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THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 04 萩原雪歩 四条貴音-SHINY SMILE (REM@STER-B)
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 04 萩原雪歩 四条貴音-オーバーマスター (M@STER VERSION)
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 04 萩原雪歩 四条貴音-フラワーガール
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 05 菊地真 三浦あずさ-MYTHMAKER
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06 星井美希 水瀬伊織-MY SONG (M@STER VERSION)
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06 星井美希 水瀬伊織-リゾラ
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06 星井美希 水瀬伊織-深紅
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL SPRING-またね (M@STER VERSION)
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL SPRING-チェリー
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL SPRING-笑って!
THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL SPRING-旅立ちの日に…
THE INIQUITY DESCENT-THE HUMAN APHERESIS
THE KING OF FIGHTERS '94
THE KING OF FIGHTERS '95
THE KING OF FIGHTERS '96
THE KING OF FIGHTERS '97
THE KING OF FIGHTERS '98
THE KING OF FIGHTERS '99
THE KONSORTIUM
THE KONSORTIUM-THE KONSORTIUM
THE LAST KNELL-Æon Vmbra Genesis
THE LEGION-Unseen to Creation
THE MEADS OF ASPHODEL
THE MEADS OF ASPHODEL-In the Name of God, Welcome to the Planet Genocide
THE MEADS OF ASPHODEL-In the Name of God, Welcome to the Planet Genocide-A Baptism in the Warm Piss of Slaughtered Children
THE MEADS OF ASPHODEL-In the Name of God, Welcome to the Planet Genocide-My Beautiful Genocide
THE MEADS OF ASPHODEL-The Mill Hill Sessions
THE MEADS OF ASPHODEL-The Mill Hill Sessions-God is Rome
THE MEADS OF ASPHODEL-The Mill Hill Sessions-My Beautiful Genocide
THE MEADS OF ASPHODEL-The Murder of Jesus the Jew
THE OATH-Self-Destructed
THE ONE
THE ONE-I, Master
THE PHANTOM CARRIAGE-Falls
THE ROYAL ARCH BLASPHEME
THE ROYAL ARCH BLASPHEME-The Royal Arch Blaspheme
THE SARCOPHAGUS
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-ANATOLIAN DRAGONS
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-HYMN TO AWAKENING
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-LEGEND SLEEPS BEHIND THE MOUNTAINS
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-MISANTHROPIC
THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-THE SARCOPHAGUS
THE STONE-Zakon Velesa
THE TRUE ENDLESS-Legacy of Hate
THE TRUE FROST-...in Eternal Strife
THE TRUE WERWOLF (WERWOLF)
THE TRUE WERWOLF (WERWOLF)-Death Music
THE UGLY-Decreation
THE UNCHAINING-Ruins at Dusk

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THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 04 萩原雪歩 四条貴音-SHINY SMILE (REM@STER-B) ★★★ (2010-10-16 23:25:38)

これは、リアレンジの中でも原曲超えしてるうちの一つだと思う。
打ち込みのベースとドラムが聞き手のテンションを上げつつ、
そこにシンフォニックなキーボードが乗るアレンジで、メタラーにも
お勧めできそうな音作り。二人のヴォーカルも、どちらも「清楚」な感じで、
このオケとの相性がかなり良いと思います。

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 04 萩原雪歩 四条貴音-オーバーマスター (M@STER VERSION) ★★ (2010-10-16 23:27:51)

「ALRIGHT*」で一歩を踏み出した内気な少女に、今度はこんな曲のオファーが!
…しかし、明らかに自分のイメージじゃない歌も、頑張って歌おうとする…
みたいなストーリーを想像してしまいました(笑)。
ぶっちゃけ、合ってるか合ってないかでいったら後者だと思う。
でも曲も歌声も好きなので…。

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 04 萩原雪歩 四条貴音-フラワーガール (2010-10-16 23:24:49)

これは…最初の印象では、「原さんの声だったら、もっと凛々しい系の
新曲が良かったかも」と思ったんですが、何回か聴くうちに、こういう
可愛いノリもいいかも、と思うように。心浮き立つようなピアノがいい感じ。

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 05 菊地真 三浦あずさ-MYTHMAKER ★★ (2010-11-06 16:56:20)

「隣へ…」のイメージを覆す、ダンサブルな曲。
インダストリアル風のアレンジが施されており、無機質な
感覚は他の曲と比べても異質で、そこがかっこいいと思う。
でも、これはキャラ声じゃない方が良かった気も。
LONG TIMEとかラジオ関係のCDに、本人名義で入れて欲しかった。

