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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 5901-6000
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ABORYM - With No Human Intervention - With No Human Intervention ★★★ (2006-04-07 01:33:17)

よくブラックメタルではブラストビートから豪速スラッシュビートに繋げる導入部を持った曲がありますが、それをABORYMがやるとこうなるんですね…。マシンブラストから超高速トランスに。その部分のリフはアルバム内でも聴き所にあたるかっこよさですし、これが実質的な一曲目っていうのはかなり引き込まれます。


ABORYM - With No Human Intervention - Digital Goat Masque ★★★ (2006-04-07 01:30:17)

これはかなりびっくりしました(笑)
このバンド特有の疾走サイバーブラックだと思っていると、いきなりクラシカルでメロディアスな曲調に変貌!!そこに機械音も絡んでなんとも言えない雰囲気に…この唐突さがたまりません。


ABORYM - With No Human Intervention - U.V. Impaler ★★ (2006-04-07 01:27:43)

この曲のAttilaの呪詛系普通声、やっぱり最高です。
何語かも分からないんですけど…。しかしAttilaのこういう声、もっと聴きたかったかも。「Black fashion cult in the U.V. light」…Attilaの書く歌詞は意味が分からない(笑)


IHSAHN - The Adversary ★★★ (2006-04-06 19:43:00)

遂に発表された、Ihsahnの1stソロアルバム!!
2006年発表。

PECCATUMの「Lost In Reverie」「The Moribund People」ではブラックの要素を残しつつも、ジャズやインダストリアル、アンビエント等の要素を取り入れた前衛的な音楽を作っていたため、もうIhsahnはそっちの暗黒芸術路線で行くのかと思っていたら、この作品は意外にもメタル要素がかなり強いアルバムになってました。

路線としてはEMPERORの4thの暴虐さを少し押さえて(それでも一般的なメタルよりは全然激しい)、「The Eruption」「Empty」「The Tongues Of Fire」等で顕著だった高貴な感じのメロディを更にパワーアップさせ、シンフォニックさを増した作風と言う感じでしょうか。
PECCATUMの3rdで見せたような音の響きそのものを追求しているようなサウンドは今回は控えめですが、それでもギターやキーボードのアレンジの細やかさはさすがIhsahnと言った感じで、過激さを求めて衝動発散の為に聴けるだけでなく、じっくり鑑賞しても楽しめる素晴らしいメタルアルバムになっていると思います。

一回聴いただけで、やっぱりIhsahnは凄いなぁ…と、改めて彼の才能に平伏してしまいました。また、このアルバムではIhsahnの朗唱がかなりの頻度で聴けるのも嬉しい所です。PECCATUMの3rdは良かったけど、雰囲気に溶け込むような声が多かったので…もちろんヒステリックで擦れきったような高音デスヴォイスも冴えまくってます。

今回は結構ハイトーンも使ってますね。私は正直メタルハイトーンって苦手な要素ですが盲目かもしれませんが、何故かIhsahnのそれは凄く好きなんですよね。何か高貴さや上品さを感じるというか…。中音域での朗唱や、サウンドそのものと合わさると、まるで高潔さ故に苦悩する騎士が歌っているかのような感じすら覚えます。
…やっぱりIhsahnって、デス声と普通声を両方とも使えるヴォーカリストの中ではULVERのGarmと並んで最も好きですね。因みにそのGarmも4曲目で素晴らしい歌声を披露してます。

…まだ4月だけど、早くも今年のベストアルバム第一候補です。EMPERORの4thの緻密でシンフォニックなアレンジに惹かれた方は是非!!私的には、全曲が超名曲レベルの神盤です。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Burn the Heart of the Earth ★★★ (2006-03-27 21:40:14)

この曲のエンディングはめっちゃかっこいいですね。
終息が近付くと、Ariochが憎しみを吐き出すように「BURN...」と叫び始め、ギターによるリードフレーズも入ってかなり盛り上がります。最後ギターのフレーズが終わっても一人憎悪製造機と化しているAriochが素敵過ぎ。


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Infernal Divinity ★★★ (2006-03-27 21:37:39)

確信に満ちたような、重々しいオープニングから「Flesh be gone...」とドスの効いた声で始まりを告げ、劇的に疾走。…この展開でもう血が沸騰するような思いですね。「来たっ!!!」て感じ。


TRIUMPHATOR ★★ (2006-03-26 21:22:00)

>GODさん
再発盤買いました!!これはかっこいいですね…
もし私がトイズファクトリーとかエクストリ-ムメタルの日本盤を出している
レーベルの社長だったら、絶対これ日本盤出します(笑)
そして解説にAriochのヴォーカルの魅力についてびっしりと書く、と(笑)
これブラックメタラーの視点じゃなく、客観的なメタラーの視点から見ても相当クオリティ高いのでは…
>>再発は嬉しいけど、意外と最近買ったのに、それからすぐに発売されるとちょっと微妙。(苦笑)
確かに…しかもボーナス付きならなおさらですね。
最近MARDUKの初期作がボーナス付きで再発されているみたいですけど、
「DARK ENDLESS」なんて黒ジャケで再発したばっかりなのでは…
レーベルが違うのかもしれないけど、黒ジャケ買った人からすれば納得いかなそう…


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist - Redeemer of Chaos ★★★ (2006-03-26 21:16:03)

「ケイォ゛ォ゛ォ゛ォ゛~ス!!!」
「ケイォ゛ォ゛ォ゛ォ゛~ス!!!」
Arioch…貴方って人は…最高です(笑)


TRIUMPHATOR - Wings of Antichrist ★★★ (2006-03-26 21:13:00)

99年発表の1st。2ndはいつか出るのだろうか…
一聴しての感想は「これ、日本盤出てもおかしくないんじゃ…」でした。

スウェーデン産らしい、DARK FUNERALやMARDUKを思わせるメロウなメロディを所々にフィーチャーしたブルータルブラックなんですが、リフやメロディなど曲そのものの良さ、ブラスト含有率の高いブルータリティ、全パートが非常にクリアに聴こえる音質の良さなどとてもクオリティが高いです。
時々入るキュルキュルしたイカレ系の早弾きフレーズもメタル然としていてかっこいいですし、ブラックのある意味閉鎖的な雰囲気が駄目な人でもエクストリームな音楽が好きならばきっと気に入るんじゃないかと思います。このクオリティなら、MARDUK等と同列の評価を得ても良いと思うんだけどなぁ…本当に、何故つい最近まで廃盤(?)の憂き目に遭っていたのか理解できません。

そして私のお目当てのArioch様のヴォーカルですが…
もしもブラックメタラー達が崇拝するようなサタンが本当にいたとしたなら、自分の意志を代行させる預言者として彼を地上に遣わしたに違いありません。一応、スタイルとしてはがなり系になるのかな…?ただ他のがなり系と違って、音程の低さが呪文系のAttila並。この声で絶叫されるとまるで地の底からの喚び声みたいで物凄く不気味です。

喉を潰すようにして邪悪にうめく部分とかもあるし…普通のデス/ブラックのヴォーカルが怒りや憎しみを外に向かって吐き出しているとしたら、この人は叫びを通じて憎悪を吐き出し、それを確認・増幅してまた自分の中に取り込みなおしている感じです。FUNERAL MISTの邪悪さに拘ったヴォーカルも、MARDUKでの派手にがなり散らすヴォーカルも素晴らしかったし、本当に彼はどのスタイルをやっても、邪悪さが滲み出てきてしまうんですね…もう首っ丈です(笑)

