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今週のアルバム10選
失恋船長 (2025-03-30 11:25:35)
『様式美メタルに溺れたい』
①Concerto Moon - From Father To Son
暗黒の90年代から2000年代へと夢を繋いだ国産様式美メタル
彼らの登場は本当に助けられた
メジャーデビュー前から頻繁にライブに訪れ
今作のリリース時は本当によくぞここまでこぎ着けたと
胸が熱くなりましたね
島が愛するリッチー・ブラックモアからウリ・ロート
そして中間英明愛そしてイングヴェイという系譜
パワーメタル色が強まってからはご無沙汰しているのだが
今作の登場は「ヨッ待ってました」である
思い出は色あせん
②Hurry Scuary - Break It Up
長身でイケメンギタリストだった中間英明
イングヴェイの登場が彼のギタースタイルを変えるのだが
イングヴェイ以前のルーツもあるので独特のメロセンスが熟成されている
日本人好みの哀愁
そのメロセンスは独特のものがある
伸びやかな南の歌声も素晴らしいフィーリングがある
もっと評価されるべきバンドであり
心の底から再結成&新作のリリースを待ち望んでいる
②のギターソロ凄くないですか?
③聖飢魔Ⅱ - THE END OF THE CENTURY
インストの①から心が掴まれる
そして雪崩こむように疾走ナンバーへと
計算されたツインギターの絡み
総帥ダミアン殿下の影響なんだろうが
この妖艶なる魔界舞踏の幕開けに興奮を隠せない
何をどう聞けば0点を献上されるバンドなんだ
音楽性とは関係ない私怨による報復
一編集者の傲慢さに
トランプ大統領も真っ青だ
今作とメフィストフェレスの肖像は悪魔的様式美メタルの傑作だろう
④高濱祐輔 - PROTOTYPE
プレシャスのキーボードプレイヤーとしても有名な高濱祐輔
彼がソロをリリースするとは驚いた
何故ならばインディーズバンドのキーボードプレイヤーである
その知名度はけして高くない
それなのにメジャー流通とは梶山章よりも先に達成した
高濱祐輔のコンポーズ力に驚く
それに答えたWOLF松本
そして吉越由美の二人はよくやった
坂本英三は声が荒すぎる
タクシードライバー勤務の合間にレコーディングしてたのか?
あと村野麗羅は嫁さん枠です
ギターは藤本泰司
哀愁のメロディと質の高い楽曲を支える一流のプレイ
少しハードエッジさに欠けた音質は好みを分けるのだが
統一した世界観は十二分に感じる
その後の活躍を考えると一流のサウンドだ
⑤Axel Rudi Pell - Between the Walls
Mr.様式美メタル
孤高の様式美メタル戦士と呼ばれるアクセル・ルディ・ペル
リッチー・ブラックモアに倒錯するギターワーク
その曲作りの妙味は多くの様式美メタルファンから支持を受けた
音楽性の統一感
昨今は究極のマンネリズムを体感させるアクセルだが
この時代はスリルと鮮度があった
ジェフ・スコット・ソートがここまでクラシックサウンドに適合するとは
彼の器用さに唸る
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