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FOR THOSE WHO DARE (1990年)
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FOR THOSE WHO DARE
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解説 - FOR THOSE WHO DARE
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1. 失恋船長 ★★★ (2025-10-08 05:21:21)

あれ?過去にコメントした記憶があるのですがねぇ?どこかに行きましたかね???

自らレーベルを立ち上げ複数のプロジェクトを動かしていたチャステイン総帥。その節操のなさというのか、どれか当たればみたいな、数うちゃ当たる方式がねぇ。ある意味、彼の評価を下げたのでしょうか?いずれにしろ、80年代の正統派メタルバンドとしては過小評価されているバンドの代表でしょう。

当時は女性が歌うというだけで偏見が凄かった。今も女性のドラマーはパワー不足とかヌルイことをいう輩に出会います。そんなもんブラスト系のドラマーなんて皆、ピックアップつけて爆音仕様じゃん。そんなことも分からない連中が、にわか知識で今も叩くという現象。生まれ育ちの問題だからどうにもならん。センスの問題です。

鋼の喉を持つメタル界きっての歌い手レザー・レオーネ。彼女のパワフルな歌声はバンドの顔であり、チャスティンも自信をもって彼女を前に出しているだろう。それはRoadracer Records傘下のR/C Recordsからのリリースというのが影響しているのかもしれないが、このバンドにとって、それは何のマイナスにも働きません。

技巧的には優れた腕を持つギタリストですが、ここでは全体を見渡すように絶妙なバランスでギターサウンドをコントロール。パワフルなリズムとリフを刻み、要所要所でギラリと光るセンスを見せつける。イングヴェイ登場で加熱したギターヒーロームーブメント、過小評価されているバンドだが、チャスティンも間違いなくヒーロー軍の一員だった。

パワフルかつメタリックなバンドサウンドを牽引するレオーネの確かなパフォーマンス。そして切れ味鋭いリードギター、極上の組み合わせから放たれるサウンドは90年という閉塞感に満ち溢れる直前にリリースされた最後の真芯を捉えたメタルであろう。

久しぶりに聴いたが彼らのカタログとしては聴きやすい部類だ。もっと破天荒さやマニアックさはこのアルバム以前の方が強いだろうがバランスという点では、今作も高く評価できる。正直、オリジナル盤のミックスよりもリマスター盤の方がシャープでこのバンドらしいと思うのだが、そこは好みの問題でしょうね。

また彼らもレーベルからヒットを託されたのかheartのカヴァー⑥に挑戦。レオーネが吠えるので、激辛味に変貌。無理にメタルアレンジしなくてもね。まぁガラリとイメージが変わりました。ちなみに配信版にはこの曲は収録されていません。やはり権利の関係なんでしょうかね。再発盤にはボーナストラック入っていたなぁ。

ワタクシにとってはチャスティンもレザー・レオーネも過小評価も甚だしいミュージシャンだと思っています。チャスティンはギターヒーローとしての輝きがあるし、レオーネに関しては女性云々なんて話にならない。ロニー・ジェイムス・ディオ、ブルース・ディッキンソンやロブ・ハルフォードを筆頭とする超一流のメタルシンガーと同枠に収まるべき一流の歌い手だった。



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