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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 6751-6800
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VICARIVS FILII DEI-Non Cogitant Sed Tamen Sunt ★★★ (2014-10-01 20:08:39)
2014年発表の2nd。
バンド名は「神の子を代理する」という意味だとか。
この作品、Rawなブラックメタルの中においても、一際目立つような苛烈な音作りですね…。それこそULVERの「Nattens Madrigal」やNARGAROTHの「Regens~」辺りに匹敵する、耳を劈くようなノイジーさ。ただこのバンドが稀有なのは、ノイジーな中に響くトレモロリフのセンスが、これらの作品と比較しても劣らないほど素晴らしいことですね。メロウさや悲壮感に満ちていながら、ブラックらしい神秘性に満ちたメロディはブラック好きならば一聴で虜にされてしまうでしょう。
ただ、前述したバンドが極端に粗い音質とミニマリズムを融合させていたのに対し、このバンドの楽曲の展開は印象深いメロディを伴う疾走を軸に据えた、かなりドラマティックなもの。確かに、先人達の音の方がエポックメイキングだ
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VIDHARR-Cryo ★★★ (2014-07-13 17:57:10)
2013年発表の2nd。
日本のレーベル、Zero Dimensional Recordsからの発売。
鬱ブラックにはSHININGやFORGOTTEN TOMBなどを始めとして、豪速や激遅などの極端なリズムに頼り切らない、ロック的なリズムを取り入れたバンドも少なくないですが、大雑把に言えばこのバンドもそんな中の一つですね。ロックのダイナミズムを取り入れたリズム構成、ハードロック的な意匠の取り入れられたアレンジが、妙に血の通った絶望感を演出する音。部分的に取り入れられた女性ヴォーカルによるクリーンも、楽曲に漂う不条理なムードを強調。
何気にこのアルバム、音質がかなりヘヴィなんですよね。特にブラックの生々しさを残しつつ、低音の効いたギターの音色がインパクトあります。鬱ブラらしい感情を込めつつも、ドスを効かせるべき箇所ではブルデスのヴォーカル並に野蛮な響きを
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VIDSYN-On Frostbitten Path Beneath ★★ (2011-11-27 22:03:44)
2004年発表の4曲入りEP。
HellhammerとNocturno Cultoがゲスト参加した事でも有名。
特にHellhammerは全編で叩いてるので、彼のファンなら押さえるべきかも。
路線はヴァイキング風味のメロディの入った、刻みリフを中心に展開していくメロディアスなブラックメタルで、やはりHellhammer氏のドラムが素晴らしいですね。全体的に少し音が小さいのがネックですが、ドラムがやけに締まりの良い音を出していて、それがブラックとしてはメタリックなリフと相性良く絡み、実に心地良く聴けます。
ただ、ドラミングを聴いてるだけでも心地良い好盤ではあるんですが、プリブラなどと比べると展開も音作りも「まとも」なだけに、逆に中途半端になってしまってる気も。アコギパート等を設けたりもしてるし、メロディはそれなりに良いんですが、ドラミング以外のところ
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VIETAH-Tajemstvy Noczy ★★ (2015-04-08 23:07:53)
2014年発表の3rd。
ベラルーシの独りブラックということですが…辺境ブラック的なアトモスフェリックな叙情性と、何気にメタルとしてクオリティの高い音を組み合わせた、なかなか面白い作風のアルバムですね。ミディアム中心でトレモロリフの奏でる叙情的・民族的なメロディで押していくスタイルで、ポストブラックにも通じる作風ですが、プロダクションはこの手にありがちな柔和なものではなく、メタリックな硬質さを感じさせるもの。
個人的には柔和系よりこういった音の方が、トレモロリフをよりくっきり聴こえさせるという点でも好ましく思えますね。デス声の芯の通った響き、メロウなギターソロを交える構成など、メタルとしての質もかなり高いだけに、こういうプロダクションが映えますね。個人的には、ミディアム中心でよりアトモスフェリックさを重視したDER WEG EINAR FREIHEITという印
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VINTAGE FLESH (INVERTICRUX)-Hour of the Night Gaunts ★ (2015-12-05 17:50:06)
2011年発表の2nd。
2014年に日本のレーベルであるHidden Marlyにより再発。ちなみにバンドはリリース後に改名していて、現在はINVERTICRUXというバンド名になっているとか。
