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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 6801-6850
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VREDEHAMMER ★★ (2011-10-25 22:04:06)
ノルウェー産ブラック。
ex-ELITEのPer Valla氏が中心となって活動しているバンド。
VREDEHAMMER-Pans Skygge ★★★ (2011-10-25 22:06:14)
2011年発表の5曲入りEP。
ちなみにまだフルアルバムはリリースしていない模様。
ショップやネットの評価でも、最近のメジャー路線のKEEP OF KALESSINの良質なフォロワーが現れたと評判になってて、「これはチェックせねば」とCD買いに走りましたが…確かに「Reclaim」EP以降の、スラッシーに刻み込む、攻撃的かつ繊細でメロいリフワークを主体で攻めるスタイルのブラックで、インスト明けの2曲目からいきなり機銃掃射のようなリフが胸を熱くさせますね。
ヴォーカルの狂気に任せず、一語一語をダーティに、確信を持って吐き出すようなパフォーマンスも、(KOKの)Thebonのスタイルに似たものがあります。ただゴシック的な暗さを演出するインストで始まったり、所々に暗鬱としたメロディを挟んだり、近年のKOKよりも全体的に暗めな印象。また、ヴァイキング的な朗唱や掛
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VREID-I krig ★★★ (2008-06-30 21:54:00)
2007年発表の3rd。
このバンドはヴァイキングメタルとして評価の高いバンドであるWINDIRのメンバーの多くが関わっているようですが…私はWINDIRは未聴なんですが、このアルバムは良いですね。
このバンドもヴァイキングメタルを演ってるんですが、漢コーラスや海賊チックな朗唱、民族的なメロディの導入やピアノ・ストリングス等の楽器による情景描写などいかにもヴァイキングメタルという感じのものだけでなく、ロック乗りのリズムにメタルの強靭なリフを組み合わせたダイナミズムでヴァイキングらしさを演出する近年のENSLAVED的な手法、ブラックの平坦なリフをリズム楽器のように使って民族の士気を高めるノリを演出する手法なども見られ、かなり多角的な面からヴァイキングらしさを追求しているというのが伝わってきます。
もちろん、民族メロも多分に含むトレモロの煽情度、ヴ
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VREID-I krig-Folkefiendar ★★ (2008-06-30 21:56:26)
ヴォーカルのラストの叫びに惚れた…
VREID-I krig-I krig ★★★ (2008-06-30 21:55:44)
ストリングスパートを挟んだ、ドラマティックな情景描写が堪能出来るタイトルトラック。ストリングスのパートは、映画でヴァイキングの船が港に入っていくシーンを見ているかのように鮮やかに場面が浮かびます。メンバーは軍服着てたりして強面調ですが、メロディセンスは実に繊細ですね。
VREID-I krig-Under isen ★★★ (2008-06-30 21:57:12)
民族掛かったメロディを惜しげも無くリフに練り込み、華麗に疾走するキラーチューン。この非常にメロディックでいて甘くならない曲想は、名盤「Under the Sign of Hell」でのGORGOROTHに近しいものがあるかもしれません。
VROLOK ★★ (2010-05-03 14:57:00)
アメリカ産アンビエント・ブラック。
関連メンバーがMORTIFERA(フランス)、NOX INFERI(オーストラリア)と何気に
ワールドワイド。ブックレットによると、アイスランドでレコーディングとかも
してるらしいし…鬱系に近い音でありながら、実は世界を股にかけて活動してる模様です。
VROLOK-Void (The Divine Abortion) ★★ (2010-05-03 14:56:00)
2007年発表の…ブックレットによると2ndらしいです。
音的には…ノイジーに引き摺るリフといい、葬式めいたメロディといい、ドゥーム的な要素もかなり強いアンビエント寄りのブラック。特に4曲目、空気を震わせながら引き摺るリフの音色なんて、ほぼスラッジに近いといえると思う。この手にしては珍しく、キーボードを使用しないタイプで、代わりにハーモニカや、聖歌や効果音、映画からの引用などのサンプリングを用いて、雰囲気を演出するのも特徴ですね。
