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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 2701-2750
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GLAY-ONE LOVE ★★ (2004-05-18 20:10:00)
GLAYでの「名盤」は、個人的にはこの「ONE LOVE」か「BELOVED」のどちらかだと思います。
GLAYのスタンダードを詰め込んだ「BELOVED」に対し、こっちはロック色が強く、最初から最後までテンションが持続する所が素晴らしいです。
「嫉妬」「MARMAID」「THINK ABOUT MY DAUGHTER」なんかの王道系ももちろん良いですが、このアルバムの強みはレゲエを組み込んだという「ひとひらの自由」やリズムが面白い「夢遊病」などの実験的な曲もアルバムの一つのピースとして全く違和感無くハマっているところだと思います。
歌詞が今までよりシリアスさを前面に押し出し、色々と考えさせられるものがあるのもこのアルバムを名盤たらしめている大きな所以であるかもしれません。特に「Fighting spirit」や「夢遊病」なんかは是非とも歌詞に目を通していただきたい所で
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GLAY-ONE LOVE-THINK ABOUT MY DAUGHTER ★★★ (2004-10-19 21:36:15)
父が娘を思う気持ちを歌った、GLAY王道とも言える爽やかに疾走する曲。アルバム「ONE LOVE」にはシングル向けの曲が多いと思いますが、その中でも最もシングルに適していそうな曲です。
GLAY-ONE LOVE-嫉妬 (KURID/PHANTOM mix) ★★★ (2004-01-17 19:58:45)
「口唇」「誘惑」に続く「漢字2文字3部作」の3曲目。いかにもGLAYって感じのスピード感の有る曲です。
でも、意地悪でツッコミ好きな私は英語部分の「Kiss me more deep」は友人間でネタにしてしまった(失礼)。曲はGLAYの中ではトップクラスにかっこいいと思います。
GLAY-pure soul-誘惑 ★★ (2004-01-17 19:57:51)
おそらく「winter,again」と同じく、GLAYでは最も知名度の有る曲。
イントロのギターがゴリゴリしててかっこいいです。出来ればこの音圧が本編にももっと欲しかった所。
GLAY-rare collectives vol.2-ROCK ICON ★★★ (2004-01-17 19:58:26)
GLAYの曲の中で、「かっこよさ」という観点から見た場合、この曲が一番だと思います。
「春を愛する人」みたいなラブソングと同時に、こういう棘の有る曲が作れるバンドでいてほしいですね。
GLOOMY GRIM ★★ (2011-05-16 17:55:47)
フィンランド産シンフォニック・ブラック。
凄くキャッチーなバンド名ですよね。略してぐるぐり。
GLOOMY GRIM-Life? ★★★ (2011-05-16 17:56:28)
2000年発表の2nd。
…名は体を表すという言葉が、これほどまでに似合うバンドは彼らを置いていないのではないでしょうか。正に「陰鬱で、怖気を震うような」世界観を描く、アヴァンギャルドでダークな個性派シンフォニックブラックを演ってます。
ただ、アヴァンギャルドとは言っても、展開は突飛な訳ではなく、むしろドラマ性に富んでいるし、刻みも入れたリフを含むアンサンブルなんかは、正統派メタラーでも十分受け入れられそう。変態的なのは、主にキーボードの音色の使い方と、その音色が醸しだす、薄気味悪さをメルヘンな感覚が更に気持ち悪くする、独特のムード。
しかもキーボードが不安を煽りまくるムードに便乗して、ベースを気味悪く蠢かせたり、聴き手を怖がらせる術を熟知している感じで、聴いてて酔いが回ってくる音。かなり喉声っぽいヴォーカルも、奇妙な世界の語り部として申し分の無
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GLORIA DIABOLI-Gate to Sheol ★★ (2011-11-27 22:10:17)
2007年発表の7曲入りEP。
ラスト2曲はCD盤ボーナスで、前年に出たEPの曲だとか。
凄みの効いた荘厳さと、甘美な邪悪さを伴うリフ、地獄から蘇ってきたゾンビの如くドスの効いた、禍々しいがなりヴォーカル、タイトに疾走するドラムと、変則的な要素は殆どないものの、どの要素を切り取ってもレベルの高いブラック。特にどの曲も甘美で邪悪なメロディセンスが発揮されたメインリフがあり、ギターソロを入れてもメロのセンスのためか邪悪さの減退しない、曲作りはかなりクオリティが高いと思う。
