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今週のアルバム10選
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今週のアルバム10選
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848. 失恋船長 (2024-12-02 08:47:38)

『ヘヴィメタルが聴きた㉞』後編


①Stryper - Soldiers Under Command
子供の頃このバンドは結構馬鹿にされていた
工事現場ストライプ衣装に聖書配ってライブやってるぞだった
しかしこの音を聴かされたらぐうの音も出ない
メロディアスかつハードでダイナミックなサウンド
力強いハイトーンは艶やかな声で魅了
ドラムはイマイチだが他の演者のプレイも悪くない
イメージと噂は怖いよ
SNSで陰謀論を唱える狂人には踊らされたくないねぇ







②Vow Wow - Beat Of Metal Motion
VOWWOWと言えば3枚目のアルバムで頂点を一度迎えたろう
しかしバラエティ豊かという点では今作が一番面白く
日本語歌詞の歌があるというのも面白さに拍車を掛けているが
デビュー作で既に完成された音を打ち鳴らしていた事実に興奮する
今でも最強の国産グループだろう




③EBONY EYES - Hard Rock Renaissance
コッテコテの関西様式美メタルをやり切った今作
2枚目では藤本朗を入れて音楽性をリニューアルしたが
個人的にはこの激クサクサのツインリードにむせび泣く
ドラムの音などインディーズ故の迫力不足に癖の強い歌声に好みも分かれるが
胃もたれ必死のTHE国産様式美サウンドに年に2回は挑みます
この聞き終えた後の心地良い疲労感がたまらん
ヘヴィメタルロウリュウを喰らって汗を拭きだして欲しい




④The Dead Daisies - Holy Ground
我らがグレン・ヒューズがこの時代フロントマンとベースを弾いていました
あの特徴的なベースの音とソウルフルな歌声に痺れます
グレンがロックシンガーに専念しているのも嬉しい
古典ロックを豪快にかき鳴らすサウンドとの相性も抜群
この歌声とケン・ヘンズレーを比べるなど
リトルリーグとメジャーリーガーを比較するようなモノ
好き嫌いの議論ではない上手い下手はの聞き分けくらいできないと話にならん
詐欺にひっかかって当然だろう





⑤福村高志 - TURN THE TABLE
ババちゃんの愛称で知られるRAJASなどで活躍したドラマーの福村高志
彼の甘い歌声を活かした哀メロソングが収録されたミニアルバム
インストナンバーではドラムバトルも聴かせてくれた
4曲入だがお気に入りである
福村高志は歌もイケるドラマーだったんだなぁ




849. 失恋船長 (2024-12-09 11:22:37)

『ヘヴィメタルが聴きた㉟』


①ZODIAC - HOT LINE
こちらは京都のバンド
今は亡きMandrake Rootからリリースされた1st
従って再発は絶望的もマスターテープが存在するのかも疑問
それだけにマニアにはたまりませんが
分離の悪い音だけどドラムはパワフルだしリズム隊は歯応えがある
リードギターも良いメロディを奏でる事に余念がない
日本人臭さが懐かしさを倍増
良い意味でも悪い意味でのジャパニーズメタルだ
そこが愛して止まないポイントである
叙情派国産メタル
チョイキャッチーなのもねじ込んでいます
配信されないかなぁ
イメージと噂は怖いよ
SNSで陰謀論を唱える狂人には踊らされたくないねぇ







②Storace - Crossfire
バンドは終わってしまったが看板シンガーを担ぎ出してソロをリリースさせる
しかも期待している音を歌わせるレーベルの力に感嘆しますね
これですよ
多くのファンが待っていたのはね
先行公開された曲が多すぎてリリース時に既にアルバムを聴いた気分でしたけどね




③UNDERDOG - RABIES IN TOWN
ハモンドオルガンの音色も懐かしい
ワイルドかつメロディアスなサウンド
枠組みのしっかりした構成はRAINBOWなどの系譜に連なる音楽性だろう
今でもチョイチョイ手に取る叙情派ハードサウンドだ





④Killer - Ladykiller
悪趣味なジャケットを見せられると
どんな下品な音が飛び出すのか身構えますが
出している音はいたって健康的なハードロック
その小気味よいリズムとリフに驚かされますが
ジャケと比べたらの話なので
音だけでいけばイケイケノリノリのハードサウンドです
クロークストか思い出しますが
このバンドの同じスイスなんですよね
まぁAC/DC直系なんですけどね