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06 星井美希 水瀬伊織-MY SONG (M@STER VERSION) ★★★ (2010-10-16 23:21:08)

ぶっちゃけると、釘宮さんの声って最初は甘すぎて自分の好みではないかも…
と思ってたんですが、これ聴いて完全に思い直しました。
曲と歌声のシンクロ率が高すぎる。…アイドルプロデュースのゲームの曲に
言うのもなんですが、夢見がちな少女がバレリーナを目指す少女漫画の
主題歌にしたら凄く合いそうだと思う。

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06 星井美希 水瀬伊織-リゾラ (2010-12-01 07:28:29)

お嬢っぽい声質+夏っぽい曲調=リゾートな雰囲気。
カバーの「カナリヤ諸島」もこういう路線でしたね。

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06 星井美希 水瀬伊織-深紅 ★★★ (2010-10-16 23:22:05)

島谷ひとみさんのカヴァー。
いつものことだけど、何故それを明記してくれないんでしょう…。
これは原曲からゲームのタイアップがついていたらしく、
ゲームソングらしい熱かっこいいメロディにシリアスな歌声が乗る曲で、
「relations」や「涙のハリケーン」辺りがツボな方なら初聴で気に入りそう。
特にサビ部分の節回しがかっこいいです。

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL SPRING-またね (M@STER VERSION) ★★★ (2010-10-22 04:26:08)

恥ずかしい話ですが…卒業して皆と別れて、寂しさから抑うつ状態になって
暫くは投薬なしにはまともな社会生活が送れないレベルまで落ち込んだ
(そんな大学デビュー・笑)経験がある私としては、この曲は身につまされて痛すぎる…
ぶっちゃけ、聴いててマジ泣きしましたもん。鬱ブラックやダークアンビエントは
抑うつ的な空気感を楽しめるんですが、この曲は精神状態によってはホント聴けない。
この後に「笑って!」があって、本当に良かったと思う。

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL SPRING-チェリー ★★ (2010-10-22 04:29:16)

「サニー」「メリー」同様の、季節感重視のアッパーな曲。
多様な掛け声も入り、春の楽しさが表れたパーティ・チューンですが、
意外にもアルバム自体は儚い系・暖かい系バラード多めで、この曲は
その中ではイレギュラーだったりします。しかし、最後にあの2曲が
控えてるせいで、この明るさも「布石」に思えてしまいます。
メロディ自体は結構哀愁系ですし。

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL SPRING-笑って! ★★★ (2010-10-22 04:26:58)

歌詞的には「またね」の続編でしょうか。
…やっぱり、フィクションの中でくらいは、こういう救いがあった方が
いいですよね。もしこの曲がなくて、「またね」で終わってたら、
たぶん今までで一番のトラウマCDになって、二度とプレイヤーに乗る事は
なかったと思いますもん(笑)。曲的には、GLAYの「May Fair」辺りを思わせる、
繊細なメロディで聴かせるバラードで、「またね」で落ち込んだ心が少しだけ前向きになれます。

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL SPRING-旅立ちの日に… ★★★ (2010-10-22 04:27:49)

川嶋あいさんのカヴァー。
カバー曲攻勢のラストに、この曲を持ってきたのは大正解だと思う。
この曲が布石になって、ラストの(聴くのが辛いレベルで)感動的な
2曲への流れが良くなってると思う。「♪いつの日にか~」なんて、
涙こらえながら声張って歌ってるイメージがあるし。バラードですが、
儚い系のメロが多いこの作品のなかでは、一番劇的なメロディだと思う。

THE INIQUITY DESCENT-THE HUMAN APHERESIS ★★★ (2012-10-26 12:24:44)

2012年発表の1st。
CDケース側面の「The Human Apharesis」は誤植っぽいです。
FINNTROLLの現ヴォーカリストが絡むアヴァンギャルド・ブラック…という触れ込みで購入しましたが…アヴァンギャルドという言葉から連想されるような難解さは殆どなく、小気味良いかっこよさと根深い邪悪さが同居した、なかなか独特な作品ですね。

近年のブラックにはロックのヴァイブを取り入れてダイナミックさを演出するバンドが多いですが、このバンドもリズムにロック要素を取り入れ、骨太な展開で聴かせてくれますね。WATAIN系の、ブラック特有のドスの効いた感じと、ハードコアやスラッシュのキレの良さを併せ持ったような、ヴォーカルのがなり声も音の太さと相俟って、実に邪悪に響いてます。