また、クレジットによるとドラムトリガーも使用していないそうですが…それがかなり効果を上げている感じがします。普通、音楽に「方向」なんて概念は無いですが…この作品の、特に疾走パートにおいて、下に落ちていくような錯覚を覚えるのは、独特のリズムをこの音色で演っているからだと思う。それと引き摺り系の、葬式メロディのリフが絡むと、まるで視界が
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VULTURE INDUSTRIES ★★ (2009-03-01 07:23:00)
ENSLAVEDのライブメンバーが在籍するプログレブラック。
ARCTURUSやIhsahnのソロが好きな方にお勧め。
有名バンドのライブメンバー在籍のバンドって、何気に質が高いのが多い気がする。
VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals ★★ (2009-03-01 07:17:00)
2007年発表の1st。
「ARCTURUSっぽい」と前から評判の彼らですが…そう前置きされても、実際に聴いてみるとかなりの驚きがあるくらい、ARCTURUSソックリのプログレブラックですね(笑)。しかも特定のアルバムじゃなく、SFっぽい情景が垣間見えるキャッチーなリフやキーボードの音色は「The Sham Mirrors」に、気難しい賢者のような低音ノーマル声や全体に漂うリスナーを幻惑するようなムードは「La Masquerade Infernale」に通じるものがあるなど、ARCTURUSが今までにリリースしてきた作品全体から影響を受けたような仕上がりの音なのが面白いです。
…でも、ヴォーカルはGarm風に低音で歌い上げられる時点で歌唱力あると思う上、ブラック声もバリエーション豊かでかなりの実力者だし、曲自体もARCTURUSが3rdリリース後にメンバーを
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VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-Blood Don't Flow Streamlined ★★★ (2009-03-01 07:20:20)
Garm風の低音ヴォーカルで早口で歌い上げたり、ヴォーカルはなかなか器用。
これを聴くと、「La Masquerade Infernale」でのGarmの歌い方で少しがなり入れると、Attilaの声にちょっと近くなるんだなぁ…と思えてきます。
VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-Grim Apparitions ★★★ (2009-03-01 07:22:07)
ベースの深い音色が、聴いていて気持ちの良い曲。
声質が変わって聴こえるほどにメロディに抑揚を付けて歌うヴォーカルも面白いです。
VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-Pills of Conformity ★★ (2009-03-01 07:19:27)
SF的宇宙観のケレン味と、曼荼羅的宇宙観の神秘性の両方を持ってる曲。
しかし、ヴォーカルの第一声にはびっくり。あまりにもGarmにそっくりで…ARCTURUSを知っているなら少なからず驚くと思います。
VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-The Benevolent Pawn ★★ (2009-03-01 07:21:18)
宇宙的浮遊感の丁寧な描写はARCTURUSの4thに通じるものも。
やっぱり色々な作品が混じってる気がする。
VUOHIVASARA-Perdition Reigns Supreme ★★★ (2014-03-05 20:08:03)
2012年発表の2nd。
プレイボタンを押して早速流れる音が、ヘヴィさではなく生々しさを強調したような、ややノイジーなプロダクション、悲壮感を伴うトレモロリフ、プリミティブな衝動性をぶち撒ける絶叫ヴォーカルと、アンダーグラウンドな雰囲気を色濃く残す、如何にもなブラックだと思いきや…聴き進めて行くと意外にもメロディアスな作りになっていて、ちょっと驚きました。
殆どの曲で聴けるトレモロリフのメロディは、語弊を恐れずに言えば「クサい」と表現しても憚らないくらいのドラマティックさだと思う。クサさだけでなく、悲壮感や土着性から来る邪悪さも両立させていて、ホント素晴らしいメロディセンス。音作りやムードはカルトな雰囲気を漂わせてますが、このドラマ性に富んだトレモロと刻みリフを駆使した起伏のある曲作りは、メタルとしての正統なかっこよさもかなり強いように思います。
