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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 8301-8400
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中島みゆき - おとぎばなし-Fairy Ring- - 雪・月・花
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中島みゆき - はじめまして - 春までなんぼ
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中島みゆき - わたしの子供になりなさい - 4.2.3.
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中島みゆき - わたしの子供になりなさい - 命の別名
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中島みゆき - わたしの子供になりなさい - 命の別名
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中島みゆき - わたしの子供になりなさい - 木曜の夜
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中島みゆき - パラダイス・カフェ - 永遠の嘘をついてくれ
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中島みゆき - パラダイス・カフェ - 旅人のうた (2nd Version)
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中島みゆき - ララバイSINGER
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中島みゆき - ララバイSINGER - あなたでなければ
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中島みゆき - ララバイSINGER - ただ・愛のためにだけ
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中島みゆき - ララバイSINGER - とろ
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中島みゆき - ララバイSINGER - ララバイSINGER
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中島みゆき - ララバイSINGER - 桜らららら
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中島みゆき - ララバイSINGER - 重き荷を負いて
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中島みゆき - ララバイSINGER - 水
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中島みゆき - ララバイSINGER - 宙船
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中島みゆき - 愛していると云ってくれ - わかれうた
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中島みゆき - 悪女 - 悪女
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中島みゆき - 歌でしか言えない - トーキョー迷子
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中島みゆき - 歌でしか言えない - 南三条
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中島みゆき - 歌暦 - 悪女
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中島みゆき - 歌暦 - 狼になりたい
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中島みゆき - 回帰熱 - 春なのに
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中島みゆき - 寒水魚 - 傾斜
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中島みゆき - 月-WINGS - 紅い河
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中島みゆき - 私の声が聞こえますか - あぶな坂
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中島みゆき - 私の声が聞こえますか - アザミ嬢のララバイ
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中島みゆき - 私の声が聞こえますか - 海よ
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中島みゆき - 時代-Time goes around- - ローリング
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中島みゆき - 心守歌 - 夜行
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中島みゆき - 心守歌 - 囁く雨
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中島みゆき - 生きていてもいいですか - うらみ・ます
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中島みゆき - 生きていてもいいですか - キツネ狩りの歌
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中島みゆき - 大吟醸 - 慟哭
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中島みゆき - 大銀幕 - 糸
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中島みゆき - 大銀幕 - 世情
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中島みゆき - 中島みゆきライブ! Live at Sony Pictures Studios in L.A.
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天野月(天野月子) - イデア - イデア
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天野月(天野月子) - 天龍 - 枳
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天野月(天野月子) - 聲 - 萌
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天~天和通りの快男児~
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怒首領蜂
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東方永夜抄 ~ IMPERISHABLE NIGHT.
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東方輝針城 ~ Double Dealing Character.
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東方紅魔郷 ~ THE EMBODIMENT OF SCARLET DEVIL.
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東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.
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東方神霊廟 ~ TEN DESIRES.
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東方星蓮船 ~ UNDEFINED FANTASTIC OBJECT.
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東方地霊殿 ~ SUBTERRANEAN ANIMISM.
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東方風神録 ~ MOUNTAIN OF FAITH.
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東方妖々夢 ~ PERFECT CHERRY BLOSSOM.
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東野圭吾 - マスカレード・イブ
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東野圭吾 - マスカレード・ホテル
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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 8301-8400
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中島みゆき - おとぎばなし-Fairy Ring- - 雪・月・花
★★
(2005-02-03 11:16:21)
工藤静香さんに提供された曲のセルフカヴァー。
シングル曲だけのことはあるキャッチーなメロディに、コーラスが絡んで良い雰囲気を醸し出しています。
中島みゆき - はじめまして - 春までなんぼ
★★★
(2005-02-18 20:32:04)
これに★を三つ付けるかどうかとても悩んだんですが…「うらみ・ます」や「エレーン」にも匹敵するような非常に暗くシリアスな曲です。
「真面目にやってりゃいつかは芽が出る?」「諦めなければ必ず芽が出る?」と問い掛けたあと「春来い早く 生きてるうちに」とまるで生きる気力を失ったような生気のない声で呟く所では、思わず鳥肌が立ってしまいました。間違いなく聴き手を選ぶ曲ですが、上記の2曲が気に入った方ならこの曲の救いようの無い程のシリアスさも受け入れられるかと思います。
中島みゆき - わたしの子供になりなさい - 4.2.3.
★★★
(2005-01-04 17:50:51)
「メッセージ・ソング」とは、正にこのような曲を言うのでしょう。
私も海外の災害やテロなどのニュースを見るたび、日本人の安否を何よりも重視し、失われた外国人の命にはあまり敬意を払っていないような報道に疑問を感じたことはありましたが、ここまで深く熟考したことはなかったです。「平和を望むと言いながらも 日本と名の付いていないものにならば いくらだって冷たくなれるのだろう」「慌てた時に 人は正体を顕すね」「私の中ではこの国への恐れが 黒い炎を吹き上げはじめた」と凍りつくようなフレーズが幾つも登場します。いつもなら歌詞に感動した場合、「素晴らしい!」などと褒めたくなりますが、この曲に対してはそんな賛辞を軽々しく贈る事さえ躊躇われます。
アレンジ的には、B'zに参加した事もある山木秀夫氏のドラミングや、精神的なへヴィさを演出するピアノリフが、さらにこの曲の印象を重苦しい物にする事に成功しています。
中島みゆき - わたしの子供になりなさい - 命の別名
★★★
(2004-12-31 00:53:26)
「♪命に付く名前を心と呼ぶ」の伸ばしている声、めちゃくちゃ張りのある歌い上げ振りですね…聴いてると背筋がぞわぞわするようです。
私が気に入っているフレーズは「僕がいることを喜ぶ人が どこかにいてほしい」です。シンプルですが、心に迫ってきます。「自分探し」系のアーティストが多く出ている昨今ですが、この表現に迫れるアーティストってほぼ皆無なんじゃないでしょうか…?
中島みゆき - わたしの子供になりなさい - 命の別名
★★★
(2005-01-04 17:50:10)
アルバム・ヴァージョンのレヴューです。
このアルバムヴァージョンはリアレンジが施され、ヴォーカルも録り直されていますが、このヴォーカルの切れ味はシングル版の比ではありません。初めてこのヴァージョンを聴いた時は、Aメロ部分から凄まじい緊張感で迫るヴォーカルに、すっかり気押されてしまいました。
中島みゆき - わたしの子供になりなさい - 木曜の夜
★
(2005-01-04 17:50:35)
「どこにいても」と似たようなテーマの曲。
少しだけ目立ちそうな服を着て、「あなた」が偶然見つけてくれる事を願う…それも木曜の11:30に。ポップで明るい感じのするアレンジも何の救いにもなってない気がします(笑)「みんな会いたい人に会えてよかったね」と強がる姿が、さらに聴き手の涙を誘います。
中島みゆき - パラダイス・カフェ - 永遠の嘘をついてくれ
★★★
(2005-02-02 16:04:33)
吉田拓郎さんに提供された曲で、青空の下で自転車を漕ぎながら聴きたいような爽やかな曲調のフォーク…ですが、歌詞はかなり切ないです。
「傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく/放っておいてくれと最後の力で嘘をつく」というフレーズには魂が震えるくらいに感動してしまいましたし、「人はみな 望む答だけを聞けるまで尋ね続けてしまうものだから」というフレーズには真理が含まれていると思います。
これを聴きながら自転車を漕いでたら、涙で視界が曇って事故るかもしれませんね(苦笑)
中島みゆき - パラダイス・カフェ - 旅人のうた (2nd Version)
★★★
(2005-01-24 16:33:11)
シングル「旅人のうた」のアルバム・ヴァージョン。
原曲もいいですが、私としては優雅なチェロがフィーチャーされたこちらを推したいところ。パーカッショニストの斎藤ノブさんによるタンバリンも入ってたり、注目すべき所の多い仕上がり。
中島みゆき - ララバイSINGER
★★
(2006-12-22 23:52:00)
ええと…通算34枚目の作品でいいのかな?
