この曲を聴け!
Usher-to-the-ETHERさんのページ
Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 7001-7050
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175
X JAPAN-Jealousy-Stab Me In The Back ★★★ (2003-11-17 23:35:51)
「SKULL THRASH ZONE VOL 1」収録曲のリテイクバージョン。
イントロから原曲には無い滅茶苦茶カッコイイリフが追加され、ツーバスが凄絶になり、更に歌詞まで大幅に変更されています。この曲は海外のブラックメタルバンドがやってもハマりそうな曲ですね。素直にカッコイイです。
ちなみに、「STAB ... IN THE BACK」で、「裏切る」という意味になります。ライブバージョンで「裏切り者に…」という煽りが入るのもそのせいでしょうね。
余談ですが、Xのオーケストラ盤(海賊盤らしい)でこの曲を演っていますが、「Stab me in the back」というシャウトまでオーケストラ化され、かなり笑えます。興味の有る方は是非(笑)
X JAPAN-Jealousy-Voiceless Screaming ★★★ (2003-11-18 21:12:21)
Xのバラード曲というとストリングス+ピアノの美しい曲、というイメージが強いけれど、この曲は一味違い、アコギがメインの演奏にフルートやストリングスにより味付けされた曲。Toshiの歌唱も最後のフェイク部分など、物凄く心が篭っている感じがして凄く好きです。どーしてバラードコレクションに入ってないんでしょ。
X JAPAN-LIVE LIVE LIVE TOKYO DOME 1993-1996 ★★ (2004-01-28 21:19:00)
この盤はライブならではのアレンジがされている部分がすごくかっこいいです。
特にTEARSのハープ奏者との共演、SADISTIC DESIREの笑い声(?)、CRUCIFY MY LOVEの新たに追加されたピアノフレーズなど、曲を知っていれば知っているほど楽しめるようなアルバムだと思います。
このアルバムで出色の出来なのは「WEEK END」ですね。
声も出てるし、ピアノパートの追加も嬉しいし、煽りはかっこいいしで言う事無しです。必聴!!
X JAPAN-Perfect Best ★★ (2004-01-29 22:47:00)
個人的には「CRUCIFY MY LOVE」が無いのがかな~り、マイナスなんですが(笑)
この盤でしか聴けないインタビューや「ART OF LIFE」のラジオエディット(といっても最後の部分を抜き出しただけ)、「STAB ME IN THE BACK」のライブ版(歌詞やアレンジはオムニバス盤収録のものと同じみたいです)が入っているのは嬉しいですね。
あと、レコード会社の関係なのかかなり選曲が「変」です。オープニング曲がライブバージョンっていうのはどう考えてもおかしいでしょう(笑)
X JAPAN-Perfect Best-Art of Life (radio edit) ★★★ (2003-11-14 21:13:56)
どういうエディットなのか期待したら…最後の部分だけじゃないですか(笑)。ここだけ抜き出しても素晴らしい曲なので★3つです。
X JAPAN-Rose & Blood {Indies of X} ★★ (2004-01-28 21:21:00)
これはむしろ「買ってはいけない」盤かもしれないですね…
シンセでメロディをなぞってるART OF LIFEのデモ・バージョンなんてディープなファンしか楽しめないと思います(笑)。まぁ、興味があれば購入するなりレンタルで聴くなりしてみてはどうでしょう?
マニア向けの一枚だと思います。
X JAPAN-Singles 〜Atlantic Years〜-WEEK END ('95 TOKYO DOME LIVE VERSION) ★★★ (2003-11-17 23:35:31)
個人的にXのライブテイクではNo.1の曲。
この曲はシングル版も良いけど、ライブ盤は更に痺れます!!
イントロのコーラスからいきなり歌に入る展開、そしてToshiの滅茶苦茶カッコイイ煽り、極めつけはYoshikiのピアノとToshiの歌声だけのパートが入るドラマティックな展開!!これは聴いたとき凄く衝撃でした。このライブをレコーディングしてくれたことを神に感謝します(笑)
X JAPAN-The Last Live-Amethyst ★★★ (2003-11-14 21:11:00)
Yoshikiのクラシック好きが昇華されたような、壮大なメロディを持つクラシック曲。クラシック曲でありながらAメロ部分やサビに相当する部分などがあり、ポップに聴こえる要素も残しているので「クラシックは苦手だなぁ」という人にも是非聴いて欲しいです。
蛇足ですがプロデューサーはあのビートルズのプロデューサー「ジョージ・マーティン氏」だそうで…!!
