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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5301-5350
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MAPLE LEAF-Volkslied-バウムクーヘン ★★★ (2007-01-02 22:16:30)
私はブラックメタラーなのに「アトリエ」シリーズの少女漫画っぽい雰囲気が好きなんですが(笑)、その可愛らしい世界観が霜月さんの声が持つファンタジックな雰囲気で強化されてます。本当に彼女の声とアトリエの世界観は良く合うなぁ…。少女漫画の世界の中で秋の街路樹の並ぶ道を散歩しているかのようなポップな曲。
MAPLE LEAF-Volkslied-郷里はるか ★★ (2007-01-02 22:12:34)
霜月はるかが郷里はるか…誰でも思いつくシャレですね(笑)
曲的には、「遠い伝承歌」同様の民族色強めのメロディが特徴。「遠い伝承歌」と比べると幻想性よりもポップ性が強め。なんか旅しているような雰囲気の曲なので、水戸黄門がアニメ化したらこれを使って欲しい(笑)
MAPLE LEAF-イリスのアトリエ エターナルマナ2 オリジナルサウンドトラック-Eternal Story ★★★ (2007-01-02 22:05:44)
ラップっぽいコーラスやピアノを配しているとは言え、民族色バリバリだった「白夜幻想譚」と比べるともっと普遍的なアップテンポのポップスと言った趣の曲。ですがメロディ、歌唱、歌詞のどれもが希望や旅立ちを感じさせるもので、聴いていると元気になります。
MAPLE LEAF-月奏~ツキカナデ~-Exec_linca/. ★★★ (2007-01-02 21:58:41)
はっきり言って傑作です。
このジャンルでは、志方あきこさんの「謳う丘」のアルバム版と並ぶ神曲。流石にコーラスはあれほど使われているわけではありませんが、時に戦慄、時に神秘を感じさせるメロ使いが素晴らしい。しかもコーラス、メインのどっちを取ってもキャッチーさと幽遠さを両立させるセンスが凄く良い。この曲を作曲した、霜月さんの才能はファンタジー系音楽愛好家以外にももっと知れ渡って良いと思います。
MAPLE LEAF-かけらむすび-My Home ★★ (2007-01-02 21:51:19)
スウィングするファンタジー音楽。
ブラスも入った、彼女にしては珍しい曲調。楽しげな雰囲気ですが、一瞬立ち止まって哀愁パートを入れてくる辺り上手いですね。完全に明るくなりきれない所が逆にリアルな明るさで好き。
MAPLE LEAF-あしあとリズム-遠い伝承歌 ★★★ (2007-01-02 21:48:43)
霜月さんのレパートリーの中でも、民族色の濃い曲。
この曲はメロも民族系で泣きまくりで素晴らしいんですが、アレンジも良いですね。特にAメロのシンセは音色自体が奥行きがある上に、コーラスや歌と相まって、ファンタジー世界の夜の田舎道にいるかのような浮世離れした雰囲気が出てます。
MAPLE LEAF-あしあとリズム-Silent Flame ★★★ (2007-01-02 21:45:02)
個人的にユラグソラ、LINCAと並ぶ傑作。
シンセのメロや音色、ファルセットを多用した柔らかな情念を湛えた歌唱、奇跡的なまでにキャッチーなメロ、自己主張しすぎず、それでいてしっかり良いメロディを聞かせるギターソロ…何もかもがツボ。ほんと、霜月さんみたいな声質の持ち主が、こういうファンタジックな世界観に惹かれて、音楽を志したという巡り合わせ自体に感謝したいです。さらにそうして出来た曲を私が聴いているという事にも。
MAPLE LEAF-あしあとリズム-恋獄 ★★★ (2007-01-02 21:40:01)
タイトル通り、ファンタジックだけどどこかダークな曲。
歌メロの暗く煌くような美しさは曲を通じてブレる事はありませんが、アコーディオンがリズムを刻むパートやノイズなどを上手く取り入れたアレンジのせいかもしれません。霜月さんの曲ってどれもコーラスが練りこまれてますが、この曲なんてコーラスだけ聴いてても浸れる。
MAPLE LEAF-あしあとリズム-白夜幻想譚 ★★★ (2007-01-02 21:36:51)
「イリスのアトリエ」の主題歌。
「イリス」はプレイしていたんですが、主題歌とか余り聞かなくてベスト買うまでこの曲の素晴らしさに気付けなかった自分が恥ずかしい…。石畳の街をスキップしているようなポップ性と、ルーン文字のコーラスも取り入れた幻想性が見事に融合した名曲。アトリエシリーズの世界観と、霜月さんの持っているファンタジーな世界観がマッチしてます。