但しリフの方は割と個性的で、ブラック特有のトレモロリフは余り使わず、音圧の高い
…続き

THE KING OF FIGHTERS '94 ★★ (2010-12-26 17:38:44)

ゲームセンターでかなり流行ったシリーズの第一弾。
この作品はメンバーが3人で固定だったんですが、それが逆に良いですよね。

主人公チームからしてオーソドックスなキャラと投げキャラを両方使いこなせる
必要があるし、突出した強キャラのいる怒チーム、一人癖の強いキャラがいる
サイコチームなど、チームとしての個性があって、色々なキャラを動かす楽しみが
あったと思う。餓狼・龍虎チームなど、他の格ゲーから参戦してるチームは、
全体的に使いやすいキャラが揃ってるのも、入りやすい一因だと思います。

ただ、惜しいのはストーリーの整合性を重視するためか、サムスピキャラが
出てない事ですね。この後更にストーリー重視になっていきますが、正直良い面も
悪い面もあったと思う。ストーリーにより魅力的なキャラが多数生まれたことは
確かですが、もは
…続き

THE KING OF FIGHTERS '95 ★★ (2010-12-26 17:40:13)

チームエディットが出来るようになった2作目。

ここからストーリー重視の色合いがぐっと強まり、お祭りゲーとしての側面は薄く
なってしまいますが…それでも、八神庵という人気キャラが生まれたのは功績だと思う。
京との掛け合いもかっこいいですしね。…尤も、シリーズが進むにつれマンネリ化してる
ことも否めませんが…。

KOFはバランスが悪いと言われていますが、このゲームは特に酷いかも。
ゲーセンでもボスが使えたので、ルガール入れて「烈風拳→カイザーウェーブ」連発で
ハメる人とかかなり多かったですもん。パワーマックスでダメージレート1,5倍というのも、
今考えるとかなり過激だと思う。瞬殺される事も珍しくなかったですからね…。
小学生の頃の私の腕だと、大抵2チーム目くらいでゲームオーバーなので、お小遣いが
どんどん減って大変で
…続き

THE KING OF FIGHTERS '96 (2010-12-26 17:40:44)

それなりにプレイしてましたが、今ひとつ印象の薄いゲーム。
ストーリー的にもシステム的にも、過渡期という印象があるんですよね。
95ではハイデルンをメインにしてたので、彼が削除されて思い入れが少ないのかも。
ただ、ゲーニッツは格ゲーのボスでも最もかっこいい部類だと思うし、ギース、
クラウザー、Mr.BIGのボスチームが使えるのは素晴らしいと思う。

THE KING OF FIGHTERS '97 ★★ (2010-12-28 21:31:50)

多分ゲーセンで一番やったのがこれかな?
人が集まる所行くと乱入されて負けるから、なるべく人がいない所でやってました(笑)。
ゲーセン行っても、対戦台になってない所を探してプレイする感じで。

今作はコマンド簡略化のせいで、技が暴発しやすいのが欠点と言われてますが…
個人的には、この簡略化コマンドのお陰で爽快感のある連続技が出せて楽しかったです。
こんな下手糞な私ですら、裏社使って、前斜め下→後D→前斜め下→後Cという
ごく簡単な操作で、近立ち強キックから「調子コイてんじゃねぇぞコラァ!」が出来ます(笑)。
ただ、またしてもボスキャラがゲーセンで使えるという仕様なのが…。
オロチチームも大概ですが、暴走2キャラは特に酷い。暴走庵だらけ。
庵とレオナは普通に強いのに、それが機動力&攻撃力大幅アップですからね。
一応防御力こそ下
…続き

THE KING OF FIGHTERS '98 ★★★ (2010-12-28 21:32:28)

2002と並び、シリーズでも人気の高いKOF。
個人的にも、シリーズではかなり上位に入りますね。

まず、オロチ編がひと段落し、純粋なお祭りゲーとなったことで、消えていった
キャラたちが多く復活しているのが嬉しいですね。特にハイデルン復活は
無茶苦茶嬉しかった。へヴィ・D!も動かしていて楽しいキャラでしたね。
オロチチームやルガール、草薙柴舟など、以前のボスキャラが、強さを調整されて
使えたり、性能違いの裏キャラが多いのも嬉しい。ただ、ゲーニッツがいないのが
凄く残念でしたが…。今からKOFやる人は、このタイトルから入ってもいいかと思います。

THE KING OF FIGHTERS '99 (2010-12-28 21:58:03)

