年発表の3rd。
Terrorizer誌で10点中9点を獲得するなど、プレスでの評価も上々。
基本的な路線は、前作と然程変わりませんね。
展開やフレーズなどにメタルとしての基本的な質の高さがありつつも、ブラック特有のどす黒く病的なムードもしっかり根付いている作風。メロディにそれは顕著で、聴くだけで伏魔殿の最深部に取り込まれるような、グロテスクな威厳があるように思います。このバンドはミディアムパートにロック的なリズムも積極的に取り入れてますが、特にそういうパートでこのグロテスクなメロディが効果を発揮しているんですよね。邪悪さや病的さを醸し出しつつも、どこか威風堂々とした雰囲気がある。
前作では様々な表現方法を使っていたヴォーカルが、威厳のある中音域のがなりメインになっているのも、この威風を更に強めてると思う。歌い方こそ纏まってきたものの、相変
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BEKHIRA-Demo 1996 ★★★ (2010-06-26 14:38:00)
96年発表のデモをDarker than Blackが09年にCD化したもの。04年に発表したスプリット音源より1曲を追加して収録。
まず驚いたのが音質の良さ。
確かに粗めで、まだ「プリミティブ」と言える音なんですが…1stがドラム、ギター共に高音域を強調した、耳を劈くようなお世辞にも聴きやすいとは言えない音だったのに対し、こっちは粗いながらもノイズの壁が耳に痛くなく、ドラムも適度なRAWさでブラックを愛好する人には心地良い音。音量も丁度良く、メタルを愛好している人であればプリブラに耐性がなくても聴ける音だと思う。というか、ブラックとしては良い方の音かと。
作風の方は…やはりザラザラしたリフに、時に怖気をふるうような、時に凍てつく美しさを感じさせるメロディを練りこんだ、かなりメロディックなブラックで、既にこの時点で1stの路線の雛型は出来上がってる感じで
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