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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 5951-6000
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SVARTRIT
SVARTRIT-Ⅰ
SVARTSOT-Ravnenes saga
SVARTSOT-Ravnenes saga-Brages bæger
SVARTSOT-Ravnenes saga-Drekar
SVARTSOT-Ravnenes saga-Hedens døtre
SVARTSOT-Ravnenes saga-Tvende ravne
SVARTSYN-Wrath Upon The Earth
SVARTTHRON
SVARTTHRON-Kraujo Estetika
SVARTTJERN-TOWARDS THE ULTIMATE
SVEDHOUS
SVEDHOUS-Path of Suicide
SVIATIBOR-Le Havre Du Seigneur Céleste
SVÄRTA-Sepultus
SWORN-The Alleviation
SWORN-The Alleviation-Alleviation
SWORN-The Alleviation-Crow of Passage
SWORN-The Alleviation-Heart of Decay
SWORN-The Alleviation-The Beauty of My Funeral
SYLVAN REALM (REVERIE)
SYLVAN REALM (REVERIE)-ISOLATION
SYN ZE SASE TRI
SYN ZE SASE TRI-Intre Doua Lumi
SYNC.ART'S
SYNC.ART'S-Heart Chain-Ever Since…
SYNC.ART'S-Heart Chain-Tod Und Feuer
SYNC.ART'S-Heart Chain-癒えぬ痕
SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-Bichrome
SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-Gravity of Love
SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-魅せる時
SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-揺らめく水面に落ちる月
SYNC.ART'S-華に舞う黒蝶の姫-Marionetteの輪舞曲
SYNC.ART'S-華に舞う黒蝶の姫-Over Providence
SYNC.ART'S-華に舞う黒蝶の姫-黒き魚
SYNC.ART'S-天つ風-Crash Soul
SYNC.ART'S-天つ風-風息
SYNC.ART'S-天つ風-風乱舞
SYNC.ART'S-天つ風-憂流迦 -ulka-
SYNC.ART'S-天つ風-嵐の中で当人しか知りえないもの
SZRON-Death Camp Earth
Si monumentum requires, circumspice
Si monumentum requires, circumspice-Blessed Are the Dead Whiche Dye in the Lorde
Si monumentum requires, circumspice-Carnal Malefactor
Si monumentum requires, circumspice-Drink the Devil's Blood
Si monumentum requires, circumspice-First Prayer
Si monumentum requires, circumspice-Hétoïmasia
Si monumentum requires, circumspice-Jubilate Deo (O Be Joyful in the Lord)
Si monumentum requires, circumspice-Odium nostrum
Si monumentum requires, circumspice-Si monumentum requires, circumspice

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発言している31曲を連続再生 - Youtube



SVARTRIT ★★ (2011-08-20 20:25:10)

スウェーデン産ブラックメタルバンド。
バンド名は「黒の儀式」の意。

SVARTRIT-Ⅰ ★★ (2011-08-20 20:26:59)

2009年レコーディング、翌年リリースされた1st。
2nd、3rdも同時発売。ちなみにどの作品も500枚限定らしいです。

ジャケを見ると、いかにもオールドスクールでプリミティブなブラックを演ってそうな感じで、全然メロディックな曲を作りそうにない雰囲気なんですが…実際には、曲の8割がたを2本のギターによるトレモロリフの絡みが覆い尽くした、非常にメロディックな音。時々ペイガン的な勇壮さも顔を出しますが、基本的にはトレモロによる神秘的なメロディが曲を牽引していってますね。

このトレモロ偏重で、尚且つ高音でキリキリと心を締め付けるような音色も使っている辺り、KRALLICEやDER WEG EINER FREIHEITなどのバンドを思い出しますが…前者がポストブラック、後者がメロディックブラックの感性が強いのに対し、この作品は音作りやヴォーカルなどに未加工の生
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SVARTSOT-Ravnenes saga ★★ (2008-10-02 21:33:00)