でもロンドンフィルって3大オーケストラに入らないんじゃ(ゼノサーガの音楽も演ってるし)…多分ウィーン、ベルリンとシカゴ響あたりかと。
X JAPAN-Vanishing Vision ★★ (2004-01-29 22:46:00)
この盤でのTOSHIの声、Xの作品の中では一番かもしれません。
「SADISTIC DESIRE」は完成度が高くなった代わりに音質が細くなったシングル盤よりも勢いがあって、もうホント「嬲り殺してやるぜ!!」みたいな雰囲気だし、「ALIVE」のサビ部分の歌唱なんてもう私には神懸かって聴こえます(笑)
もちろん楽曲もいい感じです。「VANISHING LOVE」「I'LL KILL YOU」などのテンション高めのナンバーをあの脂の乗っているイイ声で歌われるとかなり来るものがありますね。
まぁ、他の作品と比べて音質も、そして歌詞もちょっと荒っぽいですが。
「hurted」って…(笑)
X JAPAN-Vanishing Vision-Alive ★★★ (2003-11-14 20:49:20)
ベートーベンの「月光」をモチーフにしたらしいピアノのイントロで始まるバラード曲。
この曲はとにかくギターもボーカルもメロディが凄く良く、特にサビ部分のハイトーンの歌唱は聴いていてぞくぞくします。また、途中の鬼気迫るような語りとドラムスも素晴らしいです。バラードコレクションでリマスターが施され、さらに曲の世界に入りやすくなったのが嬉しいです。
アルバム内では歌詞的にもメロディ的にも次曲の「Kurenai」とのつながりが良いですね。
X JAPAN-Vanishing Vision-Vanishing Love ★★ (2003-11-17 23:36:53)
アルバム「Vanishing Vision」の世界を象徴するかのような、激しさと疾走感、メロディックさを兼ね備えた曲。
流通している音源では歌入り一曲目にしてXの王道ですね。また、このアルバムの特徴である「漢コーラス」(笑)もバッチリ入ってます。
「ETERNAL MELODY」ではロンドン・フィルによりクラシック風にアレンジ・演奏され、メロディの綺麗さを再確認させられます。こちらも勿論オススメです!!
X JAPAN-X Singles ★★ (2004-01-28 21:21:00)
オリジナルアルバムを持っていれば必要ないと思われがちなアルバムですが、ファンならばこれも押さえておくべきだと思います。
何故なら…シングル盤のみで聴ける「Standing Sex」「Sadistic Desire(のリテイク版)」などに加え、「Xジャンプ」の煽りを体感できる「X」や、T-REXのカバー「20th Century Boy」、アカペラが追加されて更にドラマティックになった「Silent Jealousy」のライブ版など、この盤を買う以外ではいちいちシングル盤を買わないと体験出来ない曲が沢山入っているからです。
後期のシングルズ(赤パッケージのやつ)よりもこっちを優先して買った方がいいと思います。
ところで、この盤のライブ版のToshiって他のアルバムと比べて異常に上手い気がするんですが…「破滅に向かって」のSilent~と比べると全然違う気がする。破滅~は3
…続き
X JAPAN-X Singles-Standing Sex ★★★ (2003-11-19 03:53:49)
この曲のイントロから入ってくるリフはXの中でも5本の指に入るカッコ良さだと思います!!