MAPLE LEAF-あしあとリズム-追憶の破片 ★★★ (2007-01-02 21:32:28)
短いピアノに導かれて始まるイントロ、まるで演歌みたい(笑)
そういう雰囲気の、哀愁たっぷりのバラード。しかしサビの良さは特筆ものですね。泣きメロをそれこそレコーディングブースで泣いてるんじゃないかと思うような、それでいて感情過多ゆえの聴きづらさの無い声で歌い上げていて、それを慰めるような落ち着いたコーラスがサポートしてます。…ほんと、涙で視界が曇りそうになります。
夢中夢 ★★ (2007-01-02 17:55:00)
>キャメルさん
良いですよね、こういうバンド。
私はこのバンド、充分メタルの範疇で語れる音楽性だと思います。
個人的な意見ですけど、メタルを愛する者の一人としては、メタルにはこういう
先進的でオリジナリティのある音楽性をも内包できる幅広い音楽ジャンルで
あって欲しいんですよね。という訳でメタル側に登録させて頂きました。
MAPLE LEAF ★★ (2007-01-02 17:51:00)
ところで、ソロ名義もここで発言してしまっていいでしょうか?
元々一人のプロジェクトですし、作風もそれほど変わるという訳ではないし…。
流石にメタルサイトにあまりポップ系を追加するのは憚られる気がするし、
ソロ名義やコラボ作品にもかなり良質の曲が揃っていると思うので…。
片霧烈火-みんのうた。-ふたりの場所 ★★★ (2007-01-02 16:01:21)
これも「軋地~」同様の、ZABADAK直系幻想ポップスにカテゴライズされそうな曲ですが…これは神秘性や美しさでは本家を超えてしまっているかもしれません。装飾的な歌いまわしの多いサビメロをコーラスが引き立て、ゴシック好きも納得の幽遠な雰囲気。これは名曲です。
…ただ、折角こんな素晴らしい曲でアルバムを始めておいて、次曲が大塚愛系の聴くのが恥ずかしくなりそうな甘ったるいポップスっていうのはないよ…。曲順はもっと考えてください、と言いたいです。
片霧烈火-かけらむすび-When They Cry ★★★ (2007-01-02 15:53:57)
これも「ひぐらしのなく頃に」が世界観のベースにあるようです。
最初は穏やかですが、曲が進むにつれて力強さを増していくヴォーカルが印象的。サビなんて哀愁どころか「悲愴」って感じです。メロディもヴォーカルに負けず悲痛。
最初聞いた時は何がテーマか分からず聴いてたんですが、漫画を立ち読みしてテーマを理解してから聴いた時はもう…ほんと泣きそう(笑)。
片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-Positive Phototaxis ★★★ (2007-01-02 13:02:13)
「Phototaxis」のリミックス。
アグレッシブな高速トランスに生まれ変わっており、インパクトのあるサウンドで、個人的にはこちらの方が好み。インパクトだけでなく、美しいピアノや暴れまわるシンセなどアレンジがしっかりしているのがポイント高いです。
片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-Lost Blue ★★ (2007-01-02 12:59:05)
このコラボシリーズの曲ってどうも一長一短な気がします…
ストリングスやキーによる叙情と、ノイズなどを上手く用いたオケからはジャケ通りの海の様に青い宇宙を思わせる叙情が表現されていますが、あまりヴォーカルが烈火さんである必要性が感じられないのがネック。もっと彼女の凛とした声を活かせるメロを書いて欲しいです。アレンジ・コンセプトが先に立ってる感じがする。
片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-チサト ★ (2007-01-02 12:55:08)
コンセプト通りの、遠い未来宇宙へと離れていった人々が地球に抱く郷愁のようなものが感じられるバラード。ただ雰囲気は凄くあるけど、歌メロがちょっと間延びしてる感があるのが惜しい。アレンジは好きなんですけど…。
片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-Phototaxis ★★ (2007-01-02 12:52:31)
表現形態は全然違いますが、曲を聴いていると眼前に宇宙が広がってくるようなサウンドはどこかARCTURUS辺りと共通する感性があるのではないでしょうか。打ち込みの浮遊感のあるリズムを利用したポップ感がなかなか良いです。
