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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5451-5500
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DEVIL DOLL-Eliogabalus ★★ (2006-11-20 12:09:00)
90年発表の2nd。
ドラマティックさにこだわったバンドは多くいますが、ここまで徹底したのは他に無いのでは…。
本当に、悪魔の演劇が行われる劇場に来てしまったかのような感覚を呼び起こす名盤です。
ストリングスやキーボード、アコーディオンや合唱などを用いた頽廃的で耽美な
オペラティック・クラシカルパートやゴシックメタル的なパートなどを組み合わせて
構成される極めてシアトリカルでドラマティックな音楽で、最早クラシックやメタルの枠を
超越した所で素晴らしい音楽を体験させてくれるという感じ。
×ィズニーの某超有名曲のオルゴールバージョンをサンプリングして琴のような音色を
被せるパートなど、時々前衛的とも言える部分も。結構展開が急な場面もあったりしますが、
全てが彼らの掌の上で行われているような雰囲気で全く無理を感じさせません。
20分を
…続き
WHEN-Writercakebox-the Unblessed World of When (1983-1998)-Morning Mood ★★ (2006-11-17 17:12:11)
個人的には「ASYLUM」の次に笑える曲。
サンプリングさえ無ければ普通にいい感じのインストですが、左から聞こえてくるのは…もしかしていびき!?「朝の雰囲気」ってそういうこと!?最初は何だか分からなくて普通に聴いてましたが、気付いた時は爆笑でした(笑)
犬神サーカス団-蛇神姫-ガム ★★★ (2006-11-16 22:52:30)
犬神らしい語り(っていうか叫び)とハードロックの合体サウンドですが、最も狂気的な要素の強い曲ですね。声がひっくり返ってもお構いなしのヴォーカルがとにかく凶悪。「お前なんかニワトリだ、死ね鬼畜!」の言い方がキレがあって好き。
犬神サーカス団-蛇神姫-苦界浄土 ★★★ (2006-11-16 22:49:43)
病に冒された少女と、誰にも看取られることなく朽ちる花…
ドラマや小説だったら結構耽美的な表現がなされそうなテーマですが、この曲は耽美さよりも絶望感が漂ってますね。曲を通じて歌詞の少女の、自分の境遇への怨念や死語の世界への恐怖とかマイナスの感情が流れ込んでくるような曲。
犬神サーカス団-蛇神姫-蛇神姫 ★★★ (2006-11-16 22:45:40)
サビはメロディ自体は結構キャッチーなのに、その裏でぶつぶつと語ってるヴォーカルが怖すぎるんですけど…。これなら叫んでくれた方がまだ怖くないでしょうね。「怨念」「呪詛」といった言葉に惹かれる方には無条件でお勧めの一曲。
犬神サーカス団-蛇神姫-父親憎悪 ★★★ (2006-11-16 22:43:23)
当時の犬神の美点を全て集約したような超名曲。
演奏はしっかりとハードロックしてるし、歌メロも絶品で語りも凄みが効いているし、歌詞のテーマもシリアスでふざけた所は無く直接人間の暗部を表現してると思います。これがベストに入ってないのはおかしいでしょう…。
犬神サーカス団 / 犬神サアカス團-蛇神姫 ★★ (2006-11-16 22:38:00)
2000年発表の3rd。
「スケ番ロック」が犬神のエンターテイメント的な部分の集大成の傑作だとしたなら、
このアルバムは彼らの作品の中で最も「おどろおどろしさ」に特化した傑作だと思います。
前作の「地獄の子守唄」でさえ、タイトルトラックなんかはエンターテイメントとしての
「グロ」を表現している印象を受けますが、このアルバムではそういった聴き手を
楽しませようとする姿勢はあまり感じられず、直球で人間の暗黒面を表現している感じです。
聴いていると昭和初期の日本の村のような風景が思い浮かびますが、明らかに風光明媚だったり