⑤GASKIN - NO WAY OUT
世間一般には評判の悪い2枚目
やはり掴みが弱かったなぁ
アルバム全体では酷評されるようなモノではないと思っているが
とにかく世間からの評価は得られない一枚だ
どこを切っても英国的な音が聞こえてくる
このモヤのかかったようなサウンドも個性的である




850. 失恋船長 (2024-12-18 17:12:44)

『ヘヴィメタルが聴きた㉟』後編


①Accuser - Who Dominates Who?
ギュッギュッと金属がひしめき合い擦れ合うようギターサウンド
ドカーンとツッコんでくる破壊力満点のリズム
野太い方向は獣人の雄叫びの如き威圧感があり
スラッシュメタル特有の好戦的なサウンドが
シリアスな世界観の中で有機的な絡みを魅せる
テンションの高いサウンドは今聴いても十分通用する









②Blind Fury - Out of Reach
今聴けば当然古くささは否めないが
単なるNWOBHM残党組の作風を越えた古典的な響きがある
知名度だけで舐められては困る
英国式様式美メタルとも言うべき厳つさがここにはある
懐かしいだけでは終わらない野心と王道を押えた展開は
革新的な面も十分にアピール出来ている




③Vulcain - Rock 'N' Roll Secours
フランス産のモーターヘッドサウンドだ
砂埃を上げ爆走するロックンロール
そして塩っ辛い酒焼けヴォイスもレミーを彷彿とさせる
欧州のバンドなので湿り気があるのがポイント
あとはフランス産特有の軽やかさが暴走ロック残っているのも面白い
単調な面は否めないが暴走ロックスタイルが好きなマニアならば一聴の価値あり





④Znowhite - Kick 'Em When They're Down
女性シンガーの存在感ってある意味
彼女が正解なのかも知れません
どこかキュートな歌声
そのカワイイ声が凄む瞬間がなんとも言えない個性を発揮する
この荒削りなスピードサウンドと絡むことで
両者の魅力が上がっているのがポイント
大好きな音だ





⑤Raven - Architect of Fear
世間的にはかなり評価の低いアルバム
たしかにアクロバティックなスピード殺法はなりを潜めたが
90年代の幕開けを彼らなりに向き合い
新天地となるドイツでの活動を視野に知れた剛毅なサウンドは
新たなる局面に立つこととなった
今聴いても新鮮である
彼らのカタログの中では異質だが
無理はしていない




851. 失恋船長 (2024-12-28 17:35:56)

『年の瀬に振り返りたい忘れがちな一枚』


①SINERGY - BEWARE THE HEAVENS
アレキシ・ライホとイエスパーがサポートする
キンバリー・ゴスをメインに置いたメロディックメタルバンド
北欧由来のフォーキーなメロディと美旋律をたっぷりとまぶした一枚
線の細い歌声だが
その容姿はド迫力
ライブで見たときはその相撲レスラー大暴れぷりに笑いを堪えられなかった
今でも極悪女王はゆりやんレトリィバァではなくキンバリーだと思っている
この繊細かつダイナミックな北欧風ミステリーメロディックメタルサウンドは
初心者にこそ聴いて欲しい名盤だ








②Ария - Крещение огнём
今ならサブスクで無料で聴けるロシアンメタルの名盤
今どきCDオンリーなんてデジタル音痴の高齢者だけだろう
たまにアナログからCDに移行したのが俺は遅かったと的外れな言い訳をする高齢者に出会うのだが
あれとは状況も意味合いもまるで違いますからね
いくつになっても拘りは捨てられませんが
ワタクシはテクノロジーの恩恵は受けますよ
本当に欲しいものだが買えば良いのです
でも3000円は高いよ
CD一枚にそんな価値はないよ
何より気軽に聴けないしね
ロシアンメタルの皇帝アーリアのCDはその辺で売っていませんからね
シリアスかつメロディアスな王道サウンド
彼ららしい威厳とパワーに満ちあふれた渾身の一枚
問答無用の傑作である




③ELIZA - Battle Field 
奇跡の再結成を遂げた我らが道産子メタルのELIZA
イライザと読むのですが初見は読めんよ
シンガーが叫さんに変ったのも見事にジャストフィット
彼のハスキーなハイトーンがハマりました
昔の曲が見事に完成形に達した傑作ですが
現在は廃盤の貴重品
無念じゃ
仲直りしてまたリリースしてくれい