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Von Branden-Flammenreich ★★ (2013-06-01 17:28:02)
2012年発表の2nd。
ブラック特有の、禍々しいエナジーを放出するようなどす黒いディストーションを音像の真ん中に据えつつ、トレモロリフやリードギターが儚く神秘的で、時に幽玄さを感じさせるメロディを紡ぎながら進行する、シューゲイザー寄りの感性を持ったブラックメタル。ドリーミーというよりはナイトメアな音像、汚くエモーショナルな濁声ガナリヴォーカルなど、この手のブラックの中では直接的な攻撃性も強めの音。
このバンドの音楽性は、クラシックやジャズ等からも影響を受けているという事なんですが…そういった要素はあくまで副次的で、基本はシューゲイザー系ブラックな感じなのがちょっと物足りないかも。そういう素養があるなら、個人的にはもっとあからさまにやってくれた方が面白くなったような気もします。ただ、黒い音像の中に神秘的なメロディが仄めく様は、ちょっと最近のLUNAR AURO
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Vulgar Display of Power ★★ (2005-07-13 18:01:00)
やっぱりPhil Anselmoが格闘家っぽいって思う人いるんですね(笑)
歌詞カードの写真なんて汗までかいてて睨みつけててかっこいい。PRIDEとかにいそう…
そしてそのPhil Anselmoのヴォーカルなんですが、かっこいいですね。
怒号の中に時折入ってくる高音絶叫みたいな声が凄くアクセントになってます。
しかも、普通に歌ったり、ナレーション的な語りをする時の声は色気たっぷり。
流石、ManiacやらKilljoyやらメタル界でもヤバイ人たちとつるんでるだけあります。
この声、硬質かつヘヴィーなメタルサウンドに完璧にあってますね。
ここまで有名なバンドになるとレンタルショップにも置いてあると思うので、いきなり
買うのはちょっと…って人でも、借りてでも聴くべき作品です。
出たのは92年だそうですが、今聴いてもかっこいいと思える音を
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Vulgar Display of Power-Fucking Hostile ★★★ (2005-07-13 18:01:53)
アグレッシブでヘヴィなのに、サビが分かりやすくていい!!
へヴィなものが好きならば、一回聴いただけで良さが分かる曲だと思います。
Vulgar Display of Power-Rise ★★ (2005-07-13 18:02:15)
曲が進むに従い、緊張感とアグレッションを増していく演奏がとてもかっこいい。サビはヘヴィです。やっぱりこのサビって、ライブではみんなでコブシを突き上げるのかな?
Vulgar Display of Power-This Love ★★ (2005-07-13 18:02:40)
バラードだと思い、「こんな曲もいけるんだ~」とか考えてたらサビで化けました。こんな展開するとは思わなかった。しかし普通に歌っても上手いですね。
WALLACHIA ★★ (2013-01-06 23:26:38)
先日Debemur Mortiより新作を発表した、ノルウェーのシンフォニック・ブラックメタルバンド。何気に結成は95年とかなり活動期間の長いバンドらしいです。
WALLACHIA-Shunya ★★★ (2013-01-06 23:27:10)
2012年発表の3rd。
日本人名っぽいアルバムタイトル(笑)。「俊也」ってところでしょうか。
路線としては、トレモロや刻みをバランス良く織り込んだギターリフに、シンセによる荘厳な装飾を纏って疾走する、メロデス要素もあるシンフォニック・ブラック。生のストリングスを使用するパートもあったり、シンセが弦や鍵盤系だけでなくサイバー系やSE系の音色も交えていたり、ドラマ性に富んだクオリティの高い音。何気にギターリフが耳を惹く箇所も多く、バンドサウンドと装飾のバランス感覚も良い感じ。
ただクオリティの高いシンフォニックブラックというだけでなく、個人的にはBORKNAGAR辺りに通じる、バイキング風味の勇壮さにプログレッシブな感性が加わったような、独特の感覚も覚えるんですよね。特にブラストで攻めるパート、暴虐さよりも勇壮さと神秘性が同時に伝わってくるような雰囲気が似
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WALTARI-Blood Sample-All Roads Will Lead to Rome ★★ (2006-11-29 19:59:56)
まさかメタルバンドのアルバムでこんな曲が聴けるとは…(笑)