古きよき日本とかそういう感じじゃなくて、瘴気の濃さに圧倒されて参ってしまう感じ。
ヴォーカル面でもそれは顕著で、凶子さんは元々表現力の高いヴォーカリストだと思いますが
このアルバムの歌は語尾を擦れさせたり、ぶつぶつ呟いたり
…続き
ANAAL NATHRAKH-Eschaton-Between Shit and Piss We Are Born ★★★ (2006-11-16 21:37:32)
タイトルから受ける印象に反して、美しいメロディの朗唱とメロディアスなギターが交錯するパートをフィーチャーした曲。しかしそのパートであっても、打ち込みドラムとリフの音圧は減りません。っていうか音数が増したぶんむしろ音圧が上がってる気さえします。
こういうクリーンパートがあると、その他の部分のヴォーカルの醜悪さが際立ちますね。
ANAAL NATHRAKH-Eschaton-Timewave Zero ★★ (2006-11-16 21:33:34)
どことなくメロディが機械的な雰囲気を感じさせる曲。
メカニカルな印象を覚えるようなきめ細かいトレモロリフの振動と音圧から受ける圧迫感が混ざり合って出来た邪悪な波動が、リスナーの鼓膜を通じて脳を冒していく…みたいな感じ。
ANAAL NATHRAKH-Eschaton-When the Lion Devours Both Dragon and Child ★★★ (2006-11-16 21:30:44)
この曲もクリーンヴォイスのパートが印象深く用いられてますが、ハモりといい声質といい神々しさすら感じるほど。更にその後のメロディアスなパートは、ギターがメロディなので語義的には違ってるんですが、シンフォニックと表現したくなるような美しさがあります。
憎しみを曝け出すようなパートと上記のような綺麗なパートでは結構ギャップがあってドラマティックですが、どっちもリズムは圧迫感を感じるほどなのが素晴らしいですね。
ANAAL NATHRAKH-Eschaton-Bellum omnium contra omnes ★★★ (2006-11-16 21:26:22)
タイトルはラテン語で「万人の万人に対する闘争」。法や社会の無い自然状態での人間の様子を表した言葉らしいです。CDのプレイボタンを押すと、凄まじい音の塊がせり上がるように襲い掛かってくるオープニングでもうインパクトはばっちり。「BELLUM!! OMNIUM!! CONTRA!! OMNES!!」のタイトル絶叫する箇所は、声の種類の多さと凄まじさが多角的に攻めてきてヤバいことになってます。
DIR EN GREY-THE MARROW OF A BONE-Agitated Screams of Maggots ★ (2006-11-15 10:25:40)
京さんの怒りのこもった絶叫がかっこいい、全編飛ばしまくりな曲。
でもこの曲と歌えてないライブ音源で1260円は少し高い。カップリングなしの一曲で500円とかでもいいんですけど。歌詞は…CLEVER SLEAZOIDの「I will fuck your parents」といい、この曲の「I'll rape your daughter on your grave」といい、ちょっとネタに走りすぎの感が…。個人的にはDirにデトロイト・メタル・シティ的な面白さは求めてないので、はっきり言ってあまり良いとは思えませんでした。どうせやるなら「惨劇の夜」「蜜と唾」以上に過激にして欲しい。
う~ん、なんか批判的な意見になってしまいますね…決して悪い曲ではないんですが、どうもモヤモヤしたものが…。
ANAAL NATHRAKH-Eschaton ★★★ (2006-11-13 22:18:00)
2006年発表の3rd。
Anaal初体験ですが、すっさまじいバンドもいたもんですね…。MARDUK辺りと並んでブルータルブラックの代名詞的存在になれるレベルだと思います。