…まず言いたいのは、この作品がディプレッシブ/メロディックブラックとしては非常に良質な作品で、再発を決めたHidden Marlyには惜しみないGOOD JOBの賛辞を送りたいほど…という事ですね。アメリカ産のブラックですが、フレンチ勢にも通じる病的な美しさと、ディプレッシブらしい鬱感の入り混じったトレモロが素晴らしく、使用頻度も高いのでこの手が好きならメロメロになれそう。
ただ、それを差し引いて酷いのがヴォーカル…。最早どこかの素人にやけくそになって鶏の鳴き真似をさせたような、素っ頓狂で喉の絞まった裏声絶叫が多く、聴いていてなんだか情けない気分になってしまう
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VINTERBRIS-Solace ★★ (2015-07-22 04:14:52)
2014年発表の2nd。
アルペジオなどを用いたフォーキーなパートを配したり、トレモロリフに土着的な叙情を込めて聴かせたりなど、一言で言えばネイチャー/アトモスフェリックな感覚の強いメロブラ。…なんですが、ヘヴィさも残る音作りの中で刻みリフを聴かせるマッシブさ、疾走だけでなく力強いミディアムにも重きを置いた曲作りなどから、この手としては意外なほどにメタリックな音になっているように思います。
個人的には、このアトモスフェリックさとメタリックさの配分が、メロディの叙情性と相俟って良い感じに情景を描写出来ているように感じるんですよね。例えば、DISSECTIONが吹雪だとするなら、こちらは樹氷の並び立つ森を駆け抜けていく感じでしょうか。他のメロブラとは若干見える景色が異なる印象。また、時折断末魔のような叫び声を上げるヴォーカルも、真に迫ったものがあって良いですね。
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VINTERRIKET ★★ (2007-12-25 01:36:00)
ドイツのブラックメタル/ダークアンビエント。
メンバーはギリシャのNOCTERNITYにも在籍しています。
バンド名はスウェーデン語で「冬の王国」らしいですが、ドイツの人なのにわざわざ
スウェーデン語のバンド名を付ける辺り、寒々しい世界観を志向してる表れなのかも。
そういう物を求める人には確実に答えてくれる音を出してると思います。
しかし、リリース数多いですね…しかもほとんど限定だし。
全部集めると、特典として死んだ後にコキュートス(氷結地獄)に行けるかも(笑)。
VINTERRIKET-Berglandschaften 2001-2004 ★★★ (2008-02-11 22:59:00)
2007年発表の音源集。
タイトルの通り、01年から04年までの曲を集めたもので、「Wege~」がバンドサウンド入りの曲を集めた音源集だったのに対し、こちらはダーク・アンビエント作品を集めたアルバム。「Wege~」とはレーベルが違うみたいですが、対になっているアルバムなのかも。
空間的な広がりを持つ持続音(ドローン)と幻想的なメロディによりバンド名通りの「冬の王国」を描いていくようなインスト作品で、路線的には一緒にスプリットを出した事もあるPAYSAGE D'HIVERのアンビエント曲と似ている作風だと思います。こっちの方がメロディが前に出ているため、聴きやすい作風と言えるかもしれません。
空間演出の上手さもやはりかなりのもので、1曲目のメロディが一旦フェイドアウトし、ドローンだけが残るパートなんて本当に雪の降り積もる夜の中、世界が死に絶えてしまったかの
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VINTERRIKET-Wege in Die Vergangenheit ★★★ (2007-12-25 01:34:00)
2007年発表の音源集。
2002年から2004年にかけてのスプリットなどの音源を集めたアルバム。1000枚限定。録音年が古いので今年のベストアルバム投票には入れませんが、2007年もあと残り僅かというところで、本当に素晴らしいアルバムと出会うことが出来ました…。
このバンド(独りだけど)もPAYSAGE D'HIVER等と同じく、ダークアンビエントとブラックを両方演るタイプのようですが、ここで聴けるのはバンドサウンドが入ったスタイルで、実質的にシンフォニック・ブラックとカテゴライズしても良いんじゃないかと思います。
EMPERORの「In the Nightside Eclipse」や、LUNAR AURORAの「Ars Moriendi」辺りの邪悪なシンフォブラックの雰囲気を押し進めていった結果、キーボードパートの重要性が増し、バンドサウンドが減退し
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VINTERSORG ★★ (2007-06-15 15:56:00)
現BORKNAGARのヴォーカル、Vintersorgを中心としたプロジェクト。
曲の完成度からして、明らかに大物級のアーティストだと思いますが…
Garm、Simen、そしてこのVintersorg。
これだけのメンバーが参加しているBORKNAGARってかなり凄いバンドなのでは…。
VINTERSORG-Solens rötter ★★★ (2007-06-15 15:53:00)
2007年発表の6th。
バンドロゴの太陽、なんか可愛いなぁ…(笑)
音楽性は一言で言うとプログレ要素の強いヴァイキングメタルでしょうか。
