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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 5601-5700

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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 5601-5700

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メリー - PEEP SHOW - 窓から逃げたラブソング ★★★ (2006-08-15 20:48:38)

メリーの歌詞って結構雰囲気やネタで聞かせ切ってしまうものが多いと思いますが、この曲は歌詞がリアルな失恋。意外とガラさんの実体験だったりして(笑)
疾走しまくってますが、これでもアルバム随一の「歌モノ」曲です。それでこのアルバムがどういう路線かが想像出来るでしょう。


CARPATHIAN FOREST - Fuck You All!!!! - The Frostbitten Woodlands of Norway ★★★ (2006-08-13 23:11:59)

しっかりと聴かせる所は哀愁のトレモロリフで聞かせてくれるため、結構聴きやすい曲ですが最初は亡霊のような効果音(?)に驚きました。初聴き時は普通に変な音が入っちゃったのか外から聞こえるのかとか思ってしまって不気味だった…(笑)。


CARPATHIAN FOREST - Fuck You All!!!! - Submit to Satan!!! ★★★ (2006-08-13 23:08:35)

3つもビックリマーク付けちゃってまぁ…。
全編を刻みリフで覆い尽くした熱いノリの曲で、ギターソロもかっこいいです。こういう一点集中型のかっこよさのある曲って印象に残りやすくていいですね。


MAPLE LEAF - 月追いの都市 - 白き想歌 ★★ (2006-08-12 18:09:09)

この曲の優雅なメロディ、何故か思い起こすたびに竜宮城の映像が頭に浮かぶんですが…何故だろう(笑)。もちろんそのメロディラインが大好きなのは言うまでもないです。
しかし、変な倍音出てる感じのベースの音色が妙に印象に残る…しかもフレーズが休符を使って自己主張するものなので、なんか心臓の鼓動の音っぽく聞こえます。


MAPLE LEAF - 月追いの都市 - 光との邂逅 ★★★ (2006-08-12 18:06:07)

一聴した所ではまるで母親が子供に昔話を聞かせているかのようなヴォーカルが優しい曲なんですが、よく聴くと造語によるコーラスがめちゃめちゃ練りこんであります。しかも音だけでなく、意味の面でもそのコーラスが絡んでくる所が凄い…。特にサビ前の高音が映える箇所なんて、一瞬の煌きを感じます。ほんとに光との邂逅って感じです。


MAPLE LEAF - 月追いの都市 - 月追いの都市 ★★★ (2006-08-12 18:00:08)

ヴァイオリンがなんとも優雅なタイトルトラック。
もしかしたら失礼かもしれませんが、この曲ってRPGを始めてやった時、オープニング曲を聴きながら画面を眺めている感覚に近いかも。これから始まる幻想世界への期待感が高まるというか…。正直RPGの方は一回で聴くともうその期待感が無くなってしまう事も多いんですが、この曲は何度聴いても色褪せないですね。


MAPLE LEAF - ユラグソラ - 世界の跡形 ★★★ (2006-08-12 17:55:18)

この曲の静かに、愁いを湛えつつ語り掛けるヴォーカルのなんて素晴らしいことか…「ユラグソラ」同様、聴かずに死ねないレベルの名曲。ほんとこれ以上優しく繊細なヴォーカルがいるなら是非教えて欲しい(笑)
ラストの鐘の音から淋しげなアウトロへの展開…泣いていいですか、って感じです。


MAPLE LEAF - ユラグソラ - はじまりのうた ★★★ (2006-08-12 17:49:58)

この曲も「精霊祀」同様の親しみやすい民謡メロが特徴。
でも聴く分には良いけど、実際口ずさむと結構難しいメロディですよね。途中の神聖かつ静謐なコーラスパートは、この曲が詩におけるインヴォケイション(霊威を借りて良い詩を書くため、詩霊に呼びかける序詞の事)に当たる曲だと思うと分かりやすいかも。


MAPLE LEAF - 月追いの都市 - 捻子巻く月 (2006-08-12 13:05:23)

「捻子巻く時計が~」のメロディをオルゴールで演奏したオープニングインスト。しかしこれ、エンディングにも使われてますが生オルゴールですよね…。アルバムの世界観を追求する為にオルゴールを作るこだわりっぷりに脱帽(笑)。


MAPLE LEAF - 月追いの都市 - 捻子巻く時計が月の満ち欠けを刻む ★★★ (2006-08-12 13:01:32)

「月追いの都市」の主題歌に当たる曲だけあって、アルバム随一のキラーチューン。
とにかくメロディが絶品。頭からサビまで全てのメロディが胸に響く。ここまで印象的なメロディが全体に散りばめられた曲って探してもそうそうあるもんじゃないです。これと「ユラグソラ」は気が付けば口ずさんでます。リスナーの胸に残りつづける事必至な超名曲。


MAPLE LEAF - 月追いの都市 - 遠い少女へ ★★ (2006-08-12 12:54:23)

音数の少ないバックに、淡々と呟くように歌うヴォーカルが乗ったダークな感じのバラード。歌からもバックからも、押し殺されたような、風化しそうな感情が伝わってくる。弱々しく鳴るノイズが、今にも壊れそうな世界観をあらわしているかのようです。


MAPLE LEAF - 月追いの都市 - 創世と終焉 ★★ (2006-08-12 12:50:30)

妖しげな持続音をバックに、コーラスが天に昇るように絡み合う曲。
この「天に昇るような」感覚、ネット上のライナーを見て分かったんですがコーラスの音の高低が逆転するエンディングのせいかもしれませんね。


SOLEFALD - Pills Against the Ageless Ills - Hyperhuman ★★★ (2006-08-12 12:45:57)

濁声(絶叫)と普通声の掛け合いこそいかにもSOLEFALDっぽいですが、最初の激しさはどこのアングラ・シンフォブラックバンドかと…。この曲、ニーチェの思想が反映されていると言うレビュアーの人がいましたが…「次なる死の糸は交通ルールを書き換えるだろう」「次なる死の糸は学校(群れ、かも)を飾るだろう」…コンセプト全然理解出来ない…。確かにタイトルは「超人」を思わせはするけど。


SOLEFALD - Pills Against the Ageless Ills - The USA Don't Exist ★★★ (2006-08-12 12:40:58)

「♪The USA don't exist~」
「♪The USA don't exist~」
「♪The USA don't exist~」
SOLEFALDの曲なのにこんなにキャッチーで良いんでしょうか(笑)
これなら変態系嫌いな人でも聴ける…かな?


SOLEFALD - Pills Against the Ageless Ills - Hate Yourself ★★★ (2006-08-12 12:37:42)

この曲の普通声のパート、メロディも良いですし何より歌い方がPhilosopher Fuckの性格が現れていて良いですね。歌詞の内容も分かりやすい。何故か聴いていると変な踊りを踊りたくなるようなノリ(笑)。Suffer! Suffer! Suffer! Suffer!