まず曲そのもののテンションの高さに加えて、マシンドラムとノイジーなギターリフによる音圧は押し流されるような快感を覚えます。ドラムは打ち込みらしいですが、少し溜めてから雪崩れ込んだり、フレーズが人間が叩いてるっぽい感じで言われなければ分からないほどだし、リフの方も意外とメロウなフレーズが多く、音質もウォークマンで雑踏で聴いててもなんだか分からなくなるほどノイジーという訳ではないので、聴いてて辛くないですね。
ヴォーカルは鬼です。っていうか鬼が精神異常をきたしてる感じです(笑)。基本は高音で喚きまくってますが、その喚きのテンションの高さが半端ない。その凄まじさはネチっこさこそそう
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SOUND HORIZON-Elysion ~ 楽園幻想物語組曲 ~-エルの絵本 【魔女とラフレンツェ】 ★★★ (2006-11-13 20:17:29)
1、2曲目はいわゆる「一聴き惚れ」だったんですが、これはじわじわ来ました。
今ではかなりお気に入りの曲の一つ。緩急を使い分けたドラマティックな曲調でありながら、何処を切り取っても美しいメロディが…。案外過激な性的表現がある辺り、「本当は怖いグリム童話」のような世界観の曲だと思います。
でも曲中の「ラフレンツェ」の見た目の描写がジャケの「エル」とそっくりだし、何気に物語中重要な位置を占めている曲なのかも。
SOUND HORIZON-Elysion ~ 楽園幻想物語組曲 ~-エルの絵本 【笛吹き男とパレード】 ★★★ (2006-11-13 20:02:42)
アルバムの中でも異色なマーチ風の曲。
…オケのアレンジ、歌やスキャットのメロはもはや後光が差して見えるくらいに(笑)キャッチー。このアーティストはメタル要素や物語要素に話題が集中しがちですが、この曲や「Yield」「天秤」など、それ以外の音楽的要素を取り入れて分かりやすく、でも安っぽくなく仕上げるセンスこそが素晴らしい。ナレーション少ないのでカラオケでも歌いやすいです(笑)おお友よ!!
志方あきこ ★★ (2006-11-11 21:20:00)
>カズチンさん
IHSAHN頼まれましたか…今年のブラックは高品質揃いで良いですよ~。
INCANTATION、お勧め頂いたんですけどまだ聴いてないんですよね…
ブラックの新譜が一気に発売されたから、お金と聴く時間がなかなか…。
でもあれだけ信用できるレビュアーの方から支持を受けてるみたいですし、
品質は保証されてますね。いつか聴かないと…。
DEATHSPELL OMEGAは、日本盤の話が来ても断っちゃう気がします。
ブラックの精神的な面を愛しているようですし、日本盤みたいなバンドの謎めいた
イメージを壊しかねない物は出さなそうな感じ。メンバーを公表してなかったり
結構アングラで宗教的な雰囲気には気を使ってますよね。
…とかいって出たら出たで凄く嬉しいですけど。対訳も欲しいですしね。
口を出して迷惑だったらすみませ
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ABORYM-Generator-Suffer Catalyst ★★★ (2006-11-09 16:55:36)
確かに、ABORYMは新しいシンフォニックブラックの形を作り上げてしまったとすら言えるかも…。確かに展開は複雑なんですが、どのパートを聴いても求心力があるので、聴き手がブラック初心者だとしても世界観の中に引き込んでしまう魅力すらあると思います。
という訳で初心者にも是非聴いて欲しい。一度地獄を味わってみるのもいいかも。戻れなくなったり、戻りたくなくなっても当方責任は一切取りませんが(笑)
ABORYM-Generator-A Dog-Eat-Dog World ★★★ (2006-11-09 16:51:09)
しかしこれだけレベル高いとどんな楽しみ方も許されますね。
もちろん全体の雰囲気で聴くもよし、Faustのミディアムでもしっかり聴かせるドラミングを味わうもよし、リフやキーの紡ぐ暗黒世界に浸るもよし。もうお気に召すままどうぞ。個人的にはVoはもっと大きいミックスが良かったけど、それだとこのバランスの良さはなくなってしまうかな?