以前プログレ関連の専門店でも取り扱われているのを見た事がありますが、確かに凝った変則的な部分の多いリズム、デスヴォイスも入るへヴィさとマイルドな普通声や民族メロによる叙情性が複雑に絡みあって出来るドラマティックさ、ハモンドやフルート等を取り入れた音像等、そっち方面からの評価が高いのも分かるような要素が多いですね。
もしかすると変拍子も普通に入るリズムに取っ付きづらさを感じてしまう人もいるかもしれませんが、個人的には民族メロと合わさると土着の舞踏曲のような雰囲気が出てお気に入り。展開はプログレ的でも、メロディの叙情性でかなりメタラーにも聴きやすい音だと思います。プログレよりのデスやブラックということでOPETHが
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VINTERSORG-Solens rötter-Dopt I En Jokelsjo ★★ (2007-07-01 20:23:38)
アコギのイントロから歌いだされる、「♪Isvind frostvind~」の歌いだしからして腰に来ますね。何て色気のある声だ(笑)!!奥行きのある幻想的なキーボードや、ウィンドシェルの音色が綺麗。
VINTERSORG-Solens rötter-IDETEMPLET ★★★ (2007-07-01 20:27:55)
Vintersorg本人もMetal Maniacs誌のインタビューにて、「KOSMOSAIK」と一緒にお気に入りに挙げていた曲。どちらも時間が経ってからお気に入りになったんだとか。この曲に関しては、「明らかなヒットソングとはいえない、変わった曲」とコメントしてましたね。
途中のヴァイキング風コーラスパートがキャッチーで、私的にもお気に入り。そこの声がまた良いんですよね。
VINTERSORG-Solens rötter-STRALAR ★★★ (2007-07-01 20:21:14)
マリー・キュリーに捧げられた頌歌的な曲。
その為か、歌詞には彼女の名やラジウムなど名詞が散見されますね(母国語ですけど…)。アルバムの大まかなコンセプトは自然と人間の関わりらしいですが、自然科学の視点からの曲でしょうか。
曲もテーマからも分かる通り、デス声の無いバラード的なもので、アコースティックな質感がとても繊細。
VINTERSORG-Solens rötter-Spirar och gror ★★★ (2007-07-13 22:42:03)
この曲のサビメロ、なんかどっかで聞いた事がありそうな感じの上に、かなりグッとくるメロディですね。やっぱり北欧にしろ日本にしろ、本能に還るようなメロディってあると思いますが、この曲のサビはそんな感じですね。デスヴォイスの入れ方も好き。
VIRUS(NORWAY) ★★ (2006-09-29 19:00:00)
日本にもVIRUSってバンドがいるんですね…知らなかった。
なのでこの表記でお願いします。
CADAVER INCやAURA NOIR、VED BUENS ENDEなど様々なバンドに関わっている
CzralことCarl-Michaelの在籍するバンド。メンバーの写真が犬にコラージュ
されているところからして、アヴァンギャルドな音楽性は想像が付くかと(笑)。
ブラックメタルというとEuronymousやCountに評価が集まりがちですが、この
Carl-MichaelやKOKのObsidian CやARCTURUSやDIMMUのSimenなんかは
もっと評価されても良いミュージシャンだと思います。
VIRUS(NORWAY)-CARHEART ★★★ (2006-09-29 18:46:00)
2003年発表の1st。
メンバーが3人ともVED BUENS ENDEに関連している上、CzralことCarl-Michael自身もVBEとの音楽的関連を認めている通り、グニャグニャした音像の向こうに人影が見えるようなダークなアンサンブルで聴かせるところはVBEとも共通した音楽性ですね。VBEと比べるとブラック色は薄めで、代わりにロック色が強くもっとメリハリの効いた展開や音色を取り入れた音楽になっていると思います。
ただそのメリハリの付け方がことごとく変態的なため、ブラック色が薄くなったにも関わらず全体的に更に奇形度を増している印象。明らかに変態音楽の類だと思いますが、時折凄くかっこよくトリッキーなリフが飛び出したりするので、普段からブラックメタルのようなリフ主体の音楽を聴いている人や、アンサンブルの気持ち悪さを楽しめる人にはお勧めです。
Ca
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VIRUS(NORWAY)-CARHEART-CARHEART ★★★ (2006-09-29 18:49:09)
不穏な空気感を醸し出すギターの裏で鳴るベースが、メロディアスながらかなり不気味で好き者ならばうっとりする事請け合いな曲です。ラストギターが主導権を握るパートもかっこいいですが、音色のアクセントの付け方がやっぱり変。
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-GUM MEET MOTHER ★★★ (2006-09-29 18:52:29)
「ガァァム、ミィィィ、マァザァー!!(語尾上がる)」の何とも熱のこもった、明らかに裏返った叫び声が印象に残る曲。まるで何かのエンジンの駆動音みたい。でもそれよりも素晴らしいのはその間のパートのリフ。Carl-Michaelはドラムだけでなく、ギターのセンスも凄いんですね…。このパート曲中でもう一回くらい聴きたかった。