KOFシリーズでは、一番思い入れの少ない作品かも…。
一応、ゲーセンで少しだけプレイした記憶はあるし、移植版も買ったんですが…。
ストライカーとか、カウンター/アーマーモードとか、覚えなきゃいけないこと、
使いこなせなきゃいけないことが多過ぎて、ハマれないうち飽きてしまいました…。
ボスのクリザリッドは、ネスツ編のボスの中では一番かっこいいとは思います。

THE KONSORTIUM ★★ (2011-07-28 22:48:01)

MAYHEMや1349にライブメンバーとして在籍し、OV HELLやNIDINGRでも活躍するTelochらによるバンド。MAYHEMのBlasphemerの後釜は彼が入ってくれればいいのに…。

THE KONSORTIUM-THE KONSORTIUM ★★★ (2011-07-28 22:50:09)

2011年発表の1st。
歌詞カードかと思ったら、微妙なサイズの微妙なポスターが付いてきたんですが…
どうすれば(笑)。

この作品、もしかするとOV HELL以上に、ノルウェー産ブラックの血脈を正しく受け継ぐアルバムなのではないでしょうか。タイプとしては、SATYRICONの「Rebel Extravaganza」やTHORNSの「Thorns」アルバムを連想させる、金属的な響きがギラついたイメージを与える、鋭利なリフ捌きを中心に展開するブラックで、インダストリアル要素はそれほど強くないのに、リフの音色で機械的に聴こえる音作りですね。前述の2作品と比べると大分音質自体は聴きやすいですが、感触的には確実に共通するものがあると思う。

また、パートによってはKEEP OF KALESSINを連想させる、ストレートにエクストリームメタルならではのテクニカル
…続き

THE LAST KNELL-Æon Vmbra Genesis ★★★ (2014-09-18 20:51:22)

2011年発表の1st。

南米のブラックってオールドスクールなバンドが多い印象で、このバンドも少々プリミティブ的なRawさはありつつも、基本オールドスクールなブラックを演っているんですが…このバンドの音は、その「オールドスクールさ」が、凄く丁度良い按配なんですよね。昔ながらのブラックメタルのスタイルであることは間違いないんですが、MAYHEMの「De Mysteriis~」やGORGOROTHの初期作など、黎明期でもスラッシュと完全に分化され、固有のジャンルを築き上げつつあった時期のシーンの音に近い作風。

極端なノイジーさや反復だったり、過度なメロディアスさやブルータリティだったりに頼ることなく、ひたすらにブラックど真ん中の音を浴びせていく様はストイックさすら感じるほど。ただ、完全に黎明期ブラックの作風をなぞったという訳ではなく、カオティックなリフ捌きがあった
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THE LEGION-Unseen to Creation ★★★ (2009-11-20 22:52:00)

2003年発表の1st。

実は、MARDUKのメンバーが在籍、しかもファスト系という事で、「MARDUKの分家」的なイメージを勝手に抱いてしまい、今までスルーしてしまっていたんですが…。もうメンバーには土下座して謝っても詫び足りないです(笑)。MARDUKやDARK FUNERAL、1349などのこの手の代表バンドの作品に比肩するか、それ以上の名盤ですよ、これ…。

まず耳を惹きつけるのが、MARDUKのドラマーでもある、Emil氏のドラミング。
MARDUKの時同様に豪腕を振るいまくる、血も涙もないようなブラストをブチかましてくれますが、ドラムの音質がMARDUKの時よりも更に炸裂感の強い、バキバキな音のせいでよりブルータルに聴こえます。丁度1349の「Beyond the Apocalypse」に近い音だと思う。

しかし、彼のドラミングと
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THE MEADS OF ASPHODEL ★★ (2010-11-02 07:17:46)

今度の新作はCandlelightからみたいですね。
面白い音楽性なのに知名度低いのが疑問でしたが、評価されてるようで何より。

THE MEADS OF ASPHODEL-In the Name of God, Welcome to the Planet Genocide ★★★ (2007-11-20 00:08:00)

2006年発表の7曲入りEP。

これはかなり面白い!!
7曲しか入っていないにも関わらず、パンキッシュなテンションの高いメロディを配した曲、アヴァンギャルドな展開にシンフォニックな味付けがされた曲、可憐な女性ヴォーカルをフィーチャーしたゴシック、SIGHの川嶋さん作曲のシンフォニックなインストナンバー、ハードコアバンドのカヴァー、極めつけはドラムンベースを取り入れた曲まであったりして様々な音楽的要素をぶち込んで、一聴ではどんなバンドか判断できないような作品になってます。
しかもメンバーはペイガンっぽい格好というのも謎。

