この曲を聴け!
Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 8101-8200

MyPage

Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 8101-8200
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86
モバイル向きページ 


上海アリス幻樂団 - 東方星蓮船~undefined Fantastic Object - 幽霊客船の時空を越えた旅 ★★★ (2010-01-18 19:26:49)

噛めば噛むほど味が出る曲の多い星蓮船ですが、この曲はその典型。
ぶっちゃけ、最初は「上海アリス幻樂団にこんな曲は求めてないんだけどなぁ…」と思ったんですが、数回聴いただけで、「これは新機軸だ、素晴らしい!!」に変わってました(笑)。一言では表現できないような、変なテンションが面白いです。でも、東方の中でも、ヴォーカルアレンジが難しそうな曲だと思う。


上海アリス幻樂団 - 東方地霊殿~subterranean Animism - ハルトマンの妖怪少女 ★★★ (2010-01-18 19:32:32)

私的に今までの上海アリス幻樂団の曲で、最も狂気的な曲はこれだと思う。
緊迫感に溢れるパラノイアックなフレーズで煽りに煽った後、叙情的なサビに繋がる展開はリアルに鳥肌が立ちます。しかもそのサビも、煽情度の高いメロながら内に狂気を孕んでいる感じなのが素晴らしい(その狂気にスポットを当てたのが、黒夜葬のアレンジだと思う)。どこか前衛的な雰囲気もあり、プログレッシャーにも大推薦の名曲です。


上海アリス幻樂団 - 東方地霊殿~subterranean Animism - ラストリモート ★★ (2010-01-23 10:26:26)

他の劇的な曲(「少女さとり」や「業火マントル」等)と比べると、メロディが落ち着いた感じなんですが、聴いていると少しずつメロが沁み込んでいって、気がつくと泣きそうになってる…そんな静かな哀愁が感じられる曲。…でも、STG「ラストリゾ-ト」って、一体どれだけの人が知っているんでしょうか(笑)いや、私も未プレイですが。


上海アリス幻樂団 - 東方地霊殿~subterranean Animism - 少女さとり~3rd Eye ★★★ (2010-01-18 19:37:36)

これはある意味凄いですよ…単純にメロディだけで比べたら、MALICE MIZERよりもVersaillesよりも分かりやすくゴシックしてる。この曲は色々アレンジを聴いてますが、主旋律をよっぽど酷く弄らない限り、常にゴシックな風味が漂ってる。こういう灰汁が強くて、しかも一度聴いたら忘れられない、超キャッチーなメロディって大好きです。


上海アリス幻樂団 - 東方地霊殿~subterranean Animism - 廃獄ララバイ ★★★ (2010-01-18 19:33:58)

時々「このアーティストはこの曲を世に出しただけでも意義があった」というレベルの名曲がありますが、この曲はそんな中の一曲だと思う。本当に、このメロディには人の心の内にある「何か」を揺さぶる力があるのではないでしょうか。単なる叙情や哀愁ではとても済まない、抽象的なムードのあるメロディ。ZUN氏の描いたメロディの中でも最高峰だと思います。


上海アリス幻樂団 - 東方地霊殿~subterranean Animism - 霊知の太陽信仰~nuclear Fusion ★★ (2010-01-18 19:38:33)

いかにもラスボスって感じの、ダークで大仰な曲ですね。
特にイントロやサビはモダンなメタルに乗せても何の違和感もないようなメロディで素晴らしい。ただ、個人的にはAメロ部分に古き良きメタルのかっこよさみたいなものが感じられて、昔のメタルが苦手な私にはちょっと微妙かも。


上海アリス幻樂団 - 東方風神録~mountain of Faith - ネイティブフェイス ★★★ (2010-01-18 19:48:18)

土着信仰…というタイトルからは想像もつかない、アッパーで楽しげな、超キャッチーなメロディを持つ曲。こういうメロディ、Marty Friedmanは絶対好きだと思う(笑)。メロの素晴らしさも然る事ながら、高速ピアノが実にかっこいい。こういうピアノフレーズが入ったシンフォブラックってないかなぁ…?


上海アリス幻樂団 - 東方風神録~mountain of Faith - 芥川龍之介の河童~candid Friend ★★★ (2010-01-18 19:41:34)

これも「弾幕と曲が連動する」という特性がよく出た曲ですね。
イントロのフレーズに合わせて、ボスが弾を撃ってきたときは思わず見惚れて/聞き惚れて被弾しました(笑)。モノクロなのに、色や水の流れが感じられる水墨画を思わせる、深い情緒を湛えたメロディを持つ曲で、単品でも超のつく名曲だと思う。


上海アリス幻樂団 - 東方風神録~mountain of Faith - 信仰は儚き人間の為に ★★★ (2010-01-18 19:42:55)

「懐かしき東方の血」が「メタルっぽい曲」なら、こっちは演奏形態が違うだけで、メタルといって差し支えない曲だと思う。ヒロイックでシリアスで、おまけにクッサクサ(笑)。ZUN氏って実はメタルも結構聴いてるんじゃないでしょうか。


上海アリス幻樂団 - 東方風神録~mountain of Faith - 神々が恋した幻想郷 ★★★ (2010-01-18 19:47:19)

東方の中でも癒し効果が高そうな1曲。
もうメロディを聴いているだけで、観光地を巡るバスの中にでもいる気分になってきます。東方って若いファンが多そうですが、この曲は親世代にも受けると思う。ゲーム中だと、ボスが一旦現れてすぐ去るタイミングで曲が盛り上がるようになってて、演出の巧さに唸らされます。


上海アリス幻樂団 - 東方夢時空~phantasmagoria of Dim.dream - 東方妖恋談 ★★★ (2010-02-09 22:18:49)

個人的には「少女綺想曲」よりこっちの方が好き。
サビに向かって盛り上がっていく構成といい、サビメロのごく分かりやすいヒロイックさといい、実にシューティングの主人公っぽい曲だと思います。でも、この曲からは、暢気な会話なんかせずに妖怪をバッタバッタと薙ぎ倒してるイメージが浮かびますが(笑)。


上海アリス幻樂団 - 東方夢時空~phantasmagoria of Dim.dream - 夢消失 ~ Lost Dream ★★★ (2010-01-23 10:12:23)

個人的に、初めて聴いた東方アレンジがSEVENTH-HEAVEN MAXIONの「Former Frontier」で、特にこの曲と「魔法少女十字軍」のメロに感銘を受けたことで上海アリス幻樂団に興味を持ったので、この曲には思い入れが深いんですよね。
日本的な鮮烈さと北欧的な冷涼さを持つメロディが、流れよく繋がるドラマティックな名曲。ここまで劇的なメロディをここまで自然な流れで聴かせられる曲はなかなか無いと思う。ただ、余りに流れが良すぎるので、(カヴァーは)アレンジによっては、メロの良さの割に結構のっぺりした展開になってる場合も…。