片霧烈火-Souls-Chronicle ★★★ (2007-01-02 12:48:21)
これはbermeiさんと烈火さんのコラボ作品の中でも一番好きかも。
打ち込みを多用しながら、ピアノを上手く使って叙情を表現するサウンドはbermeiさんらしいアレンジですが、この曲では更にジャジーなリズムやピアニカを取り入れ、お洒落でありながら郷愁を感じさせるものに仕上げていると思います。
片霧烈火-Ancient Colors Infinity Vol.3 饗旺ノ烈火-饗旺ノ烈火 ★★ (2007-01-02 03:15:25)
1曲目から独特ですね…
神社の渡り廊下を真っ暗にして蝋燭だけ燈したような雰囲気をシンセメインで表現したオケに、和風ながら掴み所のないうねりのある歌メロが乗る。…どうコメントしていいか困る曲(笑)。
片霧烈火-約束の日にはきみと二人で/この素晴らしき不確世界へ-この素晴らしき不確世界へ ★★ (2007-01-02 03:11:25)
久し振りに同人音楽のフォーマットでリリースされた、「ひぐらしのなく頃に」という作品(ゲーム、漫画など)を下敷きにしたバラードで、小説とセットの作品。私は「ひぐらし」は漫画だけ読んだ事があって、これがリリースされた時点ではまだ漫画は出題編しか出てないんですが…思いっきりネタバレしてるー(笑)!!
曲的には、いつもの凛とした声ではなく優しく歌い上げるバラードで、ラストの大団円なんてなかなかに感動的です。でも何故かリズムがボサノバっぽくインパクトあり。サビはリズムとストリングスが溶け合って良い感じの雰囲気になってます。
片霧烈火-Ancient Colors Infinity Vol.3 饗旺ノ烈火-贈火 ★ (2007-01-02 03:04:16)
シンセの反復を利用したアンビエント的な音楽をやりたいのか、それとも和な歌モノをやりたいのか微妙な感じの曲。というかその二つを無理矢理くっつけた感があります。「和風」を通り越して「倭風」と表現したくなるような強い歌メロなんかは良い感じですけど…
片霧烈火-Ancient Colors Infinity Vol.3 饗旺ノ烈火-纏 ★★ (2007-01-02 03:01:00)
シンセがメインの和風トランスに、それこそトランスした巫女のようなヴォーカル…醸し出す空気感はなんともいえずマニアック(笑)。鬼火を思わせる、和な妖しさを持ったシンセメロとか好きですけど…どういう人をターゲットにした曲なのか結構疑問かも。
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声 ★★ (2007-01-02 00:47:00)
2006年発表の2nd。
1stはクレジットを見る限り、アニメやゲーム等に提供した曲を集めた音源集だと
思われますが、今回のこのアルバムは書き下ろしのコンセプトアルバムです。
私はこのアルバムで烈火さんの音楽に始めて触れましたが、凄いですね、この構築性。
音楽性的にはZABADAK系幻想音楽やフォークロア、ジャズやポエトリーリーディングなど
様々な要素を取り入れたポップスと言う感じですが、芯のしっかりとした力強く、それでいて
官能的な凛としたヴォーカルと、こだわりすぎなほどに構築された世界観をベースにした
詞のお陰でやりっぱなし感は全く無く、一貫したコンセプトを表現していて素晴らしい。
ただ、曲の登場人物になりきりすぎの感のある曲があるのはちょっと好みが分かれますが…。
個人的には「のこされた罪悪」はまあ大丈夫だけど、「るまー・るまー
…続き
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-のこされた罪悪 ★ (2007-01-02 00:23:00)
ちょっと声を作りすぎ(=曲中人物になりきりすぎ)のきらいはありますが、アルバムコンセプトを語る上で非常に重要な曲だと思います。
…この作品の中では世界を破壊しようとしている存在って、「世迷言」に見られるような「汚れ」を嫌ったからと解釈しているんですが、それを最も早く察知したのがこの曲の主人公のような「無垢」な存在とは、何たる皮肉でしょうか。胸が苦しくなります。
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-とどきますように ★★★ (2007-01-02 00:18:38)
パッと聴きには、衒いの無いアップテンポなポップス。
ですが歌いまわしのせいで凄くドラマティックに仕上がってますね。悲哀を込める所では込め、決意を湛えた所では芯の通った歌を聴かせ…しかしあまりにも激しい感情表現の為にポップ性を損なう事は無く、あくまで良質なポップスとして仕上げるバランスの良さが凄い。