ただ、個人的に気になるのは音質なんですよね…ドラムがRAWで抜けの良い音なのは良いんですが、リフに対して少し音が大きめなことと、ギター・ドラム・ヴォーカルの音の分離が妙に良いことが重なって、変に軽快に聞こえてしまうんですよね。RAWさが邪悪さを助長していない感じ。個人的にはよりプリミティブ
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GLORIA MORTI-Anthems of Annihilation ★★★ (2011-11-04 23:20:23)
2010年発表の3rd。
メンバーの見た目からしていかついですけど、音はもっといかついですね(笑)。
店の紹介ではメロディック・ブラックとされてましたけど、個人的にはその上に「超攻撃特化型」というフレーズを上乗せしたい感じ。とにかくファストパートの殺傷力が半端でなく、粒の揃ったドラミングと、ブラックの粗さではなく、デスの重さに通じる、ヘヴィなリフによる圧殺サウンドが非常に耳に心地良い。
無慈悲に刻むフレーズを多用し、時折メロデスに通じるフックあるメロディを仕込んでくるリフ捌き自体もデスに近いですし、ヴォーカルが低音グロウルとハイピッチの絶叫をするスタイルなのもデスっぽいですが、この無闇で殺気だった爆走やピアノ・キーボードによる不穏さの演出はブラック的と言えるかも。何気に声量あるグロウルと、顎がイカレそうな絶叫のどちらも迫力満点な、ヴォーカルのパフォーマン
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GLORIOR BELLI ★★ (2010-06-14 22:06:00)
フランス産ブラックメタルバンド。
路線変更したDSOの(3rd路線の)後釜を継ぐのはこのバンドしかいない、と思いきや…
GLORIOR BELLI-Gators Rumble, Chaos Unfurls ★★ (2014-01-01 22:37:28)
2013年発表の5th。
前々作、「Meet us at the Southern Sign」を聴いた時は、DEATHSPELL OMEGAの「Si~」的なブラックメタル特有の宗教的な邪悪さを、サザンメタルの要素がより生々しく強調して感じさせるような作風で、個性と邪悪さを両立させている事にかなり感心したんですが…今作は、個性を強める余りブラック本来の邪悪さからは若干離れ気味な印象を受けます。
今までの作品と比べるとサザンメタル要素があからさまにフィーチャーされており、左右のチャンネルで有機的に絡む、ノイジーなギターリフを、単に攻撃的で暴虐なだけではない、グルーヴ感のあるドラミングに乗せたアンサンブルは、高いミュージシャンシップを感じさせつつも、ドラッギーでサイケな感触もかなり強め。プリブラなどに見られる催眠的感覚を、別の手段で上手く演出する事に成功しているよう
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GLORIOR BELLI-Manifesting the Raging Beast ★★ (2010-06-14 21:53:00)
2007年発表の2nd。
「DSOの3rdにそっくり」と、ブラック好きの間での評判を聞きつけ購入。
…確かに、10人中9人は似てると言うであろう程似てますね。
黒い霧が吹き出してくるようなギターリフの音色、平坦気味なそのリフが奏でる混沌とした不穏さを醸し出すメロディ、押し潰したようなドスの効いたがなり声…意図的に似せようとしてるとしか思えません。但し、この作品の方が音質がより整っていたり、展開や歌詞が分かりやすかったり、もう少しコンパクトな印象。
どの曲もDSOのあのアルバムに入っていても、違和感なく聴けてしまうものばかりですが…DSOでいう「Sola Fide Ⅰ&Ⅱ」「Carnal Malefactor」のような頭一つ抜けた曲に欠けるのがネック。DSOは、「Si Monumentum~」アルバムにおいて、プリミティブ志向の強い、かつムード重視の
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GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign ★★★ (2010-06-14 21:56:00)
2009年発表の3rd。
Southern LordからCandlelightに移籍してのリリース。