上海アリス幻樂団 - 東方妖々夢~perfect Cherry Blossom - 遠野幻想物語 ★★★ (2010-01-18 19:31:19)

これまた素晴らしいメロディを書くなぁ…。
確かにタイトル通りの、RPGの「妖怪の里」的な場所でかかりそうな幻想的なメロディなんですが、邪気が無いというか、温かく迎え入れてくれるような、どこか懐かしい感じもするんですよね。辛い現実を離れて、温かく懐かしい幻想に浸りたい時は、この曲を単品で聴くといいかも。


上海アリス幻樂団 - 東方妖々夢~perfect Cherry Blossom - 広有射怪鳥事~till When? ★★ (2010-01-18 19:30:25)

サビメロのサディスティックなまでの緊迫感が特徴の曲。
君の美術館がこの曲(と東方妖々夢)を元に古の剣豪の世界観を描いた曲を書いたせいもあってか、サビメロからは間合いに入ったら即斬られるような緊迫感を覚えます。


上海アリス幻樂団 - 蓬莱人形~dolls in Pseudo Paradise - U.n.オーエンは彼女なのか? ★★ (2010-01-18 19:56:01)

これもアレンジを散々聴いてる曲ですが…本家は音色が意外にもチープ。といっても、他の曲の音の良さからして、どうも意図的にチープな音色で狂気を表現してるっぽいですが。個人的な好みでは、展開に余り手を加えず、より分かりやすい狂気を打ち出したdBu musicのバージョンの方かなぁ…。


上海アリス幻樂団 - 蓬莱人形~dolls in Pseudo Paradise - リーインカーネイション ★★ (2010-01-18 19:54:58)

この曲のBメロの扇情度ははっきり言って異常。いかにも超一流のメロデスバンドが泣きのリードギターでなぞりたがりそうなメロディで、このBメロをサビにあててクサメタル化したUnlucky Morpheusはやっぱり流石だと思う。反面、サビは短いフレーズの繰り返しで、ZUN氏にしては大分淡白。


上海アリス幻樂団 - 蓬莱人形~dolls in Pseudo Paradise - 二色蓮花蝶~red and White ★★★ (2010-01-18 19:56:59)

歌心のあるメロディの多い上海アリスですが、これはその最たるもの。
Aメロ、Bメロ、サビがはっきりした構成で、しかもどれも極上。そのまま歌を乗せるだけで、超上質、かつ幽玄さまで湛えたポップスが出来上がりそう。凄く完成された曲だと思う。


上海アリス幻樂団 - 夢違科学世紀~changeability of Strange Dream - 上海紅茶館~chinese Tea ★★★ (2010-01-18 20:05:04)

これも、一般に「歴史に残る名曲」と謳われている曲と比較しても劣らないほどのメロディだと思います。各パート単品でも十二分に素晴らしいですが、落ち着いたAメロ→鮮烈なBメロ→抜けるようなサビ、というメロディの流れも良いですね。全体的にメロが上品で、東方の中でも世代に関係無く聴かれて欲しい曲。


上海アリス幻樂団 - 夢違科学世紀~changeability of Strange Dream - 童祭~innocent Treasures ★★ (2010-01-18 20:03:58)

トークイベントで本人の入場時にかけるために書き下ろしたという曲。
それだけに、モロに上海アリス幻樂団っぽい癖の出たメロディになってますね。インストながら歌詞が設定されていますが…彼の書くメロディは歌心があるものが多いですが、もしかしたら最初から歌詞が乗る前提で作られた曲も多いのかも。


上海アリス幻樂団 - 蓮台野夜行~ghostly Field Club - 古の冥界寺 ★★ (2010-01-18 20:01:39)

なんだか、入ったら大河ドラマ的な壮大なストーリーに巻き込まれそうな寺観ですね…廃寺の境内に、冥界へと繋がるゲートがあって…みたいな、RPGの冒頭部分が浮かんでくる曲。


上海アリス幻樂団 - 蓮台野夜行~ghostly Field Club - 少女秘封倶楽部 ★★★ (2010-01-18 20:00:51)

これも本当に良い曲ですよね…薄暗くて、ロマンティックで、でも何処か子供らしい茶目っ気もあって…。ZUN氏の描くメロディって、現代人が日常の中で取りこぼしてきた何かを掬い上げるパワーがあると思う…と言っても、言いすぎではないのでは。


上海アリス幻樂団 - 蓮台野夜行~ghostly Field Club - 魔法少女十字軍 ★★★ (2010-02-09 22:30:07)

実はこの曲のSEVENTH-HEAVEN MAXIONのアレンジ「Harmonie」を店内で偶然聞き、余りのクサさにレジに持っていった事がこのジャンルにハマるきっかけだったので、個人的に凄く思い入れがあるんですよね…多分この曲を聴いていなかったら、今頃東方の原作もプレイしてなかったと思います。
しかしこれ、個人の思い入れを抜きにしても、クサメタラー殺しの名曲でしょう。だってメロディのフレーズそれ自体も音色の選び方も、クサメタル以上にクサメタルしてるんだもん。あとは、タイトルがもっとクサメタラー受けする感じだと良かったかな?何となく、(失礼だけど)「魔法少女」と聞くと幼児かオタク向けアニメっていう印象があるので。


上海アリス幻樂団 - 蓮台野夜行~ghostly Field Club - 夜のデンデラ野を逝く ★★★ (2010-01-18 19:58:27)

ZUN氏って、「ある情景をメロディで描いてくれ」って依頼されたら、普通にこなせるのでは…。昔郵便局の配達のバイトしてた時、夕暮れ時に墓場近くを配達してた事がありますが、そんな時に聴いたら本気で恐くなる曲だと思う。主旋律も印象的で素晴らしいですが、妖気系のキーとピアノでは結構印象が変わりますね。


上野洋子 (YOKO) ★★ (2007-06-08 13:22:00)

上野洋子名義の作品の感想も書いちゃったんですけど、構いませんよね…?
事後承諾の形になってしまってすみませんが…。
HR/HMのサイトなので再登録するのも申し訳無い気がしますし。
YOKO名義の作品だけ語る場にするのは勿体無いと思います。


上野洋子 (YOKO) ★★ (2008-08-31 22:19:00)

「闘りゃんせ」のYOKOとは別人なんですね。
間違えて登録しそうになりました…。


上野洋子 (YOKO) - Asterisk * 1 - Root a ★★★ (2007-08-29 15:59:24)

インストですが、1曲目と比肩するキラーチューン。
ダークだったり可愛らしかったりエキゾチックだったり、様々な要素を一曲にぶち込んで出来た創造性の高い名曲。ケチャっぽいパートまであるし…。やっぱりこの人、感性的にはプログレなのかもしれませんね。


上野洋子 (YOKO) - Asterisk * 1 - カモメの断崖、黒いリムジン ★★ (2007-08-29 16:04:13)