曰く「原点に回帰した作品」だとか、曰く「中島みゆきが自身の音楽性を見つめ、それを
再確認した作品」だとか、様々な意見が交わされていますけど、そのどちらの意見にも
共通しているのがこのアルバムが特別なものであるという認識。
でも、このアルバムはほんとにそういった「特別さ」を感じるぐらいの傑作だと思います。
何といってもメロディが素晴らしいです。
彼女の作品を全て聴いたわけではないですが、最も印象的なメロディが詰まった一枚と
言えるのではないでしょうか。前作の「メビウス~」のようなプチ難解な曲も嫌いでは
ないんですが、彼女の魅力はやはりその声質や歌唱だと思うので、それが最も活かせる
キャッチーなメロディの曲が並んだこの作品は本当に名盤だと思います。
特に「桜らららら」「ただ・愛のためにだけ」「宙船」「水」「あなたでなければ」
「重き荷を負いて」「ララバイSINGER」辺りはシングルでも行けそうな名曲。
とにかく印象的なメロが多い作品なので、彼女の音楽に初めて触れる人にもお勧め。
中島みゆき - ララバイSINGER - あなたでなければ
★★★
(2006-12-15 01:27:16)
なんか…すっごいストレートに響くラブソング。
幾つになってもいじらしいというか、可愛いというか…もうお慕い申し上げております、としか言えませんね(笑)。ラストの歌唱は勇ましいほどですが、なんだか無駄な事が分かっていて敢えて叫んでいるような、悲しい力強さがあります。
中島みゆき - ララバイSINGER - ただ・愛のためにだけ
★★★
(2006-12-15 01:36:33)
そう、ソフトなんだけど王道メロディですよね。
耳に残る度合いは「銀龍」「地上の星」と比べても遜色無いレベル。
「♪た~だーあーいの~たーめーにだけー」口ずさみたくなります。
中島みゆき - ララバイSINGER - とろ
★★
(2006-12-15 01:39:37)
み、みゆきさんが…アニメ声…
これみゆきさんじゃなかったら絶対聴けない(苦笑)。っていうか彼女が歌ってさえちょっと引いたもん。でもポップ&キャッチーなメロディは凄くいいなぁ…★2つで。しかし「とろ」って、そういう名前のペットに愚痴ってるのかと思ったら、「トロい人」の愛称(もしくは蔑称)だったんですね。
中島みゆき - ララバイSINGER - ララバイSINGER
★★★
(2006-12-15 01:46:15)
聞き覚えのあるフレーズだと思ったら、アザミ嬢ですか。
1曲目がデビュー前からある曲で、ラストがアザミ嬢のアンサーソングという事で原点回帰と言われているのも納得かも。しかし今回のアルバム、今まで聴いたオリジナルアルバムの中でも最も親しみやすいメロディが多いと思いますが、この曲はその最たるもの。みゆきさんの歌唱との相乗効果もあり、優しさに包み込まれるような感覚を覚えます。
中島みゆき - ララバイSINGER - 桜らららら
★★
(2006-12-15 01:42:56)
凄くレトロ感を覚えたんですが、本当に昔の曲だったんですね。
曲の元自体はデビュー前からあったとか。
鮮烈なメロディのオープニングで、すんなりアルバムの世界に入れます。
中島みゆき - ララバイSINGER - 重き荷を負いて
★★★
(2006-12-15 01:29:59)
比べるとバラード色が強めですが、「夜行」辺りの路線を引き継ぐ曲かと。
この曲の「がんばってから死にたいな」というフレーズ、宙船の「お前が消えて喜ぶ者に お前のオールを任せるな」というフレーズがアルバム中特に効きました。これらのフレーズって、どん底からでも這い上がってくるような、ポジティブやネガティブを超えた所での本当の意味での前向きさがあると思うんですよね。言っちゃ悪いけど、巷に溢れる前向きソングが物凄く空虚なものに思えてくる…
中島みゆき - ララバイSINGER - 水
★★★
(2006-12-15 01:33:37)
みゆきさんのたおやかな歌唱…ほんと息を呑んでしまいますね…。
水は水でも、中国の河川を描いた水墨画のような、幽玄な「水のある風景」が浮かんでくる。中島みゆき=暗い、と勝手にレッテルを貼って忌避し、こんな名曲に出会えてない人はちょっと可哀想。
中島みゆき - ララバイSINGER - 宙船
★★★
(2006-11-27 18:14:32)
TOKIOの歌うバージョンを聴いた時から、深みとキャッチーさを両立させたメロディが凄く耳に残ってたんですが、やはりみゆきさんの提供した曲でしたか。
…そんなメロディを、彼女の抜き身の日本刀のような鋭いヴォーカルで歌われたら名曲にならないわけがないですね。冗談じゃなく、この曲のこのお方の声は「神性」すら宿っていると思います。J-POPもしっかり分け入ってみれば、クオリティの高いアーティストが沢山存在する面白いシーンだと思いますけど、彼女以上のヴォーカルっているのかほんとに疑問。
中島みゆき - 愛していると云ってくれ - わかれうた
★★★
(2005-01-08 06:10:25)
去る側は陰のある男を演出して歓楽街で名を上げるのに対して、去られる側は眠れずに別れの歌を口ずさむだけ…「別れ」をテーマにした曲で、ここまで両者の対比をはっきりとさせた曲もあまり無いように思われます。っていうかこの歌詞に出てくる男は酷すぎ(怒)!!
…と思うのは私がまだまだ子供だからでしょうか(笑)
中島みゆき - 悪女 - 悪女
★★
(2005-02-05 17:14:17)
タイトルは「悪女」だけど、なんか歌詞の主人公はどっちかというと「いいひと」の方に分類される気が…(笑)
括弧で括られた部分で声質が変わる所が好きですね。でも、どうしてアルバム版はあんなアレンジにしたんだろう…声が変わる部分もないですしシングル版の方が断然いいと思います。
中島みゆき - 歌でしか言えない - トーキョー迷子
★★★
(2005-02-18 20:20:56)
なんかこの曲を聴くと、高校に上がってから昔の友人と再会した折、その友人がガングロになってて遠目では誰だか分からなかった事を思い出します(笑)
…そんな話はさておき、リスナーに歌詞の物語を疑似体験させてくれる歌詞がシングルらしいとてもポップなメロディに乗った名曲です。卒業式とかで告白出来ずに進学もしくは就職してしまったけど、まだその人の事が忘れられない…っていう状況にある人なんかはグっとくると思います。
中島みゆき - 歌でしか言えない - 南三条
★★★
(2005-02-03 12:04:59)
「作詞家・中島みゆき」の実力をまざまざと見せつけるような、ストーリー性と心情描写の同居した歌詞が絶品な曲。こういう曲調にしては7分半とかなりの長尺ですが、歌詞のストーリーを追う事でまるでちょっとした小説を読むかのような楽しみを聴き手に与えてくれる一曲です。
中島みゆき - 歌暦 - 悪女
★★★
(2005-02-24 15:43:35)
シングル・アルバムのヴァージョンとも違うアレンジで収められたライブ版。アルバムほどひねくれていないので、これが一番バランスのとれたアレンジかと思います。
中島みゆき - 歌暦 - 狼になりたい
★★
(2005-02-24 15:40:11)
ベスト盤「大吟醸」にも収録されている曲ですが、個人的にはこっちのライブ盤収録の方を推奨します。アレンジも歌唱もこっちの方がグッと来ます。
特に2コーラス目のAメロの思いっ切り歌詞中の登場人物になりきって喋っているようなヴォーカルが良いですね。
中島みゆき - 回帰熱 - 春なのに
★★★
(2005-02-24 15:28:17)
現在学生の私には、この歌詞の世界観は分かりすぎるくらいに分かります(笑)ほんと、春って出会いと希望の季節じゃなくて別れと喪失の季節ですよね…。これは感情移入なしには聴けません。卒業前とかに聴かないほうがいいかも?
中島みゆき - 寒水魚 - 傾斜
★★★
(2005-02-05 17:19:28)
「いまのきもち」にも収録された曲のオリジナル版。
こっちの方がややポップなアレンジで、ヴォーカルはちょっとたどたどしいような感じがします。やっぱり私的には重厚なヴォーカルが歌詞の世界と溶け合った「いまのきもち」収録版の方がお勧めです。
…それにしても、息子と母親がこんなにまですれ違ってしまうなんて、なんて悲しい話なんでしょうか…。
中島みゆき - 月-WINGS - 紅い河
★★
(2005-02-02 16:13:17)
B'zの「赤い河」は壮大な河の流れとちっぽけな自分を対比させたような楽曲でしたが、この曲は河の流れにたゆたうかのようです。
メロディはとても綺麗ですが、どうにも5拍子が体に馴染まない…ライナーにもあったけれど、舟酔い感覚に陥ってしまいそうな曲です(でもそこが良いんですけどね)。
中島みゆき - 私の声が聞こえますか - あぶな坂
★★★
(2005-02-08 15:01:41)
再録アルバム「いまのきもち」でも冒頭を飾った曲。
このアルバムでも一曲目です。「いまのきもち」版のような重厚さはまだ出ていませんが、寂しげな感じが強いです。メロディも若干違うのでチェックする価値大有りです。
それにしても、サビ前の「ジャーン」って音が時代を感じさせる(笑)
中島みゆき - 私の声が聞こえますか - アザミ嬢のララバイ
★★
(2005-02-08 14:58:12)
デヴュー曲です。
メロディアスでカラオケでも歌いやすそうな曲。歌詞が姐御っぽいです(笑)ちなみにこのアルバム版ではイントロ部分にスキャットが付け加えられたり、シングル版とは異なるアレンジがなされています。
中島みゆき - 私の声が聞こえますか - 海よ
★★★
(2005-02-08 15:06:16)
かなり短い曲ですが、暖かなメロディを堪能出来る超名曲。
特に「時はいま いかりをあげて」からのメロディはこの世に生まれて音楽を通じてメロディを味わえる事に感謝したくなる程(大袈裟?)良いと思います。これが1stアルバムの収録曲というのだから、驚かずにはいられません。
中島みゆき - 時代-Time goes around- - ローリング
★★★
(2005-01-24 16:28:28)
テンポこそゆっくりめの楽曲ですが、サビの「Rollin' age」の部分が実に力強くかっこいいです。「寂しさを人に言うな」という詞も、巷に氾濫する空元気な応援歌とは一線を画すこれまた力強いメッセージ性があって、みゆきさんの歌唱に非常によくマッチしていて良い感じです。
中島みゆき - 心守歌 - 夜行
★★★
(2005-02-24 15:55:22)
「瞬きもせず」「地上の星」などにも共通している、弱者と見られがちな人に対しても慈しみの眼差しを注ぐかのような曲。
サビでメジャーに転調し、力強いメロディを堂々とした貫禄すら感じさせる絶唱で歌い上げる部分では勇気付けられると同時に、頼もしさすら感じてしまいます。
私的にはこの曲が「地上の星」と「銀の龍の背に乗って」の橋渡しをする重要な曲だと睨んでいるんですが、どうでしょう…?