前作「Manifesting the Raging Beast」では、DEATHSPELL OMEGAの「Si Monumentum~」アルバムの様式を踏襲し、若干キャッチーに仕上げたような邪悪で高品質な作風で、ブラック好きからは将来を楽しみにする声も多く上がっていましたが…今作もプレイボタンを押すと、「Si~」期のDSO的な不穏なリフが流れ始め、Mikko Aspaを少し歌詞の発音を明瞭にしたような低音デス声が入り、今作でも安心してブラックの本質を衝いた作品を聴けるな…と思っていたら…。
一分も経たない内に、不穏なメロディに混じってブルース的な、渋みの効いた乾いたメロディが挿入されて面食らいました。これは、デザートロックとかサザンロックと呼ばれる音楽性
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GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-Fivefold Thought ★★★ (2010-06-14 22:06:15)
デザートロック要素は薄く、ほぼ前作の作風を引き継いでる曲ですが…音質が僅かながら向上していたり、トレモロリフの邪悪さがより自然になっていたり、順当な進化が垣間見えますね。こういう曲があるお蔭で、リスナーから期待されてる部分と、新機軸のバランスが優れたアルバムになっているのではないでしょうか。
GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-In Every Grief-Stricken Blues ★★ (2010-06-14 22:00:15)
「~ブルース」という曲名が、ブラックメタルバンドの作品に付くこと自体、意外なんですけど(笑)。曲的には、OPETHがよくやるブルージーな静パートを、邪悪で不穏なエナジーに満ちたブラックメタルで塗り潰した感じでしょうか。何気に歌いだしのノーマルヴォイスが、良い声だったので驚きました。
GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-Once in a Blood Red Moon ★★ (2010-06-14 21:58:05)
不穏で不協的なメロディで、やっぱりGLORIOR BELLIはこうでなくちゃ、と思わせておいた矢先の意外な展開。「期待通り」から、「期待を裏切る」への変化が上手いと思う。この変化が受け入れられた人には、素晴らしいアルバムとなると思う。
GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-Swamp That Shame ★★★ (2010-06-14 21:59:12)
今作は途中に挿入されるインストにも秀作が多いですが、中でもこれは素晴らしい。混沌としていて、グロテスクなうねりを持ったメロディは、KENOSE以降のDSOに通じるものがあると思う。雰囲気ではアルバム1かもしれません。ヴォーカルが入ってないだけで、Vo入りの他の曲にも全く見劣りしません。
GLORIOR BELLI-Meet Us at the Southern Sign-The Blazing Darkness (of Luciferian Skies) ★★★ (2010-06-14 22:05:25)
外部ミュージシャン(Ieremy Christner)による作曲だからか、この曲はデザートロックのテイストがあまり無いですね。力強いミディアムテンポで進行していく曲で、DSOの不穏で邪悪なムードと、最近のSATYRICONのどす黒いパワーを融合させたような雰囲気がありますね。
GLORIOUS AGGRESSOR-Retribution Curse ★★ (2016-06-27 23:28:19)
2012年発表のEP。
500枚限定で、今の所この音源しか発表していないようです。
まるで日本の某有名メタルバンドの楽曲のようなバンド名ですが、れっきとしたアメリカンブラック。メンバー構成のデータも無く、全く未知数のバンドの初音源としては何気に結構良いレーベル(Obscure Abhorrence)からリリースされているんですが、確かに北欧産、特にノルウェー産のバンドに通じるような、土着性の高い邪悪メロウなトレモロリフなんかは、凄くセンスを感じられるんですよね。
ただ、時折正統派メタルのような流麗なギターソロに展開を割いたり、ドラムがかなり軽めだったり結構特徴的な部分もある印象。特に後者は、真性ブラック的な重々しさは若干薄れてしまっている気はするものの、炸裂感というか聴いていて気持ちの良い音になっており、マイナスにはなっていないように思います。ソロも微妙
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GMORK-Ave Nihil ★★★ (2015-12-04 00:36:20)
2015年発表の3rd。