キーボードやプログラミング、リズムによる不可思議なアンビエンスが堪能出来る、雰囲気たっぷりの曲。鈴木慶一さんによる不思議な歌詞も音のイメージを増幅させてくれますね。


上野洋子 (YOKO) - Asterisk * 1 - パラフィン (2007-08-29 16:05:26)

弦楽カルテットと歌により綴られるバラード。
歌メロがちょっと地味な気もしますが、綺麗な曲。


上野洋子 (YOKO) - Asterisk * 1 - 約束の花 ★★★ (2007-08-29 16:02:21)

ZABADAK時代の、「五つの橋」辺りを思わせる、民族ベースの歌メロがキャッチーな名曲。ZABADAKから追って来ている人も満足できそうな、叙情的なメロディが聴ける曲で、妖精的コーラスも可愛らしく、お勧めの曲。


上野洋子 (YOKO) - Puzzle ★★ (2007-06-08 13:16:00)

ソロ名義ではVOICEに続いて2枚目になるのかな?
2002年発表の作品。
ex-ZABADAKの上野さんのソロと言う事で、それ以外の予備知識無しに聴いてみたんですが
かなり異なる路線ですね。上野さんのきれいな声がサウンドの枢軸にある事は変わりませんが
(初期)ZABADAKのようにポップス的な構成の中でそれを聴かせるタイプではなく、声を多重に
録音し、それによって想像される空間的なアンビエンスを楽しむヒーリング音楽という趣き。
かなり複雑に声が絡められていて、本当にタイトル通りの「パズル」って感じです。
でも5曲目なんかは民族色が強く、メロの扇情度が高いのでZABADAK好きなら行けるかと。
志方あきこさんの多重コーラス曲に近い路線だと思います。こっちの方がやや前衛的ですが。
路線は変わっても、やっぱり上野さんのヴォーカルは凄いですね。
ZABADAKで聴けたような妖精のような可憐な歌声は勿論の事、威厳がありすぎて巫女を
通り越して尼僧の詠唱に聴こえる声や、帯にもある「天上の歌声」と言うのがぴったりな
天使チックな神性を感じる声まで表現力の幅は非常に広く、スタイル的にもブルガリアン
ヴォイスやボイスパーカッション(!)までこなしていて凄すぎなんですが。ブルガリアン
ヴォイスは志方あきこさんや霜月はるかさんなどヒーリング系の新進気鋭のアーティストが
挙って取り入れてますが、この人のそれが一番凄みを感じますね。年季があるというか…。
最初聴いた時、ヒーリング系でありながら表現力に驚き、癒されなかったんですが(笑)
また、意外だったのはヒーリングでありながらノイズを取り入れていたり、ヴォーカルが
色々な方向から聞こえてきたり、オルガンの持続音の上に声を乗せたり等前衛的とも言える
アプローチが見られること。…とは言っても、灰野敬二さんとコラボしたこともあるらしいし
そう考えれば不思議でもなんでもないのかも。創造性が非常に高い人なんでしょう。
…しかし、こんなに創造性が高い人だと、自分の作りたい音楽に全く妥協を許さなさそう
ですよね。(ZABADAKの)吉良さんもそういう創造性を持った人だと思いますし、失礼だけど
のれん分け前のZABADAKは大変だったんだろうな…とか、これを聴いて思いました(笑)
ポップス好きよりもプログレ好きの方が高く評価しそうな作品だと思います。


上野洋子 (YOKO) - Puzzle - MacMahon ★★★ (2007-06-11 10:35:29)

リコーダーをフィーチャーした民族的な取っ付きやすいパートや、チェンバロなどを取り入れた神聖なパートをドラマティックに組み合わせた名曲。メロディだけ取っても十分にドラマティックなもので、このアルバムの中では初期ZABADAKのファンにもかなりお勧め出来る曲だと思います。


上野洋子 (YOKO) - Puzzle - Maze ★★ (2007-06-11 10:37:39)

ノイズやオルガンの不気味と言っても過言ではない持続音など、アレンジがちょっと前衛的で恐い感じの曲。神秘的というか、宇宙的な不条理さを感じる広がりのある曲だと思います。


上野洋子 (YOKO) - Puzzle - Number Place ★★ (2007-06-11 10:45:44)

人の声が出るキーボードで即興演奏しているかのような曲。
それくらいヴォーカルを加工して絡ませまくってます。もはや偏執的とすら言えるかも。途中から揺らぐシンセを声で表現しちゃったようなヴォーカルまで出てくるし、表現力高すぎ。


上野洋子 (YOKO) - Puzzle - Polyomino (2007-06-11 10:38:55)

頭の中を妖精が駆け巡っているみたい…


上野洋子 (YOKO) - Puzzle - Sumcross (2007-06-11 10:40:30)

「Polyomino」が妖精なら、こっちは南米辺りの土着の精霊。
どっちにしろ見えないものが見えてしまいそうな音。


上野洋子 (YOKO) - Puzzle - Tic Tac Toe ★★★ (2007-06-11 10:48:05)

「Number Place」も壮絶だったけど、これはまた…
こっちはボイスパーカッションまで出てくるし、もはや妖精や精霊を通り越して妖魔的ですらあります。ラストも不条理極まりない。プログレ好きには名曲だろうけど…ポップス方面から入った人はどう思うんだろう…


上野洋子 (YOKO) - Puzzle - Tower of Hanoi ★★ (2007-06-11 10:42:54)

なんで前曲「Sumcross」が精霊的なのか、これを聴いて分かった…
次曲(つまりこの曲)が儀式だからです。巫女のようなヴォーカルと、土着的なリズムが合わさり、精霊を呼び出すような音に。


上野洋子 (YOKO) - SSS-Simply Sing Songs- - Johnny I Hardly Knew Yeh ★★★ (2007-06-10 00:06:16)

曲を通じて警告するような持続音(ブズーキによるものかな?)が流れている上に、戦争のSEも取り入れられているため、どうにも悲劇的で深い世界観を感じさせる曲。ですがメロディの扇情度はかなり高めで、深さと分かりやすさを兼ね備えた名曲と言えると思います。


上野洋子 (YOKO) - SSS-Simply Sing Songs- - My Lagan Love (2007-06-11 10:54:15)

ギターの弦の擦れる音まで聴こえてくる、繊細な音作りの曲。
でも繊細すぎてちょっと地味に聴こえるかも。


上野洋子 (YOKO) - SSS-Simply Sing Songs- - The Raggle Taggle Gypsies~As I Roved Out~The Spanish Lady~The Wild Rover ★★★ (2007-06-10 00:02:13)

タイトルの通り、トラッドを4曲纏めてメドレー形式で演奏したもの。
どの曲もメロディがずば抜けて親しみやすく、トラッドカヴァーにしてはアルバム全体を通じて意外にも不足しがちだったクサメロ成分を一気に補完してくれます。「As I Roved Out」なんて割と静かなアレンジなのに、ZABADAKの「私は羊」にも通じるキャッチーなコーラスが入ってかっこよく聴こえます。これならクサメロを求めてこっち方向に手を出してるメタラー(っていうか私だけど)も満足でしょう。こういうのが聴きたかった…!!