ちなみについ最近ライブやEPの曲を追加して再発されました。
このアルバムずっと探しててなかなか見つからなかったので本当に嬉しい。という訳で、みなさん買いましょう(笑)。こんな素晴らしいものを放っておく手はないです。


MGLA - Presence ★★★ (2006-03-23 21:48:00)

2006年発表の3曲入りEP。

このバンドはDeathspell Omegaも参加しているV.A.「Crushing the Holy Trinity」で癒されるほどにメロウで、ザラザラした質感のプリミティブブラックをやっていて注目していたんですが、ようやく単体での音源が発売されました。

やはりV.A.でも聞かせてくれた通り、メロディのセンスが飛びぬけて良いです。プリミティブを聴いた事が無い人に聴かせても充分魅力が伝わりそうなぐらい、メロディの質が高いと思います。またV.A.の時よりもヴォーカルがパワーアップしていて、太くて悪意のこもったがなり声なのがたまらないです。

ただ、個人的には音質がノイジーになってしまったのはちょっと頂けないかも。あのザラザラした薄っぺらい音質、癒されたのに…それでもやっぱり、「メロウなプリブラ」として優秀だと思います。


MGLA - Crushing the Holy Trinity(holy Spirit) - Power and Will Part Ⅳ ★★★ (2006-03-23 21:46:17)

もう曲が始まって5秒で名曲確定…と思っていたら、その次に出てきたリフも本当に素晴らしいもので驚きました。 なんでこんな素晴らしいリフをいくつも書けるんでしょうか…プリミティブブラックの魅力とは何か?という問いに答えられるぐらいの名曲だと思います。


MGLA ★★ (2006-03-23 21:44:00)

ポーランド産ブラックメタルバンド。
バンド名の意味はポーランド語で「霧」。
もしかしたら凄いマイナーなバンドかもしれません…
検索しても体操教室みたいなものばかりひっかかるんですけど(笑)
出てるCDもまだ05年参加のV.A.と、今年の頭に出たEPだけみたいです。
ですが曲の方は素晴らしいとしか言い様がありません。
カテゴライズするなら「メロウなプリブラ」になるんでしょうけど、
メロウさはSatanic Warmasterなどと比べても負けてません。
この手が好きなら是非チェックしてみて下さい。特にV.A.の曲が良いです。


MALICIOUS SECRETS - From the Entrails to the Dirt - Part III: Send Me to Hell Day of Wine and Roses ★★★ (2006-03-23 21:38:55)

これだけ全編に渡って病んで壊れきったギターのリードフレーズが入った曲って他に無いのでは。なんかもうヤケクソで作曲してるようにも感じます。あと一歩で収拾つかなくなりそうな所をこうした名曲に纏め上げるのは凄いですね。笑い声部分は雪の女王というよりも雪の邪王といった感じ。


MALICIOUS SECRETS - From the Entrails to the Dirt - Part II: Rejection and Raising Perdition Blaze ★★★ (2006-03-23 21:37:51)

ヴォーカルの人は何か深刻な病気でも患ってるんでしょうか…「うぅぅ…うぅぅ…」が不気味すぎるんですが。後半はガスが吹き出るSEと咳き込みが入るパートもあるんですが、この咳良いですね。なんかセクシーさすら感じる声だと思います(笑)。


MALICIOUS SECRETS - From the Entrails to the Dirt - Part I: Interior Crack Psycho Angel Bitch ★★★ (2006-03-23 21:36:49)

「ナインティーンナインティナァァァイン!!!」の叫び声から黒い音塊のバンドサウンドへと雪崩れ込む曲。ドスの効いたがなり声と猫がひき潰された感じの呻き声で掛け合いをやっているパートなんて、普通に気持ち悪くなりそうです。体調悪いときとかは聴かないほうがいいかも。


MALICIOUS SECRETS ★★ (2006-03-23 21:35:00)

Mutiilationのメンバーも関わっているブラックメタルバンド。
曲的にはMutiilationやHell Militiaあたりをグチャグチャにして
狂い系のリードギターをフィーチャーした感じでとてもかっこいいです。
まだデモ以外はV.A.の「From the Entrails to the Dirt」ぐらいしか
まともに買える音源は無いみたいですが、早く1stを出して欲しいです。


ALI PROJECT - DALI - オフェリア遺文 ★★★ (2006-03-22 23:30:40)

古代の叡智をそのまま音で表現したかのような、堂々とした曲。
イメージ的には「バビロン・カフェ(こっちはインストだけど)」辺りとも共通する物があります。これを遺跡とかを調査する時にかけておいたら、オーパーツの発見率も上がりそうな感じがします(笑)


ALI PROJECT - 月光嗜好症 - コッペリアの柩 ★★★ (2006-03-22 23:27:10)

個人的にはコッペリアはこっちの方が好き。
桜の花は~同様、ストリングスアレンジになっても大人しくならない、狂気的なアレンジがとても良い感じ。ライブ盤でもこっちのアレンジで歌われていました。


ALI PROJECT - CLASSICS - 桜の花は狂い咲き ★★★ (2006-03-22 23:23:51)

ここに収録された原曲バージョンはシンセ一台で録音されたものらしく、音質は流石にチープなのですが…これが深淵からの音の様で物凄い雰囲気を醸し出してます。故意に音質を落として深遠な邪悪さを表現するプリミティブブラックと同じ感触かも。もしALI PROJECTの曲をこういうアレンジで聴かせる特別アルバムとか出たら絶対買います。


ALI PROJECT - 月光嗜好症gig - 共月亭で逢いましょう ★★★ (2006-03-22 23:18:58)

ライブ盤のラストを飾るのはこの曲ですが、これは反則でしょう…
サビで歌とストリングスが入ってくると、歌詞の情景が頭の中にぶわーっと広がってきます。おそらく、ライブ会場では少なくない人数の観客達が泣き崩れているに違いありません。


CLANDESTINE BLAZE - Crushing the Holy Trinity(son) - Trophy ★★ (2006-03-21 09:15:08)

このノイジーな音質でこういう遅く破滅的な曲をやられると、脳が内破を起こしそうです(笑)。メロウなベースラインからソロに回していくパートは聴き所ですね。個人的にはもう少し長くても良いかな…と思ったり。


CLANDESTINE BLAZE - Crushing the Holy Trinity(son) - Behind the Faith ★★★ (2006-03-21 09:11:45)

音質はいつもよりノイジーで、ソリッドな感じを受けますが曲自体はいつものCLANDESTINE BLAZEの疾走曲です。ヴォーカルの不気味な唸りもいつも通りですし、安心して身を委ねられる音です。


CLANDESTINE BLAZE - Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split) - Guided by Black Light (2006-03-21 09:07:59)

このスプリット音源、基本的に音質がアレなんですがこの曲は特に酷い(笑)。ドラムの金物の音がキンキン響きすぎ…でもイントロのヴォーカルなんて涎を垂らして彷徨う獣みたいだし、重々しいドラムの連打は気持ち良いし、曲自体はなかなかにかっこいいです。


CLANDESTINE BLAZE - Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split) - Sacrificial Fires (2006-03-21 09:04:30)