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-ROAD ★★ (2006-09-29 18:55:15)
ギターもベースも陰気なメロディを奏でていて、全然「Road」って雰囲気じゃないですね(笑)。むしろ滅亡した世界で高速道路の残骸の上を歩いているような破滅的な雰囲気の曲。
VIRUS(NORWAY)-THE AGENT THAT SHAPES THE DESERT ★★★ (2011-07-06 23:23:32)
2011年発表の3rd。
ラストの曲ではGarmがゲスト参加。
前作でアンサンブル志向をより強めた彼らですが、今作も前作同様の路線ですね。ムラサキ色の煙が物理法則に反して妙な対流を起こすようなバンドの絡みに脳みそを捏ね繰り回されながら、普通の人とは見てる世界がズレてる狂気の哲学者の独白めいたヴォーカルの演説に説き伏せられる、悪趣味が一周回って高尚に聴こえたり聴こえなかったりする(笑)、代替の効かない世界観を持ったアヴァンギャルドメタル。もう初っ端から「よくここまで気持ち悪くギターを掻き鳴らせるなぁ…」と変に感心(笑)。
ただ、随所で聴かれる、前述の気持ち悪い掻き鳴らしといい、調子っぱずれなアンサンブルが狂気の潮の満ち引きを表現するような展開だったり、幽霊に背中を撫でられる様なギターのフレーズを、背筋を這い上がる悪寒のようなベースが引き継いだり、耳に引っか
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VIRUS(NORWAY)-THE BLACK FLUX ★★★ (2008-12-02 17:20:00)
2008年発表の2nd。
四階から転落し、数ヶ月にわたる昏睡状態が続いたというニュースで多くのブラック好きを心配させたCzralですが…これを聴く限りでは完全に復活したみたいですね。AURA NOIRでも新作を出したみたいだし、本当に良かったです…。
1stのスタイルを踏襲しつつ、ジャズ的アンサンブル志向を高めた音楽性は、VIRUSの新作でありながらVED BUENS ENDEの続編的と言えるかもしれません。VBEの抽象的かつ泥沼な雰囲気と、(VIRUSの)1stでの悪意に満ちたキッチュさを両立させた作風になっていると思います。淡いノイズを纏ったギターメロは立ち上る瘴気が、物理法則に反して昇るごとに濃くなるような気持ち悪さがあるし、ベースも妖しく蠢くだけでなく、時に場違いに明るめのメロを入れてきたりして素敵に気持ち悪いです(笑)。
このアルバムって、ヴォ
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VIRVEL AV MORKERHATET-Metamorphopsia ★★★ (2016-05-29 16:09:19)
2016年発表の2nd。
これはクオリティとカルト性を高いレベルで両立させた良盤なのではないでしょうか。路線としては、RAGNAROKやTSJUDER辺りを思わせる、ブラストによる疾走を軸にした苛烈なリズムと、トレモロを交えたメロウなリフで聴かせる、北欧メロディック/ファストブラックに近い音。パートによってはVED BUENS ENDEやPARIAなどに近い変則アンサンブルや、効果音・ナレーションなどのSEを挿入し、不条理さを加味するような場面も見られますね。
ただ、前述したバンドと決定的に違うのは、主に疾走時に於けるリフの質感でしょうか。前述のバンドは切れ味の鋭さやメロディのメロウさで聴かせる感じなのに対し、こちらは融解してドロドロになった粘液質の毒性のある液体を、緩やかに流し込むかのような不気味なトレモロがメインなのが特徴。これにより、音や楽曲のクオリティ
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VISTHIA-IN AETERNUM DELETI ★★★ (2012-01-20 22:57:16)
2011年発表の2nd。
ブラックメタルにインダストリアルを取り入れた路線ですが、このバンドはインダストリアル要素を曲の根幹にがっつり食い込ませながらも、ブラックメタルとしての攻撃性や禍々しさもしっかり残してある、取り入れ方のバランスの非常に良い作品ですね。
暴虐なブラストの中に機械音を交ぜてより無慈悲な感覚を助長したり、ノイズとサンプリング、トレモロが自然に一体化するような音作りで世界観を演出したり、マシンビートを前に出しつつ毒のあるトレモロで荒廃感を醸しだしたり、ブラックとインダストリアルの組み合わせ方がアイデア豊富、かつその比率も自由自在な感じ。それがブラックとしてはかなり整った音質とも相俟って、ダイナミックな展開に聞こえます。
何気にブラックらしいトレモロリフの含有率も高く、それに込められた宗教的なムードや毒々しさもまた素晴らしい。インダ
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VITSAUS ★★ (2011-11-06 20:26:42)
SARGEIST、HORNAのVainajaが在籍するブラックメタルバンド。
バンド名はフィンランド語で「ペスト」を意味する単語だとか。
VITSAUS-Sielunmessu ★★ (2011-11-06 20:28:35)
2010年発表の1st。