上野洋子 (YOKO) - SSS-Simply Sing Songs- - Will Ye Go, Lassie, Go? ★★ (2007-06-09 23:56:51)

これも9曲目と並び親しみやすいメロディの曲。
…なんですが、鈴木慶一さんのヴォーカルが出てくるのはちょっと…。この人cali≠gariに参加した時も歌ってたし、歌いたがりすぎ。上野さんのアルバムなのに。
…と最初は不満たらたらでしたが、農家のおっさんのような味がある声だと思ってからは、アイルランドの農場で働くオヤジと一人娘みたいな微笑ましいシーンが浮かんできて、なんとなく好きになりました。


上野洋子 (YOKO) - SSS-Simply Sing Songs- - 水 ★★★ (2007-06-11 10:56:51)

最初地味な曲だと思ってたんですが、聴きこむとそうでもないですね。
繊細なヴォーカルと、アコースティックギターの絡みが清浄な空気感を演出する、極めて美しい曲。ケルティックな旋律を挟み、曲をドラマティックにするヴァイオリンもいいですね。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅴ - はるかなる故郷 ★★★ (2010-10-22 05:18:09)

実は「5」で一番印象に残ってるのがこの曲。
もう、1000年以上語り継がれてきた民謡からの引用と
言っても信じられるくらい、琴線に触れる、スタンダード性の
あるメロディだと思う。この曲が聴きたいがために、村に留まって
ずーっと動かないでいたこともありました(笑)。
しかし、今聞くとアトリエシリーズのBGMっぽくも聞こえるなぁ…。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅴ - ん? (2010-10-22 05:20:19)

なんだろう、この曲名(笑)。
これ、GLAYの「ビリビリクラッシュメン」のリフの元ネタじゃないかなぁ…


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅵ - ゴゴのテーマ ★★★ (2010-10-22 05:37:44)

ミシディア国といい、この手のメロディにも名曲多いですよね。
とにかくメロディの繰り返しが耳から離れなくなる曲。
小学生のときは、風呂に入ってても寝ようとしてもこのメロディが
頭に流れてしまい「うあーっ!!」ってなりそうになった覚えがあります(笑)。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅳ - パロム・ポロムのテーマ ★★ (2010-10-22 04:58:26)

料理番組のBGMみたいな曲ですね(笑)。
パロムとポロムのお料理教室、始まるよーー!!
マリンバの音が可愛らしくてグッド。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅴ - ビッグブリッヂの死闘 ★★★ (2010-10-22 05:23:18)

人気曲ですよね~(笑)。
少しハードめのプログレと、運動会のBGMをむりやり掛け合わせて、
流石の植松メロディで仕上げました的な、ごった煮感ある曲。
一回聴いて、忘れられなくなるメロということであればシリーズでも随一。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅳ - ファイナルファンタジー4・メインテーマ ★★★ (2010-10-22 04:54:21)

これは今聞き返してみて、メロディの凄みに愕然としました。
壮大で、自然に満ちた世界の情景が浮かびますが、それが危機に
晒されているという、どこか切迫した雰囲気も僅かに漂ってる。
フィールドの音楽で、最も聴く頻度が多い曲のひとつですが…
そのポジションにこの曲があることで、FFの世界が持つ「空気感」が
更に臨場感と実感を伴って感じられるんだと思う。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅴ - ファイナルファンタジー5・メインテーマ ★★ (2010-10-22 05:14:10)

4のメインテーマと比べると、ずいぶん明るくなったと思います。
よりエンターテイメントらしくなり、「冒険している感じ」が
出てきていると思う。しかし、途中からの哀愁メロはやはり凄い。
哀愁なのに、子供の冒険心を損なわない、むしろ盛り上げるのが凄い。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅳ - ファブール国 ★★ (2010-10-22 05:08:22)

壮大なメロディと、中近東風メロディの掛け合いが印象的。
この曲を聴くと、幾千の僧兵がコブシを前に突き出しながら
「フン!ハ!」と叫んでいる声が、どこからともなく風に乗って
聞こえてくるような気がします(笑)。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅳ - ミシディア国 ★★★ (2010-10-22 05:05:22)

メインテーマやバトルの曲に隠れがちだけど、これも超名曲。
どこか滑稽で、ユーモラスな印象ですが、その奥に超自然的なものに
対する畏怖を呼び起こすような、少し怖い雰囲気もある曲だと思う。
メロディも実はかなりクサいと思う。最近同人でゲーム音楽の
メタルアレンジも少なくないし、この曲のプログレメタル版も聴いてみたい。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅳ - 哀しみのテーマ ★★ (2010-10-22 04:56:48)

主旋律も素晴らしいけど、伴奏のアルペジオは神ですね。
DISSECTIONの「Thorns of Crimson Death」の間奏に似てる。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅵ - 決戦 ★★★ (2010-10-22 05:31:43)

通常ボス戦の曲。
なんかFFの戦闘曲のメロディって、クサメタルバンドを十並べても
追いつかないほどのクサであると同時に、少しプログレの匂いが
する気がするんですが…作曲者の趣味でしょうか。
途中から入ってくるストリングスのメロが哀愁すぎてヤバい。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅳ - 幻獣の街 ★★★ (2010-10-22 05:02:13)

このメロディも神格化レベルで好き。
最初の主題が来た時点で、どこか陰りのあるファンタジー世界が
眼前に広がり、次の主題でそこに「耽溺」させられてしまう…。
初めてゲーム内でこの曲が流れる場面にきた時は、本当に
周りから隔絶された幻の世界に来たような錯覚を覚えたものです。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅳ - 赤い翼 ★★★ (2010-10-22 04:50:24)

まずFFと言ったら浮かぶのがこの曲。
飛空挺団の勇ましさと、これから繰り広げられる壮大な世界観、
風雲急を告げるような展開を予感させる緊迫感あるメロディ。
ラストダンジョンの前半でもこの曲が流れますが、ラスボスとの
対峙に向けて盛り上がってきたところで流れる演出は上手いと思う。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅵ - 戦闘 ★★★ (2010-10-22 05:34:24)

普通にバトルのテーマなんですが…
この曲、実際にゲームをやると、メロディの雰囲気が
剣で斬ったり、呪文を発動したりするときのSEと完璧に
マッチしてるんですよね。4や5でもここまでではなかったと思う。
そこまで考えて作ってるとしたら、本当に天才だと思う。


植松伸夫 - Final Fantasy Ⅵ - 仲間を求めて ★★★ (2010-10-22 05:42:05)

