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Ruffians (火薬バカ一代)


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RUFFIANS - 最近の発言
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Ruffians

US産正統派メタルを愛するモノならば迷わず手に取って欲しい名盤。確立されつつある、ジャンルと言えるUS産の裏街道メタル。煌びやかなサンセットストリップではステージに上がれなくとも、彼らはベイエリア周辺で人気を博しマニアを歓喜させていた。
JP仕込みの正攻法で迫る王道サウンドの強み、その方式を最大限活用して鮮度を上げている。スピードナンバーは勿論だがミドル、そしてバラードでも飽きさせない工夫を凝らし、もっと欲しいと渇望させるだけに魅力が詰まっている。何度かリイシュー盤が出ている。
最近もデモをくっつけたヤツも出たが、普通に配信版があるし、今作単体もあるけど、コンピ作のThere & Backも聴けるだけに、その気になれば感嘆に視聴できます。

クラシカルな古典メタルを愛するマニアにはたまらないでしょう。個人的には輝かしき黄金メタルなんです。浮かれまくったUSメタルバブルを見せられて、こんなブームは長続きしないと思っていました。心のよりどころは、スラッシュメタルから、このバンドのようなサウンドに惹かれていきます。

懐かしさだけでは終らないインパクト。この手のサウンドってもう聴けません。ガチムチのメタルだが、ちゃんと耳馴染みよく聴かせてくれる。しかし、それはメタルな耳を持っているモノにはビンビンに伝わる鋼鉄サウンドである。これは基本ですね。

お金払わなくても簡単に聴けますのでマニアならずとも是非ともトライして欲しい一品です。まずはビールで喉濡らしと同じですよ。

失恋船長 ★★★ (2025-04-18 00:23:23)


Desert of Tears

かつてカール・アルバートがシンガーを務めていたバンドとして知られ、ベイエリア周辺では人気があったと言われるUS産正統派メタルバンドにとっては待望のフルアルバムとなる。ここで歌うはカール脱退後にシンガーの座に着いたリッチ・ワイルド。
彼の芝居がかったパワフルヴォイスは、初期のカール・アルバートにも似た雰囲気があり、フロントマンとして、そしてUS産裏番長メタルとしては申し分ない存在感を発揮している。
交通事故でこの世を去ったカール。今作を聴くと、彼の勇姿も脳裏に浮かぶのだが、このクラシカルなアメリカンメタルをど真ん中で聴かされると、グッと胸に熱いモノがこみ上げてくる。胸熱なパワフルメタルから一転して、⑦のようなバラードを聴かされると、まさに砂漠の涙というアルバムタイトルとリンクして、余計に目頭が熱くなる。

こういうサウンドが大売れすることは無い。しかし、我々正統派メタルマニアにとっては、ここまでど真ん中の王道サウンドを聴かされると拳を振り上げずにはいられませんね。Vicious Rumorsは勿論だがArmored SaintやJag Panzerのようなガチムチのメタルが大好物なマニアにはオススメの一品ですね。

アメリカの良心とも言えるパワーメタルサウンド。JP仕込みのサウンドは光輝く80年代的メタルへのタイムスリップな空間を切り開いています。そのクラシカルなメタルに対する忠誠心の高さ、なにより揺るぎなきマインド。往年の姿を重ねても遜色のない姿に興奮を覚えますね。


クレイグ・ベアホルストとコンビを組むクリス・アッチソンによるツインギターコンビも阿吽の呼吸で聴き手を魅了。適度にハードでダイナミックなメタルサウンドを司っている。とにかく普通のメタルが聴きたい、甘口じゃないヤツが欲しい。大人が聴いても恥ずかしくないヤツ、そういう普遍的なサウンドをお探しのマニアには是非とも手に取って欲しいですね。バンド名悪党に相応しいクールでダイハードな近寄ると火傷するぜを堪能出来ます。マイトガイメタルと呼びたいですね。

失恋船長 ★★★ (2025-04-18 00:05:41)


You're All I Need / Ruffians
いかにもパワー・メタル・バンドらしい
硬派な哀愁が漂うドラマティックなバラード。
カール・アルバートのVoも、この時点で既に
実力の片鱗を伺わせてくれる。

火薬バカ一代 ★★ (2010-01-31 12:14:37)


Wasteland / Ruffians
「アメリカン忍者2」の挿入歌に使用されているらしいが
あんなバカ映画じゃ余り自慢にはならねえよなぁ。
とはいえ、曲自体はカッコイイ。
パワフルな疾走ナンバーながら、ポップ・センスの感じられる
サビメロが印象に残ります。

火薬バカ一代 ★★ (2010-01-31 12:12:00)


Fight for Your Life / Ruffians
カール・アルバートのVoにもっとドスが効いていれば
VICIOUS RUMORSの楽曲といっても通用しそうな
パワフルさを誇る勇壮な疾走ナンバー。

火薬バカ一代 ★★ (2010-01-31 12:07:01)


Ruffians

希代の名シンガー、故カール・アルバートのプロ・キャリアの出発点となった、サンフランシスコ出身の
5人組HMバンドRUFFIANSが、'85年にVICTORY RECORDSから発表した6曲入りデビューEP。
JUDAS PRIESTを始めとするヨーロピアンHM、そしてEXODUS、DEATH ANGEL等のご近所ベイエリア・スラッシュ勢からの
影響を元に構築されたパワー・メタル・サウンドは、アメリカのバンドらしからぬ湿り気を帯びたメロディといい、
劇的なツイン・リードGといい、VICIOUS RUMORSやVILLAINといった、後にカールが在籍する事になるバンドを彷彿。
尤も、上記2バンドに比べると本作は幾分オーセンティックな味わいで、吃驚するような名曲が収録されているわけでも
ないが、それでも、スピーディ且つ勇壮に作品の幕開けを飾る①、攻撃的な曲調ながらポップな味わいも感じられる②、
そして憂いを帯びたパワー・バラード⑥といった楽曲は、パワー・メタル好きのツボをしっかりと刺激する佳曲だし、
何より、デビュー作にして既に実力の片鱗を伺わせるカール・アルバートの歌唱を、ファンなら一度聴いておいて
損はない。まぁこの時点では問答無用の迫力は余り感じられず、全体として「ごく普通のメタル・シンガー」との
印象に留まっているのだが、高音域においてもパワーの落ちないハイトーンVoは既に健在だし、何と言っても
「線の細いカール・アルバートの歌声」ってのは、ここでしか聴く事が出来ないのだから結構貴重だ(?)。
国内盤は既に廃盤ながら、再発輸入盤(ライブ音源がオマケ収録されていてお得)は安価での入手が可能なので、是非。

火薬バカ一代 ★★ (2010-01-31 10:55:00)