DJと思しき声やターンテーブルまで入ってかなり本格的なラップが聴けます。しかもサビは友人に「この曲最近流行りの洋楽で、車のCMにも使われてるんだよ」とか言って聴かせたら普通に信じそうなくらいキャッチーで、ほんとかっこいいです。かなりの名曲だと思いますがラストのヴォーカルが猫なで声みたいであまり好きじゃないので、★2つ。
WALTARI-Blood Sample-Exterminator Warheads ★★★ (2006-11-29 19:57:16)
カミソリの様に鋭いリフ捌き、絶叫するヴォーカル、ブラストビート全開の非常にブルータルな楽曲…だと思ってたら、いきなり何かを哀願するような声でラップを始めやがった…面白すぎるんですが(笑)。★は幾つ付けても付けたりないくらいです。
しかしこれ、他には結構ポップな曲もあるのに、リフなんてエクストリーム路線のみを追い求めている、それも一流のバンドにも全く引けを取りませんね。凄い。
WALTARI-Blood Sample-Helsinki ★★★ (2006-11-29 19:58:15)
私的WALTARI初体験。
このバンドはインダストリアルやテクノを始め、様々な要素を取り入れるのが上手いと各所で絶賛されてましたが、評判以上ですね。弾けるようなサンプリング音が心地良いです。他にも絶叫→ラップとかの展開も面白いですし、歌メロ自体もなかなかに良い。1曲目からセンスの良さが滲み出てます。
WALTARI-Blood Sample-New York ★★★ (2006-11-29 20:01:13)
スラッシーでかっこいい曲だと思ってたら、間奏辺りからリフが禍々しさを帯び始め、絶叫も伴ったデスパートに。こうしたパートだけを集めてアルバム作っても名盤が出来そうなくらい、各要素のクオリティが高いです。特にリフに痺れる。
WALTARI-Yeah! Yeah! Die! Die! Death Metal Symphony in Deep C ★★ (2009-06-25 22:02:00)
96年発表の5th。
私は「Space Avenue」二枚組のボーナスディスクで入手しましたが、オリジナル盤は
トラック分けがされておらず、全てが1トラックに入っているものもあるそうです。
聴いてみての第一印象は…前評判通りのド派手な音像に悶絶したのももちろんなんですが、
それ以上に「アイデア勝負な作品」というものでした。例えばメロブラ調のトレモロ疾走と
ディズニー的?な華やかなオーケストレーションを交互に繰り出したり、忍び寄る弦の
妖しいメロの上で脅かすようにバンドサウンドを断続的に入れたりなど、彼ららしい
変則的なアレンジがそこかしこで聴かれ、全く予定調和にならない作品に仕上がってますね。
シリアスなだけでなく、少し滑稽味のようなものが混じっているように感じられる辺り、
逆にただならぬ凄みを感じられるように思います。
10分
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WAR INSIDE-S.U.T.U.R.E ★★★ (2017-04-07 23:02:11)
2016年発表の2nd。
フランス産のいわゆるブラッケンド・デスとの事ですが…これはハイクオリティかつ、デス・ブラックの配分が結構ユニークで、魅力的な作品ですね。この手のバンドって、デス要素がブルデスの禍々しさ・強靭さを重視することが多い印象がありますが、このバンドはそれだけでなく、OBITUARY(の疾走部分)やMALEVOLENT CREATIONなど、スラッシーなオールドスクールデスに通じる切れ味も重視している感じがします。
そこにブラックメタルらしいメロウかつ毒のあるトレモロや、どす黒いメロディ使いなどが合わさり、より展開にメリハリが付けられており、聴いていて引き込まれる仕上がりに。ヴォーカルもオールドスクールデスを思わせる吐き捨てながら、どこかブラック的な狂気も感じさせる声で音にピッタリ。ちなみに、音作りも当然のようにメジャー級。クリアかつ暴虐性をし
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WARDRUNA-Runaljod – Gap Var Ginnunga ★★ (2009-10-31 06:59:00)
GORGOROTHのEinar、Gaahl等によるフォーク/アンビエントプロジェクト第一弾。
2009年発表。ライナーを読むと、三部作のうちの一枚目となっているようですね。
靄が掛かったような、妖しげな雰囲気を醸し出すドローンとトライバルなリズムをバックに、男性ヴォーカルの詠唱や女性ヴォーカルの祈祷的歌唱、フィドル等による民族的メロディなどが乗り、本格的に中世のシャーマニックな世界観を描く、神秘的なサウンド。民族的なクサメロやディフォルメされて分かりやすくなったヴァイキング像などの、エンターテイメント性はほぼ皆無で、GRAVELANDやLUCIFUGUMと比べてももっとストイックな音を出してると思う。