リハーサル音源的な「The Mill Hill Sessions」を聴いた時は、正直言って的が絞れていないような印象を受けたんですが、こうしてスタジオアルバムで聴いてみると散漫さを感じさせない完成度があって、かなり気に入ってしまいま
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THE MEADS OF ASPHODEL-In the Name of God, Welcome to the Planet Genocide-A Baptism in the Warm Piss of Slaughtered Children ★★★ (2007-11-20 00:11:32)

「屠られた子供たちの温かな尿の中での洗礼」…。
ゴアみたいなグロテスクなタイトルですが、唐突なシンフォアレンジが耳を惹く、アヴァンギャルドな展開を持った曲。しかしヴォーカルの掛け合いがあったり、普通にかっこいい部分を設けてくる辺りユニークです。

THE MEADS OF ASPHODEL-In the Name of God, Welcome to the Planet Genocide-My Beautiful Genocide ★★★ (2007-11-20 00:10:35)

こっちは「Murder is my God」のパートのみの短縮版。
ヴォーカルの掛け合いといい、聴き手のテンションを高めるメロディといい、ストレートなかっこよさが伝わってくる曲。兵士の士気を高揚させるような作風は中世的と言える…のかも。

THE MEADS OF ASPHODEL-The Mill Hill Sessions ★★ (2007-11-20 00:13:00)

2004年発表の…リハーサル的な性格を持ったアルバム…かな?

正直言って、最初聴いた時は色々な要素を取り入れているけど、あまり上手く消化できていないという印象だったんですが、スタジオ盤を聴いてバンドの魅力に気付いてから聴いてみたらかなり楽しめました。音質はクリアながらスタジオ盤よりもバランスが良くないし、ヴォーカルが無理矢理声を出して叫んでたり上手くマイクが声を拾ってなかったりする所とか、おそらくそういう部分が散漫に聴こえる原因だったんでしょうけど、バンドの音楽性に予め共感した上で聴くと…そういった要素でさえ生々しくて魅力的に聴こえてくるから不思議。よりRAWなTHE MEADS OF ASHODELサウンドが楽しめます。

特に当日スタジオに現れたギタリストの即興的な演奏を取り入れたという、20分を超える大作である「My Beautiful Genocide」
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THE MEADS OF ASPHODEL-The Mill Hill Sessions-God is Rome ★★ (2007-11-20 00:14:39)

このヴォーカルのヤケクソ具合が好き(笑)
マイクに齧り付きそうな勢い。

THE MEADS OF ASPHODEL-The Mill Hill Sessions-My Beautiful Genocide ★★ (2007-11-20 00:15:29)

20分を超える大作。
パンキッシュで熱いメロディあり、ジャジーなアンサンブルありで展開が非常に多い。こんな曲を即興を交えて演奏したのはかなり気力が要ったのではないでしょうか…。少しダレる部分が無きにしも非ずですが、一発録りならではの緊張感があるのはいいですね。

THE MEADS OF ASPHODEL-The Murder of Jesus the Jew ★★★ (2010-12-03 19:02:10)

2010年発表の、Candlelight移籍作となる4th。
Candlelightですよ、Candlelight。注目してたバンドなので、かなり嬉しい。

まずイントロからして、SIGHの川嶋さんが作曲したインストで、最近のSIGHクラスの壮大な世界観を提示する、映画音楽顔負けのクサメロが聴け、本編にも期待が高まりますが…本編もそのオープニングに負けないくらいカラフル…というより、各シーンの色が濃すぎてサイケデリックといった方が正しいかも。とにかくどのパートも灰汁が強くて、どんなメタルリスナーが聴いても退屈はしないと思う。疲れるだろうけど。

そもそも、「ハードコア要素やシンフォ要素、アヴァン要素を含む、プログレッシブな中近東系ペイガンブラック」という時点で、かなり音楽性の拡散が予想されるかと思いますが、それに加えて、各曲に執念を感じるまでに何かアイデアを
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THE OATH-Self-Destructed ★★★ (2014-10-25 09:48:09)

2010年発表の3rd。

これは面白いですね。ブラックメタル由来のトレモロリフを多用しつつも、泣きメロを奏でるリードギターや、楽曲に厚みをもたらす刻みリフなども重視したメタリックな音作りで、メロブラとメロデスの中間の音という感じですが…トレモロリフにはエモーショナルで儚げな雰囲気があったり、キーボードの音使いにやや前衛的なところがあったりなど、メロブラ部分にポストブラック的な感性が感じられるのが特徴。