中島みゆき - 心守歌 - 囁く雨
★★★
(2005-02-24 15:49:37)
聴く者を一発で虜にしてしまう、歌謡曲にも通じるキャッチーさのある「中島メロディ」炸裂な曲。アルバムからもしもシングルカットするならば、これか「夜行」あたりが候補になるんじゃないかと思います。
でも、冒頭のSEは「囁く雨」どころか土砂降りです(笑)
中島みゆき - 生きていてもいいですか - うらみ・ます
★★★
(2005-01-16 22:15:35)
一曲目から最高クラスにヘヴィです。
まるで嗚咽しながら歌っているかのような感情移入しすぎなヴォーカルが非常に魅力的(笑)。でも、これ失恋した後に聴いたら本気で立ち直れなくなりそうかも…
中島みゆき - 生きていてもいいですか - キツネ狩りの歌
★★
(2005-01-16 22:12:31)
童話の世界で赤ずきんちゃんがスキップしながら口ずさんでそうな非常にポップでキャッチーな楽曲と、ダークメルヘンな世界感を打ち出した詞が上手く合わさって出来た異色作。
「うらみ・ます」のような恨み節や「地上の星」のような壮大な詞以外にも、こういうテーマで作品を作っても素晴らしい物を産み出す所が凄いですよね。
中島みゆき - 大吟醸 - 慟哭
★★★
(2005-01-18 10:05:28)
工藤静香に提供した曲のセルフカヴァー。
私的にはこっちの方が断然好きですね。メロディやアレンジは普通にポップスしているのに、ヴォーカルの哭き具合が凄い。
中島みゆき - 大銀幕 - 糸
★★★
(2005-02-02 16:17:30)
聴けば聴くほど、暖かみが伝わってくるかのようなバラード。
その歌声とメロディは全ての痛嘆を包み込んでしまうかのようです。
中島みゆき - 大銀幕 - 世情
★★
(2005-01-18 10:06:21)
付属の解説によると、この曲は生徒が校内暴力で警察に連行されるシーンで流れたらしいですね。私は生まれていなかったので(笑)見ていませんが…。
私は基本的に繰り返しフレーズの多い楽曲は好きではないんですが、何故かこの曲はその繰り返しがくどく感じません。それどころかドラマティックにすら感じます。
中島みゆき - 中島みゆきライブ! Live at Sony Pictures Studios in L.A.
★★
(2005-03-25 10:44:00)
2005年発表のライブ盤。サブタイトルは「Live at Sony Pictures Studios in LA」
収録曲は7曲と値段の割にやや少なめに思えますが、ランニングタイムは実は45分弱と
意外にもヴォリュームがあります。まぁ、夜会のテーマソング「二隻の舟」や最近のライブでも
演奏されているらしい「ローリング」がないのはちょっと惜しい気もしますが…
サブタイトルにもある通り、スタジオでのライブを収録したものらしく、観客の歓声も無く、
またライブ盤とは思えないほどのクリアな音質なので、みゆき嬢のライブでの歌声に
遺憾なく酔い痴れる事が出来るアルバムとなっています。
以下、曲ごとの感想を。
「この空を飛べたら」
二度に渡るセルフカヴァー、同名の小説の出版と本人の思い入れの強そうな曲。
今回は地上の星や銀龍を差し置いての一曲目を獲得した事からも、重要な曲である事が分かります。
「地上の星」
言わずと知れた超名曲。スタジオ版と比較すると、しゃくりあげが少なくやや穏やかな
歌唱ですが、その分一層の決意のようなものが感じられる歌声です。
「土用波」
今回のライブ盤で一番良くなっていると思う曲。
がなりの入った歌唱が、この曲の世界観に更なる渋みを与えている様に思います。
余談ですが、カラオケでこの曲を歌うときは「根こ~そぎ~の土用波~ぃヤァ」の「ぃヤァ」
までしっかり発音しましょう(笑)。個人的にこの歌い方大好きです。
「銀の龍の背に乗って」
サビの瀬尾さんと思しきコーラス、渋すぎる…(笑)
ラストを少しメロを変えて歌う所がありますが、よりドラマティックになって良い感じです。
「この世に二人だけ」
これもアルバムの冒頭を飾ったり、ライブ盤「歌暦」、リメイク盤「いまのきもち」に収録
されていたり思い入れの強そうな曲。そんな曲だけあってライブでの歌声はやはり格別。
でもここまで情景描写が上手いと、「実話!?」と勘繰りたくなってしまいます(笑)
「夜行」
「心守歌」の中では一番シングル向けっぽい曲。
力強い曲調が、ライブならではのこれまた力強い歌唱と良く合っています。
個人的にオリジナルヴァージョンよりもこっちの方が良いと思います。
「歌姫」
遂に歌姫がトリを飾りました!!
この曲は最初はBGMとして聴いていても、最後には曲の世界に入り込んで聴いてしまいます。
このライブ盤の締めを飾るに相応しい、堂々とした歌声です。
中島みゆき - 転生 - サーモン・ダンス
★★★
(2006-02-01 09:51:55)
前曲の幽玄な雰囲気から一転して、トライバルっぽいリズムで始まる曲。
この曲のリズムとヴォーカルの関係、なんか川下りの河の流れと、船の上の漕ぎ手を連想させます。…本当は鮭だから河を昇ってるイメージを狙ったのかな。
中島みゆき - 転生 - メビウスの帯はねじれる
★
(2006-02-01 09:55:46)
もしかしたら意図してやってるんじゃないのかもしれませんが、この曲数あるみゆきさんの曲の中でも最も「怖さ」を感じるんですけど…正直、「うらみます」よりも怖い。
「続くぅ?」みたいな女子高生口調(?)の所ですら、ねじれた狂的な明るさが感じられます。こういう表現もあるんだ…と驚きましたが、冗談じゃない怖さなので★ひとつ。
中島みゆき - 転生 - 命のリレー
★★★
(2006-02-01 09:47:21)
リズムや展開こそ違えど、メロディが「銀龍」にちょっと似すぎているかも。でもそれを差し引いても★3つは確定なほど、歌唱も詞も素晴らしいのです。特に後半の熱唱・絶唱は必聴。
中島みゆき - 日-WINGS - 竹の歌
★★★
(2005-02-02 16:08:55)
フォークにも通じる、いかにも日本的なメロディを持った曲。
胡弓や三味線を使用したと思しきオリエンタルな音色の演奏が、みゆきさんの歌声と溶け合って素晴らしい世界を繰り広げています。
中島みゆき - 予感 - ファイト!