日本盤が発売、更にSIGHの川嶋さんがライナー書いているということもあって衝動的に購入した一枚。どうもこのバンド、メロブラとしてかなり評価が高かったらしいですが、今作はそのレッテル貼りを嫌い、敢えてメロディは抑え目にしてあるとか。初聴のバンドなので過去作との比較は出来ませんが、ブラックメタルとしてかなり良いバランスに仕上がっていると思います。
GORGOROTHが支持される理由って、アルバムによって作風はある程度変えても、アングラな衝動性、メタルの構築性、ブラックの土着性がバランスの良い配分で組み込まれているからだと思いますが、このバンドも共通するセンスを感じます。展開やフレーズの構成が緊張感・ドラマ性に富んだ作風、締める所でしっかり締めるリフのトレモロなどは特に。こちらの方がより野蛮で荒っぽい印象ですね。ヴォーカルのがなりに時々混じ
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GNAW THEIR TONGUES-All the Dread Magnificence of Perversity ★★ (2010-04-27 18:18:00)
2009年発表の4th。
このバンドはオランダ出身の独りノイズ/ブラックで、この手の中でも評価の高いアーティストと言う事ですが…この作品を聴く限り、ブラック的な要素は濃密な邪悪さ漂う雰囲気や、絶叫ヴォーカルくらいで、手法の方はほとんどノイズ/アヴァンギャルドですね。
それだけで辺りの雰囲気を真っ黒く染め上げるような、空気を振るわせるドローンがほぼ常時鳴り響く中で、メロディを追うのではなく、ひたすら恐怖感を演出する管楽器、病気じみたサンプリング、聴き手の焦燥感や恐怖感を煽るドラム、耳を聾するノイズ、ただただ苦痛を訴えるようなヴォーカル…など、健全な肉体に健全な魂を宿す、良識ある人間に取っては「毒」にしかならない音素を、いくつも重ねていく作風。
もちろん、病んだ音楽を所望する諸兄には、これらの要素は当然プラスに働くでしょう(笑)。空気の響きすら演出で
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GNOME-SILENT SCREAM ★★★ (2012-10-10 20:46:55)
2012にZero Dimensional Recordsから発売された音源集。
90年代半ばから後半にかけて活動したバンドですが、その時の音源を集めたもの。
2枚組限定盤にはメンバーのアンビエントプロジェクト「Human Soul」の音源も収録。
これは結構驚きましたね…90年代半ばの時点で、日本にこういうブラックメタルを演ってる事にびっくり。柔らかくも不気味で、妖気漂うようなシンセに包まれ展開するブラックメタルに、BURZUM系の裏返り気味の悲痛絶叫の絡むスタイルで、今でいう鬱ブラックとアトモスフェリックブラックを足したような感じなんですが…それだけでは終わらない個性も感じられる音。
近年の鬱ブラックやアトモスフェリックブラックと比べると、まだストレートでオールドスクールなブラックメタルをある程度踏襲しているような感じで、時折リフやリズムに躍動
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GO!GO!7188-虎の穴2-ギンギラギンにさりげなく ★★★ (2008-07-09 23:27:31)
この曲、妙にツボなんですが…(笑)
ターキーさんのヴォーカルがほんと良い味出してる。投げ遣りなんだか熱いんだか良く分からない声色で、巻き舌で勢いよく歌う歌い方が絶妙にツボに嵌まる。これは彼にヴォーカル振って大正解でしょう。
GOATBED-goatbed-循環の音色 ★★ (2005-06-13 18:25:18)
タイトル通り、一つのフレーズの繰り返しを軸に展開していく曲。
そんな縛りがあるのにここまでポップにしてしまう手腕は流石の一言。
GOATBED-goatbed-風穴 ★★★ (2005-06-13 18:08:35)
音のおもちゃ箱をひっくり返したようなSEから、自分の耳元にだけ小宇宙が出現したかのような音色に繋げるイントロの時点で名曲確定。サビ部分のコーラスとの掛け合いや、巻き舌のようなサンプリングも面白いです。
GOATBED-ワーキングウォークマン ★★ (2005-06-13 18:04:00)
2005年発表の…多分4th。
10曲入り2000円で良心的な価格設定です(笑)
インタビューで巷の画一化した「良い音」への懐疑を口にしていただけあって、
相当ひねくれた音を出してますね…リズムがとても小気味良い音で録られているのに、
シンセがやけにチープな音色だったり、かっこいいギターリフを持ちながらも、それを
わざわざ刻んで曲の材料にしてしまったり…間違っても「低音が聴いてて、ヴォーカルが
前面に出てて…」みたいな、特に音楽ファンでない一般人が好みそうな音ではありません(笑)
でもその分、アイデアで勝負している感じが伝わってきて、聴いてて楽しい作品です。