特に2曲目のイントロなんて、如何にもシューゲイザー志向のブラックが静パートで取り入れそうな感じなんですよね。全体を通じ、トレモロリフのメロディはかなり強調されている上、キーボードの音色がプログレッシブな多彩さを見せているので、音としてはかなり派手な部類。ヴォーカルもクリーンがちょっとナヨく感じるものの、グロウルはかなり太いですし、アーティスティックな感性も強いで
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THE ONE ★★ (2013-11-09 16:16:54)

現在はイギリスに籍を置く、元はギリシャ産のブラック。
創設メンバーのI氏はGLORIOR BELLIのライブメンバーらしいです。

THE ONE-I, Master ★★ (2013-11-09 16:20:08)

2008年発表の2nd。

作風的には耳を聾するようなブラストで攻め立てる、ブルータルなパートや混沌としたリードギターのフレーズを絡めつつ、オールドスクールに進行するブラックという感じですが…音作りがかなり辛口。メロディ感を感じさせない程強く歪んだシャーシャー系のリフの音色は、目の前にどす黒い帳を下ろされたかのような絶望感を感じますね…。

そしてそのギターの作る轟音の中で響く、他の音の聴かせ方もかなり上手いと思う。まず五寸釘の混じった暴風雨が吹き付けてくるような、RAWなドラムの音色はプリブラ好きには心地良い音だし、獣の唸り声のような獰猛ながなり、オカルト的な恍惚感を誘発するような地縛霊系クワイアなどはリフのノイズによるヴェールが掛かっているせいで、一層カルトな響きを得ているように思います。

ノイジーながら、頽廃的な雰囲気の宗教画のような、厳かで陰
…続き

THE PHANTOM CARRIAGE-Falls ★★★ (2014-05-27 10:13:01)

2013年発表の2nd。

このバンドはブラックだけでなく、(カオティック)ハードコアの流れも汲んでいる(だからなのか、現時点で未だにEncyclopaedia Metallumに未登録だったりする)ようですが…両者のダークな面のみを抜き出して、上手い事合わせたような感じですね。一曲目の途中でヴォーカルが「いえーい」的な素っ頓狂な声を上げ、ギターも場違いに明るいメロディを奏で始めたときはババを引いたかと思いましたが(苦笑)、それ以降は邪悪さに全くブレのない、どす黒い音を聴かせ続けてくれます。

カオティックに耳を蹂躙しつつ、ブラックの邪悪さも感じさせてくれるギターリフ、単に暴虐というだけでなく、叩きつけるような炸裂感や、変化に富んだダイナミズムも感じさせてくれるリズム構成、モダン系のバンドとは一線を画する、ヘヴィさと有機的な邪悪さを両立させた音作りなど、どこを取っ
…続き

THE ROYAL ARCH BLASPHEME ★★ (2011-04-09 16:32:27)

KRIEGとPROFANATICAのメンバーによる夢の共演。

THE ROYAL ARCH BLASPHEME-The Royal Arch Blaspheme ★★★ (2011-04-09 16:33:20)

2010年発表の1st。

ヴォーカルをKRIEGのImperial氏、作曲その他演奏関連をPROFANATICAのJohn Gelsoが担当するプロジェクトということで、PROFANATICAの曲にImperialのヴォーカルが乗ったような、ウルトラカルトなブラックを期待してましたが、そのまんま期待通りの音ですね(笑)。

野蛮さすら感じさせる、ブラックでも随一のブルータルな声を持つImperialと、オーガニックな気味悪さを放出するPROFANATICAの曲が合わないわけがないです。ただ、先日リリースされたPROFANATICAの新譜と比べると、血の饐えた匂いが漂うような気味悪さはほんの少しだけ薄め。代わりに、爆発を伴い、目の前を薙ぎ払うような力強さが追加されているような感じがします。

そういう訳で、元となる2バンドのネームバリューで買ってしまっ
…続き

THE SARCOPHAGUS ★★ (2010-03-07 01:31:00)

SHININGなどで活躍するKvarforthがVoを務めるトルコ産ブラック。
…ここ数年で、彼が関わった作品って一体何枚くらいあるんでしょうね…。
掛け持ちバンド多すぎて過労死するのでは(苦笑)。
昔失踪していた時期もあったというし、本当に普通に生きられない人って感じですね…。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS ★★★ (2010-03-07 01:25:00)

2010年発表の1st。

クレジットを見る限り、作曲の舵を握っているのはKvarforthではなく、NahemothとThyrouthの2名のギタリストのようですが…ここで聴けるのは寒々しいリフを纏って疾走するパートが中心の、メロディックブラックの王道を行く音とも言える作風で、今までKvarforthが関わってきたバンドとは明らかに一線を画してますね。