私的に「6」を象徴する曲を一つ挙げるならこれ。
「希求」という単語が思い浮かぶような、切迫したメロディが
あまりにも素晴らしい。このゲームの中でも口ずさみやすいメロで、
私なんか、小学生の頃ひそかに歌詞を考えたりしてました(笑)。


織田哲郎 ★★ (2005-05-13 23:40:00)

まさか織田哲郎さんが登録されるとは…(笑)
MK-OVERDRIVEさん、登録お疲れ様です。
私が音楽にはまったきっかけは、TUBEを中学生の時に聴いてからでした。
そのTUBEの曲の中で、最も耳を引いたのが織田さんの楽曲。
それを機会に、「渚のオールスターズ」やソロ作品を通じて、
ヴォーカリストとしての織田さんにも触れることが出来ました。
よくプロデューサーとしての手腕が評価されていますが、私は彼はヴォーカリストと
しても優れたアーティストで、声の色気では鈴木雅之さんとタメを張れる存在だと思います。


織田哲郎 ★★ (2006-09-20 20:56:00)

この間、「渚」でうたばんに出てましたね。
昔と変わらない色気たっぷりな声質で安心しました。
でも亜蘭さんの声は「渚」の頃とすっかり変わってしまっていてちょっとショック…。
彼女の歌うヴァージョンの「BOYS ON THE BEACH」、大好きだったので…。
しかしいつの間にかニューアルバム出てたんですね。
発売3日前に知ったんですけど…。
大御所なのにプレスでの扱い悪すぎるような。


織田哲郎 - Endless Dream - (journey to The) Endless Dream ★★ (2005-05-13 23:20:01)

シンセブラスの音色がカーニヴァル的な楽しさを感じさせるパートもあれば、シンセの深淵に誘い込むような音色が幽玄なパートもあったりする曲構成が、哲学的な詞世界へリスナーを引き込んでいく曲。
ヴォーカルもクールな所と熱い所の押し引きが上手く好印象。


織田哲郎 - Endless Dream - Bomber Girl ★★★ (2005-05-13 23:13:50)

近藤房之介さんとのデュエット曲。
TUBEのプロジェクト「渚のオールスターズ」の「HOT NIGHT」「ス・テ・キなサタデーナイト」などを聴いても分かるように、織田さんは掛け合いになると一層燃える傾向があるようですね。


織田哲郎 - Endless Dream - Don't You Wanna Touch Me? (2005-05-13 23:16:02)

クラビの音色と打ち込みがどこか危険な雰囲気を漂わせる曲。
この曲は織田さんのヴォーカルがいつになくセクシー。特に「I'm talking to you」のところなんて腰にきます(笑)


織田哲郎 - Endless Dream - いつまでも変わらぬ愛を ★★★ (2005-05-13 23:22:02)

結婚式でかけたくなるようなバラード。
歌詞がもうクサい程にロマンティックです(笑)ちなみに、この曲はどうやらポカリスエットのCMに使われたらしいです。


織田哲郎 - Melodies - ボクの背中には羽根がある ★★★ (2006-09-20 20:52:31)

こういうフォークローレなアレンジって、荒野とか雄大な大地だとか異民族的なイメージを想起させるのに、不思議と懐かしさを感じるんですよね。しかも歌メロが織田さんの絶品メロディですから、名曲にならないわけがありません。一聴で虜でした。


織田哲郎 - Melodies - 愛のために。 ★★★ (2006-09-20 20:49:22)

この曲、上戸彩さんが歌っているときから「良いメロディだなー」と思っていたんですが、作曲は織田さんだったんですね。その曲が織田さんのセクシーヴォイスで聴けるとは…感無量の極みです。しかもあの元気溌剌とした曲がジャジーに生まれ変わって…これはたまりません。必聴です!!


織田哲郎 - Songs ★★ (2005-05-13 23:52:00)

93年発表のセルフカヴァーアルバム。
大黒摩季さんやZARD、WINKなどに提供した曲をカヴァーしたアルバムです。
やはり名プロデューサーとして評価されるだけあって、その歌メロの良さは折り紙つき。
そのメロディを織田さんの色気たっぷりのヴォーカルで歌われるのだから、これは
ファンでなくても、J-POPが好きならば買いのアルバムです。悲しい事に今では中古ショップで
500円を下回っていたりしますしね…(泣)
このアルバムを聴いて分かるのは、彼はヴォーカリスト、コンポーザーとしての才能も勿論ですが、
「マルチプレイヤー」としても優れている事。ギターやベース、キーボードなどの基本的な
楽器はもとより、フレットレスベースや12弦ギター、シタールなども自分で演奏しています。
やっぱりアレンジャーとして、様々な楽器が使えるのは強味なんでしょうね…


織田哲郎 - Songs - Be My Venus ★★★ (2005-05-13 23:28:47)

TUBE主体のプロジェクト、「渚のオールスターズ」への提供曲のセルフカヴァー。原曲は夏を強烈に意識したアレンジでしたが、こちらはややシンフォニックでなんだか豪華です。
原曲も織田さん(とTUBEの前田さん)がヴォーカルを取っていましたが、当時のものより低音の色気が増しているように思います。


織田哲郎 - Songs - 咲き誇れ愛しさよ ★★★ (2005-05-13 23:25:09)

確かWINKに提供した楽曲のセルフカヴァー。
名作曲家である織田さんの作った曲の中でも、最高峰に哀愁が感じられるメロディで印象に残ります。スパニッシュなアコギが良い感じ。


織田哲郎 - 青空 - 青空 ★★★ (2005-05-13 23:33:55)

織田さんの曲の中では一番好き。
ハモンドとアコギが爽やかさを演出するオケとキャッチーなメロディによって、本当にリスナーの脳裡に「青空」を描いてしまいます。8cmシングルコーナーに置いてあったら是非買う事をお勧めします。


真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変 ★★★ (2010-12-23 07:59:13)

これが私の格ゲー原体験です!
当時小学生低学年ながら、物凄くハマッてましたね…。

家族旅行に行ってもホテルのゲーセンで(お土産代を使い込んで)
ずーっとプレイしてるし、ALL ABOUTの攻略本買ってリコーダーで
「自然の宴 春」を吹こうとしてたりしたし(笑)。「自然の宴 春」は
本体を買ってもらってからも、CDモードで何度も何度も聴いてましたね。
同人でフォークメタルアレンジがあれば是非聴きたいものです。

色々と移植もされてますが、今やっても演出が「粋」なんですよね。
勝者の名前の読み上げや、試合前のコールの声は私が今までプレイした
全ての格闘ゲームの中で最もかっこいいと思うし、幻十郎の三連殺を初めとして、
心に焼きつくようなかっこよさの技も多いしで、本当に素晴らしい世界観を
作り上げていたと思います。斬音や絶妙なヒットストップなど、演出も
素晴らしかったなぁ…(懐古モード)。確かにCPUは強すぎるし、キャラバランスは
良いとはいえず、ゲームとしては大味ですが…