そのせいか、遠くの村で儀式の煙が上がっているのを見ている感じだったり、陶酔の中で儀式の幻覚を見ているようだったり、どこか俯瞰視点で情景を見ているような雰囲
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WARDRUNA-Runaljod – Gap Var Ginnunga-Thurs ★★ (2009-10-31 07:01:32)
TRELLDOMの悪夢再び、な声ドローンを含む曲。
Gaahl様のお顔を思い浮かべながら聴くとかなり恐いかも。
WARLOGHE-The First Possession ★★ (2009-02-12 18:51:00)
99年発表の1st。
ブックレットを開くと、歌詞ではなく「今のブラックメタルは弱っちいジョークや金儲けの手段以外の何物でもねぇ」と息巻いてるステイトメントが目に入りますが…まあそこから想像出来るようないかにもなプリミティブブラックです(笑)。
音質が音像の中心にギターノイズが居座っている、結構独特なもので少し聴きづらいですが、そこから漏れてくるメロディは美しいし、ヴォーカルも恐ろしく潰れた、ねちっこいがなり声で邪悪さ満点だし、「プリブラとしての質の高さ」の要件は十分に備えていると思います。刻みリフで溜めてからトレモロリフに雪崩れ込んだり、切り返して疾走したりプリブラのアングラ感を壊さない程度のメタリックなかっこよさもあって、ミニマリズムよりもドラマ性を重視するタイプの作風と言えそう。
少し初心者には音質的に厳しいかもしれませんが、プリブラの良盤だ
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WARLOGHE-The First Possession-Black Metal Hell ★★ (2009-02-12 18:54:39)
なんかB級めいたタイトルですが、中身はA級のプリブラです。
刻みリフでこちらの高揚感を煽るだけ煽っておきながら、トレモロリフで視界を広げていく展開が実にかっこいい。頭の2曲で、リスナーを引き込む力があると思う。
WARLOGHE-The First Possession-Once More Against the Light (for Satan) ★★★ (2009-02-12 18:55:29)
音質こそチープなものの、スケールの大きい破滅を描くようなメロディが絶品な曲。もう少しメロディが聞き取りやすければなぁ…と思わなくもないですが、想像力で補完できる余地があるからこそ、更に良く聞こえるのかも。
WARLOGHE-Womb of Pestilence ★★★ (2009-02-12 18:53:00)
2003年発表の2nd。
リフ捌きが邪悪さ>メロウさの傾向がいくらか強くなった(気がする)とか、ダウナーなヴォーカルがよくもまあこんな搾り出すような、潰れた声で歌えるなぁ…と感心してしまうレベルになってきたとか、細かく異なったり成長してると思う部分はあるんですが、まあこの手のバンドが容易に音楽性を変える筈もなく…今作も前作同様の、真っ黒なプリミティブブラックど真ん中な音を聴かせてくれます。
ただ、音質は前作とは結構違ってますね。
前作ではジリジリした音色のギターノイズが音の真ん中に居座ってる感じでしたが、今回はノイズが全体に広がり、くぐもった音になった感じがします。耳に痛い音ではなくなった分、聴きやすくなったともいえるんですが…私的にはこの音質によって、前作よりも地下臭さが顕著になったように思います。
1st、2ndどちらも良質なプリブラな
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WARLOGHE-Womb of Pestilence-A Monolith Clad in Fog ★★ (2009-02-12 18:56:32)
呪いの儀式を楽器で演ったような曲。
ヴォーカルも憎たらしい相手を具体的に思い浮かべてそうな、恨みがましさ全開のパフォーマンスで実に素晴らしいです。
WARLOGHE-Womb of Pestilence-Dark Spires Swirl in the Abyss ★★★ (2009-02-12 18:58:17)
やっぱりリフ捌きは前作よりも邪悪になってると思う。
魔が音に引き寄せられて集まってくるような感覚が出てきた感じ。でもこの曲のアルペジオのメロディ、なんかめっちゃ既聴感があるんですが…。
WARLOGHE-Womb of Pestilence-Illuminating Void ★★★ (2009-02-12 18:57:19)
今作中最もメロディが立ってると思う曲。