衝動の暴発したようなあまり意味の無さそうな詞、Toshiの一部にシャウトスタイルを交えたボーカルもXの他の曲にはあまり無い感じでいいです。
X JAPAN-破滅に向かって (CD EDITION) 1992.1.7 TOKYO DOME LIVE ★★ (2004-01-29 22:47:00)
この盤は個人的には「DESPERATE ANGEL」の為に聴いてしまいます。
とにかく、「COME ON!!」の煽りが凄くかっこいいんですよ。しかも曲がフェイドアウトしないし、スタジオ版よりこっちのほうが良いですね。
まあ多少声出てなかったりする部分はあるんですが、バラードでは感情を込めた歌い方をしているのも凄く聴き応えがあると思います。
X JAPAN-破滅に向かって (CD EDITION) 1992.1.7 TOKYO DOME LIVE-オルガスム ★★★ (2003-11-19 16:33:19)
傑作アルバム「BLUE BLOOD」収録曲の英語バージョン。
ライブ盤でしかお目にかかれない一曲ですが、日本語より英語の歌詞の方がハマっている感じがしてお気に入りです。
ラストライブがCD音源化されることで、ついに歌詞の内容が分かるようになりました!!ちなみにこの英語版もカラオケ(CYBER DAM)に入ってます。
XASTHUR-All Reflections Drained ★★★ (2009-08-17 21:36:00)
2009年発表の7th。
ボーナスディスク付き二枚組の日本盤も出てます。
私はXASTHURは「Nocturnal Poisoning」「Subliminal Genocide」とこの作品しか聴いてないんですけど、ディプレッシブでアンビエンス重視の音ながら、決してノイズやドローンに過剰に歩み寄りすぎず、キーボードやギターリフなどバンドサウンド中心で聴かせる…というスタイルは固持しつつ、着実に変化してきている感じですね。
「Nocturnal Poisoning」はスローで陰鬱なブラックを極めたような作品でしたが、「Subliminal Genocide」では霧のようなノイズに包み込まれるような音像で、アンビエント方向に舵を切った印象を受けました。では今作はというと…。
基本的には「Subliminal Genocide」同様、アンビエンス志
…続き
XASTHUR-Nortt / Xasthur - Split ★★ (2007-06-10 23:44:00)
両バンドの音楽に触れたことがある人ならこの組み合わせだけで苦笑が漏れてくるでしょう(笑)
余りにも音楽性の傾向が分かりやすすぎる、ブラック最鬱対決スプリットCD。
「NORTT」
ノイジーで音程感の無い、引き摺るようなギターリフと、葬式ムード満点の極めて鬱な
メロディのピアノやキーボードが作り出す絶望的なドゥーム/ブラックサウンドの上に、
洞窟から響く獣の唸り声のようなヴォーカルが乗る…まあやってる事はピンの時と
変わりませんね。XASTHUR好きなら確実にハマれる、ブラックの中でも最も鬱と思われる音。
2ndと比べると音量大き目なのは嬉しいですが、ちょっとギターが大きすぎる気も。
とは言っても、やっぱりギターの揺れ具合とか、音響面での雰囲気作りは(好き者限定で)絶品。
一般的なブラックからより離れた音のため好みは分かれてしまうかと思
…続き
XASTHUR-Portal of Sorrow ★★★ (2010-04-15 20:34:00)
2010年発表の8th。
…今作を以って、XASTHURは活動を停止するらしいです。
近年では作風が鬱ブラックの王道を離れ、実験的な作風になりつつあったXASTHURですが、今作でその実験性が極まった感じがありますね。フォークに硫酸をぶっかけてドロドロにしたようなアコギを取り入れた曲、初期LIMBONIC ARTやVINTERRIKET並にキーボード中心のアトモスフェリックな曲、ベースの低音やギターノイズを強調し、神経症的な音像を作り出す曲、パーカッションを取り入れて疾走する曲…どの曲においても、暗黒な世界観を演出するために、何らかの実験をしている感じ。まさかXASTHURでメタリックなギターソロまで聴けるとは思いませんでした。今までと比べると、1曲1曲が短めなのも特徴。
ただ、曲によって暗黒世界の追求の手法は違うんですが、全体にフィーチャーされた女性ヴ
…続き
XASTHUR-Subliminal Genocide-Arcane and Misanthropic Projection ★★★ (2007-02-06 21:18:33)