曲数は5曲と少なめですが、ボリュームは35分でそこそこ。
シャー系の音が際立つ平坦気味のリフと、メロウなトレモロリフを従えて疾走する、典型的なプリミティブブラックという感じの音ですね。割とトレモロのメロディを重視するタイプですが、この手の中でもメロディの泣き具合に「格調の高さ」みたいなものが感じられるのが特徴。
ヴォーカルもそこまで絶叫したら音割れるんじゃ…と思うくらい激しく叫んでくれてるし、特に変った要素はないものの非常に良質なプリミティブブラックだと思う。ただ、せっかくメロディのセンスがいいのに、少しだけ引っ込んだプロダクションなのは惜しいですね。際立って聞こえづらい訳ではないけど、ノイズ分とメロディ分の配分が等分な感じ。メロがいいので、個人的にはそれを押し出すとより良かったかな…と。
SATANIC WARM
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VLAD TEPES-March to the Black Holocaust ★★★ (2013-04-18 17:58:27)
95年のBELKETREとのスプリット音源。
私は「War Funeral March」とのカップリング盤(ブート?)で聴きましたが…。
以前購入した「La Morte Luna」が、フレーズが聞き取れないようなあまりにも酷い音質で、「確かにアングラでカルトな雰囲気はあるけど、私には無理かも…」とこのバンドを見限りかけてたんですが、とんでもない思い違いでした。VLAD TEPESって偉大なバンドだったんですね…これはマジで素晴らしい。
まずフレーズの反復を楽しむ事すら困難な「La Luna Morte」と比べると段違いに音質が良いです。確かに粗い音質ではあるんですが、DARKTHRONEの3部作やSATANIC WARMASTERの初期作などプリブラの代表的な作品が聴ければ全然行けるレベルで、フレーズや楽曲の展開がしっかり楽しめます。ディスコグラフィを見ると、こ
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VOCIFEROUS-Vociferous ★★ (2016-02-07 23:54:03)
2009年発表の1st。
一般的にブラックメタルはスラッシュから分化したジャンルとされていますが、このバンドはスラッシュメタルを体感速度やリフのキレではなく、ひたすらに「汚さ」「冒涜的な雰囲気」を突き詰めていったら生まれそうな、生々しくドロついたオールドスクールなブラックメタルを演ってますね。
澱やよどみの只中にいるような音像の中で、一応楽曲が進めばブラックメタルらしいメロディアスなトレモロも出て来ますが…メロディ自体がドロドロしているというか、全く甘くならない感じが流石です。ヴォーカルもまるで嘔吐するかのような「グエエエエ」系の呻き声がなかなかの迫力&汚さで悪くないですね。
VADERやBEHEMOTHがダイレクトな攻撃性を押し出している通り、ポーランドのバンドの表現が直接的なのはお国柄なのでしょうか。冒涜的なムードを生々しく伝えるような作品で
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VOICES ★★ (2013-08-01 21:00:03)
去年結成されたばかりの、イギリス産デス/ブラックメタルバンド。
元AKERCOCKEのメンバーが絡んでます。
…それにしても、検索に引っかかりづらいバンド名ですね…。
VOICES-From the Human Forest Create a Fugue of Imaginary Rain ★★★ (2013-08-01 21:01:04)
2013年発表の1st。
メンバーの多くがAKERCOCKE絡みのバンドという事ですが、確かにAKERCOCKEを思わせるような、不条理なアヴァンギャルド性とデスメタル由来の暴虐性を兼ね備えたブラックという感じですね。AKERCOCKEはサイケな前衛パートと暴虐パートを割と分けて展開させている印象でしたが、こちらは暴虐パートそのものにサイケなフレーズが練り込まれている展開が多いのが、大きな違いでしょうか。
女性ヴォーカルやAKERCOCKEでも使用していたようなクリーン、キーボード等を導入し、叙情的・神秘的な側面からプログレッシブなアプローチを見せるパートもありますが、基本的には暴虐パートがメインな音。ギターワークやリズムに込められた不可思議な感触は、知的というよりは聴き手の神経を直接攻撃するかのような禍々しさに満ち溢れている感じがします。
基本
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VOID ★★ (2007-06-29 08:35:00)
イギリス産サイバーブラック。
サモスのレーベル「Nocturnal Art Productions」に所属。
ZYKLONやABORYM、RED HARVESTのリミックスを手がけた事もあるOCDを始め、
VED BUENS ENDEやVIRUSなど幾つものバンドに関わっている重鎮Czralや、
<CODE>、DODHEIMSGARDに在籍するKvohstなど、関わっている面子がかなり豪華。
…後ろ二人は残念ながら脱退済みのようですが…。
VOID PARADIGM-Earth's Disease ★★★ (2015-08-18 21:40:09)
2015年発表の2nd。
これは物凄く好みのアヴァンブラックです!