KEEP OF KALESSIN - Through Times of War - Itch ★★ (2006-08-12 12:32:29)

本編が終わった後に収録されているボーナス的な曲。
暗黒アルペジオを導くのは、何故かノリノリなリズム。そしてそこに乗るのはSILENCERなんかを思わせるキチ系の絶叫。明らかに他の曲とは何か違う感じ。面白い曲だけど、ラスト音がデカくなるのは個人的には完全に蛇足。わざと聴きにくくしているのかもしれませんが、変な所にこだわらないで欲しい。★マイナス一個。


KEEP OF KALESSIN - Through Times of War - Nectarous Red ★★★ (2006-08-12 12:31:26)

ジャケには「Nectarious Red」とありますが、オフィによるとこっちが正しい曲名のようです。
結構ミディアムテンポの続く曲ですが、「甘美なる赤」のタイトルに相応しい、邪悪好きには甘やかに響くであろうメロディのおかげでダレることはありません。特にラストのツーバスに乗せてのトレモロリフはアルバム本編の締めを飾るに相応しい美しさです。


KOROG - Korog - Interface ★★ (2006-08-12 12:29:43)

この曲のヴォーカルエフェクト、気持ち悪すぎるんですけど…。
何かが煮えてたぎっているような感じですが、元がAttilaのヴォーカルなので汚物が煮込まれているかのような醜悪感がある(笑)


KOROG - Korog - Balance ★★ (2006-08-12 12:28:51)

キィキィと鳴くような高音ヴォーカルと、超低音の掛け合いだけでもう変態度マックス。バランスも何もあったもんじゃないです(笑)。


KOROG - Korog ★★ (2006-08-12 12:27:00)

2004年発表の3rdアルバム。

私はぶっちゃけるとAttilaの声目当てで聴いてみたんですが…流石、期待通りですね。彼は今まで色々なプロジェクトに参加していますが、このアルバムが一番声の種類が多いんじゃないでしょうか。呪詛、暗黒オペラな普通声はもちろんの事、なにか小動物(小悪魔?)の真似をしているとしか思えないようなキィキィとした高音の鳴き声風ヴォーカル、発声の仕方こそ違うものの下水道系並の低音ヴォイスなどかなりの芸達者ぶりを見せ付けてくれます。
彼のヴォーカルだけでもAttilaファンはマストと言えるでしょう。

しかし、曲の方は単純なブラックメタルではなく、むしろロックンロール(!)。
展開がトリッキーだったりブラストを取り入れたりしているものの、まさかこういうグルーヴィと言える音にAttilaのヴォーカルを乗っけるとは…と呆れる事必至なサウンドです(笑)。カテゴリーとしては、「ブラックメタル/ロックンロール・ハイブリッド」と呼ばれるみたいです。確かにハイブリッドだけど…明らかにキメラの音楽というか、変態系です。

それもマジでやってるのか天然なのか良く分からない(笑)。
ただ、面白いけどたまに音に隙間を設けてる所だけはあまり好きではないかも。


KOROG ★★ (2006-08-12 12:25:00)

Attilaの在籍していたバンドの一つ。ハンガリーのバンドです。
昔はスピードメタルだったとか…訳の分からないバンドです(笑)
結構知られてないみたいですが、Attilaファンは要チェックですぜ。


MAPLE LEAF - ユラグソラ - 精霊祀 ★★★ (2006-08-12 12:21:53)

モチーフは謝肉祭?何処かの民族のお祭り的な感じの曲。
変拍子を使っていても決してマニアックにならず、聴きやすく、しかも印象深く取っ付きやすいメロディがあるのが流石です。ルーンを組み合わせたというコーラスも拘りが感じられます。3分弱の短い曲だけど、これだけメロが良ければ大満足。


MAPLE LEAF - ユラグソラ - ユラグソラ ★★★ (2006-08-12 12:20:38)

この曲は今まで聴いた全ての曲でベスト3に入るかも…いや、今これを書いている瞬間だったら一番好きかもしれないです。もうこの曲と出逢えて、レビューさせて頂いている事自体が凄く嬉しい。聴いていて、死んだらこの曲聴けなくなっちゃうから、出来るだけ長生きしたいなぁ…とか思いますもん。…ってレビューになってないし(笑)。
何処までも優しいヴォーカルとメロディ…その一声一声が耳に届くたびに、世界から憂鬱が一つずつ消えていくようです。サビに入るときの効果音も雰囲気出てて良いですね。


MAPLE LEAF - ユラグソラ ★★ (2006-08-12 12:18:00)

2002年発表の6曲入りミニアルバム。
以前このサイトのらくがき帳(BBS)にて、「生涯のアルバム10枚選ぶとしたら」
という主旨のスレッドを建てさせて頂いた事があるんですが、もし今その10枚を
選ぶとしたなら、この作品は間違い無く入ります。
特に心を掴まれたのはヴォーカルのあまりの繊細さ。
日本のヴォーカルでは中島みゆきさん、宝野アリカさん(ALI PROJECT)と並んでベスト3です。
中島さんが壮絶な感情表現で聴き手の心を揺さぶるタイプ、アリカさんが心を幻惑する
タイプだとしたなら、この霜月はるかさんのヴォーカルはそっと心に沁み入ってくるような歌声。
言い過ぎかもしれませんが、冗談じゃなく、疲れた世界を癒す為に遣わされた女神なんじゃないかと
思うくらい(笑)。私はこのアルバムを通じて、「歌う喜びとは何か」を再確認させられました。
他人のレビューを見ると、人によってはアニメ声に聴こえるらしいですが…。
ともかく、この声質と歌い方は他に並び立つものが無いくらいに繊細で素晴らしいです。
作風は一言で表すならば民族的なメロディが特徴の、幻想的ながら親しみやすい曲調。
同じ同人音楽の傑作である志方あきこさんの「廃墟と楽園」が水を湛えた古都のような神秘性を
現しているとしたら、この作品は共通する物がありながらもっと優しく、おとぎ話的な
世界観だと思います。聴いていると、日常の悩みが幻想世界の心地良い憂いの中に蕩けて
消えてゆくかのようです。バラード系の曲なんてもう聴いていて、生きてて良かった…とか
思いますもん(笑)。アップテンポな曲も民族メロが親しみやすくて良い感じ。
一緒にコーラスしたくなります。ちなみにサイトのコメントを読むとこれを作った時卒業が
かかっていたらしいですが…大学の授業と両立させてこんな傑作を作るとは…
本当に凄いですね、この人。
もうこの手が好きならば内臓売り払ってでも買うべき名盤ですが、唯一の欠点は
同人音楽なので流通が限られている事。私はこれを買う為に初めてア××イトに入りました(笑)。
それだけならば良いんですが、結構品薄になりがちとか。
でもこれは在庫チェックしたり、通い詰めたりしてでも買うべきです。


KEEP OF KALESSIN - Through Times of War - Skygger av sorg ★★★ (2006-08-12 00:24:22)

まるで溜まり水から生じた紫色の毒霧が立ち込めるようなキーボード、その沼に向かって語りかける長老の声、そして沼地に住む怪物が暴れているかのようなリズム…全てが邪悪に染められている曲。ブラックとして申し分無しの空気感ですね。


ASHADA - CIRCULATION - 扉(DEPARTURE) ★★ (2006-08-11 16:40:12)

タイトルこそ旅立ちを思わせるのに、この沈痛な曲調は一体…。
聴いていると視界からどんどん色が抜け落ちていくような錯覚に陥ります。でも、卑近な例えでは、私は進学でも新しい人間関係が出来る喜びより今の仲間と別れる悲しみの方が1000万倍深い人間なので(笑)、この悲しい旅立ちの世界観にはかなり共鳴します。


ASHADA - CIRCULATION - 螺子(NEJI) ★★★ (2006-08-11 16:35:52)

前曲の「ある少女の願い」も悲しみに彩られたトーンを持つ曲でしたが、この曲は更に重々しい雰囲気ですね。まるでピアノの低音が聴き手の胸を抉るかのようです。歌メロ自体はアルバムの中でも取っ付きやすいと思うのに、この深みのある世界観は素晴らしいです。


ASHADA - CIRCULATION - SNOWFLAKE ★★★ (2006-08-11 16:31:52)

こういう曲に異国情緒を感じるのは、個人的にですがアコーディオンの音色が石畳の街を思わせるからかも。そしてそこに降り積もる粉雪の様に繊細なピアノ…。暑い夏、避暑地に旅行に行くお金が無くとも部屋でクーラーをかけてこの曲を聴けばオールオッケー(笑)


ASHADA - CIRCULATION ★★ (2006-08-07 23:42:00)