2007年発表の1st。タイトルは「大鴉物語」の意。

メロデス調の演奏に笛による民族的メロディを絡めていくヴァイキングメタルで、タイプとしてはEQUILIBRIUM辺りに近そう。壮大極まりない世界観を描くEQUILIBRIUMと比べると、メロディはやや素朴(と言っても充分クサい)な印象ですが、笛が無くても良質なメロデスとして楽しめそうなほどバンドサウンド自体がメロディアスで、笛もリフと絡んだりユニゾンしたりして更にクサく聴かせるアレンジが多く、笛の音色自体がクサいので全体的なクサさではEQUILIBRIUMに引けを取らないといってもいいくらいかもしれません。

また、ヴォーカルがブルデスに似合いそうな低音デスなのも特徴ですね。1曲目のテーマが「イギリスの街を襲撃した後、死んだ仲間を弔う宴」だったり、EQUILIBRIUMやKORPIKLAANIと比べて野蛮だった
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SVARTSOT-Ravnenes saga-Brages bæger ★★★ (2008-10-02 21:35:59)

デモの再録らしいです。入ってないバージョンもあるとか…?
ただでさえデス&ロール的な、ノリの良いシャッフルのリズムなのに「踊れ!」とばかりに笛を絡めてきますからね…自然と体が動き出してしまっても無理はないでしょう(笑)。どの曲もクサメロ満載で良いんですが、ノリの良さがある分この曲がアルバムの中でも一番好きかもしれません。

SVARTSOT-Ravnenes saga-Drekar ★★ (2008-10-02 21:36:55)

デジパック盤ボーナストラック。
メロデス風のリフの高揚感と、それをやたらめったら煽りまくる笛のアンサンブルが素敵。これがボーナスなのは勿体無さすぎる。

SVARTSOT-Ravnenes saga-Hedens døtre ★★★ (2008-10-02 21:37:50)

牧歌的なメロディに対して、ヴォーカルはかなり野蛮。
洞窟から響く肉食獣の唸りみたいな声で、2曲目と並んで本作中ベストパフォーマンスだと思います。

SVARTSOT-Ravnenes saga-Tvende ravne ★★★ (2008-10-02 21:34:47)

タイトルは「二羽のカラス」の意味で、そのタイトルの通り二羽のカラスが言い争う内容の歌詞らしいですが…それを表現するヴォーカルが素晴らしい。他の曲でも多用してる低音デスはもちろん、それと掛け合う高音絶叫も実にかっこいい。個人的にはこの手のバンドではかなり好きなヴォーカルですね。

SVARTSYN-Wrath Upon The Earth ★★ (2011-03-29 20:20:56)

2011年発表の6th。

現在は脱退したドラマーが元DARK FUNERAL、かつバンド自体もそこそこ名の知れていると言う事で、試聴もせずに買ってしまったんですが、これは期待通りの音ですね。最初のゲームオーバー音楽をオーケストラアレンジしたようなイントロには驚きましたが、続いて出てきた音は、芯の非常にしっかりしたファストブラック。
寒々しいとか邪悪とか言うよりは、神経に障る気味悪さのあるトレモロ、時折入るパーカッシブなリズム、典型的なガナリスタイルながらどこかダウナーな邪悪さを感じさせるヴォーカルなど、なかなか聴き応えのある音。

ただ、地下臭いメロディにしろパーカッシブなリズムの導入にしろ、まだ「このバンドならでは」という感じまでには至っていないのと、メジャー志向の暴虐を手にしたいのかアングラ志向の邪悪さに行きたいのか、いまひとつハッキリしない控えめな音
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SVARTTHRON ★★ (2012-03-25 11:05:32)

ノルウェー語で「黒い王座」を意味するバンド名を冠した、リトアニアのブラックメタルバンド。PERGALEのメンバーも関与しています。

SVARTTHRON-Kraujo Estetika ★★★ (2012-03-25 11:06:45)

2010年発表の5th。
タイトルはおそらく「血の美学」の意。

血液の泡立つジャケット、血に塗れた肉などのアートワークからして生理的嫌悪感を催させるものですが、中身もそれから想像しうるような、醜悪極まりないブラックメタル。一部アンビエント要素を挟みつつ、血腥さが伝わるようなトレモロリフをジクジクと垂れ流しながら疾走も絡めて展開するスタイル。個人的にトレモロのメロディからは、最初期のBURZUMに通じるような、異質なムードを感じたり。とにかく得体の知れない、異様なムードが漂ってます。