それでも、「この世界観に浸っていたい!」と、強くユーザーに思わせる、
優れたゲームだったと思います。


真説サムライスピリッツ 武士道烈伝 ★★★ (2010-12-23 07:57:26)

周りがFF7で盛り上がる中、私は一人このゲームをやっていました(笑)。

世界の名所や偉人ばかりが登場するストーリーは正直無理がある感じはしますが、
格ゲーメーカーが出したRPGとしてはごく丁寧に作られているという印象で、
少なくともプレイしていてつまらないと感じるようなことはありませんでした。
パーティも好きなキャラを選んで構成出来るし、サムスピキャラが世界を
股にかけて活躍するところが見たい方は、今からでも買ってプレイしても遅くないかも。

ただ、頻発するロードに耐えられればの話ですが。私はネオジオCDで慣れてるので、
全然平気でした(笑)。ちなみに、私はPS版をやったのですが、ネオジオCD版では
ガードや反撃が手動、かつダメージレートも大きく異なる、格ゲーに近い
「殺るか殺られるか」の戦闘システムで、かつ敵の種類も多く、おまけなども
充実しているらしいです。押入れに埃塗れのネオジオCDがありますが、
もう動かないよなぁ…あれ、ちょっと調子悪くなると、ランダムリセット機能つくし(笑)。
ゲーム機としては脆弱な部類ですよね。


真野恵里菜 - FRIENDS ★★★ (2011-07-22 21:47:37)

2009年発表の1st。
CMで聴いた「My Days for You」が素晴らしくて、アルバムもすぐに買いに走ってしまいましたが…思ってた以上に素晴らしいんですけど。

まず、アルバムを通じてのムード作りが本当に素晴らしい。
全体的にフォーク要素が強い、懐メロっぽいメロディが多いんですが、アレンジの方も音使いがどこかレトロな感じで、聴いていてノスタルジックな気分に浸れるんですよね。曲調の方はピアノバラードありモータウン風あり、ちょっとサイケな曲もありでバラエティに富んでいるんですが、ノスタルジーを感じる情景はアルバムを通じて統一されている感じ。

真野さんはピアノが得意らしく、ほとんどの曲でピアノが使われていますが、このピアノがポップな曲ではより爽やかかつ軽快に、メロウな曲はより胸を締め付ける感覚を強く…と、曲の持っている情景を更に引き出しているんですよね。この点、真野さんのキャラクター(及びプロデュースの方向)と、アルバムの方向性が見事に合致した感じがします。

また、真野さんのヴォーカルは音程を追うのに凄く気をつけながら、感情を表現しようと頑張っている感じで、正直この時点では上手いとは言えませんが…この一生懸命な感じが、ノスタルジックな情景をよりリアルなものとして感じられるようにしてくれるんですよね。曲自体、アレンジ、ヴォーカルが合わさって出来る音は、そこらのプログレよりも余程情景描写に富んでいる音だと思う。

何より、純粋に曲が良いんですよね…アルバムを聴き通して、つまらないと思う部分、ダレる部分が無かったですもん。基本穏やかなテンションながら、常に切なかったり、楽しかったりを聴き手と共有するパワーに満ちている感じ。現在アルバムは2枚リリースしてますが、最初に聴くなら絶対にこっちがお勧め。


真野恵里菜 - FRIENDS - OSOZAKI 娘 ★★★ (2011-07-22 21:39:42)

割とギターが前面に出た、ロック要素も強い曲ですが、歌が入るとピアノが伴奏に入る、清浄感があるアレンジがいいですね。こういう穏やかで軽やかで、情景が浮かぶポップさって最近凄く好き。Bメロのパーカッションやサビのハンドクラップの時代錯誤感も素敵(笑)。

しかし、この曲もメロディがTUBE風ですね(笑)。
My Days for Youが「ゆずれない夏」なら、こっちは「Only You君と夏の日を」っぽい。これもサビで「♪君と夏の日を 一緒に飲み干したいね」って歌えます(笑)。


真野恵里菜 - FRIENDS - いつもいつでも ★★ (2011-07-22 21:40:59)

イントロやサビの副旋律で使われてる笛の音からして、レトロでノスタルジーを感じさせる曲ですよね。歌声もメロディも素朴なんですが、だからこそ胸に沁みてくるものがある。個人的には夕焼け、それも絶対煙突がある昭和の町並みの夕焼けが浮かびます(笑)。「世界は サマー・パーティ」「ラララ-ソソソ」というアルバムの2大名曲をつなぐ曲としても完璧。


真野恵里菜 - FRIENDS - おやすみなさい ★★★ (2011-07-22 21:46:22)

ボサノバ調の穏やかな曲ですが、サビでは自然な盛り上がりをみせる展開が良い感じの曲。個人的には寝る前より、休日の午後にまどろんでる時とかに聴きたいですね。窓際に置いたサボテンのように、聴き手の心を穏やかに癒してくれる1曲だと思います。


真野恵里菜 - FRIENDS - この胸のときめきを (2011-07-22 21:45:10)

サビメロが…なんというか、凄い乙女チックな感じですよね。
両手を腕の前で組んで、星空とか見上げてそうなイメージのあるメロディ(笑)。めっちゃ甘々です。個人的な好みはまあ別としても、メロディのキャラが立ってるのは良い事だと思う。


真野恵里菜 - FRIENDS - はじめての経験 (2011-07-22 21:42:17)

メジャー2枚目のシングルで、Mステにも出演した曲らしいですが…キャッチーさとビートの強さが、アルバムの中では少し浮いてる気も。まあアルバムの流れを変える一曲にもなってる感じはしますが。でも単品で聴くとピアノメロが絶品とはいえ、ちょっと地味な感じかも。


真野恵里菜 - FRIENDS - まつげの先に君がいる ★★★ (2011-07-22 21:45:48)

アルバム曲でも、作品中随一のキャッチーさがあると思いますが…どう聴いても80年代ですよね、これ(笑)。最近のアーティストで「パヤパヤ」なんてコーラス入れる人、ネタやレトロ感を演出するのでなければほとんどいないのでは。心がほっこりするような、温かみのある明るさがある曲なので、最近のポップスは盛り上がれてもどうも刹那的な感覚が強くてちょっと…という方にもお勧め。


真野恵里菜 - FRIENDS - サンタのサキソフォン ★★★ (2011-07-22 21:44:35)

クリスマスソング、かつアルバム随一のアッパーな曲と「キャラ立ち」した曲であるにも関わらず、しっかりアルバムの山場として溶け込んでいるのが素晴らしい。はっちゃけの度合いが、アルバムのノスタルジックな雰囲気を壊さない、丁度良い感じなんですよね。しかしブラスのはっちゃけ方がなんかレトロ(笑)。「ぺぽー、ぺぽー、ぺぽー」って聴こえるフレーズがやったら印象深いです。