2006年発表の1st。
このアルバムは、信頼しているレビューサイトが二つも(一つは志方あきこを紹介してくれた
サイトで、もう一つはSOLEFALDやATROXを紹介してくれたサイト。全然路線が違う…)
絶賛していたので、これは絶対外れないなと思ったら案の定の素晴らしい作品でした。
このユニットのコンセプトは「どこにもない世界」らしいですが、本当に聴いていると
イマジネーションの中に埋没しそうな綺麗なアルバムです。凛とした空気感を醸し出す
ピアノにヴァイオリンやマンドリン、アコーディオンなどが絡み合い、ノスタルジックな
雰囲気に。淡々と歌ってるように聴こえながら実は繊細に抑揚をつけているヴォーカルも
良い感じですね。個人的には、石畳の街で灰色の空から雪が舞い降り、街灯を見上げながら
追憶に浸っているような悲しげだけどロマンチックなイメージがあります。
結構変わったリズムも取り入れているみたいですが、それがあからさまではなく、あくまで
世界観の構成や音の機微を表現する為なところがいいですね。「プログレ?ああ、なんか
演奏とか小難しい音楽でしょ?」とかのたまう人には是非聞かせてやりましょう。
きっとその人の世界は塗り替えられてしまうでしょう(笑)。
まぁ、一般的なJ-POPと比べるとサビでいきなり盛り上がるとかがなく、静かに曲が
展開していくので多少は取っ付きにくいのかもしれませんが…。
それでもこの静謐な雰囲気は結構求めている人が多いんじゃないかと思います。


ASHADA ★★ (2006-08-06 22:17:00)

最近1stを出したばかりのプログレユニット。
もうネットでもかなり話題になっているようですね。
ZABADAKやKIRCHEに近い音楽性と思いますが、1stであの完成度は凄い…
ちなみにメンバーがブログでCDレビューをやっていますが、OPETHやCRADLEを
始めとしてAKERCOCKEやSOLEFALDまであったのでビックリしました(笑)
メタラーからの注目度もかなり高いのではないでしょうか。


ASHADA - CIRCULATION - ある少女の願い(A GIRL'S WISH) ★★★ (2006-08-06 22:13:58)

もう始めの時点でピアノが物悲しく、悲痛な追憶に浸りながら佇んでいるような雰囲気ですが、そこに雪が降り始めるような視覚効果を伴う(←あくまで私のイメージです)マンドリンが…!
『悲しい出来事は/夢の中だと信じてもいい?』…なんて切ない曲なんでしょう。メタルのギターソロぐらいで泣く人が聴いたらドライアイになってしまいますよ(笑)。


五人一首 ★★ (2006-08-06 22:01:00)

>骨なしフライドチキンさん
Distributed by DISK UNIONとあったので、DISK UNIONなら買えると思いますよ。
ユニオンが近くに無ければ、多分Amazonでも取り扱ってるかと。


五人一首 - 内視鏡世界 - 赫い記憶 ★★★ (2006-08-06 21:59:57)

20分に届きそうな演奏時間を誇る大作。
演奏時間が長いだけでは勿論なく、楽器隊の絡みは他の曲にも増して素晴らしいです。もうバンドサウンドとキーの絡みだけで絶頂感。途中のキーボード地獄ともいうべき間奏パートには思わずうっとり…。そしてラストの歌メロのなんと綺麗な事。こんな曲なら、20分の演奏時間も全く苦にならないでしょう。


AKERCOCKE - Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone - Abbadonna, Dying in the Sun (2006-08-06 21:54:16)

これは…アヌビス神召喚の儀式か何かですか?


AKERCOCKE - Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone - Lex Talionis ★★★ (2006-08-06 21:52:52)

デス要素は全く無く、祭儀的な音が流れるラスト曲。
寝る前に聴いたらこれのせいで悪夢見そう。この曲のマンドリン、絶対黒い影がその音色の裏側からこっち見てる…ある意味締めに相応しいかも。


AKERCOCKE - Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone - Eyes of the Dawn ★★ (2006-08-06 21:49:41)

タイトルからは夜明けだけど、昇ってくるのが太陽ではなく巨大な眼球(EYESだから複眼みたいな感じかな?)…みたいな連想なんですが、その不気味なイメージがハマってて洒落にならない曲ですね(笑)。ブルデス並の畳み掛けから唐突に妖しげなパートに移行したり、先の読めない展開。


AKERCOCKE - Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone - Shelter From the Sand ★★★ (2006-08-06 21:46:30)

アルバム中、唯一10分を超える大作。
前半は黒い音塊の中狂人が笑い叫ぶようなエクストリーム・メタルですが、後半は異世界音楽に。特に8分30秒辺りからの音は悪夢としか思えません。そうかと思えば、エンディングはメタルとしての真っ当なかっこよさが復活して終了。全体としてかなりシュールな印象の曲。流石に大作だけあって展開も音作りも凝ってますね。


MORBID ANGEL - Heretic - Enshrined by Grace ★★★ (2006-08-01 22:59:50)

この曲はやばい位手数の多いドラムが堪能出来るブルータルパートも素晴らしいですが、「Arise~」からの緩急のついた展開はそれに輪をかけて好き。
怒れる神のような威厳のある咆哮と喉がイカれそうな絶叫を組み合わせたヴォーカルとそれをサポートするドラムのアンサンブルに恍惚感を感じる名曲です。


MORBID ANGEL - Heretic - Beneath the Hollow ★★★ (2006-08-01 22:55:26)

この黒い霧に包まれながら徐々に体力を奪われていくような禍々しい雰囲気、流石という他ないですね。よく聴くとリフもソロも結構メロディアスなのに、ありえないぐらい邪悪。ヴォーカルもたまに入れてくる高音絶叫がマジなイカレ声でかなり怖い。


AKERCOCKE - Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone - Verdelet ★★★ (2006-08-01 22:52:08)

プログレ/アヴァンギャルド系のメタルを期待して聴いた人はこの音圧と、ヴォーカルの醸し出す野蛮なフィーリングにどう思うのでしょうか(笑)。ギターソロもなんだが捩れる雰囲気でいい感じ。でもブラックメタラー的に美味しいのはやっぱり途中のトレモロリフパートですね。1曲目から最高の掴みです。


AKERCOCKE - Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone - Seraphs and Silence ★★★ (2006-08-01 22:48:23)

最初に提示したブルータリティがドロドロに蕩けていくような展開が印象的な曲。次にブルータリティが復活した時には寒気のするようなかっこいいギターフレーズを伴い、かなりドラマティック。また天使との性交を思わせるSEを含むパートでは妖しげな雰囲気も聴き所。
しかし、ラスト近くの笑い声はちょっとこっちまで笑っちゃうなぁ(笑)ドラムのリズムに合ってるところが面白いです。


AKERCOCKE - Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone - Seduced ★★★ (2006-08-01 18:24:42)

この肉体的ブルータリティに優れるだけでなく、精神をも衰弱させていきかねない妖気を放つ演奏…MORBID ANGELなんかと比較しても劣らないのではないでしょうか。更にこのバンドの場合、そこからプラスαな展開がありますからね…素晴らしいです。


AKERCOCKE - Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone ★★★ (2006-08-01 18:21:00)

2005年発表の4th。

このバンドが評判が良いと言うのは聞いていたんですが、ジャケが全裸の女性だったり(これは違うけど)、バンド名が鶏の鳴き声みたいだったりしたので、B級のバンドだと思って敬遠してたんですが…なんてもったいないことをしていたんだろう(笑)。B級なんてとんでもない。間違い無くA級…っていうかS級のメタルです。

これはジャンル的にはプログレ・デス/テクニカル・デスになるのかな?ダイナミックで暴虐性をしっかり伝える音質の良さや厚みのあるリフはデスっぽいですが、時折入る邪悪でメロウなリフや歌詞なんかはブラックっぽいですね。しかも、そのデス/ブラック的なエクストリーム・メタルなパートだけでもかっこいいのに、このバンドは幽玄なアルペジオやキーボード、妖しげな普通声などもフィーチャーした異次元的なパートを導入する事で、曲を前衛的で面白いものにしているのが興味深いです。前衛的と言ってもメリハリのある展開の為、小難しさよりもドラマティックさが強調された仕上がりになっている所などはSOLEFALD辺りとも共通する特性かもしれません。こっちの方がやや凶悪ですが(笑)。