しかしその異様さを更に際立てているのが、この不気味で個性的なヴォーカルワークでしょう。低く呟くような、詠唱系のクリーンを左右のチャンネルに振ってハモらせてみたり、裏返り気味のヒステリックな絶叫と重ねてみたり、多重録音を駆使して徹底的に気色悪い雰囲気を演出している感じ。致命的な
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SVARTTJERN-TOWARDS THE ULTIMATE ★★★ (2012-01-13 22:54:02)

2011年発表の2nd。

まず裏ジャケに燦然と輝く「TNBM(True Norwegian Black Metal)」のロゴが入っている時点で、品質は約束されたも同然ですが…そのロゴの威光を裏切る事のない、むしろ更にハクを付けるような、ストレートかつハイクオリティなブラックメタル。緩急付けつつ疾走パート多めの作風ですが、カッチリしたドラムの音と厚みのあるリフなど音質の良さも手伝って、聴いていて単純に気持ちの良い音。リフは邪悪系トレモロだけでなく刻みも入れたもので、メタルとしての熱気もしっかり持ってる感じですね。

エクストリームメタルとして非常に質が高い音を聴かせてくれるんですが、それと同時に「ブラックメタルならでは」の魅力も大きいのが素晴らしいですよね。特に闇から粘液質の瘴気が這いずり出すかのような、邪悪なメロディのトレモロはブラック以外ではなかなか聴けないと
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SVEDHOUS ★★ (2012-03-17 22:36:23)

韓国産鬱ブラック。
…このプロフィールだけでなんか興味湧いてきますよね(笑)。

SVEDHOUS-Path of Suicide ★★ (2012-03-17 22:37:10)

2007年発表の3曲入りCD-R。
と言っても20分以上あるので、ボリュームとしてはミニアルバム程度ですね。

路線は、音源のみを聴く限りではアジア産であることを殆ど感じさせない、典型的な鬱ブラック。聴き手を洗脳するようにゆったりと、ミニマルに叩かれるドラムに、ざらついた悲壮なリフと厭人の極みに達したような、SILENCER系の裏返り気味の絶叫が乗るスタイル。鬱感情だけでなく、妙な温かみを感じさせるリフのメロディからは、どこか「諦念」みたいなものが感じられるのが特徴。

また、どこかの音楽評論家が「アジアの音楽には独特の間の取り方がある」みたいに言っていた記憶があるんですが、3曲目のリズムなんかはそうした要素が少しだけ感じられますね。この独特なリズムがまたトリップ感を増してるように思います。ただ、歌詞は出来れば母国語の方が良かったなぁ…読むだけで英語苦手なの
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SVIATIBOR-Le Havre Du Seigneur Céleste (2017-01-08 08:29:19)

2016年発表の6th。
2014年に初のフルを出したばかりなので、かなりハイペースな活動ですね。

…GRAVELANDはプリミティブ路線から脱却し、シンセサイザーとバンドサウンドを組み合わせることで、独自の壮大なアンビエンスを感じさせるペイガンブラックを構築していましたが…それを更にマニアックにしたようなペイガン・アンビエントブラックですね。

とにかく音の作り方が独特なのが特徴。最早バンドサウンドをほぼ感じられなくなるほどに、シンセサイザーが前面に押し出されていて…しかもまるでPS1期のビデオゲームのような、デジタルであることを隠そうともしないような音色なんですよね。その音が包むリズムも打ち込みめいた音ですし、なにかサウンドトラックを聴いているような聴き心地。「意図されたチープな音色」には独特の美しさが宿っているように思います。

ただ、サ
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SVÄRTA-Sepultus ★★★ (2016-05-29 16:06:53)

2015年発表の1st。

これはいいですね。プリミティブブラックの様式を踏まえつつも、テンプレ以上の良さをしっかり出せている作品だと思います。ドカドカとRawな音色での2ビート疾走が非常に暴力的で心地良いですし、ブラストで爆走するパートも狂っている感じがあり惹き付けられる。何故か若干右よりから聴こえてくるヴォーカルも、リバーブの掛かった音割れ寸前の絶叫で楽曲のいかれた雰囲気をより強めてますね。