「え~、そこでそんなアレンジにしちゃうの」とか心の中で突っ込みながら楽しみましょう。
「良い音」よりも、「面白い音」を求めている人は是非聴いてみるといいと思います。
GOATBED-ワーキングウォークマン-ジオデジオ ★★ (2005-06-13 18:07:41)
帯に「歌謡曲」という表記(多分皮肉でしょうけど)があるだけに、歌メロの良さも相当なもの。この曲はその歌メロと、チープなのかスリリングなのか、スタイリッシュなのか良く分からない雰囲気がお気に入り。それにしても変なタイトル…
GOATBED-ワーキングウォークマン-ツートンキラー ★★★ (2005-06-13 18:06:50)
メタルのリフをコピーする所から作曲を始めたという曲。
でも、そのリフもチャンネルでぶった切られていたり、ヴォーカルもアンニュイな低音から入ったりして結果的にメタルからかけ離れた音になってて楽しいです。「ツートンキラー」のヴォーカルとリズムの掛け合いや、その後のシンセのメロは普通にかっこいい。
GOATBED-ワーキングウォークマン-ニューロマンサー ★★★ (2005-06-13 18:05:14)
私は歌詞に関しては「情念」を重視するので、彼の「カットアップ手法」についてはあまり賛同していなかったんですが、この曲の歌いだしの「天つ風 スタンバイ」の一言でなんか納得させられてしまいました(笑)。言葉の選び方に凄いセンスを感じます。シンセがファミコンみたいで好き。
GOATBED-ワーキングウォークマン-モニカ ★★ (2005-06-13 18:06:05)
吉川晃司さんのカヴァー。
テレビで一度見ただけですが、原曲はかなり熱唱していた気が…でもこのカヴァーでは随分クールに歌ってます。アレンジも面白く、「♪モニカ~」のロボットボイスを聴いた時は吹き出しそうになってしまいました(笑)
GOATFUNERAL-Luzifer Spricht: 10 Years in the Name of the Goat ★★ (2017-09-18 04:51:15)
2016年発表のコンピレーション盤。
1stアルバムの「Bastion Lucifer」と、各種スプリット音源を収録しており、バンドがこれまでに出した楽曲を網羅できる作品。
幾つかの作品が本国で発禁になっていることでも有名なEISREGENのメンバーが関わっているバンドのようですが…露悪趣味的な部分は確かに共通していますが、様々な音楽的要素を混合し知的な展開も見せるEISREGENに対し、こちらはオールドスクールなブラックメタルを直接に聴かせる音。ただし音に「コシ」「味」があるような点は、EISREGEN譲りとも言えるでしょうか。
EISREGENと比べるとよりダイレクトな俗悪さを表現しており、気合一発みたいな作風ではありますが、プリミティブ勢に通じる野蛮さの中にもどこか知性が感じられてしまうのが特徴でしょうか。聴かせ所をしっかり設けた丁寧な展開だったり
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GOATMOON-Death Before Dishonour ★★★ (2011-10-19 21:13:57)
2004年発表の1st。
プリミティブブラックのローファイ音質にも篭り系とかノイズ系とか、色々と種類がありますが、この作品の音質は「やかましい系」って感じですね(笑)。プリブラお約束ともいえるジリジリギター、まるで金属の食器がぶつかるような、やたらウルサイ(くせに抜けのいい)ドラムの音色、プリブラの中でもテンション高い喚きまくりヴォーカルが合わさり、プリブラ屈指のやかましい音に。しかし、この手の音に慣れてると意外に不快に感じないんですよね。好き者限定とはいえ、まだ心地よく楽しめるレベルのやかましさ。
そしてもう1つ、特筆すべきなのはメロディの良さ。
全体をトレモロで覆い尽くした作風ではなく、基本オールドスクールなスタイルを踏襲しつつ、要所でメロいパートを入れてくる作風のため、冒頭を聞いただけでは世間で言うほどメロウじゃないかな、と思いましたが、3~4曲目
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GOD DETHRONED-Bloody Blasphemy ★★ (2008-11-16 22:20:00)
99年発表の3rd。
デスラッシュやブルデス由来の爽快なカチコミドラム、メロデスやメロブラ由来のメロディアスな泣きリフ、デス由来のうねりのあるリフなど、様々なエクストリームメタルの良い所を抽出したようなデスメタル。
頻度こそ少ないものの、ヴァイキングメタルさながらの朗々とした歌い上げ、ゴシック的な雰囲気を醸す女性Vo、バンドサウンドを包むアトモスフェリックなキーなども聴かれるなど、かなり多様な要素を取り入れてるにも関わらず、全てこのバンドの音として昇華している辺りセンスが良いと思います。