真野恵里菜 - FRIENDS - マノピアノ (album version) ★★ (2011-07-22 21:47:06)

タイトル的に弾き語りかと思いきや、意外とリズムトラックはポップですね。しかしこのタイトルは秀逸だと思う。ピアノが弾けるアイドル/シンガーっていうキャラが一発で分かりますもん。歌詞の女性の行動は普通なら情念が感じられそうですが、この声で歌われるとむしろいじらしさを感じるから不思議。


真野恵里菜 - FRIENDS - ラッキーオーラ ★★★ (2011-07-22 21:43:59)

凄く不思議な存在感のある曲。
アルバムを通じてのノスタルジックで清楚な雰囲気や、アイドルらしい溌溂とした感じはあるんですが、プログレ的な摩訶不思議なムードも同居しているという妙な曲。しかしメロディや歌詞はあくまでキャッチー。プログレよりもむしろニューウェーブっぽい?どっちにしろ聴いてて面白い、魅力的な曲である事は確かです。何故か一番最初に連想したのは(全然似てないのに)TANGERINE DREAMだったり。


真野恵里菜 - FRIENDS - ラララ-ソソソ ★★★ (2011-07-22 21:41:36)

全体的に時代錯誤的なノスタルジックさが漂ってるこのアルバムの中でも、随一のノスタルジックさを誇る曲だと思う。メロディは最早唱歌に片足突っ込みかけてるような域で、この歌詞のような幼い恋愛をしてる学生が授業で習って、帰り道とかにふとした拍子に口ずさんでいるような、自然な切なさがあると思う。学生時代の帰り道、土手で見た綺麗な夕焼けとかが浮かぶ曲。最近はクサメロ全開の慟哭系より、こういう胸キュン系(死語?)の曲の方が泣けるんですよね…。


真野恵里菜 - FRIENDS - 乙女の祈り ★★★ (2011-07-22 21:39:01)

KANさんの書いた穏やかでノスタルジックなメロディと、まだたどたどしい儚げなヴォーカルが絶妙にマッチし、清楚で切ないムードを演出するメジャーデビュー曲。ジャケをセピア色にしたら、昔の卒業写真っぽくて曲に合いそう…そんなレトロな感じの曲。真野さん自身、「今っぽくなくて新鮮」と曲を貰ったときに思ったそうですが、この「今っぽくなさ」はこの曲だけでなく、アルバム全体に共通してありますよね。


真野恵里菜 - FRIENDS - 世界は サマー・パーティ ★★★ (2011-07-22 21:40:28)

モータウンビートと、それに絡むベースラインとブラスが軽快で、聴いていて楽しくなってくる曲。ピアノや彼女の声が爽やかなせいか、それほどにぎやかになりすぎず、まるで滝の傍にいるような清浄感がありますね。空がスキッと快晴で、マイナスイオンが出てて…みたいな(笑)。なんか童心に返って川遊びとかしたくなります(笑)。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS ★★ (2011-08-10 19:01:45)

2010年発表の2nd。

個人的にはいわゆる「ヒット・アンド・ミス」な作品。
前作は、アルバムを通じて、情景がシームレスに移り変わっていくような統一感があったんですが、今作は曲ごとに全く違った表情を見せている感じですね。前作では考えられなかったテンションの1曲目「元気者で行こう!」からして方向性の違いを予感させますし、「堕天使 エリー」のようなネタ曲もあったりで非常にバラエティに富んだ仕上がり。

ただ、どうも曲によってクオリティにばらつきがあるように感じてしまうんですよね…。例えば4曲目~5曲目のハッピーな曲が続くパートは、繋がりも良くて聴いていて多幸感に胸を満たされる感じなんですが、8曲目以降は音源を並べただけな感じがしてしまい、どうも集中して聴けないんですよね…。せめて「嵐の前のキャンドル」が、もうちょっと劇的なメロディだったら引き締まった構成になった気がしますが…。

ハイテンションな曲でも繊細な曲でも、しっかり歌いこなしている辺り、前作よりも着実に引き出しが増えている印象で、彼女の色々な面を見せるというプロデュースの観点から見たら、かなり良い方向へ向かっていると思います。2~6曲目や10曲目なんかは、本当に良い曲だと思う。しかし、純粋にアルバムをひとつの作品として評価するなら、好みなのは前作ですね。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - Ambitious Girls ★★ (2011-08-09 00:37:19)

ドラムンベースっぽく攻めそうに見せかけてエキゾなパーカッションを入れたり、「ジャンヌダルク」という歌詞のフレーズがやたら耳に残ったり、クラビのちょっと滑稽味のある音色が用いられていたり、色々と耳に引っかかるポイントの多い楽曲。その割には、普通に爽やかでポップなサビメロが微妙に物足りない感じもします。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - Love & Peace = パラダイス ★★★ (2011-08-09 00:35:47)

「ドレミファどうして?」のハッピーなムードは引き継ぎつつ、バンドサウンドからダンサブルな音に自然に移り変わるアルバムの構成が素晴らしいですね。この曲も聴いていると心が浮き立つような感覚を覚えますが、Bメロでちょっとセンチなメロが出てくるのがさらにその感覚を引き立てます。この曲を聴いてると、こういうハッピーな感覚を聴いて共有できる境遇にあるって、実は凄く幸せな事なんじゃないかな…と考えてしまったりします。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - Tomorrow ★★★ (2011-08-09 00:36:36)

テレビドラマのエンディングテーマに使われそうな、大らかで情景が浮かぶようなバラード。こういう、歌が情景に溶け込むことを求められるような曲歌わせたら本当に上手いですよね。前作と比べると、より直接的に情景が浮かぶような音作りが成されているように思います。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - お願いだから… ★★ (2011-08-09 00:41:10)

シンセの音色やコーラスワーク等、音色はフューチャリスティックなのにメロディや歌詞の世界観はベタベタな哀愁にまみれているという、アンバランスな魅力のある曲。ラストがこういう曲なのは意外ですが、確かにこの曲って他のどこに入れても浮きますよね…アルバムの他の曲となんか世界観が違う曲っていう印象。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - ごめん、話したかっただけ ★★★ (2011-08-09 00:33:42)

モータウン風のビートは前作の「世界はサマー・パーティ」を髣髴とさせるものですが、つんく氏が曲作りを担当しているせいなのか、もっとカラフルな仕上がりの印象。ショッピングモールにある、ゼリービーンズとか売ってる店にあるお菓子みたいな、華やかで可愛らしいイメージ。ギターがリズムを刻んでるから、「世界は~」より賑やかなイメージなのかも。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - ダレニモイワナイデ ★★★ (2011-08-09 00:34:21)