また、プリミティブブラックのキモとも言えるリフも、及第点を遥かに超える魅力があるように思います。トレモロによるメロ自体メロウさと土着的な不気味さからくる邪悪さを感じさせますし、どこか血腥い粘液質な何かに包まれているような感覚を覚える、空間的な響きのある独特の音なのが良いですね。ただ、バンドサウンドのパートは文句なしですが、時折挿入されるアンビエントパートが正直いまいちに
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SWORN-The Alleviation ★★ (2009-11-10 08:17:00)

2007年発表の1st。

少し乱暴に言ってしまえば、メロデスって個人的には、ヴォーカルパートがメロディを追わなくなった代わりに、ギターパートがよりメロディアスになった正統派HR/HMというイメージがあるんですけど、そこに更にブラックメタル由来のトレモロリフと、ヴァイキングメタル由来のトラッド寄りのメロディを取り入れることで、もう一歩メロディ重視方向に歩を進めたのがこの作品ではないでしょうか。

ブラックの危険で邪悪な雰囲気はほぼ排され、むしろクサメタラーに強くアピールしそうな叙情性の強い音なんですが、ヴォーカルがDISSECTIONのJon Notdveitのスタイルにも通じる、決死な雰囲気漂うデス声だったり、ブラストで攻め立てるパートを設けたり、決して軟弱な訳ではないのが素晴らしい。初期DISSECTIONが、サタニズムや反宇宙主義を捨てて、叙情性やメタルとし
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SWORN-The Alleviation-Alleviation ★★★ (2009-11-10 08:19:07)

某CDショップではクサメロ好きに対してかなり勧められてましたが…のっけから期待を裏切らないクサクサっぷりで大満足。ブラストを取り入れた、叙情的ではあるけど甘くなりすぎない展開もいい感じ。

SWORN-The Alleviation-Crow of Passage ★★★ (2009-11-10 08:20:48)

全編通じて叙情メロの横行するこの作品ですが、単発メロのクサさで言ったらこの曲が一番でしょう。メロい時のTAAKEに通じるような悲壮感も素晴らしい。

SWORN-The Alleviation-Heart of Decay ★★★ (2009-11-10 08:19:56)

KRALLICEを思い出すくらいトレモロ万歳な曲ですが、過剰なまでのトレモロをポストブラック=メタルとは離れる方向で用いているKRALLICEに対し、こっちはメロデス的なメタルの普遍的な魅力を強めているのが面白いです。

SWORN-The Alleviation-The Beauty of My Funeral ★★★ (2009-11-10 08:21:40)

アルバム最後だし、こんなタイトルだしで他の曲よりもメロディが暗め…ではあるんですが、やっぱり陰鬱さよりもクサさの方が強いですね。あとGソロの泣きっぷりは異常。ARCH ENEMY辺りの、ソロを魅力の一つとした有名バンドと比べても遜色無いと思います。

SYLVAN REALM (REVERIE) ★★ (2011-10-04 22:22:04)

アメリカ産ブラックメタル。
以前はREVERIEの名義で活動していたバンドで、名義変更と同時に独りプロジェクトからバンド形態に移行した経歴があるみたいです。現在はWOEのメンバーも参加。

SYLVAN REALM (REVERIE)-ISOLATION ★★ (2011-10-04 22:23:00)

2007年発表の1st。
「REVERIE」名義でのリリース。

個人的には、音質でかなり損をしてる音という印象。
作風的には、割と長めなアコースティックパートを挿入しつつ、トレモロリフのみに頼りきらない、メタリックでダイナミック、しかしメロディック・ブラックの繊細さはしっかり残したメロディを練り込んだリフ捌きで聴かせる、メロディ重視の聴きやすいブラックメタルという感じで、邪悪さは薄めですがロック的なリズムも導入され、ストレートにかっこいいと言える音だと思う。