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-界繋呪 ★★★ (2007-01-02 00:14:52)
読み方は「かいけのまじない」。
アルバム中、最もダークな曲で蟲が歌っているようなコーラスやラップ、サンプリング等を配したヘヴィかつ不気味な音像が特徴。とは言え歌メロそのものはキャッチーで、恨みを吐き捨てるようなヴォーカルはどこか官能をも湛えている印象。「腐レタ生命ニ鉄槌ヲ/爛レタ運命ニ審判ヲ」…まじでかっこいいです、これ。
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-世迷言 ★★★ (2007-01-02 00:09:51)
これも烈火さんの曲の中ではトップクラスに好き。
ブラスを大々的にフィーチャーした、ジャジーでノリの良い曲ですが、最も感銘を受けたのは歌詞。「『奇蹟を起こすあの樹の下で永遠に結ばれたい』だなんて/首を枝に括り付けてあげる/お目出とうようやっと御望み通りに」物凄い毒と皮肉が効いていると思います。ほんと、この人の世界観には惹かれるものがあります。
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-無くなるものへの鎮魂歌 ★★★ (2007-01-02 00:04:46)
まるで「怒りの日」を思わせるような、激しいオーケストレーションのシンセが劇的な曲。ヴォーカルもクワイア風に歌い上げ、その表現力の高さを見せ付けてくれます。
これ、私的にはタイトルを「無垢なる者」と掛けていると思うんですがどうでしょう?「のこされた罪悪」の次に来ているせいか、その曲の主人公に宛てている様にも思えるんですよね。
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-軋地を渡れ祝福の祝詞 ★★ (2007-01-01 23:59:17)
イントロからしてZABADAK直系の幻想ポップスですね。
最初はサビメロがこの手にしては幾分インパクトに欠けるような気がしましたが、コーラスワークやシンセのメロディでしっかり補っていてちゃんと聴き応えのある曲になっていると思います。「幸福の童!」の部分が特に好き。
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-のこされた希望 ★★ (2007-01-01 23:55:37)
このシンセのサイバーチックな音色とピアノのお洒落と言っても良い雰囲気の醸し出す絶妙なアンビエンス、bermeiさんの専売特許と言った所でしょうか。途中の様々な声が入ってくる所、物語が一気に加速していくようで良いですね。
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-みちあふるままに ★★★ (2007-01-01 23:52:19)
ピアニカやピアノの音色やパーカッシブなリズムがフォークロアっぽい、個人的には「深淵舞踏」と並んで烈火さんの中では最も好きな曲。ポップなんですが、メロの泣き具合とヴォーカルの凛とした、かっこいい歌いまわしがたまりません。
しかし歌詞は曲からは想像が付かないくらいにダーク。「さあ踊れ 愚かなる民よ」「心満たし潤すは 痛ましき叫び」…こんな詞をノリノリで情感たっぷりに歌い上げる烈火さんって絶対S(笑)。よく「みちあふるるままに」と誤記される事の多い曲。
片霧烈火-みんのうた。-金色ナリ我ガ姫ノ月 - awnglier maguielaw elir ★★★ (2007-01-01 23:45:59)
おそらく全造語と思われる、コーラス重視で展開する曲。
音そのものだけでなく、言葉の響きも美しく、しっかりと造語を生かしているのが凄い。コーラスと絡むその歌声は何かへの讃歌のようでもあり、切なる祈りのようでもあり。志方あきこさんの作風ともかなり共通する楽曲だと思います。
片霧烈火-みんのうた。-深淵舞踏 ★★★ (2007-01-01 23:42:09)
神曲。
もしもゴシックメタルとJ-POPの両方が好きなメタラーで、この曲を聴いた事がないという人がいたならば同情を禁じえない。ゴシックの耽美さとポップスの取っ付きやすさを兼ね備えた歌メロが素晴らしい。アレンジもメタルから影響を受けつつ、途中チェンバロなどを配した美しいパートを挟んできたりプログレ的とも言える濃さ。
ゴシックとポップスの両方の美点を取り入れたらどのような音楽が出来上がるか、その答えがここにはあると言っても過言ではありません。この一曲の為にアルバム買っても良いレベルです、必聴!!