SATANIC WARMASTERとの共演曲。
この音質で引き摺り系のリフは正直微妙なんですが、やはりドラムとヴォーカルは良い感じです。特に癖のあるドラムは渋くてかっこいいですね。


CLANDESTINE BLAZE - Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split) - Disease ★★★ (2006-03-20 22:10:14)

SATANIC WARMASTERとの共演曲。
完全にアッチの世界に逝ってしまっている高音悲痛悲鳴ヴォーカルの狂性もさることながら、この曲はギターソロが特に好きですね。微妙な音質で聴き手をへろへろにさせてしまう感じ。


SATANIC WARMASTER - Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split) - To the Legions ★★★ (2006-03-20 22:05:36)

これは素晴らしい…ブラックの中でも「黒さ」と「寒さ」の二つが際立つリフを持っているため、約12分の長さでもしっかり聴かせきってしまいます。リフのせいで繰り返しが多いにもかかわらずドラマティックに感じてしまうほどです。


SATANIC WARMASTER - Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split) - Conspiring Winds of the Abyss ★★★ (2006-03-20 22:03:04)

CLANDESTINE BLAZEとの共演曲。
「バシュゥゥ…」という感じのノイズを含むバンドサウンドに、かなりメロウだけど弱々しい音質のリフが乗る曲。この二つを含んで疾走するだけで、既に一つの世界観を作り上げてしまっている感じです。


SATANIC WARMASTER - Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split) - Intro / My Torments ★★ (2006-03-20 21:59:44)

CLANDESTINE BLAZEとの共演曲。
音質が悪くメロウさがいまいち伝わりづらいのはネックですが、それを補って余りあるほどの邪悪なヴォーカルが素晴らしいです。グジュグジュ感があって気合入りまくり。イントロは…まぁ雰囲気ものかなぁ…


SATANIC WARMASTER - Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split) ★★ (2006-03-20 21:56:00)

Metal Maniac誌のインタビューでClandestine Blazeとコラボレーションしたとあって気になってたんですが、こんな豪華なスプリットが出てたんですね…ただのスプリットではなく、なんとお互いの曲を2バンドのメンバーが共演し、演奏するという趣向まであって、いてもたってもいられず買ってしまいました(笑)。

内容のほうは1~4とアウトロが共演曲で、Satanic Tyrant Werwolfはギターとベース、Mikko Aはドラムを担当。ヴォーカルは自分の曲は自分で歌ってます(1と3がSatanic Warmaster、2と4がClandestine Blaze)。5はClandestine Blaze、6はSatanic Warmasterの曲。

感想は…SWの「CARELIAN SATANIST MADNESS」やCBの「DELIVERERS OF FAITH」はプリブラを聴いた事が無い人でも闇に引き込みかねないぐらい、そのジャンルとしての完成度が高いアルバムだと思ったんですが、それと比べると少しマニア向けな感じ。特に音質は4トラックレコーダーで録音されたと書いてある通りかなり悪く、ノイジーだったり癖が強かったりじゃなく純粋にしょぼい感じ(笑)。特にギターの音が篭もっていてベースの音より小さいかも…

ただ、やはり才能のある二人の共演だけあって曲の方は素晴らしく、特に3や6のメロウさはこのバンドが好きならぐっと来ると思います。何かブラックのエリートが好き勝手やったらこうなったという感じの音源という印象。最初聴いた時は封印しようかと思いましたが、音質の悪さに慣れてくるにつれ曲の良さが伝わってきました。ただ、これを最初に聴くのはさすがにお勧めをしません。

まずは2バンドのオリジナルアルバムから聴くことをお勧めします。気に入ったらこちらも是非。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - Autumn Leaves ★★ (2006-03-19 22:15:47)

セッションの女性ヴォーカルとCarlのツインヴォーカルの歌うメロディとアルペジオが冬の始まりのような肌寒い空気感を演出する曲。変態度の高い曲が多いこのアルバムの中では、叙情サイドに位置する曲ではないでしょうか。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - Coiled in Wings ★★★ (2006-03-19 22:12:55)

この曲はうねりのあるリフや後半のトレモロリフ&疾走など聴き所が多い曲ですが、中でもCarlの「♪あーああああああー」が最高。感情も生気も無い声で淡々と、しかし朗々と歌い上げております。聴いていると悪夢の中にいるみたい…。個人的に彼はAura Noirでのスラッシュ声よりこっちのスタイルの方が魅力的だと思います。


ALI PROJECT - 星月夜 - 星月夜 ★★★ (2006-03-18 13:47:18)

「ナルシス・ノワール」や「遊月恋歌」に匹敵するかそれ以上の素晴らしいメロディを持ったバラード。このメロディを書いた片倉さんも、その世界観を表現するアリカさんも良い仕事をしてます。掛け値無しの超名曲。


ALI PROJECT - 星月夜 - Only Love Song ★★ (2006-03-18 13:44:16)

キーボードはなかなかに綺麗ですが、ALI PROJECTの曲の中ではスタンダードなラブソングといった趣の曲。ポップで良い曲なんですが、これを「星月夜」の後に聴くと、どうしても悲しい曲に聴こえてしまいます…


CLANDESTINE BLAZE - Deliverers of Faith - Grave of Gratification ★★ (2006-03-17 19:58:19)

これも「Falling」同様、トレモロリフで疾走するパートを含む曲。
高音部の悲しげな旋律がとても良い感じ。Mikko Aが悲痛声で歌う部分もあったりして締めに相応しい曲です。ラストはSEもあり。


CLANDESTINE BLAZE - Deliverers of Faith - Beyond the Reason ★★★ (2006-03-17 19:54:26)

いかれたギターソロや、「フゥッ!!」という気合の入った掛け声なども聴ける一曲目。特にメロディックという訳ではないんですが、同じ様な曲を他のバンドがやってもここまで魅力的にならないのでは…なんだか音楽の素地自体に魅力を感じる曲。


CLANDESTINE BLAZE - Deliverers of Faith - Tormented ★★ (2006-03-17 19:49:56)

特に長い曲ではないですが、この重々しい曲調に不気味な女性コーラスが絡む音はどこかMikko Aの別バンド「STABAT MATER」のVA提供曲を思わせます。
トレモロリフ部分のヴォーカルがかなり悲痛な感じで、まるで歌詞カードの新聞記事に載っている犠牲者達の無念を背負っているみたい…


CLANDESTINE BLAZE - Deliverers of Faith - Winter of White Death ★★★ (2006-03-17 19:45:56)

12分もの大作ですが、全く無理を感じないのが凄いですね…
前半の魔界の吹雪を思わせる、ブラック特有の寒さがあるパートも後半の禍々しくなるパートもどちらも聴き応えアリです。ドラムの音がいいのもダレない要因の一つかもしれません。また、これだけタメの効いた曲の後に疾走曲という構成のコントラストの付け方も上手いです。


CLANDESTINE BLAZE - Deliverers of Faith - Psychopathia Sexualis ★★ (2006-03-17 19:42:19)

こういうファストでもスローでもない、ミディアムテンポのブラックのリズムって味があって好きです。子供の悲鳴にエフェクトを掛けたとおぼしきものと、それを押し潰そうとするようなMikko Aのヴォーカルが交錯する部分は、歌詞カードの新聞記事などと合わせて考えるとエグいです…