★★★
(2004-12-31 00:09:52)
SINGLES2000を聴いてみて、一番良いと思ったのがこの楽曲。
詞が素晴らしく、厳しい現実や自分の心と対峙する者達を描いた後、懸命に生きる人達を河を昇る魚に喩えて描写するパートは感動するなって言う方がおかしいです。また、この楽曲では凄く澄んだ声を使っていますが、いつもの感情的なヴォーカル以上に心に響くものがありました。
中島みゆき - 臨月 - ひとり上手
★★★
(2005-02-08 15:13:18)
「わかれうた」の路線を踏襲したようなシングル曲。
メロディが親しみやすく、ポピュラリティのある曲です。
中島みゆき - 臨月 - 友情
★★★
(2005-02-24 15:35:47)
冗談抜きに中島みゆきの曲って、リスナーの人生観さえ変えてしまうようなパワーを秘めていると思うんですが、これもそんな可能性を秘めた一曲。ありきたりな友情讃歌ではなく、事実を客観的かつ冷ややかに見つめた歌詞が突き刺さります。
「救われない魂は傷ついた自分のことじゃなく
救われない魂は傷つけ返そうとしている自分だ」
聴き手に聞き流す事を決して許さないヘヴィな、でもそれを望む人の心にはしっかりと応える歌詞においてロックしている曲だと思います。
中島みゆき - 恋文 - 銀の龍の背に乗って
★★★
(2005-02-08 15:11:03)
「命の別名」「地上の星」にも通じる、中島みゆき特有の暖かな眼差しで傷ついた人々を見つめた歌詞に感動せざるを得ない曲。
「地上の星」が気に入った人なら気に入るであろう壮大な曲調です。
それにしても、天野月子さんの「龍」といいこの曲といい、どうして一流の人達って聴き手の脳裡に龍を想起させるメロディが書けるのでしょうね…
中島みゆき - 恋文 - 情婦の証言
★★
(2005-02-10 02:36:12)
みゆきさん特有の、弱者に対する慈しみに満ちた視線が感じられる曲。
この曲自体はなんの救いも無いストーリーなんですが、こういう曲を書く事でリスナーに問題提起をする姿勢というのは素晴らしいと思います。でも曲を聴くと感心するよりもいたたまれなさが先に出てしまう自分…
中島美嘉 - Glamorous Sky - Glamorous Sky
★★★
(2005-12-11 17:09:21)
中島美嘉さんは声がかっこいい。声質だけで100M走でスタートラインがゴールから50Mの位置にあるような感じ。そしてhydeさんの作曲も素晴らしいですね。惜しいのは歌詞かな。詞もhydeさんにやってほしかった。
長谷川明子 - I Can Fly - I Can Fly
★★
(2010-11-12 20:29:46)
日本一ソフトの「クリミナルガールズ」というゲームの主題歌だそうです。
作曲はイースシリーズで知られる古代祐三さん。
しかしこれ、予想を裏切る一曲ですよね。
古代氏のイメージでも、日本一ソフトウェアのイメージでも、
ゲーム主題歌的ですらない、リフで押すタイプのギターロック。
サビメロもキャッチーだけど、ゲーム系のクサメロというより、ちょい悪な
ガールズロックっぽい。最初はピンと来なかったんですが、サビに向かい
盛り上がるリフといい、振りかざすような高音が聴けるサビといい、
何回か聴くうちに段々良さが分かってきました。
長谷川明子 - I Can Fly - On Our Way
★★
(2010-11-12 20:30:39)
これも同ゲームのタイアップで、こっちはエンディングだそうですね。
いかにもアニメやゲームのスタッフロールで流れてそうな、繊細な
メロディのバラードですが、歌声が素晴らしいですね。
凄く、温かい気持ちを持って歌っているのが、自然と伝わるような歌唱。
やっぱり声優だけあって、感情の伝え方は普通のシンガーよりだいぶ上だと思う。
長谷川明子 - I Can Fly - いやだよ 好きだよ
★★★
(2010-11-12 20:31:30)
曲調的に表題曲には不向きかもしれない、だけどいざ買って
聴いてみると表題曲以上に心を奪われる…これは正にそういう曲ですよね。
口笛(風のシンセ)も入った、素朴な曲調ですが…こういう自然なメロディを、
即効性を持って聴かせられるのは、ある意味クサ系よりも凄いのかも。
私は一回聴いて気に入っちゃいました。何気に、この高音域を素朴な味を
持って聴かせられるヴォーカルも凄い。
長谷川明子 - Sunrise! - 2100年の東京タワー
★★★
(2010-11-12 21:37:21)
「ねぇ 2100年の東京タワーも 赤く炎えているの?」
…凄くロマンティックで、風景が浮かんでくるフレーズですよね。
ちょっとPerfumeを思い出したりしますが、曲から見えてくるシーンは、
Perfumeのそれよりも断然好み。長谷川さんの声質には、ネオンを
思わせる煌びやかさがあって、こういうフューチャリスティックな
ヴィジョンが見える曲調には良く合っていると思います。
長谷川明子 - Sunrise! - Stay Tuned!
★★
(2010-11-12 21:38:10)
ハウスのリズムに、AORっぽい音を乗せた、大人っぽい曲。
ラジオの電波が、夜景を飛び交っているようなイメージでしょうか。
曲を引っ張っていくベースと、リズムの絡み合いが聴いていて
気持ちいいですが、ヴォーカリスト名義の曲なのにヴォーカルが
脇役ですよね(笑)。でも、ヴォーカルが脇役として音のパーツの一部の
役割をしっかり果たすのって、実は主役張るより難しいと思う。
長谷川明子 - Sunrise! - Sunrise!
★★★
(2010-11-12 21:34:41)
これは試聴して「よし、買おう」と即決でした(笑)。
いかにもゲーム音楽の主題歌らしい、(少し)メタリックなリフやソロ、
派手なキーボードによるオーケストレーションを使用したアレンジと
ごく分かりやすくかっこいい歌メロが特徴の曲で、アニソンメタラーなら
モロにツボと思われます。これ聴いて気付いたんですが、長谷川さんの
声質はみとせのりこさんに似てる気がします。鼻に掛かった、
浮世離れした感じこそ希薄ですが、脳に響くような、澄んだ高音が似てると思う。
鉄色クローンX - 鉄色クローンX
★
(2012-12-11 23:49:27)
Marty FriedmanやCHTHONICのFreddy Limが参加したももいろクローバーZカヴァーアルバム。2012年発表。…この面子でももクロカヴァーとか私みたいなミーハー気質のメタル好きにはたまらない企画ですよ(笑)。あのももクロのウルトラキャッチーなメロディがメタルサウンドでビルドアップされたら…と思うと、考えただけで垂涎モノです(笑)。
…という訳で、早速買ってきたんですが…これ、正直微妙な気が…。
ももクロの曲のデスボイス+メタルサウンドによるカヴァーということですが…ポップスは歌メロの流れありきで、デスメタルはリフ中心で展開していくという構成の違いが、まずあると思うんですよね。そこでポップスやロックをデスメタル風にカヴァーする時はその様式の違いをどうアレンジするかが腕の見せ所になってくると思うんですが…このアルバムはそこが上手く行ってない気がしてしまいます…。
楽曲の流れは基本的に原曲準拠で、歌メロの劇的さを前提にした構成になっているのに、その歌メロをなくしてデスボイスにしているせいで、むしろドラマ性は下がってしまっている印象。例えばサビでメロブラやメロデスのような、クリーンヴォーカルの乗る余地のないメロディアスなリフが来るなど、展開にデス要素を活かす工夫があれば良かったんですが…別にクリーンヴォーカルでも成立しない訳ではないアレンジで、正直何のためにメロディやキャッチネスを犠牲にしてまでほぼ全編デスボイスの構成にしたのか分かりません。確かにギタープレイはかっこいいですけど、まあMartyならこれぐらいはやってくれるだろう、という想像の範疇内のかっこよさって感じだし。
ハイピッチの絶叫と、ガナリ気味のグロウルを使い分けて楽曲に変化を付けようと頑張る、Freddyのデスボイスはまあ、(お行儀良すぎとは言え)悪くはないですが、時々入るクリーンはぶっちゃけ「何じゃこりゃ…」って感じ。1オクターブ下でブツクサ呟くような歌唱で、正直イラッとする。そこは血管が切れようが声が裏返ろうが音程を全音単位で外そうが原キーでブチブチブチ切れ熱唱するところでしょうが…ヘヴィメタルバンドが、それも一流のミュージシャンが、原曲に「全力感」で負けてどうするんだよ!!ももクロの「全力感」を更に引き出すためのメタルアレンジじゃなかったんでしょうか…。
…有名どころを揃えただけあって、メタルとして別に質が悪いアルバムだとは思わないんですが、正直ももクロの楽曲の魅力を十全に引き出しているアレンジとは言いがたいと思う。これならインストであること前提のアレンジで楽しませてくれたTokyo Jukeboxの方が面白かったと思うし。買うな、とは言いませんが、フルプライスのアルバムを買うならももクロ本家か、CHTHONICの作品を買った方が良いかも…。まあデスボイスに物珍しさを感じる人には受けそうですけど。個人的にはちょっと期待値が大きすぎたかもしれません。