録音状態はかなりチープだし、メロディも結構シンプルなんですが、出ている音以上に深遠な感覚を覚えるんですよね…。こういう感覚が欲しくてプリブラみたいな魔境音楽を聴くのかも。
WARTHA-Paŭstań ★★ (2014-05-11 14:43:31)
2013年発表の1st。
IMMORTALのカヴァーを含む11曲入り。
ベラルーシ産のペイガンブラックという物珍しさと、ショップの紹介でもこの手のバンドの注目株と目されているという紹介に惹かれ購入。確かに、これは期待を裏切らないだけのものがありますね。オーケストラ以外にも笛の音色なども含む、シンフォニックなキーボードと、ソロにもパートを割いた、楽曲のメロディアスさを強調するメロデス風のギターワークが絡み、非常にドラマティックに展開していく、エピック極まりないペイガンブラック。
流石にショップで「脅威の新人」と言われるだけの事はあり、この手で最も重要になってくるメロディセンスはかなりのもの。ペイガン的なエスニックな神秘性と、クラシカルな華やかさを備えたメロディはクサメロ好きにはかなりグッと来る。これがドラマ性を重視したギターワークや展開と上手く噛み合ってる
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WATAIN-Lawless Darkness ★★★ (2010-07-13 14:26:00)
2010年発表の4th。
Terrorizer誌で満点を獲得するなど、既にプレスからは非常に高い評価を得てますね。発売前のリスニングパーティでは、雑誌記者に杯に入った血を飲ませようとしたとか(笑)。
前作と比べると少し音質のシャリシャリ感が強くなってますが、作風に大きな変化はありませんね。相変わらず真性ブラックの邪悪さ、メロブラの甘美さ、ファストブラックの攻撃性を兼ね備えたような、エクストリームメタルとしての質の高さと、ブラックの真髄を聴かせる事を見事に両立させた作風。この手のブラックではONDSKAPTやOFERMOD、AZAGHALなども非常に良質な作品をリリースしてますが、これを聴いて、WATAINは一段上の高みにいるな…と思いました。
個人的に、凄みを感じる理由としてはアンサンブル、特にドラムが素晴らしいからだと思うんですよね…時にファストブラッ
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WATAIN-Lawless Darkness-Four Thrones ★★★ (2010-07-13 23:38:45)
キーボードは入っていないんですが…個人的に、初期EMPERORに通じるマジな邪悪さを感じる曲。特に「Equilirbium of TOTAL DEATH」の後の畳み掛けるパートにそれを強く感じます。EMPERORが、1stや2ndの頃の感性のまま、シンフォ要素を捨てて進化したらこういう曲を作ったのでは。
WATAIN-Lawless Darkness-Reaping Death ★★★ (2010-07-13 23:35:52)
「Lawless Darkness」は、現時点では同系統のブラックの中でもトップクラスのアルバムだと思いますが…中でもこの曲は頭抜けてる。最初の畳み掛けからハッとなりますもん。WATAINってこういうリズムを演らせたら右に出る者はいないバンドだと思う。そこに絡むヴォーカルラインも、Arioch氏に匹敵するくらいセンスいいと思う。
また、メロディ面でどこか後期DISSECTIONへのリスペクトも感じられますね。こういう音を出すバンドがいるなら、Jon氏も安心して冥界を統べていられるというものです。
WATAIN-Opus Diaboli (2cd+dvd) ★★★ (2012-05-20 20:18:23)
2012年発表のライブCD2枚+ドキュメントDVDの計3枚組。
「DVD」
海岸を歩く魔術師(?)や、這い回る蛇などを用いた、メンバーの感性による映像美を表現したようなイメージ映像パートと、Erikのインタビュー、そしてライブ映像が交互に出てくる構成。インタビューは要所で映像と共にエフェクトもかかり、ちょっとホラー映画を意識したような感じですね。内容は自分達のメタルバンドとしての立ち位置や、音楽への考えを述べてたりして興味深いですが、何分英語なので…(笑)。あのアートワークでよく見る三叉槍に逆さ十次を組み合わせたマークに、深い意味がある事には驚きました。
そしてライブは文句なくかっこいいですね。
凶悪なエピソードから想像するような、衝動だけに任せたような感じは全くなく、しっかりメタルバンドとして貫禄のある、威風漂うパフォーマンスをしてますね。フロン
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WATAIN-Sworn to the Dark ★★★ (2007-05-29 22:59:00)