CLANDESTINE BLAZE - Deliverers of Faith - Falling ★★★ (2006-03-17 19:38:47)

哀愁のトレモロリフとアクセルを踏みしめ、テンションを上げるようなリフを交互に繰り返し展開していく疾走曲。8分ありますが殆ど疾走です。トレモロリフの方は3部作やPanzerfaustの時の、メロディ全盛だったDARKTHRONEなみでたまりません。これを一曲目に持ってこないのが流石ですね。


CLANDESTINE BLAZE - Deliverers of Faith ★★★ (2006-03-17 19:34:00)

2004年発表の4thアルバム。このバンドは前作を聴いていたんですが、ここまでの名盤とは思いませんでした…同路線ながら曲もアルバム構成も音質もワンランク上がったのではないでしょうか。

前作も悪くはなかったけれど、この作品と比べると「まあまあかなぁ」といった印象です。特に音質はプリミティブとしてかなり良くなっていて、音の小ささが解消され、ドラムの音の抜けが良くなったのでスローな曲ではスネアの一打一打の響きが楽しめるくらい。ギターもそこまでノイジーではなく、薄めのプロダクションなのがフェチ的にたまりません(笑)

またヴォーカルは相変わらずドスの効いたかっこいい声ですが、偶に凄く悲痛に高音で叫ぶ所とかもあってこっちの表現力もかなりのもの。アルバム構成はDARKTHRONEの5thあたりをイメージすると分かりやすいかな?あれをもっと禍々しくした感じです。トレモロリフで疾走するブラックメタラー垂涎の必殺曲とドゥーミーに聞かせる曲が混在するタイプですが、スローな路線も素晴らしいです。

ちなみに歌詞カードに新聞記事の切り抜きみたいな物がたくさん載っていたので読んでみると兵士が二人の子供のうち一人を焼き殺して、もう一人に芋虫を食べさせて塩水を飲ませて吐かせたとか、ワシントンで3歳の幼児が母親に窓から投げ落とされたとか、かなり精神的にアレなものばかりでした…CDを外した所には足に物凄い傷がある写真とかもあってかなりエグいので、耐性の無い人は読まない様に(笑)

…まぁ、音楽とは良くあってると思いますが。でもあの足は痛そうで、見てると身震いしそう…


MUTIILATION - From the Entrails to the Dirt - Tears of a Melancholic Vampire ★★ (2006-03-13 20:11:09)

1stアルバムに収録されていた曲の再録。
ギターのメロディが聴き取りやすくなった代わりに、ドラムの迫力は少し減っているような気がします。個人的にプリミティブはメロディを重視するので、こっちの方が好きかな。Mutiilationの鬱メロが好きなので。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - From the Entrails to the Dirt ★★ (2006-03-13 20:05:00)

Mutiilationを始めとしたフレンチブラックメタルバンドの曲を集めたコンピレーションCD。
参加バンドはMalicious Secrets/Antaeus/Mutiilation/Deathspell Omega。
Mutiilationはフランク・シナトラのカヴァーと1stアルバムのリメイクの2曲、
Deathspell Omegaは20分近くもの大曲一曲を収録です。
しかしそれらの有名(?)バンドの音源の良さも光ってますが、MutiilationのMeyhna'chも
参加している「Malicious Secrets」というバンドの音源がかなり良かったです。
まずヴォーカルはMutiilationの人なので問題ないでしょう。今回はうめき声に加え、
不治の病に冒された人がうんうん唸っているような気持ちの悪い声まで使っていて、
いつも以上に素晴らしいパフォーマンスを聴かせてくれます。2曲目のその2種類を
掛け合わせた箇所なんて本当に聴いていて気分悪くなりそう…素晴らしいですね(笑)
そしてヴォーカル以上に曲の方もかっこいいです。MutiilationやHell Militia同様の
RAWブラックという感じですが、リードギターが曲を数段メロディックにしてます。
しかし闇の奥で蠢くような音質のため、邪悪さは損なわれていないのが気に入りました。
2曲目なんて毒ガスが吹き出すようなSEの後に咳き込んだりするパートまであるし、
聴いていると不吉な想像、妄想が頭を駆け巡ります。…早くアルバムを出して欲しい。
Antaeusは…ノイジーかつブルータルで悪くないけど、このメンツだと少し毛色が違う気も。


RURUTIA - R° - 愛し子よ ★★★ (2006-03-12 18:50:12)

個人的にはJanne Da Arcの「7-seven-」、Coccoの「カウントダウン」などと並ぶ浮気撲滅キャンペーン推奨曲(笑)。この2曲と比べても、これが一番怖い気がするんですが…とりあえず恋人が浮気したら歌ってあげましょう。…この歌の主人公って、絶対敵に回しちゃいけないタイプだと思う。


ALI PROJECT - 月下の一群 - 空宙舞踏会 ★★★ (2006-03-12 18:46:26)

この曲、メロディこそ明るめですが、彼等の曲の中でも夢想性の強い一曲だと思います。芥子の花畑の中の遊園地のメリーゴーランドがスローモーションで回転しているような、中毒性の強い音世界に是非耽溺してしまってください。


ALI PROJECT - Deja Vu~the Original Best 1992-1995~ - Nous Deux C'est Pour La Vie ★★ (2006-03-12 18:43:18)

「雨のソナタ」の仏語ヴァージョン。
原曲は聴いた事がないのですが、確かに憂鬱な雨の日を楽しくしてくれるような曲調です。アリカさん自身はこの曲の歌い方を子供っぽいと言っていましたが、低音部には大人の色気があって、そのアンバランスさが大きな魅力になっていると思います。


MUTIILATION - From the Entrails to the Dirt - My Way ★★★ (2006-03-12 15:48:49)

フランク・シナトラのカヴァー。
よりによって、何でこの曲をカヴァーしようと思ったんでしょうか…勿論MUTIILATIONが普通にポップな曲を作るはずもなく、サウンドはプリミティブで歌メロは完全に死んでます(笑)。


DEATHSPELL OMEGA - Mass Grave Aesthetics - Mass Grave Aesthetics ★★★ (2006-03-12 15:45:16)

これも「Diabolis~」同様、KENOSE路線のオムニバス提供の大作(約20分)。
途中でヴォーカルが喚き気味な部分がありますが、Mikko Aのスタイル的にこういう喚きは結構貴重かも。それにしても、やっぱりこのバンドのリフ捌きはブラックの中でも頭一つ抜けてる邪悪さですね。たまらないものがあります。特に一度目のSEを挟み込むように挿入される、カオティックなリフはやばすぎ…っていうかこんな黒いリフで20分も押す曲なかなかないでしょう…ある意味最高に極悪(笑)
歌詞中のラテン語「Si non credideritis~」はイザヤ書の言葉で、確か「もし信じないのなら理解した事にはならない」という意味だったはず。「The howling of wolves~」はブレイクをモチーフにしてる…というかほぼ引用ですね。後半の宗教の比喩といい、このバンドの歌詞って何だか知的。


志方あきこ - 緑の森で眠ル鳥 - NOTTE ★★★ (2006-03-10 22:54:47)

これ、激しい曲ではないですが、内に秘めた感情の激しさでは一介のメタル曲くらいじゃ到底及ばないのでは…。なんか触れてはいけないものに触れてしまったような緊張感のある、神聖さすら感じさせる曲です。