鬱や絶望感以上に、「美」を感じられると思う曲。
イントロのギターなんて音色すら美しいです。最初とかゴシックドゥームかと思うくらい哀愁が強いですね。確かに華々しいといえるくらいの曲だと思います。
XASTHUR-Subliminal Genocide-LOSS AND INNER DISTORTION ★★ (2007-02-06 21:25:45)
分かりやすい哀愁メロのアルペジオが堪能出来る曲。
っていうかこのメロ、DISSECTIONの「THORNS OF CRIMSON DEATH」の間奏とそっくりなんですが…LEVIATHANやLIMBONIC ARTの曲、更にFFの音楽か何かでも似たようなメロ聴いた事あるし…でも、ありがちなだけに良いメロディだと思います。その使い方が上手い。
XASTHUR-Subliminal Genocide-THE PRISON OF MIRRORS ★★★ (2007-01-17 10:10:53)
約二分のイントロに導かれ始まる、12分超えの大作。
どことなくBURZUMの「DET SOM ENGANG VAR(曲の方)」を思わせますが、BURZUMの「DET~」の音が「Darkness is light」だとすると、この曲は「Darkness is still darkness」って感じ(笑)。いきなりこの曲で受け入れられるかそうでないかが決まってしまうであろう曲。
XASTHUR-Subliminal Genocide-TRAUMA WILL ALWAYS LINGER ★★★ (2007-02-06 21:21:18)
曲の途中で何かが光り輝くようなSEが入るんですが、これが実に気味の悪さを引き立ててますね…Maleficは何を表現しようとしてこの音を入れたんでしょうか。穴の空いた歯の神経に水滴を垂らされるかのような感覚(笑)
XERATH-III ★★ (2015-07-31 21:23:44)
2014年発表の3rd。
シンフォニックなエクストリームメタルとしては、かなり独特の路線を行く作品ですね。壮麗で悠遠なメロディを奏でるキーボードと、ゴリゴリのバンドサウンドの組み合わせ自体は他バンドとそう変わりないものですが、バンドサウンドがかなりプログレ寄りなのが大きな特徴。デス・ブラック的な禍々しさではなく、癖のあるリズムをベースにリフを絡ませる、アンサンブルを楽しませるような感じ。これが楽曲の世界観により深遠さを加えているように思います。
また、ギターのフレーズには所々メロデスに通じるような、メロディでフックを付けている箇所などもあり、さして難解さを感じさせない構成なのもいいですね。デス声をメインで使うヴォーカルの獰猛さ、ヘヴィさをしっかりと伝える高品質なプロダクションなど、音の凶悪さがしっかり伝わる出音や、華美なだけでなく、時折サイバー感も垣間見せるキ
…続き
XLIX-DEMO 2012 ★★★ (2012-11-06 23:15:23)
2012年発表の4曲入りデモ。
イントロ・アウトロを含め27分とボリュームはまあまあ。
国産の鬱ブラック期待の新バンドという触れ込みですが、曲によって見せる顔の異なる作品ですね(と言っても実質2曲ですけど…)。1曲目のイントロに続く2曲目は、物悲しく鬱エモーショナルなメロディを紡ぎ上げていくスローパートと、五寸釘を打ち付けるような、独特な音色のドラムが耳を惹くファストパートを組み合わせた緩急付いた楽曲。女性の悲鳴と、赤ちゃんの泣き声に男性の断末魔をプラスしたかのような、鬱ブラック特有の超高音絶叫も印象深い。
3曲目は、鬱アルペジオに音響志向を覗かせる低音を絡めたパートで聴き手の意識を沼のように引き込みつつ、篭もった音色のトレモロリフによる陰鬱なメロディを聴かせる楽曲ですが…このトレモロの篭もり具合がかなり素晴らしい。暗闇の中で何かが蠢いているような得体の
…続き
XOLOTL-Xolotl ★★★ (2011-12-12 22:11:18)
2009年発表の1st。
先日名門Candlelightよりアルバムを出し、徐々に評価をされているメキシコのペイガンブラック、YAOTL MICTLANのメンバー3人によるサイドプロジェクトということですが…これはヤバイですね。YAOTL MICTLANもかなり良かったんですが、個人的な好みではこちらの方が好きかもしれません。
タイプとしては、少しペイガン要素入ったプリブラという感じですが…まずは根幹となるプリブラの部分が非常に魅力的。攻撃的なリフと共にドカドカ疾走するドラムの、視界に入るもの全てを蹴散らしながら突進するようなテンションが本当に素晴らしい。ヴォーカルもWLA期のMAYHEMっぽい、自分の血でうがいしながら絶叫してそうな非人間的なエグイ歪み方で個人的にはどストライク。
