マイケル・シェンカーのソロ一作目にして最高傑作と言われるアルバム。湿った音と暖かい音、クラシカルな響き、静と動が見事なバランスを保っているアルバムです。Armed And readyのハードロックの見本のようなリフとドラマティックなギターソロという、おいしい曲を始め、INTO THE ARENAのような彼の代表的なテクニカルなインスト, 渋さと泣きの情感が溢れる「Cry For The Nations」など、聞き所の多いアルバムです。ボーカルはゲイリー・バーデンですが、決して上手い方では無いですが、味があって良いのでは。リズム陣はサイモンフィリップスなど相当技術の高い演奏です。ちなみにプロデューサーはロジャー・グローバー。どれほどのギタリストが影響をうけたことか。Bzのまっちゃんもンも大好きで尊敬するマイケル。とにかくマイケルのリードギターを堪能したい人、ハードロックの名盤を聞きたい人にお勧めです。