神経に障るどころか掻き毟るような、パラノイアックかつ不穏で不協的なギターワークと、聴く者に不安を与えるような構成のリズム、そこに絡みつくメロディアスながら粘着質なベース…このジャズを気持ち悪く解釈して取り入れたような不気味なアンサンブル、間違いなくVED BUENS ENDEの系譜ですね。ブラストで畳み掛けていても衝動性より精神世界的なグロテスクさの方が強い気がします。
ただしこちらはVBEやVIRUSなどと比較すると、もっとフィジカルの強い音という印象。パキッとした抜けの良い音で、奇妙なアンサンブルもきびきびと聴こえさせるようなドラムや、地声要素強めながら殺気と怒気に満ちた、Appolyon氏のスタイルを思わせるエグいヴォーカルなど、禍々しく不条理な雰囲気を醸し出しつつも、攻撃性も高め
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VOID-Posthuman ★★ (2007-06-29 08:35:00)
2003年発表の1st。
何故かDisk HellでもDisk Unionでもこのアルバムが新品で半額以下で投げ売られていたのでもしかしたら微妙なのかと思いましたが…全然そんな事は無く、クオリティの高い作品ですね。何故投げ売りされてたのか疑問なんですが…正価で買っても損はしないアルバムですよ。
作風は、かなりインダストリアル要素が強めながらも、ダーティーに咆えるヴォーカルや捻くれていながらもメロディアスで、聴き応えのあるリフなどブラックとしての矜持はしっかりと保ったサイバーブラックで、THORNS辺りが最も近い音だと思います。
Hellhammerの超絶技巧ドラムも聴けたTHORNSと比べると、ドラムは打ち込みで、かつトランシーだったりドラムンベースっぽい箇所もあるのでよりサイバーな作風と言えるかも。
音質もTHORNSのように高音ノイズが
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VOID-Void ★★★ (2011-08-20 03:27:15)
2011年発表の2nd。
前作は禁欲的かつクオリティの高いインダストリアルブラックで、そのストイックさが地味に感じる音でもありましたが…なんか随分変わりましたね。今作はインダストリアルブラックとして…いやエクストリームメタルとして、もっと言えば「ギターリフが曲の主軸を担う音楽として」素晴らしいアルバムだと思います。
前作では打ち込みだったドラムが今作では生になり、ブラスト中心の激速リズムにテクニカルなトレモロ混じりのリフが乗るスタイルで、殆ど前作とは別物になってますね。特にTHORNSを思わせる、インダストリアルの無機質さを感じさせつつ、ブラック特有の妖艶さも強く放ちながら、邪悪な流麗さをもって弾かれるリフ捌きが実にかっこいい。あと一割疾走パートが多かったらファストブラックになりそうなくらい疾走パートが多いですし、キャッチーと言っても過言ではない作風かと。
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VOLUNTARIA-Solitary Songs ★★ (2014-08-23 22:58:30)
2010年に発表されたデモ「Solitary Songs to Leave This World Behind」を、改題してCD化再発したもの。リリースは鬱ブラックの名産レーベルSelf Mutilation Servicesから。このCD版も500枚限定。
鬱ブラックって、感情を込めて絶叫するヴォーカル、トレモロや平坦系、アルペジオなどによる鬱屈したメロディ、陰鬱さを強調する遅いテンポ…と、ほぼ形式が固定化されてるジャンルだと思うんですよね。その中で個性を出そうとすると、それらの要素を深く追求するか、もしくはそれらを踏まえつつ異なる音楽的要素を加えるかに分かれる印象ですが、このバンドは前者のパターンですね。
特にヴォーカルは、途中嗚咽しているように聞こえるほど感情を込めた叫びでありながらも、変に声が細くないのが良いですね。少なくとも、滑稽に聞こえないレベルで
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VON ★★ (2010-07-22 23:31:00)
88-92年に掛けて活動していた、アメリカ産ブラックメタルバンド。
フルレンスを出しておらず、日本での知名度こそそう高くないものの、
あのWATAINがこのバンドの曲からバンド名を取っていたり、INFERNALや
URGEHALなどがこのバンドの曲をカヴァーしたり、ブラックメタルに携わる
ミュージシャンの間では、かなり人気の高いバンドです。
VON GOAT-SEPTIC ILLUMINATION ★★★ (2013-01-02 17:43:58)
2010年発表の1st。