この完成度なら例えプログレ/アバンギャルドメタルに興味が無い人でも取り込めるでしょう。しかし、このバンドは曲の完成度の高さも素晴らしいですが、ヴォーカルも壮絶ですね…喉の奥で石臼を轢くようなガテラル声で歌詞が全く聴き取れない(フィーリングで追っても大体ズレる)部分もあれば、喉が張り裂けるようなブラック的な絶叫をかます部分もあり。更にOPETHのようにマイルドだったり、怪談のようなおどろおどろしさを醸し出したりする普通声までマスターしてます。特にガテラルとブラック声はそれを専門にしているバンドのヴォーカルと比べても遜色無いかっこよさ。最初ヴォーカルは二人以上だと思ってましたが、どうやら一人らしい…声の振り幅の大きさでいったらEMPERORやOPETHよりも上だと思います。

ちなみにDVDにレコーディング等の風景が映ってますが…ブラック声の時は凄い形相(笑)。ともかくこんな素晴らしい作品のレビューがまだ書かれず、2005年度のベストアルバム投票でも誰も票を入れていないなんて信じられません。SOLEFALDといいARCTURUSといい、正統から外れた良いバンドが日本では冷遇されているような…。おそらく、こういうシアトリカルなメタルって聴かず嫌いな人が多いんだと思います。そういう人は是非これを聴いて下さい。きっとこのバンドがこういう扱いを受けている事に憤りを感じるはずです(笑)


MAYHEM - Apocalypse - Livre 66 Chapitre Premier - Anno Vempyr (2006-07-27 18:26:47)

Wolf's Lair Abyss制作時のリハーサルトラック。
流石にリハーサルだけあり音質は悪いですが、ドラムやリフなどのフレーズはちゃんと聞き取れるくらいなので安心です。ただ、個人的にはWolf's~の一番の売りは明らかに殺す気満々のヴォーカルだと思うんですが、この曲はヴォーカルのミックスが悪く隣の部屋から聴こえてくるみたい。これだけはなんとかして欲しかった。リフなどかっこいい部分もあるのでWolf's~のようなミックスでやっていたら名曲になったと思われるだけに惜しいです…。


ALI PROJECT - Collection Simple Plus ★★ (2006-07-26 01:50:00)

2006年発表のベスト盤。
主に「wish」~「月蝕グランギニョル」のシングルとそのカップリングを収録。
初回限定盤には「月蝕~」のライブ映像と「亡國覚醒カタルシス」のプロモーションビデオ、
通常盤には「亡國覚醒カタルシス」の新ヴァージョンを収録。
このアルバム、曲順を追って聴いていくと面白いですね。
最初は「wish」「ピアニィ・ピンク」などキュートとも表現できるほど乙女チックな
ポップな曲が中心なのに、ターニングポイントとなる「コッペリアの柩」からは
まるで封印を解かれたように、夢魔の本性を現したダーク・ゴシック・耽美な楽曲が並びます。
もちろんALI PROJECTはこれ以前にもシングルでも「恋せよ乙女」などマニアックなアレンジの
曲をリリースしているんですが、この時期のシングルを並べたら何故かコンセプトアルバムの
趣が現れているのが面白いです。この曲順で聴くと「コッペリア」がかなり怖い(笑)
あと選曲も良い、というかリスナーに対して親切だと思います。
殆どの曲はオリジナルアルバムに未収録だし、「赤と黒」はアルバムとは別ヴァージョン、
「コッペリア」はサビから始まるシングルヴァージョンになっているため、アルバムを
全部持っている人でも未聴の曲が多いのではないでしょうか。また最近のシングルも
省いているため、最近になってアニメタイアップで知り、シングルを購入してはまった人も
曲が被らなくて済みます。かなりセールスが良かった「聖少女領域」なんかを入れた方が
売り上げ自体は伸びそうですが…。このユニットはやはりリスナーフレンドリーですね。
ちなみに私は通常盤を買ったんですが…
「亡國」の新ヴァージョン、感動するほどに圧倒的です。お勧め!!


ALI PROJECT - Collection Simple Plus - 亡國覚醒カタルシス(orchestral Crowd Ver.) ★★★ (2006-07-26 01:29:51)

ストリングスメインの演奏だと言うのに、このテンションの高さ!!
まるでミケランジェロの最後の審判を思わせるような壮麗な演奏をバックに、皮膚の下で蠢く蛇の幻覚の如き危うさを伴うアリカさんのヴォーカルが…こんな曲を聴いた日にはもう精神が高揚しすぎで血管が沸騰しそうです(笑)。この管楽器が黙示録の天使のラッパに聴こえてしまう程のダークさ、もう末代まで語り継ぎたいぐらいの名曲、いや神曲です。この曲は初めて聴いたらほんと言葉を失うくらいの衝撃を受けると思います。


BEHEMOTH - Demonica - Blackvisions of the Almighty (2006-07-25 09:51:02)

同タイトル曲のプリプロ版。
こっちは音が悪くなんだか良く分からないような雰囲気ですが、取りあえず邪悪さは勝っているかと。特にドラムの音が呪術師の叩く太鼓みたい。


BEHEMOTH - Demonica - The Dance of the Pagan Flames ★★★ (2006-07-25 09:40:05)

個人的にデモ曲の中ではメロディが1、2を争うくらいぐっと来ました。
しかしイントロでそのトレモロリフにより表現されるメロディの良さにうっとりしていると、「ワオ~ン…」と狼の鳴き声が…。何故かこのSEは脱力を誘います…(笑)。とはいえ曲自体は名曲ですよ。


BEHEMOTH - Sventevith (Storming Near the Baltic) - Entering the Faustian Soul ★★ (2006-07-25 09:36:35)

この曲はアコギのメロディだけ取ってみれば、ちょっと今の作風とも通じる物があるかも。本編は紛れもなくブラックメタルですけど。


BEHEMOTH - Sventevith (Storming Near the Baltic) - Chant of the Eastern Lands ★★★ (2006-07-25 09:34:35)

この曲はなんと言ってもヴォーカルの4連続悲鳴絶叫でしょう!!
BURZUMなんかを思わせる高音絶叫が素晴らしい。まるで声帯の軋みが聞こえてくるようなヤケクソな叫びっぷりが凄い…。ギターソロもメロウで良い感じ。


BEHEMOTH - Demonica ★★★ (2006-07-24 21:34:00)

1st発売以前のデモ、初期音源のミックス違い、再録曲をコンパイルした2枚組ベスト。2006年発表で10000枚限定です。デモを集めたから「DEMONICA」なのかな?ブックレットにはNergal本人や昔のメンバー等によるコメント(内容は主に結成~1st発表まで)とメンバーの写真などが載ってます。昔の写真はまんまEMPERORっぽかったりして面白い(笑)

路線は1st等と同様、寒々しく邪悪な雰囲気を伴うブラックメタル。本人も認めている通り歌詞の文法がおかしかったり、初期EMPEROR等と比べると一曲一曲の個性が弱かったりといった欠点もあるにはあるんですが、このマジな雰囲気は凄いですね。特にヴォーカルの邪悪さは素晴らしく、まだこの頃はデビューしたてだというのに、現在メジャーに活躍するデス/ブラックのバンドと比較しても遜色無いくらいに殺気が篭もった絶叫しています。音質は、流石に手放しで「良い」と言えるほどではありませんが、1stと比べるとギターのメロディがやや明瞭で聴きやすいです。デモにしては綺麗過ぎる位ですが、おそらくリマスターが施されているのではないかと思います。

しかし、ブルデスになってからのBEHEMOTHに惚れている人にとっては、目玉は「DEMIGOD」のセッションの時に録音されたと言うリメイクの2曲かもしれません。ブラックの邪悪で寒いメロディを含む楽曲をブルデスのテンションで演奏しているという感じなんですが、これが本当に素晴らしい。Nergalもいつも通りの威厳のある低音デスヴォイスと怒りの篭もった高音絶叫、それにたまに演説っぽいがなりを使い分けていてかっこよすぎ。音量もいつも通りですが、おそらくデモの方もこれらの曲に合わせて音量が調整されていると思われ、続けて聴いても極端に音がデカくなったりという事もなく安心です。