特にリフに篭められた泣きメロと、妥協なきブルータリティの融合振りが素晴らしいです。ヴォーカルも悪くないし、デス系行ける人ならおよそ買って損するということはないんじゃないでしょうか。ベルセルクのグリフィス実写版みたいなメンバーがいるアーティスト写真、アー写下のブラ
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GOD DETHRONED-Passiondale (Passchendaele) ★★★ (2009-06-07 19:35:00)
2009年発表の8th。
初回盤は9曲入りライブアルバム、日本盤はライブテイク3曲のボーナス付き。初回盤のジャケットはギラギラした色で指紋が付きそうです(笑)。
デスラッシュを基本に、時にARCH ENEMYなどメロデス勢にも通じるメロディアスなリフを聴かせ、時にMARDUK等ブルデス/ブルブラ勢に通じる爆走を聴かせ、時にそれらを組み合わせてドラマティックに展開する作風に大きな変化はなく、安心して聴けるクオリティがありますね。
6thでは前半にメロい曲が集中してた傾向がありましたが、今回はそういう事もなく全編流れがスムース。また、音質もギターの歪みが圧力を増し、戦争を表現するに相応しい迫力ある音作りながら、全編聴き通しても聴き疲れしない感じで、良くなっていると思います。
前作は未聴なので6thとの比較になりますが、順当過ぎるくらい順当にレベ
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GOD DETHRONED-The Lair of the White Worm ★★ (2009-03-16 22:31:00)
2004年発表の6th。日本デビュー盤らしいです。
メロデス的な泣きメロやブルデス並のファストパートなど、エクストリームメタルの美点を集めたような作風は以前と変わってませんが、今作ではそれに纏まりが出て、そうした要素も含むデスラッシュとカテゴライズ出来そうな音になった感がありますね。以前の作品には(特に音質面で)B級っぽいところもあったんですが、作風が垢抜けたのと同時に音質もよく纏まった音になっていて、総じて一級品の、メジャー志向のメタルといえる作品に仕上がっていると思います。
ただ、後半からデスラッシュ志向が強くなりすぎて、彼らのメロディとブルータリティを高レベルで両立させている作風が好きな私にとっては、少し物足りないと思う部分も。個人的には前半だけなら名盤、トータルでは良盤という感じ。
BURRN!誌では高評価だったようですが、マニアの間では
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GOD DETHRONED-The Lair of the White Worm-Arch Enemy Spain ★★★ (2009-03-16 22:08:59)
タイトルは「大いなる敵スペイン」くらいの意味なんでしょうけど…アルバムの中で最もメロデスに近い(というかほぼメロデス)曲にこういうタイトル付けたら、そりゃ勘繰りたくもなりますよね(笑)。メロデスなんですけど、正統派におもねりすぎず、メロディックなリフにはデス由来のうねりが強く息づいているのが良いです。
GOD DETHRONED-The Lair of the White Worm-Nihilism ★★★ (2009-03-16 22:05:27)
Target destroyed, target destroyed, another target destroyed!!…が余りにも熱すぎる1曲目。メロディック&インテンスなリフ捌きとブルータルな音作りでリスナーを歓迎してくれます。何気に一見の人にも愛想のいい曲だと思う。
GOD DETHRONED-The Lair of the White Worm-The Lair of the White Worm ★★★ (2009-03-16 22:11:40)
メロディとブルータリティを高いレベルで融和させながら気持ち良くかっ飛ばしてくれる、GOD DETHRONEDの真骨頂とも言える曲。ストーリー仕立ての歌詞も面白いですね。ホラーっぽいのにダイナマイトとか出てくるしあっさり解決するし(笑)。
GOD SEED-I Begin ★★★ (2013-02-07 10:48:56)
2012年発表の1st。
GORGOROTHの分裂後、名前を引き継いだInfernus主導の方はオールドスクールで渋めの新作を出したり、昔のアルバムをリメイクしたり懐古的な路線に進んでいるようですが、分裂前の最終作「Ad Majorem~」のヒリヒリする殺気漂うノルウェジアン・ブラック路線を引き継いでいるのはこちらですね。