天狗櫻 - 櫻
★★
(2009-04-19 21:16:00)
2009年発表の4曲入りデビューシングル。
メンバーの和装からも推察できる通り、陰陽座フォロワーと言えそうな和風メタルを演ってますね。
ただし、和音階のメロディや和風な音色の導入、日本特有の湿ったおどろおどろしさの表現、
日本人好みな、歌謡メロ+キャッチーな疾走パートの挿入など、海外のメタルバンドと異なる
特徴となるような部分が、最近の陰陽座よりも大分あからさまで、それが凄く取っ付きやすさに
繋がっている感じ。メンバーが女性だからか、世界観はフェミニンな雰囲気も強いんですが、
それが儚くたおやかで、時に恐い和メタルな音に凄くプラスに作用していると思う。
ヴォーカルも儚げな歌いまわしからドスの効いたビブラートまで使いこなす表現力や、
歌謡メタルやクサメタルに欠かせない(と個人的に思う)親しみやすさもあって、
(陰陽座の)黒猫さんにも通じる華があると思います。バラードなんかは全ての面で陰陽座の方が
一枚上手かな…と思うんですが、全体を通じてはここ2、3枚の陰陽座よりも好み。
このクオリティの高さを維持できれば、1stアルバムは素晴らしいものが出来るんじゃ
ないでしょうか…かなり将来有望なバンドが現れたと思います。
ちなみに、中のアートワークではカートゥン調のメンバーが描かれてますが…陰陽座も
アルバム特典かなんかでこういうメンバーイラスト描いてた気が。
陰陽座ラブっぷりでは、歌詞カードのレイアウトまでパロった飛玲仙と良い勝負かも(笑)。
天狗櫻 - 櫻 - 艶書
★★★
(2009-05-06 20:09:53)
初期陰陽座のドロドロした世界観を、このバンドなりに噛み砕いて消化したような曲。「♪嗚呼…見紛う~」の歌い方が、パンチが効いていてかなり好きです。綺麗なだけじゃなくて、毒もあるのがツボ。
天狗櫻 - 櫻 - 櫻
★★★
(2009-04-19 21:17:51)
最近の陰陽座が、作ってくれそうで作ってくれなかったタイプの曲を、遂に作ってくれるバンドが現れた…。それが私の第一印象。
「凡庸」や「中庸」という言葉からは最も遠い、艶やかで鮮やかなサビメロ…こういうのが聴きたくて和メタルや歌謡メタル漁ってるんですよ…。陰陽座でいうなら「桜花ノ理」「睡」クラスだと思う。陰陽座的なものを求めて手を出したリスナーの多くを悶絶させたのではないでしょうか。
天野月(天野月子)
★★
(2005-01-02 07:42:00)
メタラーの中には椎名林檎さんやCoccoさんが好きな方が多いようですが、きっとそんな人たちならばこの人の音楽も気に入って貰えるんじゃないかと思います。
情念に満ちた世界観の曲、普通の人とは違う視点で物事を見たようなトリッキーな(普通「ゾウガメ飼いたい」なんてテーマの曲は作らないと思う)曲など、素晴らしい物を持っていると思います。
またこのアーティストの特徴としては「カップリング曲が良い」というのが挙げられると思います。特に前述のゾウガメについて歌った「亀」は必聴です。
天野月(天野月子)
★★
(2005-02-18 20:58:00)
>Kamikoさん
こんばんは。
「紅い蝶」話の時はお世話になりました~(笑)
私は流石にもうやっていないですが、月子さんの曲は聴いてます。
でも本当に美人ですよね…なんというか、「かっこいい」系ですよね。
そういう所も魅力の一つに数えてもいいんじゃないかと思ったり(笑)。
天野月(天野月子) - A Moon Child in the Sky
★★
(2005-10-01 17:21:00)
カップリング集をカウントしないなら、4枚目となるフルアルバム。
音楽性のほうですが、前作「天龍」では作りこまれた世界観を提示してくれたのに対し、
この作品はもっと削ぎ落とし素の状態に近付いた感じで、ロック色が強くなっています。
1st、2ndに通じる音楽性を、「天龍」の経験を経てより洗練したといった感じでしょうか。
もちろん、「聲」「1/2」「花冠」など、前作に通じる重厚なナンバーがあるのも嬉しい所。
余談ですが、何故か某TSU○AYAの販促ポップ(っていうのかな?)の紹介には、「ゴシック、
ゴスロリの世界観を強く打ち出した作品」とあったんですが、どこらへんがそうなんだろ(笑)
確かにゴシックメタラーやゴスロリV系ファンにも受けそうな深遠な曲はありますが…
それだったら「天龍」の方がそうだと思うし、そもそもロリとは対極だと思うんですけど(笑)
…なんか、世間の認識との隔たりを感じます。
天野月(天野月子) - A Moon Child in the Sky - 1/2-a half-
★★★
(2005-09-22 19:28:50)
ドラムは打ち込みの様ですが、ベースとリズムが前面に出た曲。
最後のサビ前なんてベースソロ並にかっこいいです。そういえば月子さんはゴスロリ御用達の雑誌に出た事もあるらしいですが、そういう人にもアピール出来るような、深い世界観を持った曲だと思います。
天野月(天野月子) - A Moon Child in the Sky - Devil Flamingo
★★★
(2005-09-22 19:23:30)
デビル・フラミンゴってタイトルのセンスがまず凄い(笑)
曲調は「人形」を髣髴とさせるロックで、「人形」と比べると耽美さはあまり感じない代わりに、ポップに洗練されている印象があります。サビの擦れ声の使い方が以前より上手くなっているように思います。特にファルセットと交互に歌う所は色気があってかっこいいです。
天野月(天野月子) - A Moon Child in the Sky - Joker Joe
★★
(2005-10-04 18:40:45)
一曲目に続き爽快なロックナンバーです。
「JOKER JOE」のコーラスパートはライブ映えしそう。しかし、歌は全体的に上手くなってますが、特にこういうライブ感溢れる曲では顕著ですね。詞の切れ味も○。
天野月(天野月子) - A Moon Child in the Sky - Stone
★★
(2005-10-04 18:44:10)
暖かな雰囲気のバラードですが、歌詞は妙にリアリスティックで風刺が効いてます。この現実を楽観視しすぎない雰囲気が他のアーティストとは一線を画している気がします。一人称におそらく初めて「あたし」が出てきているのも、今作の「素」っぽさを象徴していますね。
天野月(天野月子) - A Moon Child in the Sky - 花冠
★★★
(2005-09-22 19:19:36)
傑作だと思います。
感情が込められていながらも、優美でドラマティックなメロディがほんとに素晴らしい…イントロのピアノのメロディからこれは来るんじゃないかと思ってましたが、想像以上の名曲でした。詞の方も抽象的で、主人公がどういう境遇にあるかは想像に委ねられる部分が大きいですが、何故か凄く心を打つ物があります。特に最初聴いた時は「踏み外すこの足を許し合えないなら/何の為 門は開いて 招き入れるの」の部分で万感込み上げてしまった…
天野月(天野月子) - A Moon Child in the Sky - 砂糖水
★★★
(2005-09-29 20:48:41)
ファンタジック、もしくはメルヘンチックと言ってもいい感じの、3拍子のバラード。サビのほわほわした雰囲気にギターが切り込んでくる所など、アレンジにも小技が効いていていい感じ。
歌詞もまた巧いですね。メルヘンっぽい雰囲気なのに、「♪壊れた夏~」辺りからはほんとにそういう経験をした気分になって、切なくなります。
天野月(天野月子) - A Moon Child in the Sky - 体操
★★
(2005-09-22 19:33:47)
超ドラマティックナンバー「花冠」でアルバムの世界観が終わり、30秒後に待っているものは…
月子さんの歌声と、何気に良い感じのギターリフ、脱力系の打ち込みの音色が混ざり合ってある意味ケミストリー(笑)ボーナストラック的な曲ですね。私は「タイガーマシーン」等を聴いていたせいかそこまで驚きはしませんでしたが、「零」とのタイアップや「天龍」あたりから入った人で、過去の作品をトレースしていない人はめっちゃびっくりするんじゃないでしょうか。でもこういうセンス、やっぱり好きです。
天野月(天野月子) - A Moon Child in the Sky - 聲
★★★
(2005-07-31 05:24:43)
またもや「零」とタイアップで発表されたシングル作。
曲調も2回キーワードを繰り返すキャッチーなサビやストリングスを用いたアレンジ、シリアスで悲壮感溢れる情感と、「蝶」のそれと似ていながらも全く2番煎じ的な物を感じさせない所が凄いです。歌詞は死別を歌っているのかな?でも最後に忘却の悲しさにも言及してたり、やっぱり単なる悲しい歌では終わらない深さがありますね。ラストの「あなたの聲が雑踏になる」という表現が好き。
天野月(天野月子) - Meg Lion - 時計台の鐘
★★★