ただ音質が、ブラックメタルとしては悪くない、むしろ音の分離はかなり良く、各パートの音ははっきり聴こえるくらいなんですが…メロディの繊細さの割に音作りが大味なのが惜しいんですよね。リフの歪みが妙に金属的だったり、ドラムのRAWさが逆に野暮ったく聞こえたり、音質と作風が今ひとつ合っていない感じ。ア
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SYN ZE SASE TRI ★★ (2011-08-27 06:17:02)

2007年結成のルーマニア産シンフォニックブラック。
ex-NEGURA BUNGETのメンバーが在籍。

SYN ZE SASE TRI-Intre Doua Lumi ★★★ (2011-08-27 06:18:13)

2011年発表の1st。

私はこれ、買ってきて聴いて、そして驚愕しました。
何にって、音の小ささにです。マスタリングに失敗でもしたんでしょうか…。通常の音量で聴くとまるで蚊の鳴くようなしょぼい音圧で、ほんとイラッと来る…。これ聴いた後に音量調節忘れたまま他のCD聴くと、イヤフォンなら耳が潰れ、スピーカーなら近所から苦情が来るレベル。音上げて聴けばいいって問題じゃないです。

ただ、曲の方はほんとに素晴らしい。
まずシンフォブラックとしてのキーの使い方が良いですよね。クワイア系やオルガン系、ストリングス系でアトモスフェリックな空間を演出しながら、ピアノ等により劇的なメロディを捩じ込んでくる、複数の音色を組み合わせて、重厚なドラマ性を生み出している感じで聴いていて取り込まれそうになる。

ギターワークも、時に刻みリフでキーボードを立たせたり、
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SYNC.ART'S ★★ (2009-03-27 18:11:00)

「Marionetteの輪舞曲」で多くのメロスパーの心を奪った、五条下位氏のプロジェクト。
あれだけ完成度の高いメロスピを作っておきながら、トランスを始め色々な
ジャンルを自分の音楽に取り込む五条さんは、本当に才人だと思います。

SYNC.ART'S-Heart Chain-Ever Since… ★★ (2009-03-30 21:54:07)

この曲の歌詞、かなり苦労して書いたんじゃないでしょうか…V系とかでよくあるなんちゃって英語よりずっとしっかりしてる。でも歌は…母音をはっきり発音しすぎる、日本語的な感じ(笑)。二重母音はもう少しぼかして歌っても…。なんか英語を頑張ってる感が強くて、あんまりアレンジやメロディへの感想が浮かんで来ない曲(笑)。

SYNC.ART'S-Heart Chain-Tod Und Feuer ★★★ (2009-03-27 18:08:49)

タイトルは「死と炎」で合ってるかな?
どこまでもロマンティックで退廃的な、深遠なメロディと、四つ打ちのトランス的リズムで聴き手を深い陶酔へ引き込んでいく曲。夢の中の無限に続く回廊に取り残されたまま、幼い日の追憶に浸っているようなノスタルジックな、でも深いダークさも持ち合わせたような雰囲気。詩も抽象的なようで、言葉の一つ一つが情景を触発する、イマジネーションを刺激するもので素晴らしい。
…この深い、形を持たない絶望感の中に取り残されるような感覚は、スタイルは違ってもPECCATUMの「Desolate Ever After」やULVERの「Dressed In Black」に通じるものがあるとすら思う。ポストブラック好きで、トランス要素のあるポップスも行けるなら必聴。抽象的な雰囲気の演出力は、マジで一流のメタルを超えるものがあるかもしれません。

SYNC.ART'S-Heart Chain-癒えぬ痕 ★★★ (2009-03-30 21:49:25)

今までにも六弦アリスの櫻井アンナさんが参加した曲はありましたが…正直、どれも六弦の方が良い、彼女の声質を良く活かしてると思ってたんですが…遂に本家に匹敵するくらい魅力的なゴシックチューンが来ましたね。海外のゴシックにも、ここまで甘美なダークさを聴かせてくれるバンドはなかなかいない…ってくらいレベル高いです。特にラストのサビ、全身の毛が逆立つような感覚に襲われます。
歌詞は、人の心を読む能力を持った少女の心情を歌ったものでしょうか。どこか六弦アリスの歌詞のテーマと共通するものがあるように思います。

SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-Bichrome ★★★ (2009-03-30 21:58:21)

お洒落なタイトルが好みな1曲目。
トランスの四つ打ちとメタルのギターのディストーションのもたらす快感って、実は結構似てるんじゃないかと思うんですが、それを確信した上でくっつけたようなアレンジ。私はこういう歌が音の真ん中にある曲は、歌メロが美味しくないと嫌なんですが、これは見事に期待に応えてくれてます。

SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-Gravity of Love ★★ (2009-03-30 22:14:24)

これは…違和感なさすぎて気付かなかったけど、クレジットを読んでみるとアレンジもヴォーカルもSILVER FORESTの人で、実質SxFxの曲みたいですね。SYNCとSxFxってファンの好みの音楽の傾向が被ってそうなだけに、こういう形で作品を紹介するのって結構効果高いのかも。こういうコラボが出来るのも、同人ならではのフットワークの軽さなのかもしれませんね。

SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-魅せる時 ★★ (2009-03-30 22:05:36)

なんか凄く不思議な雰囲気の曲。
クワイヤやチェンバロを配したイントロはゴシックっぽいんですが、メロディが宇宙っぽい感じ。本編でそのメロをギターで弾くとハードロックっぽく聞こえるし…印象に残るけど、掴みづらい感じの曲だと思います。

SYNC.ART'S-ソラとトキと二色のチョウ-揺らめく水面に落ちる月 ★★ (2009-03-30 22:09:47)

このアルバムって、アートワークやアレンジの傾向から宇宙っぽいイメージがあるんですが、この曲はギリシア神話の夜空な感じですね。パルテノン神殿みたいなところで、巫女が夜空に祈りを捧げてるような雰囲気。個人的には聖闘士聖矢の城戸沙織的なイメージです(笑)。

SYNC.ART'S-華に舞う黒蝶の姫-Marionetteの輪舞曲 ★★★ (2009-03-27 18:06:44)

ジャパメタでもこれほど完成度が高いものは珍しいといえるくらい、質の高い歌謡ゴシックメロスピ。ギタメロは良質のメロデスを聴いているような高揚をもたらしてくれるし、初期ラルクを思わせる頽廃と叙情を秘めた歌メロもパーフェクト。
…でもヴォーカルがロリータヴォイス風の作り声なのが惜しいなぁ…アキバ系受けを狙ったみたいな浅墓な理由じゃなくて、この倒錯した世界観の演出にこの声が必要だったというのは分かるけど、個人的な好みを外れすぎててちょっと…。ああ、この完成度の高さが逆に憎たらしい!!でも、ヴォーカルを考慮しても様式美/歌謡メタル好きなら悶絶なクオリティは間違いなくあると思う。

SYNC.ART'S-華に舞う黒蝶の姫-Over Providence ★★ (2009-03-30 22:01:32)

1曲目との繋がりが良いですね。リズムもロック寄りになり、ギターも生になって段々テンションが上がってくる感じが好き。寝る時に聴いてても、いつの間にか足でリズム取ってたりします(笑)。
すみません、間違えました…(汗)「ソラとトキと二色のチョウ」収録です。

SYNC.ART'S-華に舞う黒蝶の姫-黒き魚 ★★★ (2009-03-27 18:07:36)

ああ黒き魚たちの 幾億の光る視線
幾千億の鱗の揺らぎ 一斉に人を覗き込む
…この歌詞からして、深遠なムードが漂ってるんですが、曲の方もパーカッシブなリズムを利用した深い音像でこのムードを的確に捕らえているのが凄い…メタラーの間ではメロスピな1曲目がかなり人気ですが、リスナーを引き込んでいくパワーはこの曲も全く劣っていないと思う。静かな叙情性を感じる歌メロ、それを歌う少し小節かかったヴォーカルも曲の幽遠さを演出しているし、間違いなく超のつく名曲だと思う。

SYNC.ART'S-天つ風-Crash Soul ★★ (2009-03-30 16:16:37)