ALI PROJECT - Avenger O.s.t - 禁欲と美 ★★ (2006-03-10 21:32:29)

このサウンドトラック、そこいらの歌モノなんか比べ物にならない程素晴らしいインストが幾つも入ってますが、中でもこれは素晴らしい逸品。個人的にチェンバロの音色が好きなので、もろにツボでした。


ALI PROJECT - エトワール - わが恋は月光に散りぬ ★★ (2006-03-10 21:28:51)

失恋の歌とは思えないほどの、悲劇的な曲。
世界が足元から儚く崩れ落ちていくような感覚。でも、実際失恋した時は世界が消えるぐらい落ち込みますよね(笑)。そういう感情からこういった美しい曲を作ってしまうのは、やっぱり凄いとしか言えません。


ALI PROJECT - Deja Vu~the Original Best 1992-1995~ - ヴェネツィアン・ラプソディー ★★★ (2006-03-10 21:25:10)

これほどまでに「メロディが語る曲」って他に無いのでは…
もうメロだけで華麗さとそこに生ずる一抹の寂しさみたいなものが伝わります。そこに乗る歌詞の世界観とぴったり。やっぱり片倉さんとアリカさんって、内に秘めた世界観の相性がこれ以上ないほど合っているんだろうな~と思います。


ALI PROJECT - Jamais Vu - 共月亭で逢いましょう ★★★ (2006-03-10 21:20:16)

ここや「Deja vu」に収録されているのがオリジナル・バージョンでいいのかな?先に月光嗜好症の方を聴いてましたが、オリジナルも当然名曲。実際に聴かなくても、頭の中で「♪今宵 今宵~」が流れるだけで鳥肌が立ってしまう…。


犬神サーカス団 - 形而上のエロス - 千里眼 (2006-03-10 18:13:20)

人と少し違うが故に、迫害される少女がテーマの曲。
…なんだけど、歌詞はもう少し展開が欲しかったなぁ…繰り返しが多いせいでちょっと飽きるかも。「悪魔のように囁いて」もそうだけど、目の付け所はかなり良いだけに惜しいです。


犬神サーカス団 - 形而上のエロス - 悪魔のように囁い (2006-03-10 18:10:42)

現実逃避には様々な方法がありますが、これは中でも最悪な方法を選んでしまった人の物語。つまり「クスリ」についての曲です。ただ、個人的には「禁断の扉」を開いてしまった主人公のこれからを描写して欲しかった…悪趣味かもしれないけど、これだとちょっとヌルくてクスリの怖さがあまり伝わってこないのが不満…


犬神サーカス団 - 形而上のエロス - 道行き ★★★ (2006-03-10 18:07:16)

心中がテーマの、メロディアスな疾走曲。
こういう曲をさらっと聞かせるのは凄いです。歌詞も結構グロいですが、血飛沫と粉雪の色の対比なんかは歌メロに負けず綺麗…なのかも?


MARDUK - World Funeral - Night of the Long Knives ★★★ (2006-03-10 18:03:28)

途中のキー入りパート、素晴らしいですね…
特に煌びやかと言うわけではないですが(まぁMARDUKだし)、骸骨が墓から次々に這い出してくるような不気味さがあってかなり好きです。確かにこのあたりは貫禄を感じますね。


MARDUK - Plague Angel - Seven Angels, Seven Trumpets ★★ (2006-03-10 18:01:12)

イントロのドラムのオカズの「コココッ」って入れ方が妙に好き(笑)
この曲、途中アカペラに近いデスヴォイスが聴ける部分があるんですが、特にライブヴァージョンでは邪気が凄い事になっていてかっこいいです。流石はMortuusです。歌詞の「子羊が第七の封印を解いた時、天は沈黙に包まれた…」は聖書のヨハネ黙示禄の一節ですね。


MARDUK - Plague Angel - Steel Inferno ★★ (2006-03-10 17:58:13)

2分ちょっとの短い曲ですが、勿論MARDUK節炸裂です。
ラストの右耳と左耳を代わる代わる蹂躙していくシャウトなどもうたまりません。Deathmarch EP収録のオルタナティブ・ヴァージョンはブルータリティでは劣るものの、特にヴォーカル面において更に邪悪でかっこいい仕上がりになってます。


MARDUK - Plague Angel - Everything Bleeds ★★★ (2006-03-10 17:54:25)

「Everything bleeds, Everything bleeds, Untie your dress」のところのテンションの高さはもう異常というより無いです。その前に「ヒキ」のパートを作って更に体感速度を高める曲作りもさすが…。


ULVER - Perdition City: Music to an Interior Film - Nowhere/Catastrophe ★★★ (2006-03-10 17:50:57)

1曲目などは夜景って感じですが、この曲はもう意識が四散する間際に夜景に似た光の明滅を感知しているような雰囲気ですね。ノイズが破滅を助長してます。この酩酊サウンドとGarmの甘美なヴォーカル、是非とも部屋を暗くして目を閉じて味わって頂きたいところです。


THE 3RD AND THE MORTAL - Memoirs - Those of My Kind ★★ (2006-03-10 17:46:43)

二つの男性ヴォーカルがハモってますが、下のメロ歌ってるほうがオペラ座の怪人的な不気味さでいいですね。全体的にこのアルバムって低音が効いてるんですが、その低音と凄くマッチして怪しげな雰囲気が良く出ていると思います。


ALI PROJECT - DALI - サロメティック・ルナティック ★★★ (2006-03-09 11:16:16)

中近東的なメロディが特徴の、歌唱も曲調も威風堂々とした曲。
この重々しく荘厳な雰囲気、凄くかっこいいと思いますが魚屋のおじさんがやってそうな巻き舌が入ってるのは「何故?」と言いたい。それを差し引いても超名曲レベルですが…どうしても可笑しくなってしまいます。ライブでも「ぶるるるっ」てやるのかなー?


ALI PROJECT - Deja Vu~the Original Best 1992-1995~ - エスカルゴ嬉遊曲 ★★★ (2006-03-08 22:39:12)

歌詞も全てひらがなで書かれていて、可愛くて楽しげな雰囲気ですが、官能や奇妙さがそこはかとなく立ち上ってくるような感じの曲。「キッチュな曲」ってこういうのを言うのかな。そもそもタイトルからして変わってますし(笑)


ALI PROJECT - Deja Vu~the Original Best 1992-1995~ - メガロポリス・アリス -megalopolis Alice- ★★★ (2006-03-08 14:51:12)

いきなりラップ調の歌いだしなのでびっくりしました(笑)
でも、このサウンドとマッチして狂ったネオンサインの間から聞こえて来る甘いささやきの様で良い感じ。よく昔のプログレなんかを表現する時に「笑いながら狂ってる感じ」という表現を耳にしますが、この曲はそういうイメージですね。しかし一枚岩ではなく、SFチックだったり煌びやかだったりするセンスの良さが光ってます。


ALI PROJECT - 月下の一群 - 恋せよ乙女-Love story of ZIPANG- ★★★ (2006-03-08 14:45:19)