アメリカ産カルトブラックの始祖、VONの作風を受け継ぐプロジェクトという事で、期待して購入しましたが…これは素晴らしいですね。「Satanic Blood」でのテープ起こしっぽい音質が改善された(とはいっても、適度に篭もったRAW音質ではある)り、儀式的な要素があったりしつつも、基本的にはシンプルでサタニックなオールドスクール・ブラックメタル。えずくようなヴォーカルの汚さもカルトさを強調しててグッド。
VONの頃からそうでしたが、やはりリフのセンスが素晴らしいですよね。オールドスクールなダーティさはしっかり演出しつつ、地下臭く邪悪なムードも満点、それでいてシンプルという。音質や展開など飾りに過ぎません的な作風も、リフの魅力に拍車を掛けてます。更にリードギターが生気を奪うようなメロディを弾いてたりするのも、より楽曲の邪悪さや洗脳度を上げ
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VON-Satanic Blood ★★★ (2010-07-22 23:26:00)
92年発表の8曲入りデモ。
現在流通しているのは、DARK FUNERALのデモ「In the Sign」とカップリングで再発され、「DEVIL PIG」のタイトルを付けられたブート盤。私が持ってるのもそっちです。
作風的には、ごくシンプルだけど、本質を掴んだようなプリブラ。
オールドスクールなノリの曲、ドゥーミーで密教的な曲などもありつつ、基本はシンプルでミニマル(と言っても演奏時間自体短め)な疾走に、禍々しく邪悪なメロディのトレモロが乗る作風。北欧的な寒々しさを感じられるDARKTHRONEよりも、よりカルトでサタニックな雰囲気だと思う。
音質ははっきり言って悪く、ドラムなんか疾走パートが打ち込みの4つ打ちみたいに聞こえるし、全体的にテープ起こしっぽいよれ気味な音で、音量を幾ら上げても薄っぺらい感じ。パートによっては、もうギターリフなんかベース
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VON-Satanic Blood-Devil Pig ★★★ (2010-07-22 23:30:40)
プリブラの本質のみを抜き出して作ったかのような曲。
だって基本、「♪デー、デデデー」っていうギターリフ一本ですよ。ブラックの本質がリフにあることをシンプルな手法で抉り出した名曲だと思う。そのリフに絡むリードメロも、実にサタニックで素晴らしいです。
VON-Satanic Blood-Veadtuck ★★★ (2010-07-22 23:29:58)
最近で言えばNED勢にも通じるような、サタニックなメロディをドゥーミーに聴かせる曲。この密教のBGM的な雰囲気も、「Devil Pig」などの典型的なプリブラとはまた違う意味でブラックの真髄だと思いますが…92年の時点でここまでエッセンシャルな音を出しているバンドがアメリカにいたというのが凄い。
VON-Satanic Blood-Watain ★★★ (2010-07-22 23:28:17)
あのWATAINに、バンド名を決定せしめたほどの名曲。
淡々とリズミカルに吐き出していくヴォーカルに、呪術めいた雰囲気があって良いですね。しかもこのヴォーカル、敢えて「呪術めいた雰囲気を出そう」と思ってなさそうな所が、また凄いと思う。
VOND-Selvmord ★★ (2010-05-01 21:31:00)
1994年発表の1st。タイトルは「自殺」の意。
裸で女性の首に刃物を突きつける、体を張ったジャケットが目印です(笑)。
今はエレクトロゴシック路線に活路を見出しているようですが、当時はシンセ・アンビエントに傾倒していたようで、MORTIISの初期作品と同様のアンビエントを演ってます。正直、名義を分ける必要があるのか疑問に思うくらい(笑)、酷似した路線の作風。
敢えて違いを挙げれば、持続音を抑鬱を感じるほど質量感のある音にし、圧迫感を出してダークなメロディを響かせる、犀の河原を彷徨うような悲愴なメロディを聴かせる、シンセを鬼火のような幽玄さのある音色にする…など、ややダークな表現が多めな事でしょうか。
ちなみに、この作品にも裏話的なライナーがありますが…このアルバムのタイトルを「自殺」とした理由について、当時の死と闇への奇妙なまでの妄執を挙げてます
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VORDVEN-History ★★ (2011-11-16 23:01:51)
2003年発表のコンピレーション盤。
97年のデモ「When the Wind Blew for the First Time」と99年のフル「Towards the Frozen Shadows」、01年EP「Woodland Passage」の3つの音源を収録した、約78分の長大なボリュームの音源集。ちなみに音源集のタイトルは書かれていないんですが、調べたら「History」というタイトルだそうです。