夢中夢-夢中夢-鉄ノ花束 ★★★ (2006-12-31 00:59:35)
執拗に繰り返される、有機的に蠢くベースの音に呻き声のサンプリングやキー、これまた繰り返し唱えるようなヴォーカルが乗り展開していく曲。ヴォーカルが催眠術をかけているような調子の上、ベースのメロも良い為良い感じに浸れますね。そうしてトリップした脳をシンセの光が焼き尽くしていく…。
夢中夢-夢中夢-楽園 ★★★ (2006-12-31 00:58:29)
12分オーバーの大作ですが、これは凄い…
最初はシンセと女性ヴォーカルがメインの幻想的な空気感に浸れる曲で、これだけでも世界観が成立してもおかしくない感じですが、8分を過ぎた辺りから徐々にメタルサイドに向けて離陸開始。ストリングス系のシンセの音がまるで空でも飛んでいるような高揚感をもたらすシンフォメタルに。これはもう、音に吸い込まれるより術はないですね。
夢中夢-夢中夢 ★★★ (2006-12-31 00:56:00)
2006年発表の1st。
…これが1stって凄いですね。かなりハイクオリティなアルバムです。
帯によると、このバンドは自分の音楽性を「フューネラルクラシカル」と称しているようです。しかし、コンポーザーが影響を受けたものに挙がっているのに久石譲とブラックメタルが同列に並んでいるのが凄い(笑)。そこからも分かるように、その音楽性はヴァイオリンやピアノ、フルート、マンドリンなどを配したヒーリング音楽/叙情プログレとブラック色の強いメタルを融合させた、ハイブリッド実験音楽と言うことが出来そう。
ブラック色が強いといっても、狂気やブルータリティよりも頽廃的でシンフォニック、ゴシックな色が濃く、叙情プログレサイドのパートとの相性もばっちり。ミニマルな要素が取り入れられた作風はちょっと好みが分かれるのかもしれませんが、とにかくメロディの質が素晴らしいため冗長さや難解さ
…続き
夢中夢-夢中夢-クロノス∞カイレス ★★★ (2006-12-30 22:43:21)
この曲もブラックからの影響が強いですね。
美しいトレモロリフ、余りにも耽美なヴァイオリン、そして死にかけたような暗黒男性ヴォーカルを引き連れての疾走が強烈。ブラック的な部分以外でも、破滅的に耽美な濃いメロディが聴けるのが素晴らしい。
夢中夢-夢中夢-魔道院妄奏天使曲 ★★★ (2006-12-30 22:42:14)
これは…思いっきりブラックメタルしてますね。
正直デス声は片方は迫力に欠け、もう片方はエフェクト掛けすぎでイマイチなんですが、クワイアを用いた頽廃的な雰囲気作りがなんとも素晴らしい。特にトレモロリフとアトモスフェリックなキーボードが絡むパートが凶悪。単体でも充分凄いんですけど、「斬鉄」みたいな曲と同じアルバムに入っているというのが信じられない。
夢中夢-夢中夢-不浄幸福讃歌 ★★★ (2006-12-30 22:41:03)
こういうポピュラー音楽(メタル含む)に声楽的な歌唱を取り入れた曲って個人的に凄くツボなんですよね。更にそれが前半の痛烈なメタルサウンドでビルドアップされているとくれば…。メロディも感動的なまでの美しさと取っ付きやすさの両方を備えてますし、文句無く超名曲です。
夢中夢-夢中夢-白獄ノ夢 ★★★ (2006-12-30 22:39:28)
日本人って叙情性の濃いメロディを好むせいか、暗さとキャッチーさを両立させたメロディを書かせたらピカイチな、ゴシック向きな民族だと思ってたんですが、この曲を聴いて更にそれを確信しました。ゴシック好きならば「♪Dream of white hell…」のクワイアが響き渡る個所には恍惚必至。どうして日本のメタルバンドはこういう曲をもっと書かないんだろう…。
夢中夢-夢中夢-斬鉄 ★★★ (2006-12-30 22:38:27)
インストですが、シンセとフルートの鮮やかなメロディには、どこかZABADAKやその系譜にある民族ベースな幻想音楽系アーティスト、中でもKIRCHE辺りにも通じる叙情性が感じられます。後半は強烈なリズムとその叙情が溶け合い、何とも言えない世界観を作り上げています。でも、なんでタイトルが「斬鉄」なんだろう…。
MUTIILATION-Evil - the Gestalt of Abomination-Suffer the Gestalt ★★★ (2006-12-29 22:36:45)
これはヤバイ…CDのプレイボタンを押すと聴こえてくる、Meyhna'chの呪詛のような呻き声で、一気に暗黒世界と現実の境界が取り払われてしまう感じ。そしてその闇の中行われる儀式…そんな曲です。ギターのぶっ壊れ具合もいいですね。