現在のBEHEMOTHを知っている人で、ブラック時代も聴いてみたい人は1stよりもこっちを聴いた方がいいかもしれません。新録曲も入ってるしお勧めです。


BEHEMOTH - Demonica - Deathcrush ★★ (2006-07-24 21:11:30)

MAYHEMのカヴァー。
確か「FREEZING MOON」もカヴァーしていたし、本当にMAYHEM大好きですね…(笑)。中間にDE MYSTERIIS~収録曲の一部を繋ぎ合わせたメドレーパートのあった「CARNAGE」と違い、こっちはストレートにカヴァーしてます。


BEHEMOTH - Demonica - Spellcraft and Heathendom ★★★ (2006-07-24 21:07:41)

2nd収録曲のリメイク。
これも「Transylvanian Forest」同様、演奏時間が短いアレンジになってます。途中の寒く邪悪なメロディなんてブラック以外ではありえないし、この音の気持ち良さはブルデスそのもの。故にこのバンドでしかありえない音ではないでしょうか。


BEHEMOTH - Demonica - Transylvanian Forest ★★★ (2006-07-24 21:02:14)

1stアルバム収録曲のリメイク。
なんか1stの物と比べると違いすぎる気がしますが…そもそも5分の曲を3分にしてるし。しかし、今の演奏技術と昔の形振り構わなさが見事に合致してて、本当にかっこいい。「ヴァ、ヴァ、ヴァ、ヴぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」の絶叫なんてゾクゾクきますね。


KEEP OF KALESSIN - Through Times of War - Obliterator ★★★ (2006-07-21 20:14:22)

後の「Reclaim」でのAttilaやFrostと録音したヴァージョンも良いですが、こっちのヴァージョンも負けないくらいに良いと思います。やはりこの手の邪悪&メロウなトレモロリフってノイジーなプロダクションに良く合うんですよね。


KEEP OF KALESSIN - Through Times of War - I Choose to Suffer ★★★ (2006-07-21 20:11:49)

このバンドの売りの一つに楽曲のドラマ性があると思いますが、中でもこれは…。
キーボードが入っても容赦なくトレモロリフで責め立てるし、ギターソロはメタリックでかっこいいし。中でも中間の呪術的なスローパートは初期EMPEROR並の雰囲気の濃さを醸し出してます。もうObsidian Cを崇めたくなりますね(笑)


KEEP OF KALESSIN - Through Times of War - As a Shadow Cast ★★ (2006-07-21 20:05:16)

スローパートで溜めた後疾走する展開が印象的な曲。
後半のシンフォニックになり過ぎず、不気味さを保ちながらも幽玄さを加味するキーボードの使い方も良い感じです。このキーボードもObsidian Cの担当のようですが…流石ですね。


倉木麻衣 - Stay by My Side - Just Like You Smile Baby ★★★ (2006-07-21 18:01:28)

これは…もうメロディだけで★3つあげちゃいます(笑)
メロディだけでなく、裏声を使った歌唱もばっちりはまった良い曲です。


倉木麻衣 - delicious way - happy days ★★★ (2006-07-21 17:59:06)

この歌謡曲以上の哀愁メロこそ倉木さんの個性ですよね。
何かのドラマで出演者の着メロがこれだったときは「分かってるなぁ」と勝手に感心してました(笑)


倉木麻衣 - delicious way - Everything's All Right ★★★ (2006-07-21 17:57:12)

1stシングルのカップリングでもある曲なんですが…私はこの曲が1番好きかも。クサイ言い方ですが、このまるで雨上がりのアスファルトを思わせるような爽やかなのに湿り気のある叙情性、宇多田ヒカルさんには無い要素ですよね。今の倉木さんにも無い気がしますが(苦笑)


BEHEMOTH - Bewitching the Pomerania - Sventevith(storming Near the Baltic) ★★★ (2006-07-21 17:47:29)

1stアルバムと同タイトルですが、1stアルバムではなく確かそれ以前のEPに入っていた曲のリメイク。
これは「From the Pagan Vastland」と同等か、それ以上のBEHEMOTH初期の名曲ではないでしょうか。変拍子ギターソロを取り入れたりしてメリハリのある展開がかっこいいです。


BEHEMOTH - Bewitching the Pomerania - Hidden in the Fog ★★★ (2006-07-21 17:42:12)

1stアルバム収録曲のリメイク。
基本的にミドルテンポの曲ですが、キーの使い方やアコースティックパートが入る展開など決して地味な曲ではありません。特にギターソロのメロディが甘美で素晴らしいです。


BEHEMOTH - Bewitching the Pomerania - With Spell of Inferno(mefisto) ★★★ (2006-07-21 17:39:33)

このEPでは唯一の新曲。
この曲ではまだキー入りブラックのスタイルでヴォーカルもブラック的ですが、少しドスが効いてきたように思います。特に最初と、ラストの「eternal life」の所の声が憎々しくて怖い。ドラムは確かInfernoの初お目見えの曲だったと思いますが、キレがあって良いですね。


メリー - はいからさんが通る。 - バイオレットハレンチ ★★★ (2006-07-21 12:27:34)

これは非V系ファンの友人すら一発聴きでかっこいいと言ってました。
それくらい普遍性のあるかっこよさのある曲ではないでしょうか。しかし一枚目のCDでこれだけの曲を作るとは…。何回か録り直されてますが、「通る」の方が「通り過ぎた跡…」よりも音が荒っぽくて好き。「個性派ブレンド」にはいってるテイクが1番バランス的には良いような気がしますが。


メリー - はいからさんが通る。 - チック・タック ★★ (2006-07-21 12:21:52)

メリーの哀愁/歌謡サイドを突き詰めたような曲。
口笛なんかも入ったりして哀愁たっぷり。数回に渡ってレコーディングし直され、ラスト部分のメロディが少し変わったりしていることからもメンバー的にもお気に入りなんでしょうね。メリー初期の名曲。


メリー - はいからさんが通り過ぎた跡… - ジャパニーズモダニスト ★★★ (2006-07-21 12:19:08)

「モダニスト」だからモダンなサウンド?メリーの中でもヘヴィロック的な重いリフが際立っている曲だと思います。しかしサビのメロディはこれでもかっていうくらいに哀愁。このリスナーを決して突き放さないバランス感覚こそ、メリーと言えるのかもしれませんね。


メリー - さよなら雨(レイン) - センチメンタル・ニューポップ ★★ (2006-07-21 12:16:47)

なるほど、ちょいメタおやじ(笑)。
こういう曲って普通ヴォーカルが音圧の間をすり抜けるようなミックスにすると思うんですが、この曲は音圧とヴォーカルをぶつけているような感じですね。そのせいで歌謡曲的取っ付きやすさはちょっと下がってる感じですが、荒々しくてかっこいいです。


メリー - 林檎と嘘 - 林檎と嘘 ★★★ (2006-07-21 12:14:15)

特撮の三柴理さんがハモンドとピアノで参加した曲。
彼の曲への貢献振りも素晴らしいんですが、歌詞もまた面白いですね。こういう回文調って他にやる人少ないのでは。メロディの数が多めで、最初はキャッチーに聴こえなかったんですが、曲の展開を覚えてから聴くとそうでもないです。


メリー - PEEP SHOW - PEEP SHOW ★★★ (2006-07-21 12:09:00)

妖しげなサーカス団のテーマソングのようなホーンとドラムロールの絡みがかっこいいインスト。インストでこれだけ聴かせるのってやっぱり凄いですよね。しかもヴォーカルは個性的…こういう曲を聴くと、彼らが実力派であることが良く分かります。


メリー - PEEP SHOW - 高層ビルの上でラストダンス ★★★ (2006-07-21 12:06:17)

この曲のギターの残響音、たそがれ刑事純情派(注・そんなドラマは無い)のエンディングで刑事達が夕日に向かってダッシュする時のBGMって感じ(笑)。涙声で呟くようなBメロも今まであまりなかった歌い方で、更に曲の哀愁を強めていますね。


メリー - PEEP SHOW - BLUESCAT ★★ (2006-07-21 12:02:29)

ガラさんは歌のスキルを確実に上げてますね。この曲の早口やスキャットがばっちりはまっているのを聴くと特にそう思います。この曲のタイトルって「BLUES CAT」と「BLUE SCAT」のダブルミーニングになってるのかな?