トルコのバンドの感性なのか、北欧勢よりも「冷たさ」が少し弱い代わりに、独特の上品さがメロディに現れている気がします。…もっとも、音は整ってはいるものの、ノイジーなギターの音圧が強く、全く上品な感じではありませんが(笑)。

そして肝心のKvarforthのヴォーカルですが…今まで抽象性の高いブラックや鬱系のバンドでその表現力を発揮してきた彼ですが、意外にもこういう王道な音にも凄くマッチしてます。WA
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THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-ANATOLIAN DRAGONS ★★★ (2010-03-07 01:29:49)

個人的に一番「トルコらしさ」を感じた曲。
叙情メロディに北欧勢とは異なる、エキゾチックな雰囲気があるような気がする…といっても、北欧自体が日本人から見たらありますからね(笑)。でもこのメロディ、かなり印象に残りました。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-HYMN TO AWAKENING ★★★ (2010-03-07 01:28:13)

イントロからかなりメロディアスで、エクストリームメタルとしても聴きやすい曲だと思いますが…しっかりブラックメタル特有の人を遠ざける雰囲気、近寄ってはいけない雰囲気も醸し出されているのが素晴らしい。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-LEGEND SLEEPS BEHIND THE MOUNTAINS ★★★ (2010-03-07 01:27:21)

トレモロリフによる叙情メロディを紡ぎながら疾走、というのは、既に星の数ほどのバンドが演ってることですが、特にメロディに特別な「何か」を感じられる気がします。この前のイントロも単なるイントロ以上の役割を果たしてると思うし、SHININGのメンバー参加に釣られて買った人も満足できるのでは。作風には戸惑うかもしれませんが…。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-MISANTHROPIC ★★★ (2010-03-07 01:30:50)

気温だけでなく、明度も下がったように感じられるリフ捌きが、DISSECTIONやNAGLFARなどの一流のメロディックブラックとの共通点を感じさせてくれる、アルバムラストの曲。タイトル通りの人間嫌いオーラも漂いまくってます。

THE SARCOPHAGUS-TOWARDS THE ETERNAL CHAOS-THE SARCOPHAGUS ★★★ (2010-03-07 01:28:56)

ミッドテンポで漆黒の瘴気で辺りを包みこむような、気合の入ったどす黒さを聴かせてくれる曲で、近寄り難さではアルバムでも随一。レコーディング前にメンバー全員で聴き手を呪う儀式やってるとかいったら信じますもん(笑)。流石、バンド名をそのまま付けるだけあって、他の曲と比べても暗黒度がより高くなってる感じがしますよね…。

THE STONE-Zakon Velesa ★★ (2014-10-13 11:19:50)

2004年発表の2nd。

セルビアというと、WATAIN辺りに通じるドス黒いブラックを聴かせるMAY RESULTや、メロディックブラックとして非常に完成度の高いBANEを始め、近年良質なブラックメタルの名産地になりつつある印象なんですが、このバンドはまだBANEが結成されてもいない、この時点で既にブラックとしてかなり良質な音を提供してますね。プロフィールを見てみると96年結成でMAY RESULTと並ぶ古株だとか。

路線の方は、MAY RESULTやBANEとは似て非なる、オールドスクールで純然たるブラックメタル。例えば初期~中期のGORGOROTHやSATYRICONなど、ノルウェーの黎明期のバンドってオールドスクールでピュアなブラックながら、土着的な叙情性も練り込まれてる事が多かった印象ですが、その当時の北欧ブラックの雰囲気を良く受け継いでる作風だと思い
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THE TRUE ENDLESS-Legacy of Hate ★★★ (2014-09-03 23:41:39)

2013年発表の6th。

一言で言うなら、「攻撃性」にパラメーターを極振りしつつ、クオリティの高さも備えたブラック。メロディを主張するよりもエクストリームメタル本来の苛烈さを叩き込むような攻撃的なリフ、蹴散らすような音色のバスドラムが心地良い、グルーブも感じさせつつ暴虐極まりないドラミング、ゴリゴリでえぐい音のベースが絡み、大地を焦土に変えるかの如き猛烈なテンションの高さで蹂躙していく作風。