MOURNFUL CONGREGATION-The Monad of Creation-The Monad of Creation ★★ (2006-11-08 21:10:43)
この曲調だと、ギターの歪みが水の飛沫の様な印象に聞こえる…。
人はこうして海へと回帰していくのだろうか…みたいな。
HEAD CONTROL SYSTEM-Murder Nature-Masterpiece (Of Art) ★★★ (2006-11-08 21:06:15)
アーオ! アーオ! アーオ! アーオ! ウー!
…Garmがこんな歌い方をするなんて…ある意味ちょっとした衝撃でした(笑)。しかし流石Garm様、何をやってもかっこいいですね…ラストはそのアーオ!とツーバスが絡んできて痺れます。
HEAD CONTROL SYSTEM-Murder Nature-Baby Blue ★★★ (2006-11-08 21:02:58)
イントロからはもっと難解な曲が始まりそうな感じを受けましたが、本編に入ると意外にもキャッチーで取っ付きやすい作風。旋回するようなへヴィでグルーヴィなリフにメロディアスな歌メロやテクニカルなドラミングが乗ってとてもかっこいい曲。
BORKNAGAR-Quintessence-Genesis Torn ★★ (2006-11-08 20:55:17)
全編デスヴォイスでSimenのコブシ声が聴けないのは残念ですが、それでもこの曲のヴォーカリゼーションは好き。サビの掛け合いが案外キャッチーで、段々とドスの効き方が強くなっていく部分がかっこいい。
BORKNAGAR-Quintessence-Inner Landscape ★★ (2006-11-08 20:53:01)
シンセサイザーによる心象風景描写。
一応ドラムやベースも入ってますが、音の7割はシンセって感じ。
COLOSSUSからこの曲の流れはアルバム中特に哀愁の強いパートです。
BORKNAGAR-Quintessence-The Presence Is Ominous ★★★ (2006-11-08 20:50:25)
Simenのヴォーカルの音域の広さを上手く生かした曲。
勇壮と哀愁を備えた曲に乗せての、彼の味のある高音と威厳のある中音でのハーモニーがたまりません。更にその影から憎しみを吐き出すようなデスヴォイスが…名曲です!
BORKNAGAR-Quintessence-Ruins of the Future ★★ (2006-11-08 20:46:52)
海の男というよりも、風を切って飛翔するような高揚感の強い曲。
アルバム全体を通してちょっと丸めの音質ですが、この棘の少ない音質から繰り出される美メロのトレモロリフも、妙に味のある哀愁を感じさせてていいですね。
ABORYM-Generator-Between the Devil and the Deep Blue Sea ★★★ (2006-11-08 07:21:55)
トランスっぽいパートを挟んだり、サンプリングを導入したり、このアルバムでのメカニックな部分を担っている曲。とは言っても、やはり主眼はバンドサウンドに置かれているみたいですが。
トランスパートの直後のFaustのドラムが好き。機械的なのに人間的って言う矛盾を矛盾にせずこなしている感じ。
ABORYM-Generator-Disgust and Rage (Sic transit gloria mundi) ★★★ (2006-11-08 07:18:09)
サブタイトルは「かくして世界の栄光は横切る」でいいのかな?