また、このバンドはYxMx関連らしくペイガン要素も取り入れてるん
…続き
XULUB MITNAL ★★ (2013-10-31 22:08:42)
メキシコ産ブラックメタル。
おそらくマヤ文明がテーマ。バンド名からして神秘的ですよね。
XULUB MITNAL-Ba'ate'il ★★ (2013-10-31 22:09:33)
2010年発表の1st。
バンド名といいジャケの雰囲気といい、如何にもマヤ文明の神秘が伝わってくるような、異教的ブラックを演ってそうな感じですが…実際はそういう民族めいたパートは一部にSE的に挿入されるくらいで、実際はごくストレートなブラックメタル。トレモロなどのメロウな要素を極力排した、擦り込むようなリフとパンキッシュな炸裂感を感じさせるリズムを絡めた、「非」メロディックなスタイルで、こちらの方が断然エクストリームメタルとして真っ当な音ですけど、どこかILDJARNのスピリットを受け継いでるようにも聴こえる音なんですよね。
メロディが薄い分地味、言い換えればストイックなんですけど、ヴォーカルがかなり極悪なお陰で、受ける印象としてはなかなか強烈。最早高音のハーシュノイズに聴こえてしまうような、非人間じみた凶悪な歪みが掛かった音ながら、憎しみや敵意のような人間的
…続き
YAMAGEN'S DEVILELIET-Death Charge ★★ (2009-06-27 00:25:00)
2009年発表の(オリジナルとしては)2nd。
…何故か同人出身のメタルアーティストってインストが多いですが、このアルバムは
全編デス声入りのメタルコアという、この界隈では珍しいスタイル。テクニカルなだけでなく、
混沌性の欲しい所ではしっかりカオスを感じられるフレーズを入れてくれる、スジの通った
演奏・曲作りでレベルは非常に高いのではないでしょうか。
BURRN!誌辺りの愛読者で、「同人」という言葉にオタク文化的なイメージしか持ってない人が
聴いたら驚き、ジャンルに踏み込むきっかけになることもあるだろうし、ちょっと激しい
ロック好きな兄ちゃんとかが聴いても案外気に入ってしまうかもしれません。
ただ、それ以上のものを期待していたのもまた事実。
この作品も同様でしたが、なんか同人系エクストリームメタルって、質は高いけど行儀の
いいも
…続き
YAMAGEN'S DEVILELIET-Death Charge-Dubi×2 School Days ★★ (2009-06-27 00:27:20)
おどろおどろしい曲名の中にあって、一つだけ凄く浮いてますね(笑)。
実際聴いてもポップな歌メロが聴けてやっぱり浮いてる(笑)。ラストのデスヴォイス交じりのスキャットが楽しいです。
YAMAGEN'S DEVILELIET-Death Charge-Inferno ★★★ (2009-06-27 00:28:09)
海外のエクストリームメタルにも負けない音を出している…というのは他の曲もクリアしてると思いますが、この曲はその一つ上の段階に行っているのではないかと思います。帯タタキにもある「鋼鉄激走重低音」が、フレーズや展開によって最大限にその魅力を発揮している感じ。
YAOTL MICTLAN-DENTRO DEL MANTO GRIS DE CHAAC ★★ (2011-10-13 21:55:42)
2010年発表の2nd。
このバンドの作風も、民族メロディや民族楽器を導入した、ペイガン/フォークブラックと言えますが…それらが全編に渡り乱舞するクサメタラー向けの作風ではなく、基本は苛烈なメロディック・ブラックを演りつつも、要所で民族楽器やパーカッション等を導入し、異教的な感覚を演出するスタイルですね。特に疾走パートのテンションが凄まじく、異境なムードとも相俟って聴き手を深淵に引き込まんばかりのパワーを感じます。
また、メキシコのバンドという事もあってか、「ペイガン」の演出部分にフォルクローレっぽさが感じられるのも特徴ですね。ただフォルクローレって、哀愁と陽気さが混在してる印象なんですが、このバンドの音楽には全く「陽気さ」はないですね(笑)。「哀愁」も、全て邪悪さや陰鬱さに変換された上で出力されているような感じ。ペイガン系の中でも、邪悪さ・陰鬱さはかなり上の
…続き
YGG ★★ (2014-03-05 20:04:24)
ウクライナ産ペイガンブラック。
NOKTURNAL MORTUMや、MUNRUTHEL、KHORSなどと人脈的繋がりのあるバンド。
