いかにもバブル絶頂期らしいタイトル、編曲&キーボードに武部聡志が加わった効果と思しき曲調共々派手派手な1990年1月リリースの34thシングルです。それもそのはず大阪花博協会からのオファーでイメージソングとして作った曲ですから。バブリーなアレンジにリードヴォーカルがパート毎に変わっていくスイッチ形式の全員参加ヴォーカルが嬉しいですね。"薔薇の花束を敷き詰めた道を君と手を取り合い走り出すのさ"って浮かれ気分一辺倒かと思いきや、冒頭とエンディングの"To be a rock"というフレーズに注目。音楽ではなく大元の意味で言うrockというワードはSIMON & GARFUNLELのネガティヴな曲に出てきますが、ここでは"頼りになる""堅固な"人、ものというポジティヴな意味です。アルフィー形アリーナロックが完成した曲とも言えましょう。そして'90年唯一のシングルにもなってしまいました。