…曲全体でなく、一部のパートだけ聴く聞き方は時に邪道だとされたりしますけど、この曲の後半のミディアムパートのドラムはそうせざるを得なくなる程素晴らしい。ここまで印象に残るフレーズを叩けるのは凄いですね…ほんと叩いてて楽しそう。もちろん全体で見ても十分凄い曲なんですが。
ABORYM-Generator-Ruinrama Kolossal S.P.Q.R. (Satanic Pollution - Qliphotic Rage) ★★★ (2006-11-08 07:13:11)
まず入りのラテン語コーラスのもたらす宗教的恍惚にやられます。
でもこれだけ展開を設けているというのに、その恍惚感は霧散することなく一曲中ずっと続いているというのは、ひとえに彼らの曲作りのセンスの良さでしょうね。ギターソロと共にブラストで加速するパートもかっこいいです。
ABORYM-Generator-Generator ★★★ (2006-11-08 07:08:31)
ブラスの音色も入り、アルバムの中でもシンフォ度の高い曲。
しかしこれ程までに邪悪さ、クオリティ、シンフォ度の全てを共存させた曲ってないんじゃないでしょうか。EMPERORの1stの収録曲に勝るとも劣らない、邪悪シンフォニックブラックのお手本になりそうな曲。っていうかEMPERORが1st路線のまま深化していったらこういう曲を作りそうです。
ABORYM ★★ (2006-11-08 04:47:00)
mokusatuさんも聴かれましたか…。
KOKやIHSAHNの新作といい、今年のブラック戦線のクオリティは異常ですね。
私は最近ブラックの新譜が色々と発売されて、買い漁っていたので財布の中身が
マズイ状況なのに、何故だか天啓の様に「GENERATOR」が買いたくなったんですよね(笑)
そしたらあのレベルの高さ。霊感でもあるんじゃないかと思いました(冗談です・笑)
それとレビュー褒めていただきありがとうございます。
ほんと励みになります!!
ABORYM-Generator-I Reject! ★★ (2006-11-07 20:20:31)
前曲のブラストで廃墟になった未来都市に放射能の雨が降り注いでいるような雰囲気の曲。僅かに生き残った人々も、悪魔の声に精神を冒され、シンセの光に身を焼かれて死んでいく…みたいな。
それにしても、「私は拒絶する!」って(漫画の)BLEACHか何かのキメ台詞であったような(笑)
ABORYM-Generator-Man Bites God ★★★ (2006-11-07 20:17:16)
2分くらいのメカニカルなイントロから一転、物凄い圧搾ブラストが!!
心なしかこの曲だけドラムの音が大きいような…物凄い迫力。このスピード、この重さで更に体感速度をアップさせるオカズも入れてきて圧倒的。完全にFaustが世界を牛耳ってますね…。Attilaがゲスト参加で、呪詛ヴォーカル多めなのが嬉しいですが、Faustのドラムのインパクトのせいでちょっと霞んでる気も。
ABORYM-Generator ★★★ (2006-11-07 20:12:00)
2006年作の4th。
Attila脱退、Faust加入というブラックメタルの伝説的メンバーの人事も含んだ編成の変更があっただけあって、音楽の中身もかなり変わってますね。まずインダストリアル風味は大幅に減り、ほんの味付け程度に。代わりにテンポがよく変わる複雑な展開とオーケストラ風のシンセや時折入るラテン語の荘厳なコーラスなどが前に出た、シンフォニックさが以前よりも強調されたアルバムになっていると思います。音質もドラムの音がデカく迫力がある上に音量も丁度良い大きさで、曲もメンバーの写真がまともになったことからも想像される通り、B級っぽさは全く無く第一級のシンフォ系のバンドと比較しても全く引けを取らないクオリティの高さです。
メジャーなシンフォ系のバンドと比較すると暗黒度は高めなのも嬉しいですね。機械文明の支配する未来、遂にヨハネの預言が成就し審判の日がきたかのよ
…続き
KATHARSIS ★★ (2006-11-06 20:04:00)
ドイツのブラックメタルバンド。
Deathspell Omega、Antaeus、Funeral Mist、そしてこのKatharsis…。
レーベルNorma Evangelium Diaboliはブラックメタラーの間でかなり話題に
なっているみたいですが、確かに凄く良いバンドが多いですよね。
KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd-Worldwithoutend ★★★ (2006-11-06 20:03:11)