MUTIILATION-Evil - the Gestalt of Abomination-The Fear That Freeze ★★★ (2006-12-29 22:33:53)
5曲目が終わり、この曲に移った時吹き出しそうになりました(笑)
ドラムの音が余りにも打ち込み丸出しの上に、何故か4つ打ちなのでトランスっぽく聴こえるんですが…しかもこの人、ブラックとトランスの融合とかじゃなくてなんか天然でやってそうな気がするし…私的には大好きですが、ドラムの音に萎える人もいるかもしれません。
でもタイトル…文法間違ってる気がするんですが。
MUTIILATION-Evil - the Gestalt of Abomination ★★ (2006-12-29 22:28:00)
MUTIILATIONはどれが何枚目なのか分からない…。
93年発表のアルバムに96年と99年発表の音源を足した物でいいのかな?確かバンド非公認の音源だったと思いますが、他に聴けるものがないので…。
5曲目までの93年の音源は、基本的な音楽性は1st同様でまだドラムが生。
ヴォーカルは1st同様の精神のタガが外れまくりながなり声を使ってますが、時折入れてくる逝ききったような金切り声での絶叫が凄い。その頭がイカレてしまったような悲鳴から歪んだ声に移行させたりする部分などはかなり狂気的でかっこいいです。
音質も1st同様にドラムが大きめですが、今回はノイジーとは言えギターの音量も負けておらずリフの輪郭が少し聴き取りやすくなってます。MUTIILATIONって何気にメロディのセンスのあるバンドだと思うので、これは嬉しいですね。
それ以降の音
…続き
THE 3RD AND THE MORTAL-In This Room ★★ (2006-12-28 21:43:00)
何故かこのアルバムだけ買うのが遅れてしまいましたが…。
THE 3RD AND THE MORTALの作品では今まで「MEMOIR」が一番好きだったんですが、
この作品も負けず劣らずのアルバムだと思います。何故今まで聴かなかったんだろう…。
前作同様、ゴシック/ドゥームメタルというよりはプログレッシブロックとして扱った方が
しっくり来そうな内容。音作りが非常に上手く、浮世離れした雰囲気やその空気感に
リスナーを耽溺させる術は前作と比べてもかなり進歩しているのではないでしょうか。
確かに、女性Voのゴシックメタルとして聴こうとしたり、音を分析しながら聴いたりすると
難解に感じてしまうのかもしれません。しかし音に酔いながら聴くと、難解どころか
曲の中に取り込まれてしまうかのような感覚が味わえるはず。ヴォーカルも歌を歌として
聞かせるという
…続き
THE 3RD AND THE MORTAL-In This Room-Hollow ★★★ (2006-12-28 21:27:15)
結構機械的な音が入ってるのに、超自然的な儀式に立ち会ってるような印象の曲。幽谷の、前が見えないほど霧の立ち込めた神社の社で、暗闇の中で霊を降ろす為に瞑想してるような感じ。遠くから巫女の声が響いてくる…。
…と書きましたが、こういう曲って絶対聴き手によって見えてくる景色に違いがあると思います。多分私みたいな印象を受ける人は他にいないんじゃないかと。でも名曲という事には変わりありません。必聴です。
THE 3RD AND THE MORTAL-In This Room-A Touch Of・・・ ★★★ (2006-12-28 21:22:21)
ほんと、そんな感じの曲ですね。
ここまで来ると、もう陶酔感のある音楽というよりは陶酔している精神状態を音で表現しているような感じ。リズムが入ってからの控え目な盛り上がりもその陶酔感を静かに盛り上げてくれます。
THE 3RD AND THE MORTAL-In This Room-Sort of Invisible ★★★ (2006-12-28 21:19:45)
この幽玄でダークなシンセの音色が入ってきた瞬間、脳が蕩けそうになりますね(笑)。その蕩けた脳に、ギターやヴォーカルによるメロディが流れ込んでくると何とも言えない快感。でも歌詞は…これは何を表現しているのだろう…。
THE 3RD AND THE MORTAL-In This Room-Sophisticated Vampires ★★ (2006-12-28 21:16:40)
この曲の嬌声や悲鳴にも似た狂的なヴォーカル、やはりタイトルの吸血鬼的なものを表現しているのでしょうか…。ギターのメロディもヴォーカルに負けず劣らずの狂気が感じられます。知性と狂性が同居した曲。
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