メリー - PEEP SHOW - キマッてる太陽 ★★★ (2006-07-21 11:59:16)

3分弱の中に、これ程の曲を詰め込んでくるとは…
間奏の楽器の絡みだとか、疾走を巧みに織り交ぜた構成だとか、メロディの良さそれ自体だとか聴き所を挙げていけばキリがない位の超名曲。っていうか全てが聴き所です。唯一気に入らなかったのはタイトルの付け方くらいかも(笑)


ILDJARN ★★ (2006-07-16 21:11:00)

そうなんですか…
羊の頭を50個並べたライブを行ったらしいGORGOROTHの事はどう思ってるんだろ。


KEEP OF KALESSIN - Through Times of War - Den siste krig ★★★ (2006-07-16 20:58:22)

この曲のメロディの一部、ちょっと「ゴッドファーザー愛のテーマ」を思わせるんですが、それは流石に私だけかな(笑)。でもこういう大仰とも言えるメロウなメロディは、特にこの曲のような展開にメリハリのあるブラックには良くあってます。ギターがメロディアスじゃないパートでも意外とベースがメロディアスだったりして聴き応えのある曲。


KEEP OF KALESSIN - Through Times of War - Through Times of War ★★★ (2006-07-16 20:56:46)

いきなりのドスの聴いた音質とトレモロリフによるオープニングで掴みはばっちり。
邪悪なメロディを奏でるリフを伴いながら繰り返されるタメ→疾走のリズムが心地良いです。こんな名曲が一枚目の1曲目だなんて…この頃から大御所に勝るとも劣らない才覚を発揮してたんですね。


KEEP OF KALESSIN - Through Times of War ★★★ (2006-07-16 20:54:00)

97年発表の1st。
やはりKEEP OF KALESSINは一枚目から凄かった…。

アンダーグラウンド臭を打ち消さずに高品質なブラックメタルを聴かせるという点においては今大人気の1349なんかと共通した音楽性ですが、1349がスピードとブルータリティに重きを置いているとしたら、こっちはドラマ性とメロウさに主眼が置かれている感じ。

音質は2ndよりはマシ(慣れただけかも)とはいえ、やはりノイジーなんですが、織り込まれるトレモロリフや時折挿入されるアトモスフェリックなキーボードの邪悪な甘美さは聴き手を酔わせ、「ノイジーなものを聴いている」という認識さえ奪ってしまいそう。

Obsidian CはSATYRICONのライブギタリストと言う事ですが、あの歴史的名盤である「NEMESIS DIVINA」と比較しても劣らないくらいに、どの曲も素晴らしいです。初心者にはお勧めできない…と言いたい所ですが、EMPERORの2ndを大音量で聴くのが気持ち良く感じるぐらいにブラックに嵌まっている人にならば余裕でお勧め。
ほんと素晴らしい作品です。

しかし、この作品、かなり探しましたがdisc hellでようやくゲット…。
廃盤にはなっていないようですが、Amazonでも(今のところ)品切れ中になっていたし、disc unionで見かけたこともないです。なんでこんな凄いアルバムがこんな目にあってるんでしょう。バンド名がEMPERORやMAYHEMのようにキャッチーじゃないからにしか思えないんですが(笑)


DODHEIMSGARD - 666 International - Regno Potiri ★★★ (2006-07-16 18:33:34)

だるいヴォーカルと長いランタイムのせいで第一印象最悪。
でも聴き返してみると…なんて面白くて良い曲なんだろう…。
展開の読めなさや音の面白さも然ることながら、この曲はギターだけを聴いていても充分かっこいい。こういうアレンジはブラック通ってないと出来ないんじゃないかと思います。ブラック界のエリートだからこそ成し得たアヴァンギャルド・ミュージックですね。


DODHEIMSGARD - 666 International - Completion ★★★ (2006-07-16 18:29:37)

正直に告白すると、買ってからしばらくはヴォーカルの気持ち悪さにアルバムを聴きとおせずラストのこの曲まで掛けることが少なく、魅力に気付けませんでした…一生の不覚です…。
なんだかもうとっ散らかりすぎてて、逆に宇宙的な広がりすら感じさせる曲。一応最初なんかはブラックぽいんですけど、リフはノリやメロディ、ましてや邪悪さなどよりも、ブラック特有のノイジーさを通じて音響を追求している感じでメタルを聴いている感じがあまりしない(笑)。途中遅いトランスみたいになった時なんて吹き出しそうになりました。
…万人が良い曲とは思わないでしょうが、少なくとも面白い曲とは思うのではないでしょうか。とりあえずブラック聴くなら聴く価値が大いにあることだけは確か。


DODHEIMSGARD - 666 International ★★ (2006-07-15 22:58:00)

このバンド、昔は真っ当なブラックをやってたらしいですが…ここで聞けるのは、アヴァンギャルド方向に行き過ぎたサイバーブラックって感じの曲。これに比べればABORYM、ましてやZYKLONなんて全然まともです(笑)。

一応人間の速さの感覚の限界に挑戦するくらいの速いリズム(←ごく一部だけど)、ノイジーだったりヘヴィだったりするリフ、アトモスフェリックなキーボードなどブラックメタルの要素がそこかしこに取り入れられてはいるんですが、リズムはなんかダンスミュージックとかブラックどころかメタルとすら関係無いところから持ってきたような印象ですし、上記のブラックの要素も一旦破壊して再構築してから曲に取り入れたような感じで、最早「一筋縄ではいかない」どころではありません。曲中や曲間で挿入される綺麗なピアノのフレーズも、単純に美しいと言うより、このサウンドの中ではやけに不思議なものに聴こえます。

アヴァンギャルドメタルが好きな人には勿論お勧め出来る音楽性だと思いますが、「ION STORM」「SONAR BLISS」辺りは普通にエクストリームな音楽好きなら気に入るくらいかっこよく、完成度も高いのでその辺りを聴いて慣らしてから本編を聴くのもいいかも。あの1曲目は、結構「…?」と思う人が多そうな気がします(笑)。

ただ、こういう音楽を求めて聴いたにも関わらず、mokusatuさんのレビューを読んで聴きなおすまで、あまり良いと感じなかったんですよね…。その理由がヴォーカル。AldrahnとApollyonという、ブラックではかなり有名な人がしているのに、何故かここで聴けるのは間延びしたような緊張感の無い、がなりと喋りの中間のような声…。ApollyonはCADAVAR INCで聴いた時はその狂犬じみた声に強く惹かれたのですが…。これも「ブラックメタルの様式の破壊」の一環かもしれませんが、個人的には無理…。正直、音の構成の面白さに魅了されつつある今ですら、ヴォーカルの声を聴くのが辛くて曲の再生を途中で止めてしまうことがしばしば。

…でも、ある意味ではそれだけ不快感を与えられる優れた声って事なのかなぁ…。


ALI PROJECT - Noblerot ★★ (2006-07-14 23:17:00)

現在通販以外で買えるオリジナルフルの中では最も古い作品。99年発表。
このアルバムは「堕落論」、「金いろのひつじ」「Labyrinth」等の可愛らしい曲や
「ROSE MOON」「ナルシス・ノワール」「月光夜」等の極上のメロディを誇るバラードが
含まれている為、ALI PROJECTの中でもポップなアルバムになっていると思います。
ただ掴みの2曲が「この音にこのヴォーカルを乗せますか…」って感じで結構マニアックだし
前述の可愛い系ポップな曲は「聖少女」や「亡國」等の最近のシングルとは全く違う路線だし
それら耽美でアップテンポな曲に惹かれた人が最初に聴くアルバムとしては微妙かも。
勿論どの曲もその手の曲に興味が無い人ですら虜にする位の魅力はあると思うんですが(特に
「ナルシス・ノワール」は歌詞がぶっ飛んでいる上に、メロディがもうありえないぐらいに
綺麗な名曲)ある程度ALI PROJECTの世界に浸かってから聴いた方がよりハマれると思います。
「ARISTOCRACY」同様、最初の取っ付き辛さはあるものの聴くごとに味わいを増していく作品。