「Awake」「From the Running of Blood」「The Wound」辺りはイントロから如何にもノルウェー産ブラックな、寒々しいトレモロ疾走が聴け、もうこれだけで凡百のバンドを寄せ付けない格好良さ。Ghaalの相変わらずの狂人絶叫振りとも相俟って、GORGOROTHの「Ad Majorem~」で感じられた狂気が再び蘇るかのよう。個人的には一曲目「Awake」の出だしからテンションMAXになってしまいました(笑)。
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GOJIRA-The Way of All Flesh-Oroborus ★★★ (2009-03-07 19:43:05)
Terrorizer誌の付録のサンプラーで聴いたんですが、これは良いですね。妖気を放つような、謎めいたギターワークがかっこいいです。ちなみにこのサンプラー、他にもENSLAVEDやSONATA ARCTICA、DESTRUCTIONなど有名バンドの音源も入ってるのに、この曲が一番プッシュされてます。そこからも注目度の高さが伺えますね。
GOL-Appaller ★★★ (2014-05-01 18:22:09)
2011年発表の1st。
オーストラリア産のプリミティブ・ブラックとの事ですが…最近聴いたプリブラの中では妙にツボに入ってしまった1枚。楽曲的には、おぞましさの感情を喚び起こすようなスロー、アングラな熱気の篭もったオールドスクールなパートも挟みつつ、基本はトレモロを伴いシンプルに疾走するプリブラですが、メロディがあからさまなまでの暗黒臭を放っているのが大きな特徴。
プレイボタンを押した途端に流れる、まるでコンピューターゲームの魔界のシーンでも演出してるような、分かりやすいダークさを湛えたメロディがまず素晴らしいんですが、薄っぺらいノイジーさに、意外にも効いている低音を組み合わせた、Rawながら妙な奥行きを感じるプロダクションがメロディの暗黒属性を更に強調してるんですよね。この音作りが、メロディの黒さの深度を上げているというか。
若干マイナーっぽい
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GONTYNA KRY ★★ (2013-04-24 22:24:55)
ポーランド産ペイガンブラック。
バンド名は「血の寺院」という意味らしいです。
GONTYNA KRY-The Blood of Our Fathers ★★★ (2013-04-24 22:27:15)
2008年発表の2nd。
ディスクガイドやファンジンでも紹介されていたバンドで、ペイガンメタル愛好家から非常に高い評価を得ている…という事は知っていたんですが、実際に買ってみて驚きました。これ、予想以上に素晴らしいです。民族楽器や民族調のキーボードを作曲の主軸に据えるペイガンメタルバンドも多いですが、このバンドはギターにより神秘的なメロディを丁寧に紡ぎ上げていくスタイル。
このギターワークが、本当に素晴らしいんですよね…。トレモロだけに頼らず、リードギターによるフレーズも緻密に重ねて練り上げた音からは、個人的には後期(特に「Prometheus」アルバム)EMPERORと共通するような、熱に浮かされて悪夢に魘されるような、狂的な美しさを感じれらます。刻みも多用し、劇的に展開する音はアトモスフェリックというよりはメタリックな感触なんですが、安直にキーボードを重ね
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GORATH ★★ (2013-10-05 10:13:08)
ベルギー産プログレッシブ/アヴァンギャルドブラック。
アルバムを6枚も出しており、かなりキャリアのあるバンドですが、どうやら今年の春に解散してしまった模様。
GORATH-Apokálypsis (Unveiling the Age That Is Not to Come) ★★★ (2013-10-05 10:11:02)
2011年発表の5th。
このバンドの音楽性は、よく「プログレッシブ」とか「アヴァンギャルド」という言葉で表される事が多いようですが、このアルバムを聴く限り、実際はリズムや音色、フレーズに引っ掛かりを持たせるような事はあっても、ブラックの邪悪さから逸脱するような事はせず、あくまでブラックらしい真正な凄みや宗教的な恍惚感で勝負する、どす黒い音を身上としている作風。
聴き手の心に不安感を植えつけるようなアルペジオ、単に暴虐さにあかせて攻めるだけでない、搦め手も時折交えるようなリズム展開など、楽曲の作りは凝っている印象ですが、トレモロフェチの私としてはやはりトレモロリフの使い方に注目したいですね。全体的にメロディが邪悪で非常に宜しいですが、特に「The Seven Seals」の理性が警鐘を鳴らすような爛れたメロディ、「Le Porteur de Lumiere」の