(2005-01-02 07:24:20)
とても暖かく、大らかに包み込むようなメロディを持った曲。イントロの音が広がるところは、視界が開けると同時に心も暖まって行くように思います。
私がこの曲に抱いているイメージは、シチューの煙が立ち昇ってそうな夜の住宅街にある駅に停まる汽車。街灯の光も、窓から漏れる光も、行き交う人の笑顔も、主人公の心を優しく包んでくれる…そんな世界観を聴くたびに勝手に頭の中で描いてます(笑)実際の歌詞のストーリーとは、あまり関係無いですけど…
天野月(天野月子) - Meg Lion - 人形
★★★
(2005-02-18 20:49:51)
アルバム内で最もロックを感じる曲。
つかささんも仰っていますが、サビ部分の突き刺すようなヴォーカルがとてもかっこいいです。
天野月(天野月子) - Meg Lion - 日曜日
★★★
(2005-02-18 20:47:27)
ストリングスによる軽快なメロディが、聴き手の心を弾ませてくれる曲。
サビが2段構えというか、壮大なメロディからキャッチーに疾走する、という展開が練られている感じで好きです。曲途中で入るSE、最初はバスのブレーキ音を模したものとは気付かず、普通に雑音だと思ってました(汗)
天野月(天野月子) - Sharon Stones - B.G. ~Black Guitar + Berry Garden~
★★
(2005-10-04 18:49:27)
個人的にはよりポップになった「胸キュンタイプ(菩提樹のカップリングに収録)」のアレンジの方が好き。「蝶」「菩提樹」のような深い曲もいいけど、こういうのもかっこよく決まってます。
しかし、月子さんの書く英詩(一部だけど)は、なんか頼りないなぁ。
天野月(天野月子) - Sharon Stones - 箱庭 ~ミニチュアガーデン~
★★★
(2005-01-02 07:27:24)
ホラーゲーム「零-紅い蝶-」のスタッフは、この曲を聴いて月子さんをタイアップする事を決めたらしいです。確かに「蝶」と世界観に似た部分があると思います。「蝶」は華麗なイメージがあるのに対し、こっちは情念の深さが感じられます。最後近くの「コロシテ…」の囁きが怖い。でもそこが好き。
天野月(天野月子) - Winona Riders-月の裏側- - スパイダー-月にほえろ!-
★★
(2005-01-02 07:33:00)
「スナイパー」のカップリング曲のリメイク。
音がより厚くなりアレンジも変わり、特にオルガンの音がかっこいいです。
メロディは綺麗ですが、少しキャッチーさには欠けるかもしれません。後、英詩はちょっと変だと思う…
天野月(天野月子) - イデア - Id
★★
(2005-01-02 07:15:24)
彼女のC/Wに多いタイプの、跳ねたリズムを持つ曲。リフに絡むピアノとサビ部分のファルセットが綺麗です。歌詞に独特のセンスが垣間見られる曲のうちの一つで、「時速5キロで行くAさんの20分後は出発地点から何mですか?」との出題に対して主人公の思ったことは「信号無視をする使命感帯びたAさんの孤独な胸を誰が癒すの?」という疑問。…絶対この主人公、AB型だと思います(笑)
天野月(天野月子) - イデア - イデア
★★
(2005-09-22 19:39:29)
最初はこういう世界観にポップなコーラス(というかキーフレーズ)が入るのっていまいちかな、と思いましたが、聴きこんで他の所が良く出来てることに気付いてからはこうでなくてはならないと思うようになりました。
この曲は全ての歌メロが良いです。特に「♪あなたは教えてくれる」の部分のメロと、Bメロの「♪バラバラに~」の言葉のはめ方が好き。
天野月(天野月子) - 鮫 - 亀
★★★
(2005-01-02 07:16:57)
変拍子と美しい歌メロ、そしてたおやかなピアノをふんだんに使いお洒落な空間を演出する曲。私的にはこの曲のメロディの良さは月子さんの曲の中でベスト3に入ります。
歌詞が面白く、「ゾウガメを飼いたい」というテーマだけで一曲書き上げてしまう所が凄いと思いました。風呂場の改築は大家さんにばれなかったのかな(笑)。因みにアルバム「WINONA RIDERS」ではバージョンが違いますが、私は聴きやすいシングルの方が好みです。
天野月(天野月子) - 進め☆タイガー - 進め☆タイガー
★
(2005-01-02 07:31:16)
「秘密サークル・タイガーマシーン」名義で発表された曲。
架空の戦隊モノの主題歌!?おふざけっぽい歌詞と曲調ですが、メロディはとてもキャッチーでなかなかかっこいい曲です。でも、途中男性の声で噛み噛みなナレーションが入ってたり、やっぱりファン向けの曲かもしれません。
天野月(天野月子) - 天龍
★★
(2005-01-02 07:14:00)
2004年発表の3rdアルバム。
アルバムが出た当時は天野月子というアーティストをあまりよく知らなかったので、初めて聴いた時はその完成度の高さに驚きました。アルバムの収録曲が全て漢字一文字というのも面白いです。
このアルバムの特徴は、「シリアスな曲が秀逸である」ことだと思います。
一曲目の「劔」を始めとして、「蝶」「龍」「枳」などの楽曲は、今までのシリアス路線の楽曲と比べても貫禄が出てきたというか、メロディ的にも洗練されているような印象を受けました。また、ポップスにあるまじきリズムの「鮫」、ポップで普遍的なメロディを持った「恋」「虹」など、クオリティの高い曲がずらりと11曲も並んでいて凄く聴き応えがあります。それでいながらメロディのキャッチーさは上がっているので、前作よりも聴きやすい、傑作に仕上がっていると言えるのではないでしょうか。
天野月子のアルバムを聴くなら、まずはこれを聴くといいと思います。
天野月(天野月子) - 天龍 - 鮫
★★★
(2005-01-02 07:18:09)
「惜しみなく愛して、惜しみなく憎んであげる」という激情が迸らんばかりのフレーズと共に突進するサビが印象的な曲。っていうか、これブラストですよね…(笑)シングルのタイトルを「鮫」にするのも凄ければ、J-POPでこういうアレンジを持ってくるのも凄い…。もし「メタラーにお勧めするJ-POP」というリストを作るとしたら、この曲は外せないものになると思います。BメロのSE(魚の跳ねる音)は、鮫って言うよりマリオの敵キャラのプクプクがぴちぴち跳ねてる所を連想してしまいました。
天野月(天野月子) - 天龍 - 蝶
★★★
(2005-01-02 07:19:26)
ホラーゲーム「零-紅い蝶-」のテーマにもなった曲。
アレンジがドラマティックで、イントロの和風のストリングスのメロディの時点でリスナーは曲の世界に引き込まれてしまうでしょう。私はゲーム内で初めて聴いたんですが、ディストーションギターが曲を盛り上げ、物凄い緊張感を保ったまま美しいサビに入るところで軽く鳥肌が立ちました。次の日、急いで買いに出掛けましたよ…(笑)
曲とは関係無いですが、このゲームをプレイ中、急に操作が利かなくなって主人公が滅茶苦茶な動きをし始めた事がありました。私は心霊現象はそんなに熱心に信じてないのでコントローラーの調子がおかしかっただけだと思いますが、流石に怖くなりました…でも、ゲームのエンディングではこの曲がこれ以上ないほどドラマティックに使われるので、そのためだけにもゲームを買う価値ありです。
天野月(天野月子) - 天龍 - 虹
★★
(2005-01-02 07:22:51)
これも「恋」などと同じくポップな楽曲ですが、歌詞を味わいながら聴いていると小さい頃の純粋(って自分で言うか・笑)だった時を思い出して切なくなります。この間自転車を漕ぎながら聴いてたら胸が詰まりそうになった…爽やかなメロディが目の前に広がる草原と青空、降り注ぐ太陽を思わせます。
天野月(天野月子) - 天龍 - 龍
★★★
(2005-01-02 07:20:25)
タイトル通り、まるで龍が降りてくるかのような壮大なメロディを持った曲。間違いなくアルバムの山場となる楽曲だと思います。
このメロディから想起されるのはメタルの歌詞に出てくるドラゴンというよりも、おとぎ話(っていうか、日本むかし話)に登場する龍って感じですね。この曲のテーマは、ピアノの黒鍵を使ってどれだけ壮大なメロディを作れるか、らしいです。歌詞は抽象的なのに、この悲壮感は何なんだろう…
ちなみにこの曲、HYPER JOYに配信されてたので歌ってみましたが、最後の大サビの高音メロディが2回続く所がかなりきついです。チャレンジャーは是非(笑)
天野月(天野月子) - 天龍 - 恋
★★★
(2005-01-02 07:21:37)
「蝶」「菩提樹」「人形」など、シングルから見ると月子さんはシリアスな曲を得意としてるように思えますが、こんなポップな曲でもその才能を如何なく発揮しています。でもこの曲、サビは可愛らしいですが途中巻き舌で勇ましく歌う所もあったりして聴き応えあります。
歌詞の内容は隣人のサラリーマンに恋する女の子を歌ったもの。ゴミ捨てに行く時に3秒後からこっそりつけるところとか、いじらしくてなんか可愛いです(笑)