タイトルも「JAPAN」でなく「ZIPANG」だし、実際の日本というよりもイデア的な日本といったイメージの曲。確かにシングルにしてはアレンジがマニアックな感じがします。「妄想水族館」同様、イントロから「喝・喝」コーラスまで入ってますし…
やっぱり修行僧=日本のイメージなんでしょうか。このコーラスを片倉さんがやってたらちょっと面白いかもしれない(笑)


ALI PROJECT - DALI - 嵐ヶ丘 ★★★ (2006-03-08 14:40:52)

やっぱり、こういうこのユニットのシングル曲王道的なシンフォニックでキャッチーな曲いいですね。結構昔の曲ですが最近のシングルともスタイルが近いように思います。
メロディがハンガリア舞曲のような華麗さがあってかっこいい曲なんですが、特に「ねぇ~」「闇を~」からの可憐に駆け抜けてゆくパートが凄く良いです。


SATANIC WARMASTER ★★ (2006-03-05 08:15:00)

フィンランド産ブラックメタルバンド。
アンダーグラウンドな音楽性ながら、大手メタル雑誌Metal Maniac誌に
インタビューが掲載されたり、最近は結構評価されているみたいですね。
しかしリーダーのSatanic Tyrant Werwolf氏、調べてみたら関わったバンドの数が
半端ではなく多いですね…。MutiilationのMey'nachも関わっていたという
Gestapo 666を始めとして、Blasphemous Evil、Blutrache、Horna Incarnated、
Kyprian's Circle、Mental Terror、Pest、Shatargat、
Skullkrusher、The True Werwolf、Vomitfago、Warloghe…に在籍した模様。
Encyclopedia Metallumで調べました。もちろんこの殆どがブラックメタルバンドです。
もう世界一多くのブラックメタルバンドに在籍した人とかでギネス申請したらいいんじゃ(笑)
でもブラック界ってもっと多くのプロジェクトをやってる人いそうかも。


SATANIC WARMASTER - Carelian Satanist Madness - Blessed Be, the Grim Arts! (2006-03-05 08:04:27)

オルガンの演奏をバックに、ブラック声でがなり散らす曲。
メインのメロディをリフ、伴奏をリズムと見立てればこういう曲が出来るもの自然な事なのかも…う~ん、やっぱり不自然(笑)。最初SEだと思って、本編いつ始まるのかと思ったらそのまま終わっていった…


SATANIC WARMASTER - Carelian Satanist Madness - True Blackness ★★ (2006-03-05 08:01:17)

イントロなどで使われているリフがMAYHEMの「Deathcrash」「Carnage」などの黎明期ブラックを思わせる曲。サビに当たる部分はトレモロリフで暴れまわっていて、その使い分け方が凄く良いです。


SATANIC WARMASTER - Carelian Satanist Madness - 666 ★★ (2006-03-05 07:57:11)

タイトルは○になにかを足したような変な記号ですが、良く見ると6が3つ重なってるんですね。平坦なのにも関わらず、魔界の荒涼さを醸し出すリフ捌きが良い感じな曲。これだけ95年からある曲らしいです。


SATANIC WARMASTER - Carelian Satanist Madness - The Vampiric Tyrant ★★★ (2006-03-05 07:54:15)

ツーバス連打にに民族音楽っぽいキーボードのフレーズが絡む箇所、めっちゃかっこいいですね。プリミティブでは最高のドラマ性がある曲だと思います。Satanic Tyrant Werwolfは悪魔崇拝だけでなくフォークロアにも興味があるらしいから、こういう曲も作れるのかも。


SATANIC WARMASTER - Carelian Satanist Madness ★★★ (2006-03-05 07:49:00)

2005年発表の3rd。
このサイトでメロウなプリミティブ・ブラックとして紹介してもらって、試聴してかっこよかったから買ってみたんですが、これは良いですね。

プリミティブって(それはそれで良いんだけど)結構似た曲を並べたものが多いですが、これは結構曲にヴァリエーションがあります。ヴォーカルはほとんど高音がなりオンリーですが、メロウなメロディをトレモロリフで掻き鳴らして疾走するタイプは当然の事として、民謡メロディや初期ブラックのようなリフを取り入れた物などもあり。極めつけは一番最後の曲で、なんとオルガンの演奏のみをブラックメタルに見立てたかのようにがなり散らしてます。

個人的にプリミティブ系は自分がそういうのを聴きたいモードにいないと浸れない事が多いんですが、これはこの多様性のお蔭でそういう状態じゃなくても飽きずに聴けてしまう感じです。音質はDARKTHRONE等と比べると結構クセが強く、高音のノイジーさを強調した作りで、特に右チャンネルのギターの音がなかなかに極悪。このプロダクション、最初は「うわー…」と思ったんですが、一曲目が終わる頃には早くも「あれ、これ良いじゃん」に変わってました(笑)。

むしろクセがあるからこその名盤といえるかも。


L'ARC-EN-CIEL - HEART - birth! ★★ (2006-03-01 21:34:11)

もし「HEART」がレコードだったら、B面はどんな曲で始めたいか…という構想から作られた曲らしいです。そのためか爽やかで突き抜ける感じが出てますね。


L'ARC-EN-CIEL - HEART - LORELEY ★★★ (2006-03-01 21:28:22)

ゆったりとしつつ綺麗な、スケールの大きさが感じられる曲。
実際のローレライ岩(歌声で船を沈没させる妖怪ローレライのモチーフとなった岩。実際に見てがっかりする観光名所の一つとして有名らしい)を見に行くより、この曲を聴いてイマジネーションを広げた方がいいかも(笑)


DEATHSPELL OMEGA - Inquisitors of Satan - Succubus of All Vices ★★ (2006-03-01 21:17:11)

個人的にはラスト2曲がアルバムで最も好きなパートなんですが、次点を挙げるとしたらこの曲。荒涼とした雰囲気も展開もいいですね。このアルバム、やっぱり後半に行くほど良くなってくる気がする。


DEATHSPELL OMEGA - Inquisitors of Satan - Decadence ★★★ (2006-03-01 21:15:15)

ドラムのカウントが頭にあったので、そのまま疾走に行くのかと思いきやまさに「デカダンス」って感じの重々しく、禍々しい曲調に。ちゃんとメロウな疾走パートもあるし、ヴォーカル感情入れすぎでひっくり返ってる所あるし…最後にして最高です。


DEATHSPELL OMEGA - Inquisitors of Satan - Inquisitors of Satan ★★★ (2006-03-01 21:12:28)

アルバムの中では最もリフのメロディラインが明確な曲…なんですが、そのメロディが気持ち悪いくらいに陰鬱と言うか、邪悪と言うか…聴いているとグッと来つつも、生気が吸い取られそうな感覚を覚えます。


DEATHSPELL OMEGA - Inquisitors of Satan ★★ (2006-03-01 21:09:00)

2002年発表の2nd。
3rd、ミニアルバム「KENOSE」、VA提供曲「DIABOLUS ABSCONDITUS」などハイクオリティな
ブラックメタルで最近評価が高いバンドですが、この頃はプリミティブスタイルです。
音質は紙を破くようなディストーションが掛かっている所はやっぱりプリミティブだな、と
思いますが、同系統の他バンドと比べるとこの作品は低音も気持ち良く効いているように
感じました。またドラムもしっかりとオカズを入れてくるし、展開もそれなりに設けているので
結構聴きやすいかも。リフのメロディの陰鬱さもかなりのものですし。特にラスト2曲が好きです。
ちなみにヴォーカルはまだMikko Aではなく、普通のがなり声って感じのスタイルです。
時々語尾をうめくようにする所などは結構かっこいいですね。
しかし、この作品を作ったバンドが、何故同じプリミティブブラックを演奏していたバンドの
Clandestine Blazeのヴォーカルを迎えて、あんなクオリティの高い作風になったんだろう。不思議です(笑)。