がなり気味のアグレッシブなヴォーカルと、闘争本能剥き出しの歌詞が印象的な曲。「ぶち壊せ」「切り刻め」は分かるけど、「殴り取れ」って凄い表現ですね…トゲ付きのメリケンサックでぶん殴って、相手の肉をこそぎ取るようなイメージが浮かびます(笑)。そんな歌詞とは裏腹に、歌メロやキーはかなりメロウでそのギャップも面白い。

SYNC.ART'S-天つ風-風息 ★★★ (2009-03-30 16:04:42)

この曲と「憂流迦」は、同じ曲を原曲に持つものでは個人的にUNLUCKY MORPHEUSと並ぶくらい名アレンジだと思う。UxMxがメタルの様式を利用してクサさを醸し出しているのに対し、こっちは壮大さを感じさせるアレンジでメロディを活かしている感じ。ヴォーカルの声質も澄んだもので、メロディにぴったり。ロックながらどこか清浄感も感じさせる名曲です。

SYNC.ART'S-天つ風-風乱舞 ★★ (2009-03-30 16:26:36)

メロディは「信仰は儚き人間の為に」なので極上だし、ヴォーカルは六弦アリスの櫻井アンナさんが務めてるし、五条下位さんのアレンジセンスも良いと思うんですけど…何故か星3つ付けるのを躊躇うような物足りなさがあるんですよね…ヴォーカルとアレンジの相性が余り良くないのかも…。

SYNC.ART'S-天つ風-憂流迦 -ulka- ★★★ (2009-03-30 16:12:27)

アルバムラストを飾る、クサメタラー悶絶間違いなしのどキャッチーなメロディが聴ける曲。私はこの曲で「フォールオブフォール」という恐ろしい破壊力を持つメロディの曲を知り、以後同曲のアレンジを幾つも聴いてみたんですが、これに匹敵すると思うのはほとんど無いですね。「♪右へ 左へ 高嶺へ」の箇所は、歌詞、歌唱、メロディ、リズムが一つに調和する瞬間、みたいなものが感じられます。

SYNC.ART'S-天つ風-嵐の中で当人しか知りえないもの ★★ (2009-03-30 16:23:09)

これも歌詞が凄く印象的。
韻を踏みつつ始まり、「正当防衛/ハリケーン/稲光/磁気嵐」と意図不明の単語を並べたりして、ラストは「孤独神社断末魔!」で締め。…意味は分からないけど、なにか盛り上がってるというのは伝わってきます(笑)。ロックの攻撃性を、話が通じない人の恐さを加えることで高めた感じでしょうか。「嵐の中で当人しか知りえないもの」…確かに、タイトルの通りの曲ですね(笑)。

SZRON-Death Camp Earth ★★★ (2013-09-22 09:43:45)

2012年発表の3rd。
ディスコグラフィを見ると、かなりの量のスプリットや音源集などをリリースしているようですが、オリジナルのフルとしては3枚目らしいですね。

4曲38分という大作主義なアルバム構成ですが、特に衒った部分などは無く、硬派なまでにプリミティブな魅力を追求した、これぞブラックの真髄とでも言いたくなる様なストレートな出音。寒々しさを感じさせるトレモロと、アングラな熱気を伝えるオールドスクールなリフを黄金比で混ぜつつ、緩急つけつつもストイックに展開していく、職人的とも言える作風。

特に「プリブラとしてのリフの音色・歪め方」にはかなり拘っているのではないでしょうか。サタニック、ミサンスロピックなどす黒さと、地下音楽特有の熱気を封じ込めつつ、しっかりフレーズの魅力を伝えるような音色に仕上がってると思う。凍てつくリフを伴う疾走も当然かっこいいですが、
…続き

Si monumentum requires, circumspice ★★★ (2005-06-20 16:35:00)

2004年発表の3rd。

確かにこれは凄い作品ですね…
まずメロディなんですが、ちゃんとブラック特有の荘厳かつ荒涼とした物はもちろんの事、時折出てくる鬱メロディがやばいです。BURZUMにも匹敵する程の鬱屈したメロディで聴き手の生きる気力をじわじわと蝕んでいく事請け合いです。音質も低音が効いていながら、決して音圧に頼る事でマッチョになったりせず、邪悪さを保ったブラックとしては理想的な音造りなんじゃないかと思います。