天野月(天野月子) - 天龍 - 枳
★★
(2005-01-02 07:28:40)
アルバムの最後を飾る、シリアスかつ勇壮な曲。
歌詞、メロディ、歌唱のいずれにも芯が通っていて、力強ささえ感じさせます。
いわゆる「頑張れソング」的な押し付けがましさは全く感じられませんが、聴いていると自分の背中を押してくれるような感じがします。
天野月(天野月子) - 聲 - 萌
★★★
(2005-07-31 05:30:57)
サビでの極彩色の色調を感じさせるリフのメロディがかっこいい、とてもポップな曲…なんですけど、やっぱり歌詞が凄いです。2次元など空想の人物に愛情を注ぐ事を「萌え」と言うのは当然知ってましたが、それを歌にする人がいるなんて…(笑)
でも、これってそういう人を応援しているのか、小馬鹿にしているのか、それとも単に客観的に見ているのか…まぁどれでも面白い事に変わりはないです。「赤い彗星」(ガンダムでしたっけ?)と「ドンファン」が同居する歌詞、是非とも一読すべきです。
天~天和通りの快男児~
★★★
(2010-11-04 11:39:15)
これは本当にオススメ。
例えるなら、アカギの竜崎~浦部戦辺りのテンションがずっと続く感じ。
主人公の天以外にも、ひろゆき、原田、赤木を初めとして魅力的な
キャラクターが沢山。ぶっちゃけ主人公は喰われ気味ですけど(笑)。
二人麻雀辺りからやや引き延ばし気味にはなりますが、それでも面白いので必読。
また、「アカギ」「ワシズ」「HERO」など様々なスピンオフ作品も出てます。
個人的には、原田の組内での活躍を描いた任侠物とか出て欲しいなぁ…。
怒首領蜂
★★★
(2014-05-20 23:25:12)
97年にCAVEが出したSTGで、弾幕STGの元祖とされる存在だとか。
私はVitaでゲームアーカイブ版(PS版)をプレイしましたが、難しいですね、これ(笑)。そして面白い。東方シリーズは弾幕の描く幾何的な模様を楽しむ側面も強いのに対し、こっちは敵機が殺す意図を持って襲ってくるような弾幕という感じで、つまり敵の殲滅がより重要なゲーム性になっている、という印象。
何より辛いと思ったのは、コンフィグで難易度を下げても殆ど簡単にならない点ですね(笑)。一応、一周目ノーコンティニューは達成しましたが、正直攻略サイトで条件見る限り二周目とか行ける気がしません。ただ、難しいゲームではありますが、操作やゲーム性自体はシンプルで、「動かしてて楽しい」というレベルにはすぐに慣れられるのが良いですね。難しいけど、プレイする事自体の敷居は高くないというか。
あと、元はアーケードなのをPSに移植、更にそれを携帯機でプレイという環境なので仕方ないといえば仕方ないんですが、一部凄まじく弾が見えづらい場面があるのがちょっと…。特に青い小さい弾、あれがある程度以上の速度で飛んでくると弾がある事にすら気付かない事が…。幸い、画面の動きをスローに出来るボタンがあるので何とかなりますが、あれが無いとこの画質では楽しむのが難しかったかも…。
ちなみにこのゲームも曲がかなり素晴らしい。曲数自体は多くないですが、ゲーム中のSE(特に敵を殲滅したときの爆発音)と相俟って滅茶苦茶テンション高まります。ボス戦BGMの緊張感もヤバい。そういえば、昔かのIRON ATTACK!もCAVEサウンドのメタルアレンジをリリースしてましたが、あれはもう手に入らないでしょうか…。
東方永夜抄 ~ IMPERISHABLE NIGHT.
★★★
(2010-11-04 12:15:38)
WIN版第三弾。
東方シリーズの中でも、最もシステム面で凝った作品。
刻符システムとか、人間/妖怪の切り替えやそれぞれの得意とする局面など、
練られてはいるけど、多少煩雑にも感じるかも。特に刻符システム。
未だにどう立ち回れば効率的に稼げるのか分からないし。
ただ、スペルプラクティスがあるのは嬉しい。ここでしか見れないものも多いし、
練習だけでなく、時間が無いときに気軽に遊ぶことも出来るので。
東方輝針城 ~ Double Dealing Character.
★★★
(2014-05-20 23:24:05)
Windows版のナンバリングタイトルでは14作目だそうです。2013年作品。
前作の神霊+トランスシステム、前々作のベントラーシステムとこの所複雑というか、弾幕を掻い潜る気持ち良さとは別のパターン作りを要求されるシステムの作品が続いていましたが、今作は前に出て(もしくはボムを撃って)アイテムを回収する事で残機やボムが増えていくという、かなりシンプルで遊びやすい内容。弾とアイテムの両方が多い場面で、上手く弾を掻い潜りアイテムを回収できるとなかなかに快感。まあ事故りますけど(笑)。
時折ノーマルでも相当難しい弾幕もありますが、ボムでアイテム回収→残機やボムを増やす→難しい場面をボムで飛ばす、のサイクルが上手く行けば、前2作よりは難度は低めだと思います。また、今作は自機の種類で難易度が大きく変わるのも特徴。弾をアイテムに変換するボムや、敵の行動を遅くするショットなど、強力な性能の機体もあれば、ボムもショットも弱い機体もあり。個人的には魔理沙Bや咲夜Aでハードをクリアする以上に、咲夜Bでノーマルをクリアする方が難しい印象がありますね…。
また、ここ数作の作品でもそうですが、今作でも例えば歴代の「UNオーエン」「幽雅に咲かせ~」「ネイティブフェイス」のような、あからさまなクサメロは減退している印象。ただ、聴き込むと味が出てくる曲が増えた感じがします。どの曲も聴き応えがあるというか。個人的には東方はド級のクサメロが特徴のゲームという印象があるので、この変化は少し寂しくもあったり。でも、やっぱり良い曲が多いのは事実ですけど。
東方紅魔郷 ~ THE EMBODIMENT OF SCARLET DEVIL.
★★★
(2010-11-04 11:57:30)
WIN版東方シリーズ一作目。
もちろんこれより前は持ってません(笑)。
一作目ということで、作りはかなりシンプル。
単純に弾避けて、敵撃って、アイテム取って…と分かりやすいルールで
遊びやすくはあるんですが、当たり判定見えないのと気合系弾幕多めの
複合で、割と難易度は高いほうかも。ただ、ノーマル→ハード→ルナの
難易度のインフレは他の作品よりも抑えられている印象。
まあ、私はハード以上はノーコンクリアは無理ですけど…(笑)
東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.
★★★
(2015-09-02 23:35:40)
同人で絶大な人気を誇る東方シリーズの、Win版では15番目となる作品。
2015年発表。
ナンバリングでは前作に当たる輝針城がシンプルだった反動からか、今回はかなり冒険したシステムに。今までの残機制は「レガシーモード」として別モード扱いで残しつつ、残機の概念を排し、1ステージを幾つかのチャプターに分け、ミスするとそのチャプターの頭からやり直し…というシステムの「完全無欠モード」がメイン。ボムはチャプターで200グレイズ(敵弾にカスる)と欠片が貰え、それを5つ集めると1つ補充されるシステム。全ステージで使える数が限られているので、前半に使いすぎるとエライ事に…。
そのシステムに合わせたせいか、今回弾幕は今まででもっとも難しい…というか、初見殺し・パターン必須・事故りやすい…という性質のものが多い感じですね。自機周辺から画面端で反射するレーザー(画面端や最下部にいると即死)なんて、初見でどう躱せと(笑)。5、6ボスよりも鬼畜な通常弾幕の3ボス、パターン必須かつ覚えてなお難しい5ボスは最初プレイしたときは投げたくなるかも。全体的に「弾幕アマノジャク」「東方文花帖」辺りに近いプレイ感覚。
ただ、今回完全無欠モードのシステムに弾幕の難易度を合わせているせいか、Exが過去最高に難しい気がします。特に通常弾幕の難易度の高さと事故率の高さがヤバい。それで精神力が尽き果てそうになったところに、高難度パターン弾幕、詐欺判定弾幕、耐久弾幕…とやっかいなスペルが連続で来る構成が本気で嫌らしいです。正直、今回全機体でクリアするのは無理かもしれません…。レガシーの通常ステージでは欠片3つでエクステンドなので、ボムを抱えなければそれほど難しくないんですが、Exは欠片5つが必要なのでキツいです。
あと、今回音楽が凄まじく良いですよね。特に3面は道中曲、ボス曲ともに初見で虜にするキャッチネスと、延々と聴いていても飽きの来ない中毒性を兼ね備えた名曲だと思います。某実況を見た身としては「♪いちばんこ~わ~い~のは、つうじょ~う~だんま~く~」って歌いたくなります(笑)。間違いなく長時間聴き続けることになる5ボス曲やExボス曲がテンションあがる曲なのもいいですね。挑戦し続けて嫌にならないのも曲がいいのもあると思います。
正直、これはこれで面白いんですけど、初めて東方をプレイする人には余りにもキツい作品だと思います。風神録や紅魔郷辺りの過去作の方が入門には向いてそう。既に東方をプレイしていて、面白いと思うようなら今作も当然買いです。
東方神霊廟 ~ TEN DESIRES.