STALAGGH ★★ (2006-02-27 08:05:00)

詳細は不明ですが、ベルギー、オランダのブラック・インダストリアルシーンの
トップミュージシャン達が集まって結成したバンド、らしいです。
らくがきの方で話題になっていたので追加してみました。
良識派メタラーの不興を買いそうですが、もう構いません(笑)
…数年前、まだ中学生の時お昼の放送でDir en greyの「残-ZAN-」が流れ
「こんなの音楽じゃない!!」と思ったんですが、それから色々な音楽を聴き
あれはまだまだ「真っ当な」音楽だなぁ…と思うようになりました。
そして今、自信を持って言います。「こんなの音楽じゃない!!」(笑)
しかしこのバンド、深い憎しみを表現する為にヴォーカルパートに16歳で
自分の母親を殺害した精神異常者の声が入っていると聴いたんですが…
本当なんでしょうか…


STALAGGH - Projekt Terrror ★★ (2006-02-27 07:58:00)

2004年発表の2nd。1曲入り34分のアルバムです。

まずジャケットの対話する事さえ困難そうな男の瞳や、ブックレットに載っているミイラの写真からしてやばい雰囲気がただよってますね。これ、ジャンルは一応アンビエント・ブラックらしいですけど、もはやブラックメタルでも音楽でもなんでもないのでは…

一応、ごく淡々とリズムを刻む所やリフ(の断片のような物)は出てきますが、音の九割以上はノイズと悲鳴。ラジオのホワイトノイズのようなものから、頭の中を真っ白にするような轟音、ハレーションのような高音など色々なタイプのノイズを組み合わせて作った暴力的な音にヴォーカルを乗せた感じですが、そのヴォーカルも普通のデスヴォイスが爽やかに聴こえるほど「アレ」な感じです(笑)。

ちゃんとしたヴォーカリストに歌わせてるというより、そこらへんの一般人を拉致監禁の上拷問して、それを録音して悲鳴を抽出したような悲痛さがある悲鳴やうめきばっかりです。しかし30分前後の超轟音のノイズとか凄い事になってるんですが…最初聴いた時、本気でコンポが壊れるかと思いました(笑)。でも途中の荒れ狂っていたノイズが「バシュゥゥゥゥ…」と収束して行くパートとか、結構気持ちよさを感じるかもしれない…やばいかも。

世の中にノイズを取り入れたり、アヴァンギャルドな事をやっているバンドはそれこそ星の数ほどいると思いますが、ここまで「恐怖」のみに特化した奇形の音楽ってちょっと他に無いのでは…これと比べるとILDJARNやSORTSINDですら綺麗な音楽という気がしてきます。流石におすすめはしません(笑)。


SORTSIND - Vanvid - More Days ★★★ (2006-02-25 19:57:04)

兵隊の行進を指揮する狂った指揮官のような、太い普通声が聴ける曲。
個人的にはこういう声ってメタルの普通声の種類の中では一番好きですね。予想外に「いい声」なので驚きましたが、あの泣き狂い系悲鳴ヴォーカルも声質がいいからこそ様になってるのかも?


DEATHSPELL OMEGA - Diabolus Absconditus - Diabolus Absconditus ★★★ (2006-02-25 19:52:43)

オムニバスに提供した、20分を超える大作曲。
タイトルの意味は「隠れたる悪魔」で、おそらくイザヤ書の「隠れたる神(Deus Absconditus)」に対応してる表現だと思います。曲的には腐肉と膿漿混じりのカオティックなリフ、アコースティックパートを含む複雑な曲展開とミニアルバム「KENOSE」の路線を踏襲しつつも、生きるのが嫌になるくらいの厭世メロディを注入したブラック…といった感じなんですが、ここまでの曲って滅多に聴けないのでは…特に最初のスローパートの、単なる繰り返しではなく形を変えながら蠢くようなリフの反復が神々しい気持ち悪さで、最高。
例えるなら、普通のブラックが神に牙を剥く曲だとしたら、この曲は神の観念自体を聴き手の中から消失させて、やがて訪れる自我の消滅という事実を突きつけ心底震え上がらせる…とかそういうレベルです。
多分オムニバスで5000円以上もするし、Deathspell Omegaはこの一曲しか入っていないので敬遠されている方も多いと思われますが、「KENOSE」が気に入った人ならこれだけで充分元は取れたと思うこと間違いなしです。他のバンドもかなり良かったし、このオムニバスは購入の価値大有りです!!社長も喜びますよ(笑)


犬神サーカス団 - 形而上のエロス - 恋唄 ★★ (2006-02-25 19:41:46)

ドメスティックバイオレンスを受けながらも慕いつづける、倒錯した愛情を歌い上げるラブソング。私はS属性なので(笑)、共感こそ出来ないけどこういう恋唄もありなんだな~と、目の付け所の良さに感心しました。
しかし、その愛情も男の先走った行動によって…


犬神サーカス団 - 形而上のエロス - 影ひとつ ★★★ (2006-02-25 19:38:40)

今までもフォークっぽい曲はありましたが、ここまで徹した曲は無かったのでは…本当に、昔の名曲アルバムみたいなコンピレーションに入ってそうです。なんかよくテレビとかで見る、白黒で学生運動とかを映してる映像が浮かんできます。歌詞とは関係無いですけど…


犬神サーカス団 - 形而上のエロス - 自殺の唄 ★★ (2006-02-25 19:34:22)

過激な言葉をメロディアスな歌に乗せたロックンロール、と言う事で「血まみれ内臓ロックンロール」と似てますが、コール&レスポンスやサビでの合いの手があったり、よりエンターテイメント性のある曲です。やっぱり芯は残しつつも、良くも悪くも段々変わっていってる気がする…


犬神サーカス団 - 形而上のエロス - 親愛なるあなたへ ★★ (2006-02-25 19:30:19)

メジャーに行ってからはあまり無かった、ダークな演奏におどろおどろしい語りを乗せた楽曲。歌詞が妙にリアルで好きです。これ、作詞したというより、ウザいダイレクトメールを歌詞の形にして晒したんじゃないでしょうか、とすら思ってしまいます(笑)とにかく歌詞は必読です。


犬神サーカス団 - 形而上のエロス - 今夜も呪いの幕が開く ★★★ (2006-02-25 19:27:23)

短いし、いかにもオープニングって感じの曲なんですが、個人的にこの曲大好きです。この曲で描かれているようないかにもアングラなサーカスって実際には見たことないけど、イメージとぴったり。頽廃的で、奇妙な倦怠の支配する空間。


犬神サーカス団 - 形而上のエロス - ハイエナ ★★ (2006-02-25 19:24:11)

イントロのプリミティブなリズムに、怨念と怒りをたっぷり込めた語りが乗るオープニングはとにかくヴォルテージが上がります。本編がそこで溜めた怨念を一気に吐き出すというよりは、じわじわと嬲るような曲調になっているのもまたイヤらしく、良いんですよね。