YGG-Ygg ★★ (2014-03-05 20:06:16)
2011年発表の1st。
おそらくペイガンブラックとしては代表格といえるNOKTURNAL MORTUMと人脈的に繋がりのあるバンドとの事ですが、あちらとはやや異なる路線の音ですね。こちらはいわゆる「お祭り系」なクサメロは無く、土着的な悲壮感に満ちた、身を切るようなメロディをトレモロに込めて疾走するタイプで、アトモスフェリックにリフを聴かせる音作りや長尺の楽曲展開など、同郷のバンドではDRUDKH辺りに近い感じでしょうか。
ヴォーカルが鬱系にも通じる裏声絶叫で、この手のタイプとしては若干珍しい気もしますが、それが悲壮感の強い楽曲にはかなりマッチしてるように思います。また、イントロ部分を始め、楽曲の端々で「びよ~ん」系のSEが聴かれるのも印象に残りますが…これは初期SATYRICONやTAAKEなどの土着性の強いブラックメタル、ひいてはその元ネタであるWHENへ
…続き
YSENGRIN ★★ (2013-06-11 23:50:40)
フランス産デス/ブラック/ドゥームメタルバンド。
AORLHACやDARKENHOLDなどと4WAYスプリットを出した事も。
あと何気にMUTIILATIONと人脈的な繋がりがあるとか。
YSENGRIN-To Endotaton ★★★ (2013-06-11 23:51:28)
2012年発表の3rd。
1曲のみ40分というなかなかラジカルな構成の作品。
某アーカイブやショップの紹介では、デス/ブラック/ドゥームとして紹介されていましたが、ブラックメタル的な邪悪トレモロやデスメタル的なブラストは一部で聴けるのみで、メロディアスなフレーズを挟みつつ刻みを入れて展開するギターワーク、ドラマ性を重視しつつもミッドテンポ中心のリズム構成などからは、むしろゴシックメタルに近い雰囲気もある気がします。
ただ、葬式ドゥームすら行けそうなやたらディープな低音グロウル、低音のしっかり聴いたプロダクションと妖しいギターメロ、神秘的なチャーチオルガンなどが組み合わさってできる淫靡でいかがわしい音像などが発散する儀式的な雰囲気などは、やはりブラックやドゥームに近い気がしますね。展開には前衛的な部分もあり、パーカッションや女性の喘ぎSEなども取り入れたり
…続き
ZABADAK-Ikon ★★ (2007-08-01 03:31:00)
作品数が多い上にベストも多いので何枚目かは不詳ですが、2000年発表のアルバム。
これを聴く以前に「Something in the Air」を聴いて、男ヴォーカルのピンになったのは
良いとしても、幻想的な風景や民族的な叙情メロがすっかり減退してしまっていて、吉良さんの
ソロになったZABADAKはもう琴線に触れる曲は作ってくれないのかな…とかなり
がっかりしたんですが、これを聴いて思い直しました。やはりZABADAKはZABADAKだった!!
まず原点回帰した、と帯にキャッチコピーがある通り、民族的なメロディが復活、
更にゲストとして何人かの女性ヴォーカルを呼んでます。それ程目立つ訳ではないですが
個人的にフェイバリット・シンガーの一人である、KIRCHEのみとせのりこさんが
参加しているのは本当に嬉しい。もっと歌って欲しかったですけどね
…続き
ZABADAK-Ikon-Deir Paider ★★★ (2007-07-30 16:38:52)
女性ヴォーカルでキャッチーな民謡系メロディ、これこそZABADAKの原点と言える曲なのかも。ただ、上野さん在籍時の曲と比べると、曲を通じて見える風景はもうちょっと楽しげになってますね。なのでクサメタラーは暖簾分け前の曲よりこっちの方が気に入るかもしれません。
ZABADAK-Ikon-Paco ★★★ (2007-07-30 16:41:52)
1曲目からこの琴線に触れるメロディ…やっぱ吉良さんって凄い。
インストですが、個人的には初期の歌モノにも比肩するくらい好き。
CD掛けた瞬間、この作品は当たりだ!!と思いましたもん(笑)。
ZABADAK-Ikon-遠い旅の記憶 ★★★ (2007-07-30 16:35:40)
音楽を通じてなんらかの景色を聴き手に見せたり、体験させたりする事に関して非常に評価の高いZABADAKですが、この曲はそれを象徴する超名曲だと思います。様式としてのではなく、心性としてのプログレッシブ・ロックと言えるかもしれません。
…ただ、折角「みとせのりこ」という素晴らしい歌い手を呼んどいて、彼女の出番が少ないのはちょっと不満、というより勿体無いです。まぁ、吉良さん作曲&編曲でみとせさんヴォーカルっていう編成の曲は彼女のソロで聴けますけど。