★★★
(2011-09-17 19:14:50)
個人的には、歴代の作品の中でも割と難しい方。
神霊(特殊なアイテム)を近づいて回収する必要があるゲームシステムと、今までの作品より敵や敵弾が画面中央以下を発生源とするものが多いステージ構成の相乗効果で、慣れない内は事故率が半端ない上、エクステンドが少ないためかなり難しく感じます。
特にエクステンドやボムに直結する神霊を落とす敵のところまで霊界ゲージを取っておこうとしたのに、被弾して強制トランスになった時はかなりの絶望感(笑)。
ただ、弾幕自体はかなり易しめ。
流石にルナティックやオーバードライブ(四つの難易度のスペルカードを全て取得すると挑戦できる、特殊なスペカ)は難しいものが多いものの、地霊殿ノーマルクリア出来るくらいなら、数日あればハードまでのスペカはコンプリート出来ると思う。ハードですらラストのスペカが風神録のイージーや地霊殿、星蓮船のノーマルより簡単ですからね…。
そういう訳で、私のように画面にアイテムが残っていると勿体無くて、無理矢理取りに行くようなプレイヤーには難しい作品ですが、無駄な動きをせず、ボムやトランスをしっかり使っていく慎重派の人ならシリーズでも結構簡単にクリアできると思う。星蓮船でUFO追い掛け回して死にまくってた人は地獄を見るかもしれません(笑)。
東方星蓮船 ~ UNDEFINED FANTASTIC OBJECT.
★★★
(2010-11-05 18:26:33)
WIN版第7弾。
UFOの欠片を集めるとUFOが出現し、それにアイテムを吸わせて
撃破する事で様々な恩恵を受けられる、ベントラーシステムが特徴。
上手くやれば4面で残機カンストとかまで持っていけますが、
UFOの欠片に気を取られて被弾する事も多かったりします(笑)。
ぶっちゃけ、そのせいで難易度が上がってる気がするし。しかも5ボスも
6ボスが強いから、4ボス時にカンスト→6ボスでゲームオーバーとかザラです。
あと、何気にイージーは確実に最高難度だと思う。
2ボス3ボスの最後のスペルがイージーにしては鬼畜すぎるし。
曲も今までのようなメロディ一本槍で「来る」ものは少なめで、
新機軸多めだし、純粋に弾を避けるゲームとも言えないし、
入門には向かないタイトルかも。実際面白いし曲も良いんですけどね。
東方地霊殿 ~ SUBTERRANEAN ANIMISM.
★★★
(2010-11-05 18:15:44)
WIN版第六弾。
東方の中でも最も難しいとされている作品。
ノーマルを1キャラでクリアするだけなら、星蓮船の方が
時間掛かったんですが、どのキャラでもクリアできるようになるには
こっちの方が難しいと思う。私も未だに魔理沙でクリアできないし。
弾幕が難しいこと以外にも、機体の性能が尖ってるのも高難易度の原因だと思う。
低速で集中砲火とか、ボタン同時押しで切り替えとか使いこなせない。
あと、ボムが全体的に弱くなったのは更に辛い。にとり装備とかだと
ボムって喰らってボムって喰らって、ジリ貧になって終わることも多いし。
ただ、グレイズでアイテム回収出来るのは地味に嬉しい。
東方風神録 ~ MOUNTAIN OF FAITH.
★★★
(2010-11-05 18:08:10)
WIN版第5弾。永夜抄より久しぶりの6面+Ex構成の作品。
永夜抄でシステムが複雑になったのを反映してか、今作はボムと
パワーが連動、ボムエフェクトが統一されるなどシンプルな作りに。
単純なシステムで感覚的な操作がしやすいのと、ボムが強力で
進めやすいので初心者にもオススメ…したいところですが…
今作は何故かイージーだとクリアしてもExが出現しないだけでなく、
エンディングもバッドになってしまうので、少し勧めづらいかも。
ノーマルクリアだけなら一番簡単だとは思いますが、4面以降は
ボム撃ってかないとキツいし、初心者は時間かかると思う。
ぶっちゃけ私もクリアまで何十回も挑戦しましたし(笑)。
ちなみに、あるキャラで攻撃力がとんでもない事になるバグがあります。
それを使えば私みたいなヘタレでもハード、Ex、ルナをクリア可能。
流石に、ルナは何回もコンティニューして、2時間くらい掛かりましたが…。
どうしても越せない人は、調べて、試してみるといいかも。
東方妖々夢 ~ PERFECT CHERRY BLOSSOM.
★★★
(2010-11-04 12:08:09)
WIN版第二弾。
イージーでもエンディングが見れたり、低速時に当たり判定が見えたりといった
変更によって、シューティング初心者でもより遊びやすくなった印象です。
ただ、当たり判定の可視化や森羅結界によって落ちづらくはなってますが…
4ボス以降は結構弾密度が高く、精密な操作が必要になってくるため、難易度自体は
低くなってるとは言いがたいかも。個人的に地味に嬉しいのは、今作からスペカが
難易度ごとになってること。
前作はルナのを頑張ってとっても、名前が同じだと同一スペカと見なされてたので…。
あとEXは一番簡単だと思う。森羅結界があるから意外と何とかなる。
私は今のところまともにEXをクリア出来たのはこれだけ…
東野圭吾 - マスカレード・イブ
★★★
(2014-08-23 22:55:03)
一昨日(2014/8/21)に発売された新刊。
発売日に買って速攻で読みました.
先日文庫にもなった「マスカレード・ホテル」の主人公であるホテルクラークの山岸尚美と、刑事の新田浩介が主役の短編を4本収録した、オムニバス形式の作品。タイトル作品は主人公二人の直接の絡みこそないものの、二つの視点で事件を見る形でなかなかにスリリング。前作の内容に直接繋がるのはエピローグくらいなので、先にこっちを読むのもそれはそれでアリかも。
…やっぱり東野圭吾さんの作品って、安定して面白いですよね。特に今作は短編集という事もあって、長編よりも語り口が軽妙で、それがエンターテイメント性をより強めてますね。「それぞれの仮面」における主人公と相談者のボケと突っ込み的なやりとり(山岸「(私は藁かよ)」)といい、「マスカレード・イブ」の狼狽しまくる容疑者といい、長編時にはあまりみられない、コミカルな描写が楽しいです。
今回はそういう作風もあってか、登場人物もやたらキャラが立ってますよね。ヤクザ顔負けの強面警官の本宮とか、悪を懲らしめるヒロインに憧れて警官になった穂積とかは漫画にしても良いキャラになりそう。また両主人公にしても、前作よりも若いせいもあり、仕事上で壁にぶつかったりしているんですが、その様がまた新しい魅力を引き出しているんですよね。
ほんと、読んでて単純に楽しい小説だと思います。買ってきて読み始めて、そのままエピローグまで休まず読んでしまいましたもん(笑)。この読者を掴んで話さないリーダビリティこそ、エンターテイメントなのではないでしょうか。
東野圭吾 - マスカレード・ホテル
★★★
(2014-08-07 22:17:32)
2011年にハードカバーで発売された小説。
2014年に文庫版も発売。
実は以前ハードカバーを読んでましたが…もうすぐ関連作品「マスカレード・イブ」が発売される事もあって、予習の意味も兼ねて文庫版も購入・読破しましたが、やはり面白いですよね。東野さんの作品って、作品の質が凄く安定しているというか、どれをハードカバーの新品で買ったとしてもお値段以上に楽しめた感があるのが素晴らしいと思う。そんな東野さんの近年の作品の中でも面白い小説だと思います。
ホテルのフロントマンに扮して潜入捜査をする刑事である新田浩介と、彼の教育係的な立場であるホテルのスタッフの山岸尚美という、立場の異なる二人が主人公なんですが、この主人公の立場の違いが作品をより面白いものにしてると思う。職業意識の違いゆえに擦れ違ったり、歩み寄ったりしながら成長していく様は、サスペンス・ミステリーな色の強い作品に、ある意味ビルドゥングスロマン的な側面を与えてるように思います。それをエンタメらしい爽やかさで読ませてくれるのが素晴らしい。
まあ、最初は客を威圧してたくせに、何日かで外見上分からないくらいホテルマンの業務をこなし、悪意のある客にすらバレない新田は余りにも優秀過ぎる気もしますし、彼の潜入中に偶然彼とかつて因縁のあった相手がホテルを訪れ、その男の行動が事件のヒントとなる展開なんかは若干ご都合主義に感じなくもないですが…変にリアリティを追求するよりも、魅力的なキャラ、ドラマティックな展開を重視している感じで、エンタメとしては大正解だと思います。個人的には、事件が佳境に入ってからのスリリングな部分も好きですが、それ以上に前半の色々な客に対応する部分が好きですね。それを通じて主人公二人のキャラを浮き彫りにする辺りホント上手いと思う。
東野圭吾さんの作品はどれを読んでもそう損だと思うことはないと思いますが、近年文庫で出た中ではこれがお勧め。相変わらずしっかりエンタメしてて素晴らしいんです。
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