タイトルトラックは16分の大作。ヴォーカルがいつも以上に狂ってます…
ギターソロもほんと狂人が弾いてる感じでいいですね。しかしその後以外にもメロウなフレーズも。このイカレ具合と曲のクオリティのバランスの良さが素晴らしい。リフの繰り返しはずっと聴いてると心を病みそうですね…ラスト近く荘厳な雰囲気なのも逆に気持ち悪い(褒めてます)。
KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd-Kosmik Sacrifice ★ (2006-11-06 20:02:15)
11分や16分の曲もあるのに、この曲は僅か2分弱。
このアルバムでは極端な作風を好んでいるのかも。
混沌のうちに曲が終わってしまった…。
KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd-Eden Belovv ★★★ (2006-11-06 20:01:25)
まず短いSEに導かれて始まる入りのリフでやられました。
ぶっ壊れているのに叙情性もある、叙情性もあるのにぶっ壊れてる…。
正にこの作品を象徴するようなリフだと思います。これでやられる人多いでしょう。
KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd ★★★ (2006-11-06 20:00:00)
2006年発表の3rd。
よく「カレー好きのためのカレー」という表現を目にしますが、この作品は正に「ブラック好きのためのブラック」。
曲のぶっ壊れ具合がかなり凄く、スピーカーで聴くと壊れたラジオに悪霊や怨霊の類が憑依して音楽を奏でたらこうなるんじゃないか…というような、凄まじい混沌が辺りを包みます。第一印象はそんな感じだったんですが、良く聴くと案外整合性があって各要素もかなりレベルが高いんですよね。
まずヴォーカルは…発狂したように捲し立てる禍々しいがなりがメインで、時々声をひっくり返してまでヒステリックに叫び散らしたり、涎を撒き散らしてる感じのイカれた笑い声を入れたりしてかなりイっちゃってます(笑)。「グアッ」とか「ヴァーーーーーー!!」みたいな絶叫も多く気合入りまくり。
リフも時々メロディアスなのにも関わらず、メロウさよりもカオスの方が
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志方あきこ-RAKA-祈り ~モンラム~ ★★ (2006-11-06 10:08:27)
使われている言語は多分チベット語。
なので全然何を歌ってるか分からないんですが、訳詞の内容がいいですね。情景が浮かぶというか。志方さん付きのリリシストの中でも篠田さんの詩が一番好きかも。言語に合わせて歌い方が変わるヴォーカルも上手いです。何気に独特な音色のギターソロも聴けるのが嬉しい。
志方あきこ-RAKA-うたかたの花 ★★★ (2006-11-06 10:03:16)
最初のピアノをバックに歌う部分のまるで夜景が見えそうなお洒落な雰囲気…R&B系の歌手かと思いました(笑)。まぁ曲が進めば胡弓っぽい音が入ってきたり、志方さんらしい曲調になってきますが。
しかし特筆すべきはサビメロ。歌い方こそしゃくりを多用し癖の強いものですが、この鮮烈さはもしもドラマとかで使われたら凄い売れちゃうんじゃないでしょうか。こういう曲が何気なく入ってるアルバム構成、凄すぎなんですけど…。
志方あきこ-RAKA-蒼碧の森 ★★★ (2006-11-06 09:58:55)
多重コーラスは勿論、フィドルやリコーダーまでが使用楽器に取り入れられていて、決して隙間の多い音作りではないんですが、これらの醸し出す緊張感がある種の「静寂」を感じさせてくれるのが凄いですね。それこそ夜の森のような神秘的な雰囲気です。
BORKNAGAR-The Archaic Course-The Witching Hour ★★★ (2006-11-05 23:20:25)
タイトル通り妖しげな雰囲気ですが、私はSimenの歌に酔い痴れてます(笑)
サビメロはシンセの音色とも相まってキャッチーな雰囲気ですが、パートによってはSimenの中性的な声色を生かした妖しさのあるメロも出てきて、どっちも聴き応えあるのがいいですね。
BORKNAGAR-The Archaic Course-Nocturnal Vision ★★ (2006-11-05 23:16:52)