ALI PROJECT - Aristocracy ★★ (2006-07-14 23:00:00)

次作である「EROTIC&HERETIC」やその次のアルバム「DILETTANTE」は毒性がありながらも、
そのメロディの美しさ、キャッチーさから世界観が開かれている、入りやすいものに
なっていると思うんですが、このアルバムはゴシック要素が強くアングラな印象です。
オープニングが終わっていきなり強烈なマニフェストを掲げる「少女貴族」で始まりますし、
キャッチーなのにアレンジがマニアックな「コッペリアの柩」、ALI PROJECTの中でも
耽美さやそれに伴う酩酊感は随一と言っていい「病める薔薇」と繋がっていきますからね…。
しかも歌もののラストが狂性たっぷりの「SACRIFICE」。
正直アクが強すぎるので1番最初に聴くアルバムとしてはお勧めはしませんが、彼らの
音楽性に惹かれている方ならば絶対に聴くべきアルバムであると断言します。
特に個人的に歌詞の面でALI PROJECTの中でももっとも気に入っているかもしれません。
前述の「少女貴族」の主張は過激ですが、流石に100%ではないけど95%くらいは
歌われている内容に同意(笑)。「閉ざされた画廊」「絵画旅行」辺りの情景も素敵です。


B'Z - ELEVEN - May ★★★ (2006-07-14 22:43:13)

個人的にはやっぱり明るめの元気付け系、壮大系バラード(OCEAN、ALONEとか)よりもこの曲や紅い陽炎、夢見が丘あたりのマイナー泣きメロバラードの方が好きですね。なので個人的にはその路線でメロがキャッチーなこの曲はツボ。バラードなのにスクラッチとかも入って結構意外性のある曲。


B'Z - MONSTER - ケムリの世界 ★★★ (2006-07-14 22:37:48)

このちょっとコミカルで明るい感じのメロ、かなりツボです。
サビメロが笑点のテーマに似てるって言ってるんですけど、私の周りではみんな首を傾げます(笑)


B'Z - シングル表題曲 / 2nd Beat / 3rd Beat / その他アルバム未収録曲 - MVP ★★ (2006-07-14 22:34:35)

B'zの音楽ってGREEN以降若返っている印象があるんですが、この曲なんてRUNの頃に立ち戻ったみたい。ベースが目立ってたりするところや、メロディの感じなどどこか「NATIVE DANCE」と共通するものを感じます。
この曲を聴くと、ライブで「MVP」の所で人文字(Mは猿っぽいポーズ、Vは万歳っぽいポーズ、Pは手を輪っか状にするポーズ…みたいな)をする稲葉さんが浮かんできます(笑)


TUBE - 渚のカセット Vol.3 - California Babe ★★ (2006-07-13 14:18:05)

え…真っ黒サーファーってそういう意味もあったんですか!?
実際に当時心理学勉強中のウェイトレスと付き合ってたらうけるかも(笑)


TUBE - シングル/カップリング/その他 - Stories ★★★ (2006-07-13 14:16:14)

私的にはこの頃から前田さんの声が太くなってきた気がします。
最初は静かな曲調で語りかけるように歌いながら、サビでダイナミックに歌い上げる歌唱は鳥肌モノです。そのサビも力強いのに繊細さがある歌声なんですよね…メロディも素晴らしいし、超名曲決定。


BEHEMOTH - Sventevith (Storming Near the Baltic) - From the Pagan Vastlands ★★★ (2006-07-12 22:36:15)

1stの曲ながら、今でもライブには欠かせない曲。
流石にオリジナル版は今の音楽性と全然違いますが、DVDでブルデス化してからの曲に混じって演奏されても違和感ありませんでした。DVDではタイトルコールでの煽りに対する反応も熱烈なものでしたし、ファンの間ではスタンダードな名曲といえるのかも。


BEHEMOTH - Sventevith (Storming Near the Baltic) ★★★ (2006-07-12 22:31:00)

1995年発表の1st。

BEHEMOTHは今までブルデス期に入ってからの曲しか知らなかったので、レビューサイトなどでBEHEMOTHは初期はブラックだったと聞いてもデス要素があるブラックなんだろうな~と勝手に思ってましたが、これはもう思いっきりコールド・ブラックですね。

Nergalなんて今の獣じみた咆哮ではなく、BURZUMを思わせるヤケクソな高音絶叫ですし音質もギターがジリジリしていて軽く、メロディも中近東系のものは無く、思いっきりブラックメタルな寒々しいメロディで本当に同じバンドなのかっていうくらい違います。でも、これはこれでしっかりかっこいいものになっている辺り才能が窺えます。

確かシェイクスピアの劇にも寒さを表すのにポーランドの冬という表現が使われていたし、ポーランドのバンドもスカンジナヴィア半島のバンド並みに寒いメロディを表現するのに向いているのかもしれませんね。Nergal自身は考えも無くファシズム的な思想に走るバンドの多いポーランドのメタル・シーンにうんざりしているようですが…。

あそこまでキー主体ではないですが、アトモスフェリックなキーボードを使っていたりドラムの音質がスタスタと軽めだったりする曲調にジリジリのギターと高音絶叫が乗る音楽性はEMPERORの1stとの共通点も少なくないと思います。このドラムの音質、実は結構ツボだったり…

「From the Pagan Vastlands」は今でもライブの定番曲らしいですし、「Hidden in the Fog」「Transylvanian Forest」も後にリメイクして発表している事からも、本人達にとっても記念碑的な作品なのではないかと思います。BEHEMOTHのファンはもちろん、デスは苦手だけどブラックは好きと言う人にも聴いて欲しいですね。ブラックとしても質の高い作品だと思いますよ。


KEEP OF KALESSIN - Agnen: A Journey Through the Dark - Dryland ★★ (2006-07-12 10:16:12)

なんか歌詞カードも後ろの曲リストも「DRAGONLORD」「PAIN HUMANISED」「DRYLAND」の曲順がめちゃめちゃなんですが…「♪I have opened the door~」で始まるこの曲がDRYLANDで良いんですよね?
冷たさよりもタイトル通りの渇いた感じのするメロディ、最初は音質との相乗効果で淡白に聴こえたんですが、慣れてくるとそうでもないかも。


KEEP OF KALESSIN - Agnen: A Journey Through the Dark - As Mist Lay Silent Beneath ★★★ (2006-07-12 10:12:55)

イントロで溜めてからの疾走が実に気持ちの良い曲ですね。
ベースもしっかり自己主張してますし、ドラムもブラスト、ツーバス共に早いです。ORB OF MAN辺りだとそんなに気にならないんですが、この曲はドラムの音がもう少し良い方が良かったかも。それでも名曲である事に変わりはないんですが。


KEEP OF KALESSIN - Agnen: A Journey Through the Dark - Towards I Roam ★★★ (2006-07-12 10:09:24)

Obsidian C.のギターのかっこよさは言わずもがななんですが、この曲は蠢くように纏わりつくベースのメロディが特に良いです。こういう曲聴くとObsidian C.って曲をトータルで見れる、優れたコンポーザーである事が良く分かります。


KEEP OF KALESSIN - Agnen: A Journey Through the Dark - Orb of Man ★★★ (2006-07-12 10:06:34)

アングラな雰囲気の中にも儚いメロディを入れてくるギターが素晴らしい曲。
これぐらいドラマティックならギターが物凄い勢いでシャーシャーいってようがドラムの音が少々篭もってようが関係なく、問答無用で聞かせきってしまいますね。ギターとベース、そして不気味なコーラスがユニゾンするパートが特にツボ。