KAN氏が作詞・作曲を担当(編曲はシャ乱Qの泰誠/たいせい/たいせー氏と共同)しているせいか、ボサノバ調のピアノメインの穏やかな曲調に、歌謡曲的なメロディが乗る、リラックスしつつもフックのある曲で、前作の収録曲に近いムードに仕上がってますね。「♪あなたは知ってるの」辺りの小悪魔的な声の返し方とか、清楚に歌うだけでない歌い回しが、前作よりも成長したのを感じさせてくれますね。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - ドレミファどうして? ★★★ (2011-08-09 00:34:56)

分類的にはアイドルソングになるんでしょうけど…アイドルがテクニカルだったりキュートだったりな振り付けで魅了するというよりは、バックバンドを従えてフロントマンを演じてるような図が浮かぶ曲。バンドメンバーも笑顔でアイコンタクトしながら演奏してるようなムードで、凄くハッピーで楽しげな雰囲気。サビメロを聴いてるとなんかいいことありそうな気がしますもん(笑)。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - 家へ帰ろう sad ver. ★★ (2011-08-09 00:40:13)

バラード→ダンス系→バラード、っていうアルバムの構成はほんとどうかと思う(私の中でアルバムの第一印象が芳しくなかったのはこの構成が大きいと思う)んですが、曲の方は良いですね。メロディは暗めですが、いかにも日本人的な泣きメロで印象深い曲。ここまで英詩の多い曲は今までにないですが、敢えて日本人的なメロディに英詩を載せるっていう試みなんでしょうか。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - 元気者で行こう! -Giga Power Mix- ★★ (2011-08-09 00:32:58)

前作と最新シングル(My Days for You)しか聴いておらず、シングルの流れを追ってなかったので、この1曲目は面食らいましたね…いきなり3・3・7拍子に合わせてコール&レスポンス必至なチアリーディング風の掛け声、からのパンキッシュなギターリフにOi!Oi!ですからね…思わずCD止めて考えてしまいました(笑)。曲自体はキャッチーでアッパーで、知ってる人とカラオケ行って、煽りまくって歌ったら楽しそうだし悪くないですけど。まあびっくりはしました。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - 春の嵐 ★★★ (2011-08-09 00:39:20)

歌謡曲風のキャッチーなメロディ+ダンサブルなバックトラックという、つんく氏の王道とも言える楽曲で、彼のプロデュースしているユニットならどれに歌わせても嵌まりそうな感じの曲。やっぱりつんく氏のこういう曲って大好きです…が、アルバムのパーツとしてはどうかと。聖女的とも言える女性像の前曲の後で、こんな恨み節に近い世界観歌い上げられても、って思います(笑)。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - 堕天使 エリー (2011-08-09 00:38:02)

あからさまな「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」へのオマージュ曲で、台詞だけでなくラジオ番組のエンターテイメントコーナーっぽい、ギャグなやりとりも収録された曲。ただ、こういうのって最初は面白いけど、同じやり取りを何回も聴かなくちゃいけないのが微妙ですよね…歌メロはものすごい哀愁メロでいいんですけど。


真野恵里菜 - MORE FRIENDS - 嵐の前のキャンドル (2011-08-09 00:38:42)

真野さんのニュートラルな声質を使って、アルバムに芯の強い女性像を感じさせるような静謐に聴かせるセクションを作りたいのは分かるんですけど…曲が地味過ぎると思う。例えて言うなら、中島みゆきさんの「二隻の舟」のラストの盛り上がるメロディを省いた感じ。正直この曲は微妙かも。


真野恵里菜 - More Friends Over (2012-05-09 22:15:53)

2012年発表の3rd。

理由は大きく分けて二つあるんですが、最初聴いたときの印象は良くない作品でした…。一つはアルバムの構成。数曲ごとにインターバルで会話が挿入されるんですが、正直こういうのは1回聴けば十分だと思ってしまう私にとっては微妙ですね…。「進行はミチコ」というタイトルですが、これが入るたびにアルバムの進行が止まるのが非常にめんどくさい(笑)。そこでやってる企画も面白くないし、こんなのを入れるくらいなら別ディスクで曲へのコメントやフリートークとかやった方が…とか私は思ってしまうんですが、ファンはこういう構成は嬉しいものなんでしょうか。

しかしそれ以上に問題なのが、アレンジが微妙な曲が多い事。
特にはたけ氏のアレンジは凝り具合や聴き心地の良さといった面で、他のアレンジャーから水を開けられてしまっている気がしてなりません。中でも「Glory Days」のバンドやってる人が急に打ち込みにチャレンジしたみたいな平坦なアレンジは、はっきり言って曲をスポイルしてしまってるように思う。1stの情景描写重視路線ではなく、前作のバラエティに富んだカラフルな路線を引き継いでいるのに、全体的にそれに見合った音圧がないのも気に掛かるところ。

その二点で一時放置気味だったんですが、時間を置いて聴いてみるとそんなに悪くないんですよね。何気に曲はどれも良質で、さっき槍玉に上げた「Glory Days」も曲自体は素晴らしいし、「My Days for You」は彼女を良く知らなかった私に、その曲のシングルだけでなくアルバムまで買いに走らせたパワーがありますからね(笑)。真野さんの歌唱は、決して技巧的ではないものの、弾けてる曲でもどこか真摯さを感じるもので、個人的には凄く好感。というか純粋に彼女の声が好きっぽいです(笑)。「天気予報があたったら」の溌溂とした歌を聴いてると、こっちまで元気になれそうですもん。

…まあそれでも、☆3つはちょっと付けられないかな…というのが私の評価です。「My Days for You」のような、初見でもがっつり引き込まれる超名曲はあるけど、全体としてはまあまあといった感じ。しかし、帯のコピーが「二十歳最後の青春超大作」なのに、このジャケット衣装は…突っ込み待ちなんでしょうか(笑)。


真野恵里菜 - More Friends Over - Glory days ★★ (2012-05-09 21:58:18)

こんな惜しい曲は彼女のディスコグラフィでは初めてだと思う。とにかく起伏のあるメロディが素晴らしく、シングル曲と比べても何ら遜色無いインパクトで、掛け値なしに名曲だと思えます。「曲は」ですけど…。
そんなメロディが宝の持ち腐れに思えるくらい、アレンジが平坦で微妙なんですよね…。メロディの流れはドラマティックなのに、音像の場面変化が付いていかないもどかしさ。作曲と編曲を同じ人がやってるとは思えないチグハグ感…これ、もっと上手くアレンジしたら代表曲足りえる曲だと思うんだけどなぁ…。


真野恵里菜 - More Friends Over - I have a dream ★★ (2012-05-09 22:04:17)

3連の穏やかなバラードで、どうしてもサザンオールスターズの「栞のテーマ」を思い出してしまいます(笑)。最初ちょっと地味目に感じましたが、良く聴くとメロディの叙情性はなかなかで、リラックスして聴ける良曲。ただ、音はもう少し太くても良かった気が。録音の細さまで80年代っぽくしなくてもいいと思うんだけどなぁ…。