そこに乗っかるヴォーカルも、うめきとがなりの中間くらいの声なんですが、明らかに喉に負担を掛けそうな歌い方にもかかわらず、安定していてまるで地獄の聖書を淡々と朗読しているかのような、威厳と邪悪さを兼ね備えた悪魔の声を出しています。

そして、この作品を超がつく程の名盤たらしめていると思うのが名曲⑪の存在。もしかしたら、ブラック黎明期
…続き

Si monumentum requires, circumspice-Blessed Are the Dead Whiche Dye in the Lorde ★★★ (2005-07-08 17:45:23)

時折入る泣き声と共に、曲調を変えながら進行していく曲。
イントロの黒い霧が吹き出してくるようなギターの音色、2度目の泣き声パートの前のちょっと中近東っぽい(?)メロディのリフ、ラストの邪悪疾走など一瞬足りとも耳を離せない楽曲です。

Si monumentum requires, circumspice-Carnal Malefactor ★★★ (2005-06-20 16:36:28)

吹雪の中を死にそうになって彷徨うかのような、悲壮感ただよう冷たいリフをフィーチャーしたブラックメタルから、「荒城の月」のメロディを使った合唱パートに繋げる、非常にドラマティックな名曲。
私もブラック史に残る名曲だと思いますが、「荒城の月」のような日本人の「ワビ」「サビ」の世界をフランス人が覗き込んだことで、こんな邪悪な曲が出来たのかと思うと凄く興味深いです(笑)

Si monumentum requires, circumspice-Drink the Devil's Blood ★★★ (2005-09-05 09:59:36)

前曲「Carnal Malefactor」が神曲レベルの名曲のせいか、最初は気付きませんでしたがこれも余裕で☆3つクラスの名曲。全体的にメロディが荘厳でいて壮絶。他の曲と比べるとめっちゃタイトルの意味が分かりやすいですね(笑)

Si monumentum requires, circumspice-First Prayer ★★ (2005-07-10 10:45:29)

SE的な曲ではこれが一番好き。
ジャケの天使なのか悪魔なのか良く分からない、不気味な存在の胎児をその誕生を願いながら、邪教徒たちが祈りを捧げているような雰囲気たっぷりな曲。

Si monumentum requires, circumspice-Hétoïmasia ★★★ (2005-09-05 09:58:42)

前3曲(除インスト)と比べるとやや地味な立ち上がりかもしれませんが、ラストの疾走とその前のメロウなパートなどはかなり聴き応えありです。特にギターソロはあまりにも甘美。
やっぱりこのアルバム、全曲が良いですね。

Si monumentum requires, circumspice-Jubilate Deo (O Be Joyful in the Lord) ★★★ (2005-06-20 16:36:12)

リフの美しさが群を抜いて秀でていると思う曲。
やっぱりこのバンドはブラック好きのツボを完璧に押える術を知っているのではないかと思います。ラテン語詞の「Inter spem et metum」は「希望と絶望の間に」という意味だそうです。その部分なんて、本当に神秘的なメロディ…。個人的には、ブラックなのにこの曲のメロディからは讃美歌を連想しました。

Si monumentum requires, circumspice-Odium nostrum ★★ (2005-09-05 09:59:18)

タイトルはおそらくラテン語で「我等の憎しみ」という意味かな?
「Si Monumentum…」の邪悪さを鬱に転化するような暗いメロディで、この2曲のセクションはアルバム中最も鬱度が高い部分になっているように思います。

Si monumentum requires, circumspice-Si monumentum requires, circumspice ★★ (2005-09-05 09:58:57)

『聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者である主、嘗ておられ、今おられ、やがて来られる方(ヨハネの黙示録4 : 8)』これはトリスメギオン(三聖頌)、セラフィムが主の御座の周りをこれを唱えつづけながら回っている、ってやつですね。
いきなり重々しいリフとブラストで畳み掛ける曲。
途中のメロディが、呪いをかけているかのようにダーク…
これ、ブラック好きではない人が聴いたらメロディアスにすら感じないかも。


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