BEHEMOTH - Crush.Fukk.Create: Requiem for Generation Armageddon ★★ (2006-07-08 09:48:00)

2004年発表の2枚組DVD。
disk1はライブ2本とビデオクリップ2本、disk2はドキュメンタリー、インタビューを収録。やっぱりこのバンド、EPの音源聴いても分かりますがライブ凄いですね。

特に創始者であるNergalの存在感が素晴らしいです。まるで骸骨の様に額を露出し、ギターを弾きながら憎しみを込めた咆哮を撒き散らすその姿は正に悪鬼か死神。目つきに殺気が篭もっていて、まるで試合中のヴァンダレイ・シウバみたい(笑)。本当に、もしもライブの邪魔をする奴とかがいたらなんの躊躇いも無く殺しそうです…。Nergal以外のメンバーも、髪を扇風機の様に振り乱しながら演奏していて大迫力。オーディエンスも同じ動きをしている人がちらほら。何故メタラーが長髪なのか分かった(笑)

SEに合わせて火を噴いたりするシーンもありますし、かなり充実したパフォーマンスです。でも選曲は微妙…「Haru Ra Ha」が聴けたのは嬉しいけど、結構被ってるんですよね…。「Blackest ov the Black」「The Harlot ov the Saints」とか聴きたかったなぁ…。

ドキュメンタリーの方は…ぶっちゃけかなり下品です(笑)
特にサウンドプロダクション担当のMaltaははしゃぎすぎ。マスタードを大量に飲んで戻したりとかブラックメタルな格好でメンバーの前に現れたりとか…。作品のシリアスな雰囲気からは想像できない、メンバーのはしゃぎっぷりが見れたのは良かったですが、チ××やゲ×、ウ××を映しているシーンがあるので食事中は見ないように(笑)。あのマスタードのシーンは見てて吐きそうになった…あそこはもう見たくないかも。

ちょっとですが、Nattefrostの歌うシーンなどが見れるのも嬉しい所ですね。Nergalのインタビューも収録されていますが、人を殺しそうなテンションのライブ時とはうって変わって、なんか知的で落ち着いたかっこよさがあります。インタビューはポーランド語によって行われますが、英語による字幕が付くので安心。Behemothの由来やレーベルとの契約の話など、たっぷり語っているのでファンは必見です。


KEEP OF KALESSIN - Agnen: A Journey Through the Dark - Agnen ★★ (2006-07-08 09:24:29)

約11分の大作。
前半はノリが良く、スリリングでかっこいいブラックメタルですが、後半は…地獄のブラックメタル耐久レース(笑)。そのパートが後半に入ると更にスピードアップし、ドラムの持久力の凄さを明らかにしてます。でもちょっと長すぎな気も。


KEEP OF KALESSIN - Agnen: A Journey Through the Dark ★★★ (2006-07-08 09:20:00)

99年発表の2nd。
3rdの「ARMADA」には冗談抜きで感動し、これも探してたんですがようやく聞けました…。

やはり流動的なバンドであるらしく、リーダーのObsidian CとドラムのVyl以外は2人とも現在と違うメンバー。でもヴォーカルはかなり擦れた感じで、声を伸ばした時の邪悪さはかなりのものですし、ベースの音もクリアに聴き取れるので問題無し。

ただ、メジャーなブラックメタルバンドを脅かすほどのクオリティの高さを誇った「RECLAIM」「ARMADA」と比べると、まだまだアングラ臭が強く残っている感じ。特にノイジーな音質にそれは顕著で、ギターの歪みノイズの音圧が凄くて、最初はリフの良さがあまり分からず、「あれ、KOKなのに微妙…?」とか思ってしまったほど。

音質に慣れ、曲の輪郭が分かってくると途端に魅力的になってきましたが、普段ブラックを聴かない人にとってはちょっとした騒音拷問レベルかも(笑)。ただ、音質がクリアだったら、やはりギターがドラマティックですし、結構キャッチーなアルバムかもしれません。

この頃からKOKらしい完成度の高さは健在なので、ノイジーな音質が大丈夫な人は是非!!ちなみに後の盤で直される可能性もありますが、現在出ているものは後ろのトラックリストや歌詞カードに載っている曲順が間違っています。なんか歌詞全然違うと思ったら…

オフィにはPain Humanisedが1曲目と書いてありましたが、再生ボタンを押して歌われるのは「Dryland」の歌詞…どうやらオフィも間違ってる模様。その歌詞に「in the dryland」というフレーズがあることからして、歌詞とタイトルはちゃんと対応してるっぽいです。
歌詞から判断した、正しいと思われる曲順は以下の通り。

1. Dryland
2. As Mist Lay Silent Beneath
3. I Deny
4. Dragonlord
5. Orb of Man
6. Pain Humanised
7. Towards I Roam
8. Agnen


CRYSTALIUM - De Aeternitate Commando - Au Nom de la Rébellion ★★★ (2006-07-07 21:21:27)

タイトルは「反逆の名において」でいいのかな?
このアルバムはメロディの良さが際立った作品ですが、中でもこの曲の出だしなどで使われているメロディは特に好き。この耽美さって、やっぱりフランス的なのかな。勿論荒涼感もあって最高です。


CRYSTALIUM - De Aeternitate Commando - Je Suis le Christ ★★★ (2006-07-07 21:16:03)

タイトルは「私はキリスト」。分かりやすい…(笑)
いきなり掛け合いが入ってきたりめちゃめちゃテンションの高い曲です。一緒に叫びたくなるかも。


CRYSTALIUM - De Aeternitate Commando - La Valeur de la Haine ★★★ (2006-07-07 21:13:47)

タイトルは「憎しみの価値」。
イントロの掛け声からノリノリの曲が始まるかと思ったら、超が付くくらいメロウで激しいブラックでした。特に途中のメロディは、メロだけ聴いたら水晶の洞窟とかそういう綺麗な映像が浮かびそうなくらい美しいです。


CRYSTALIUM - De Aeternitate Commando ★★ (2006-07-07 21:10:00)

2002年発表の2nd。
各種レビューサイトでもDARK FUNERAL辺りに次ぐ、ブルータルでメロウなブラックメタルの中でも質の高い作品として評判のこのアルバムですが、流石に高い評価を得るだけあって凄いですね。

割とマイナーなバンドだと思いますが、ブルータリティ、メロウさ、曲の完成度などを取ってもDFのようなメジャーブラックに負けていないと思います。流石にNEHEMAHのメンバーが絶賛しているだけの事はありますね…。荒涼なだけではなく、時折耽美だったり幻想的だったりするメロディ、強烈な勢いで中音域のがなり声を披露するヴォーカルが特に素晴らしいです。フランス語って発音からメタルには合わない言語と思われている節がありますが、こうまで叫ばれると最早関係ナシ(笑)。フランスのブラックメタルバンドのヴォーカルって、アノレクといいNEHEMAHといいテンション高い人が多いような…。

また、あくまで雰囲気作りといった感じのキーボードの導入のセンスも良い感じ。ただ音質は癖があってちょっとアングラっぽいかも。ドラムがバスドラの音が高くて大きく、スネアの音が小さめで、迫力はあるけど少し喧しい感じ。ギターも右チャンネルが結構ジリジリしていて、ブラックリスナー以外には少しきついかも。とはいっても、音の分離は良いですし、低音も効いてて何より曲が良いのでお勧めのアルバムです。

特にDF、MARDUK等スウェディッシュ好きは必聴!!


MUTIILATION ★★ (2006-07-02 22:55:00)

Les Legions Noires(The Black Legions)について調べてみましたが…
これはMutiilation、Vlad Tepes、Belketre、Torgeist等のフランスの
バンドが集まって結成したグループで、Mutiilationは96年にMeyhna'chが
麻薬でジャンキー状態だったので辞めてしまったようですね。
96年からMutiilationのリリースが暫くないのもそういう理由なのかも…
今は色々掛け持ちしてるし、普通に立ち直ってるのかな?
>vinterさん
それもちょっと調べてみたんですが、デモとスプリットだけみたいです。