2007年発表の3rdアルバム。
本人達は過去の作品について「核爆弾を作ったはいいが、それを落とす為の戦闘機がない」と流通の乏しさを嘆いていたようですが、このアルバムはこの界隈では大手のレーベルであるSeason of Mistから出ているので、その不満も解消されたのではないでしょうか。実際、私もこの作品で初めて彼らを知りました。
音楽性のほうですが、本人達はそれほど意識しているわけではないようですが、DISSECTIONが良く引き合いに出されているようですね。確かに、ヴォーカルの切れ味の鋭いがなり声、叙情味のあるメロディが絶妙のタイミングで炸裂する展開のドラマティックさなど音像が割と近いことに加え、メンバーの一人がDISSECTIONにライブメンバーとして在籍していた経歴があったり、引き合いに出されるのもよく分かります。
しかしそれ以上にDIS
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WATAIN-Sworn to the Dark-Legions of the Black Light ★★★ (2007-05-29 23:07:15)
DISSECTIONのJonに捧げられた曲。
だからなのか、他の曲以上にDISSECTIONっぽさを感じますが、彼らの個性もしっかり出ていて、全く模倣っぽさは無いのが素晴らしい。でも、DISSECTIONを1st、2ndしか聴いていない人に、「Maha Kali」と同時に聞かせて、「どっちがDISSECTIONの新曲でしょう?」ってやったら普通にこっちと答える人が多そう(笑)
WATAIN-Sworn to the Dark-Legions of the Black Light ★★★ (2007-06-05 21:04:19)
DISSECTIONのJonに捧げられた曲。
その為か、このバンドの個性に加えて結構DISSECTIONっぽさも感じる箇所がありますね。後半のメロウなギターソロとか寂寥感ある刻みリフとかがそれっぽいです。DISSECTIONの1st、2ndが好きならば必聴の名曲。
WATAIN-Sworn to the Dark-Satan's Hunger ★★★ (2007-06-05 20:53:57)
淡々とした冷徹さで押すパート、どこか近年のSATYRICONにも通じる催眠的残虐さがありますね。それだけでなく、いかにもブラック然とした甘美で邪悪な泣きメロも完備しており、それを両立させるセンスの高さが素晴らしいです。
WATAIN-Sworn to the Dark-Stellarvore ★★★ (2007-06-05 21:01:25)
アルバムのラストを飾る曲。
ラストだけあって、不気味な普通声によるヴォーカルも取り入れ、更に禍々しい雰囲気が強調されているような気がします。途中ヴォーカルのデス声と槌を振り下ろすようなバンドサウンドの掛け合いがありますが、音質が良いため迫力があって良いですね。
WATAIN-Sworn to the Dark-Storm of the Antichrist ★★ (2007-06-05 20:56:10)
この暴虐さとメロウさが共起する作風、いかにもスウェーデンのブラックメタルバンドっぽいクオリティの高さがあって良いですね。特に疾走パートはMARDUKにも通じる暴虐ぶりで、実にかっこいいです。
WATAIN-Sworn to the Dark-Sworn to the Dark ★★★ (2007-06-05 20:58:36)
どこか威風を感じるブラックメタル。
特にタイトルを禍々しい声で連呼する箇所なんて、悪魔の軍勢が進軍してくるよう…
WATAIN-The Wild Hunt ★★★ (2013-08-22 23:25:46)
2013年発表の5th。
今度はCentury Mediaに移籍してのリリース。
邪悪な属性を帯びつつも、狂熱に浮かされたような高揚を感じさせるリードギターや、ブラックメタルならではの邪悪の美学を音で叩き込むようなトレモロ、ブラストだけでなく、オールドスクールな畳み掛けも多用し、重厚かつテンション高い曲作り…など、WATAINならではの魅力は前作同様で、彼等の音に魅せられている方なら当然の如く陶酔に導かれるような作品…ではありますが、前作とは大分変わったポイントもありますね。
まず音作りも曲作りも、より「工夫が凝らされた」音になっていると思います。プロダクションは前作以上にクリアで、メジャーな音という感じですが…そこに効果音やヴォーカルエフェクトなどがバンドサウンドの迫力を後押しするように使用された展開が多く、より雰囲気を感じる音像になったように思います
…続き
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