RURUTIA - トロイメライ - トロイメライ ★★ (2006-02-25 12:06:27)

シングルだからか、暖かく取っ付きやすい感じはしますが、相変わらずヴォーカルが感情揺さぶりまくりで苦しい…


RURUTIA - Promised Land - GOLA ★★★ (2006-02-25 12:04:32)

この曲はサウンドそのものは「ハレルヤ」程の激しさはありませんが、内に秘めた情念は同じくらいに強いです。むしろだからこそ「来る」のかも。聴いていると、何度か寒気すらする覚えるほどの楽曲です。


ALI PROJECT - 幻想庭園 - 鏡面界 im Juni ★★★ (2006-02-25 11:00:19)

私的なイメージでは「鏡の城」と「六月の暖かい雨」。
この二つのイメージってどうも混ざりあわなそうなんですが、曲を聴いているとそれらが自然と融合していくように感じられるから不思議。夢の中にいるみたい。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Crushing the Holy Trinity ★★ (2006-02-25 10:39:00)

現Deathspell OmegaのヴォーカリストMikko Aの運営するレーベル「Northern Heritage」に
所属するバンドの音源を集めた、3枚組のコンピレーションCD。2005年発売作品。
「FATHER」
収録バンドはDeathspell OmegaとStabat Mater。
Deathspell Omegaは一曲のみ収録で20分を越える大作主義、アコースティックパートも
含むプログレッシブな曲構成、カオティックなギターリフとミニアルバム「KENOSE」と
同じ路線なんですが、更にこの曲では3rdにも表れた鬱メロディがかなり取り入れられており、
より不気味な雰囲気に仕上がってます。もはやブラックメタルの首領的な堂々たる音世界で
これだけでも元は取れたとも思えるほどに素晴らしいです。
Stabat MaterはMikko Aのバンドですが、ブラックではなくフューネラルドゥーム。
バンド名の意味は確か「聖母」だったかな?そういうだけあって、女性ヴォーカルも
入れた不気味で邪悪な音を出してます。私はドゥームって詳しくないんですが、
こういうのばかり聴いていたら体調悪くなりそう…。
「SON」
収録バンドはMusta SurmaとClandestine Blaze。
Musta Surmaはテンション高めなプリミティブブラックで、特にドラムの音が良いです。
バンド紹介の担当楽器の欄に「Members and weapons」とあるのが印象深い…(笑)
この「SON」のパートは他よりも一層アングラ色が濃いような気がします。
Clandestine Blazeは3rdを先に聴いてましたが、相変わらずのアングラブラックですね。
他のプリブラバンドとは違う、Mikko Aのドスの利いたヴォーカルがはまりまくりです。
収録曲の制作時期は2002年ってあるから、大体3rdと同時期の曲なのかな?
3rdで不満だった音の小ささが解消されたのは嬉しいですが、更にノイジーになってます(笑)。
「HOLY SPIRIT」
収録バンドはMglaとExordium。
このコンピレーション、全体的に良かったんですがMglaは中でも大当たりでした。
曲自体はDARKTHRONE系の紙ヤスリ音質のプリミティブブラックなんですが、リフのメロウさが
やばいです。特に4曲目なんて名作「Transylvanian Hunger」に匹敵するかも…。
ヴォーカルもMutiilationみたいな不気味な擦れ方で非常にかっこいいです。
Exordiumはイントロでシンフォニック系かと思わせておいて、本編は高音域のノイズを
たっぷりと含んだプリミティブブラック…って、プリミティブ多すぎですね(笑)
所々メロウなパートも含む曲はかっこいいけど、この音質でスローな曲は少しきついかも。
このアルバム、約5000円もするので購入を躊躇ってましたが、こんなに素晴らしいなら
もっと早く買えば良かったです。Northern HeritageはMikkoが社長だけあって、
バンドの選択眼は確かですね…。知らないバンドが多かったのも購入を躊躇わせる原因でしたが
どのバンドもプリミティブ系がいければかなり楽しめるかと思います。特にMglaは掘り出し物でした。


志方あきこ - 星詠~ホシヨミ~ - 星詠~ホシヨミ~ ★★★ (2006-02-22 09:44:00)

この曲はゲームの中の曲ではなく、アルバムの為に書き下ろした曲らしいです。展開こそポップですが、世界観を広げる重厚なコーラスはやはり心に沁み渡ります。特にサビに絡まるスキャットの清らかな響きがたまりません。
オカリナやマンドリンなど色々な楽器が使われていますが、そのうちアイリッシュハープは自身の演奏だとか。…しかしこのアルバムはクオリティ高いですね。全曲に★3つ付けてしまった(笑)


志方あきこ - 星詠~ホシヨミ~ - Exec_chronicle_key/. ★★★ (2006-02-21 22:27:37)

「MARE」「SE L'AURA SPIRA」とも通じる曲調ですが、RPGの挿入歌として使われているせいか民族音楽色よりファンタジー色が強いですね。志方さんのこういう曲って、聴きこむとどんどん良くなってくる。


RURUTIA - 微笑みのマリア - 微笑みのマリア ★★★ (2006-02-21 21:46:01)

「満ちる森」を聴いた時もその情念に圧倒されたんですが、この曲ではさらに凄くなっているような…。そのヴォーカルとストリングスが絡むサビは絶品です。カタルシスを音楽で得たい方は是非聴いてみてください。
また、アンビエントが好きなだけあって、電子音の使いかたもまた上品で良いんですよね。名曲です。


RURUTIA - 微笑みのマリア - 星に花、灰色の雨~硝子の露玉ver.~ ★★★ (2006-02-21 21:41:50)

この擦れることも厭わないような、感情のこもったヴォーカルを聴いたら、もう全身を耳にして集中して曲に向かわざるをえません。曲にはメロトロンが使われていますが、こういう曲でのメロトロンの音色って寂しい気分になる…


RURUTIA - Water Forest - 満ちる森 ★★★ (2006-02-21 21:37:18)

サビのヴォーカル、まるで叶わないと分かっていながら、それでも望まずにはいられないといった感じの情念が凄いですね…しゃくりやファルセットも、技巧と言うより感情から生じてるみたい。


RURUTIA - Water Forest - オール ★★★ (2006-02-21 21:33:24)

「手と手を繋いだまま 重いオールは漕げない」
この曲を聴きながら歩いてたら、不意に涙が出そうになりました。流石に泣くまでは行きませんでしたが、普通にためいきが出てしまった…歩きながら聴いても「来る」んですから、部屋で歌詞を味わいながら聴いているともっとやばいです。歌詞がまた悲しいんですよね…


RURUTIA - Water Forest - 幻惑の風 ★★★ (2006-02-21 21:29:55)

この曲も「朱雀の空」並に取っ付きやすいメロディ。
メロディだけとればポップといってもいいかもしれませんが、やっぱりルルティアの曲なので、聴いているうちに感情が「哀」方向にどんどん傾いていくのを感じます。


CLANDESTINE BLAZE - Fist of the Northern Destroyer - There Comes the Day ★★★ (2006-02-21 19:53:49)

直球プリミティブブラックって感じの曲。
曲自体凄くツボをついているし、そこにMikkoの暗黒ヴォーカルまでついているし、こういうのが好きなら抵抗できずに惹きつけられてしまうと思います。