路線は神秘的なキーボードがRAWなバンドサウンドを包み込む、VINTERRIKETやLUSTREなどのアトモスフェリックなシンフォニック・ブラックを先取りしてやっている感じで、VINTERRIKETのような寒々しい世界観よりも、むしろ精神世界的な神秘性を感じる音。基本キーがメイン楽器的な音像ですが、どの音源においてもバンドサウンドに打ち込みを用いていないので、特にド
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VORKREIST ★★ (2012-08-31 19:22:06)
フランス産デス/ブラックメタル。
SECRETS OF THE MOONを始め、様々なバンドに参加した経験を持つ女性ベーシストのLSK氏や、MERRIMACKのA.K.氏らが関わるバンド。
VORKREIST-Sabbatical Flesh Possession ★★ (2012-08-31 19:24:29)
2003年発表の1st。
人脈や関連バンドは真っ黒ですけど、作風の方は刻みやハーモニクスを多用したリフ、アングラ臭を効かせつつ低音を効かせ、血腥い暴力性を漂わせる音作り、ブラック系の喚きだけでなく地の底から響くような低音グロウルも使うヴォーカルと、かなりデスメタルの色も強い路線ですね。フランス産に多い病気っぽさはあまりなく、もっと直接的に禍々しく暴力的な雰囲気を伝えるような音。
個人的には、ドラムの音がちょっと篭もり気味なのがかなりツボなんですよね…。却って音が重々しく聴こえて、低音の効いたプロダクションとも相俟って絨毯爆撃でも受けているような感じ。心地良い蹂躙感です。また、アングラで暴力的な雰囲気とは裏腹に、メロいパートは何気にかなりメロディアス。特に9曲目なんて、最初期のARCH ENEMYが泣きメロとギターソロを捨ててアングライズムに特化したような雰囲気
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VRAIN-RENDEZ BLUE ★★ (2008-05-01 23:18:00)
2007年発表の1st。
まずメンバーの宇宙船の乗組員と陰陽師を混ぜたような奇抜な格好に目が行きますが…
確かに、メタルをベースにサイバーなトランス風シンセや日本人らしいポップな歌メロを
混ぜたスタイルは、この奇抜極まりない格好に通じる物があるのかもしれませんね…。
自分達のスタイルをしっかりと持っていながら、リフやアンサンブルなどメタルとしての
根本的な魅力にも全く妥協は無く、クオリティの高い非常にかっこいいサウンドだと思います。
そのスタイルの中でも疾走するキャッチーな曲だけでなく、バラードを始めジャズっぽい
雰囲気の曲やクラシック曲のど迫力のカヴァーなんかもあったりして、アルバム一枚を通して
リスナーの興味を反らさせないバラエティに富んだ作品に仕上がってるのも良いですね。
ヴォーカルはアニソンっぽいと言われてるようですが…媚びた
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VRAIN-RENDEZ BLUE-MOONLIGHT RENDEZVOUS ★★★ (2008-05-01 23:21:36)
何気にアルバム中一番好きな曲だったりします。
ちょっとジャズっぽいお洒落な雰囲気が感じられる曲ですが、キーボードと絡むギターの音色が凄くいい。フレーズやアンサンブルだけでなく、音色にまでしっかりと配慮が行き届いてるアレンジ能力の高さが窺えますね。
VRAIN-RENDEZ BLUE-RISE ★★★ (2008-05-01 23:20:01)
オープニングからいきなりの離陸→飛翔でめっちゃ痺れる。
一旦飛び出したらラストまでテンションが落ちず飛翔しっ放し。ラストテンポ落とす所まで聴くと、曲を聴いただけなのに何かをやり遂げたような充実感(笑)。ただ、欲を言えばコーラスはもっと力強いほうが良かったなぁ。
VRAIN-RENDEZ BLUE-SOARING REFRAIN ★★★ (2008-05-01 23:20:49)
このバンドって本当にメタルが好きなんでしょうね…。
キーボードが目立つフレーズを弾いている時や歌メロが前に出てる時でさえ、ギターが単調な刻みリフで援護に回ったりという事が無く、しっかりと存在感のあるフレーズを入れるバトル上等なアンサンブル。やっぱりメタルのアンサンブルはこうでないと!
VRAIN-RENDEZ BLUE-熊ん蜂の飛行~FLIGHT OF THE BUMBLEBEE~ ★★★ (2008-05-01 23:22:34)
有名なクラシック曲のカヴァー。
あの忙しないフレーズをど迫力のバンドサウンドで再現してかっこよくならない訳が無い!!脳味噌引っ掻き回される…どころかブッ掻き回されます(意味不明)。
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