この曲は作曲がBrun、作詞はSimenですが…歌メロはどっちが付けてるんだろう。やっぱリリシストのSimenなのかな?ともかく最初の歌メロ部分の、声のちょっとした歪みやトーンすらも完璧に操っているようなヴォーカルラインは印象深いですね。正直後半は掴み所がないとも思いましたが、全体で見て名曲だと思います。
BORKNAGAR-The Archaic Course-Oceans Rise ★★ (2006-11-05 23:12:48)
この曲は結構ヴァイキングっぽい要素がありますね。
勇壮なメロディで聞かせる所があったり、アコギで叙情性を醸し出すパートがあったり。アルバムの中では普通声は少なめの曲ですが、Simenはデスヴォイスも十分かっこよく、満足。
BORKNAGAR-The Archaic Course ★★★ (2006-11-05 23:00:00)
98年発表の3rd。
このバンドはヴァイキング、もしくはフォークメタルとカテゴライズされる事が多いですが、このアルバムを聴いてみた限りでは後期EMPERORの作風にも通ずる、プログレッシブでブラックの要素を含むドラマティックなメタルだと思います。
後期EMPERORと比べると激烈度は抑え目で、殆ど普通声とミディアムテンポで進行し、ブルータリティよりも展開やメロディ等をじっくりと聴かせる作風ですね。「AD NOCTUM」のような疾走感のある曲もかっこいいです。
…でも、このアルバムの目玉はSimenのヴォーカル。
私的には彼の貢献のお蔭で、このアルバムを名盤といってはばかりません。IhsahnやGarm同様、デス声と普通声を使うタイプですが普通声のほうが特に素晴らしい。地声が高いのか、かなり高いキーを出しても無理を感じさせず、なおかつ声量も減
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ANTAEUS-Blood Libels-Words as Weapons ★★★ (2006-11-05 09:42:44)
ラストのヴォーカルの邪悪な表現力…もう手放しで素晴らしいと褒めたくなります。
憎悪を篭めたがなりの後、それでも感情を押さえきれず、必死に鎮めようとしているような喘ぎ声(?)まで入っていて凄まじい。
ANTAEUS-Blood Libels-Cyklik Torture ★★ (2006-11-05 09:41:55)
確かに、デスメタルとブラックメタルの区別もつかないような、音圧に慣れていない人にとってはこの音は拷問かもしれません(笑)。このバンドには珍しい事ではないですが、ずっと突っ走ってます。個人的には1分30秒くらいのパートが好き。頭振りたくなるような感じ。
ANTAEUS-Blood Libels-Colliding in Ashes ★★ (2006-11-05 09:40:20)
この曲は存在感のあるミディアムパートもありますが…。
シンバルのノイジーな響きで、耳が休まる暇は全く無いのが流石。
ANTAEUS-Blood Libels-Rot ★★★ (2006-11-05 09:39:23)
トラックリストでは変な記号ですが、オフィを見ると「ROT」というタイトルみたいです。
このバンドはSEの使い方が上手いですね。これからどういう目に遭うのかこれを聴いただけで予想できるという(笑)。特にバンドパート直前のノイズが作風を暗示しているようだし、そこからの雪崩れ込みもかっこいい。途中のヴォーカルの鬼気迫るがなりも素晴らしい。
ANTAEUS-Blood Libels ★★★ (2006-11-05 09:38:00)
2006年発表の…おそらく3rd(違うかも…)。取り敢えず最新作。あのNorma Evangelium Diaboliからのリリースです!ジャケの手が生々しくて気持ち悪い…オフィだとなんか動いてるし(笑)
このバンドの音楽性はロウ(Raw)ブラックと言われているだけあって、音質はかなり癖が強いですね。ギターの音量が大きめで、ノイズがかなりキツめでノコギリなど刃物を連想させるような強烈な音。ドラムはギターと比べるとやや軽めですが、音の地獄の中を駆け抜けていくようで却って爽快感があって良いです。曲の方は、いわゆるファストブラックで、一応僅かながらミディアムパートもあり、速いパートも時々リズムを変えたりして一本調子にはなっていませんが、基本的には爽快に突っ走る作風です。ギターの音が強いせいでミディアムなパートでも音圧が減らないのが凄い(笑)。
ヴォーカルは中音域での
…続き
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