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GOREFEST-La Muerte ★★ (2016-04-22 00:09:40)
2005年発表の6th。
2015年にMetal Mindからゴールドディスク仕様で再発されてます。
バンド名がKOFの某キャラの技名に引用されたこともあって、デス系のバンドとしては格ゲーマーの中での知名度は高そうな気がしますが、私はこのアルバムが初聴。…昨今、レコーディング技術の発達もあってか、一見草食系に見える人がヘヴィな音を出してるのも珍しくないですが…この作品は聴いただけで「イカツイ男達がやってるんだろうな」と分かってしまうような、どこかタフな雰囲気のあるデスメタル。
メロディアスさを抑えたリフは骨太な音色で奏でられ、ヴォーカルも地声の太さを活かしたガナリで、非常に無骨な印象を与えますね。リフにしろリードギターにしろ時々メロディアスな部分はあるんですが、決してやりすぎることはなく、あくまで野蛮で無骨なムードは保たれている感じ。そのムードを引きずり
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GORGOROTH ★★ (2004-06-08 21:24:00)
学校の図書室で資料を調べてみたんですが…
「GORGOROTH」の意味なんですが、トールキン作の「Lord of the Ring」の中に登場する架空の地名で、冥王が要塞を築いた高原のことらしいです。読み仮名は「ゴルゴロス」とありました。ファンの間では周知の事実かもしれませんが…
そういえばBURZUMの「Grishnackh」もこの作品からとったらしいですね。
話は変わりますが、このバンドのオフィ、かなり充実してます!!
英語ですが、詳細なレビューや録音メンバーの情報付きディスコグラフィ、メンバーのフォトセッション、インタビューなど盛りだくさんで、デザインもかっこいいです。インタビューは工事中だったし、レビューは英語で結構訳せない所があったんですが、この充実振りは素晴らしいです。ディスコグラフィーによるとかつてZYKLONのZamothも参加していたとか…
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GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam ★★★ (2006-08-17 12:19:00)
2006年発表の7thアルバム。
タイトルはラテン語で「更なる偉大なサタンの栄光へ」で良いのかな…?
GORGOROTHって、他のレビューとかから察するに、アルバム毎に結構音楽性が違いながらもブラックメタル以外の何物でもない音を出してきたバンドだと思うんですが、今回の作風は珍しく前作の延長線上。とは言っても、曲のバリエーションやアルバム展開のメリハリ、印象に残るメロディの多さなどの諸要素は全作よりも上だと思います。
これによってブラックとして結構聴きやすく仕上がっていると思うので、トゥルーブラックが好きなら満足するかと。ただ、相変わらずアルバムの長さは約30分と短かめですが。Gaahlのヴォーカルは、喚き系ながら非常に悪意の篭もった声でかなりかっこいい。
また、今回はFrostがセッションドラムとして参加していますが、これによってもアルバム
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GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam-God Seed (Twilight of the Idols) ★★★ (2006-08-17 22:25:37)
このメロディの華麗さ、「Under~」の頃の作風に近いかも。
とは言ってもあの頃の様にドラムの音が変じゃなく、Frostのパフォーマンスで聴かせてくれますし、音質も泥臭い湿り気があるので邪悪さは総じて上がってる印象。これは名曲です!
GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam-Prosperity and Beauty ★★★ (2008-06-17 17:48:52)
この曲、メロデスと比較しても劣らないくらいメロウかつメロディアスなんですが、どう聴いてもブラックにしか聞こえないのはリフやヴォーカルのタイプなど形式的なことよりも、曲自体に漂っている「悪」のオーラが強いからのように思います。エクストリームメタルとしては比較的聴きやすいといえる音なのに、ブラックの危なさを余す所なく伝えるところにベテランの貫禄や威厳が感じられますね…。
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