ZABADAK-Ikon-収穫祭 ★★★ (2007-07-30 16:46:26)
2枚組ベストにも収録されている名曲。
小さな村が総出で、収穫を祝う祭りを楽しんでいるような、楽しげな風景が浮かんでくるインスト曲。…都会に住んでいたら、こういう楽しさって滅多に味わえないんだろうな~って思ってたら、なんか切なくなってきてしまいました。まあ、こうして音楽を通じて味わえているわけではありますが、やっぱり聴いてて楽しいだけじゃなく、一抹の寂しさも感じてしまう曲なんですよね…。
ZABADAK-Pieces of the Moon-Walking Tour ★★★ (2006-10-16 23:24:04)
コーラスワークとヴォーカルの表現力が素晴らしく、聴き手を幻想の世界へ誘うような耽溺性の強い楽曲。表現方法は全く違いますが、リスナーに日常から乖離した世界を体験させてくれるという意味では、メタルとも共通する特性…なのかも。ちょっと、というかかなり強引な論ですが。
ZABADAK-Pieces of the Moon-ガラスの森 ★★★ (2006-10-20 23:15:31)
ここに収録されているのはライブバージョンですが…。
私的には木漏れ日が差し込む、樹海の昼って感じのイメージな曲。透き通ってるけど、妖しい。吉良さんの「ハッ」っていう掛け声と、ラストハモりのパターンが変わる所が特に好き。
ZABADAK-Pieces of the Moon-遠い音楽 ★★★ (2006-10-16 23:20:04)
イントロのシンセはちょっと可愛らしい感じですが、本編の歌メロや歌詞などは少し寂しげな印象も。またヴォーカルに僅かに掛かったエコーが何とも神秘的な雰囲気をも醸し出しているんですよね。聴いていると色々な感情を揺さぶられる名曲です。
ZABADAK-Pieces of the Moon-私は羊 ★★ (2006-10-16 23:20:52)
一回聴いたらつい口ずさみたくなるような親しみやすいサビとアコーディオンの伴奏が何とも可愛らしい曲。上野さんのペンによる歌詞はちょっと不思議なタッチですね。寓意なのか、ファンタジーなのか…色々と解釈の余地がありそうです。
ZABADAK-Pieces of the Moon-満ち潮の夜 ★★★ (2006-10-16 23:21:41)
荒野の夜を思わせるような、乾いた、でも叙情美溢れる曲想が印象的。
歌メロも全体的にキャッチーかつ愁いの篭もったものですし、情熱的なアコギの伴奏とも相まって取っ付きやすい世界観を持った曲だと思います。これは個人的には「一聴き惚れ」でした。切なくもかっこいいです。
ZABADAK-宇宙のラジヲ-Deir Paidir ★★★ (2007-10-11 21:48:45)
ここでこの曲をリメイクしてくれたのが凄く嬉しい…
アコースティックなアレンジになっても、特に静かな曲調になっているわけでもなく、原曲と同様の民族的なメロディのキャッチーさを存分に楽しめる仕上がりになってます。こっちの方が民族的なフィーリングがアップしてるかも。
ZABADAK-宇宙のラジヲ-Psi-trailing ★★★ (2007-10-11 22:01:41)
個人的にZABADAKでもトップクラスに好きな曲が、吉良さんの囁くようなヴォーカルと生楽器によるアコースティックアレンジでリメイク…これだけでももう大満足。基本的にアコースティックながら、敢えてコーラスにエフェクトを用いている箇所もあって、それが曲の世界への耽溺をより強めてくれます。
ZABADAK-宇宙のラジヲ-カシオピイア ★ (2007-10-11 21:52:25)
ZABADAK版「たなばたさま」でしょうか。
メロディの感じがそっくり。見上げる星がベガとアルタイルじゃなくてカシオペアになった感じ。歌詞の「きつきとまはせ」という表現が好き。
ZABADAK-宇宙のラジヲ-宇宙のラジヲ ★★★ (2007-10-11 21:45:31)
木漏れ日の降り注ぐ森のベンチで、父が子供に歌い聴かせているかのようなやさしい雰囲気の曲。なんだか、凄く作り手の人柄が偲ばれるような曲なんですけど(笑)。
ZABADAK-宇宙のラジヲ-双子の星 ★★★ (2007-10-11 21:57:32)
小峰さんの夜空の赤い星に向かって祈祷を捧げているかのような、シャーマニックなコブシの入った歌唱が非常にかっこいい曲。この人も本当に良いヴォーカリストだなぁ…吉良さんのハモリも懸命に付いていこうと頑張ってます(笑)。
MyPage