潰れた声で憎しみを込めるようにがなるヴォーカル、バンドサウンドの暴虐を余すことなく伝えるクリアな音質もあり、ブラックとしては攻撃性がかなりダイレクトに表われている感じですね。ただし、攻撃性「極振り」で、「全振り」な音ではないのがミソでしょうか。リフはメロブラと比べるとかなり辛口なものの、一部にギターソロや管楽器、クリーンヴォーカルなどが取り入れられており、楽曲ごとに個性を
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THE TRUE FROST-...in Eternal Strife ★★ (2015-12-04 00:30:05)

2005年発表の3rd。

タイプとしては、オールドスクールな要素の強い展開と、Rawな演奏で聴かせる、特に衒いのないプリミティブブラックという感じですね。ドイツ産のバンドですが、フィンランド辺りのプリブラ勢が如何にもやりそうな路線の音。…ただし、優秀なプリブラとしての要件は満たしており、流石WTC所属のバンドとは思わせるものの、全体的に若干地味な感じは否めないかも。

北欧然としたブリザードリフを伴う疾走、土着的なメロディを前面に押し出した毒々しい展開、キメを多用してふてぶてしい不敵さを演出するフレーズなど、所々にハッとさせられるような箇所はあるんですが、それでも全体の「地味」という印象を覆すには至らない感じですね…。太めのがなり声で、時折悪魔笑いも聴かせるヴォーカルなど、良い味を出してると思う所は結構あるんですが…。結局無駄に長い無音部分が一番印象に残るという
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THE TRUE WERWOLF (WERWOLF) ★★ (2015-12-07 23:00:29)

SATANIC WARMASTERのWerwolf氏によるプロジェクト。
WERWOLFとも表記されますが、THE TRUEが付いても付かなくても「WEREWOLF」ではないので、音源の情報を調べる際は注意。

THE TRUE WERWOLF (WERWOLF)-Death Music ★★ (2015-12-07 23:01:15)

2013年発表の音源集。
2004年から2012年にかけて発表された4つのEPや、未発表曲等を収録し纏めたコンピレーションアルバム。

フィンランド産ブラックとしては最も知名度や評価の高い、SATANIC WARMASTERのメンバーによる別プロジェクトとのことですが、しっかり本隊とは差別化された音になってますね。こちらはダークアンビエントとブラックメタルの両方を演るプロジェクトですが、プリミティブな質感を残しつつ、この手としては破格のドラマ性を持つSxWxに対し、こちらはもっとRawでシンプルな感じで、より本質「だけ」になった感じの音。

これくらいシンプルな展開の音にしても、どこか凄みがあるというか聴かせどころを分かっている感じが、ジャンルを牽引してきた人ならでは…という気がします。ダークアンビエントパートも、ノイズ/ドローンに通じる音で薄暗さや圧迫感を
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THE UGLY-Decreation ★★★ (2016-05-28 19:54:11)

2015年発表の2nd。

MARDUK、NORDJEVELのドラマーであるFredrikの参加バンドとして知られるバンドですが…このバンドもそれらと比べて劣らないほどの、エクストリームメタルとして一級品の質の高さですね。乱暴な対比をしてしまえば、MARDUKがファストブラック、NORDJEVELがメロディックブラック要素が強い音なのに対し、THE UGLYはメロデスラッシュの要素が強い感じでしょうか。

この人のドラミングは、フレーズの作り方が上手いのか、ただ速いだけじゃなくて聴いていて心地良くノレるんですよね。それを活かす、ブラストやスラッシュビートを多用した激烈な展開で聴かせる音。意外にもリフにはメロディックな部分が多く、メロウなリフで聴かせておいて苛烈でスラッシーなリフでトドメ、のような流れが劇的でかっこいい。メロディ自体も破滅的というか、廃墟に酸の雨が降
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THE UNCHAINING-Ruins at Dusk (2015-05-23 20:53:07)

2013年発表の1st。

一つの展開のスパンを長めに取り、スケールの大きさを演出しようという構成、ノイジーなリフによる靄の掛かったような神秘的な音像、フォークからの影響の強い叙情的なメロディや、笛の音色などの導入…と、一言で言えばネイチャー系、アトモスフェリック系のブラックメタルという感じですが…これは、この手でも結構ニッチな音という感じがします(笑)。

ミディアムで淡々とした展開、もっさりしたディストーション、妙にガラガラしたヴォーカルなどが、どうも個人的には緊張感を損なっているような印象があるんですよね…。ただし、その上で展開される、トレモロや笛(っぽいキーボード)による幽玄かつ叙情的なメロディは、単なるニッチで終わることを許さない魅力があると思います。この作品、自主制作でリリースした翌年に、Behemoth Productionsが再発してるんですが、確
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