④LOUDNESS - TERROR
ラウドネス史上もっとも人気の無いアルバム
理由は速い曲が少ないから
それならばX-JAPANでも聴いてくれ
二井原実の歌声に合う合わないはあるのだが
このアルバムほど初期のダークな路線を想起させるアルバムは少ない
自らが公言するブラックサバス的なアプローチ
そういうことをど真ん中でやったのは今作が唯一
アルバムの中にド迫力のスピードナンバーも収録されているので問題なしです
オープニングから怖いくらいヘヴィな音圧で迫ってきますね
この失敗を受けてRACINGが生まれるとは因果なもんです
ワタクシは速いだけのメタルは大嫌い
妙にサビがポップなハロウィーン式スピードナンバーは大苦手です
子供過ぎで手が出ません
この濃密な音に恐れおののく
樋口宗孝のドラムにビビる
山下のタイム感に腰砕け
凄いリズム隊だ





⑤Anvil - Absolutely No Alternative
オルタナムーブメントにNOを突きつけた痛快極まりない傑作
オープニングナンバーからOLD SCHOOLときている
時代になびき雑誌片手にメタルを語るバカ共に一発食らわしてくれる昔気質の一枚
俺達の電車道メタル
帰りの燃料積んでいない男の一枚です
ロブ・ライナーってもっと評価されるドラマーだよ




852. 失恋船長 (2024-12-29 03:54:59)

『年の瀬に振り返りたい忘れがちな一枚』後編


①VOWWOW - Mountain Top
年明け早々ライブを開催する伝説のバンド
彼らのラストアルバムとなった今作
プロデューサーにボブ・エズリンを迎え全米進出を目指すも叶わず解散
とプレス紹介されたのだが真摯は分からない
その後まさか人見元基が学校の先生に転身するとは夢にもおもわなんだ
今作は過去のアルバムを見渡してもバラエティに富んでいる
逆を言えば散漫な印象を与える
そして出来不出来の差が激しいアルバムでもある
リメイクありだがシングルとしてリリースされたTELL MEはCMソング
そしてラストのI'm Gonna Sing The BluesもCMソングとなった
それだけに唐突な解散は残念な気分を味わった
聴き手にとってはこれがラストは消化不良だろう
しかしオープニングナンバーの表題曲は傑作だし
SEみたいなインストを挟んでのスピードナンバーのカッコ良さや
彼ららしい洗練されたアーバンなロックナンバーSPEEDなど今作ならではの魅力がある
アメリカンな曲に挑戦するのも久しぶりだった
名盤ばかりの彼らだが今作もまたV時代の総決算とも言える作風
今こそ聞き直して欲しい一枚ですね








②EARTHSHAKER - PRETTY GOOD!
前作とは打って変わってハードサウンドが復権した一枚
オープニングナンバーから工藤のドラムが躍動
彼のコージー・パウエル大好きドラムが復活した
それだけでも今作に対する好感度も上がるのだが
プロデューサーにマイク・ポーカロを迎え
アメリカンなロックサウンドを上手く導き出している
やっぱりホンマモンが参戦すると音も引っ張られますね
両者の共演は見事なマジックを炸裂しました
ハードサウンドの復活
そしてアメリカンナイズドの成功例
アースシェイカーの自肩の強さを見せつけました
アコギで魅了する⑦なんて今作ならでは
他のアルバムを見渡してもカラーが違うんですよね
でもシェイカー節は全開
TOTOとシェイカーの融合です





③Angel Witch - Frontal Assault
直訳するな正面直撃というアルバムタイトルが示す攻撃的なサウンド
そして英国由来のモヤのかかった音像と湿ったサウンド
彼ららしいオカルトテイストも感じられ
それ以外にも洗練された面も見せつけ
しっかりと成長している
専任シンガーが頼もしい存在感を出しているのも好印象
世間的には評価の低いアルバムだが
彼らは1stだけではない
今作と2枚目は英国ハードサウンドマニアならば必聴のアルバムだ
勿論NWOBHMマニアならば避けては通れない2枚である
アメリカ盤は2枚目と3枚目が混ざった作品がリリースされた
あれは良くなかったなぁ
騙されるぞ






④Don Dokken - Up From The Ashes
DOKKEN解散後に速攻結成されリリースされたドン・ドッケン名義のバンド
豪華メンバーが揃ったが
売れなかったので速攻解散した
いまでも2枚目を作って欲しいと思うほど出来が良い
ドンのソフトな歌声を活かしたメロディックスタイル
叙情的かつ洗練されたメロディはワールドワイドなサウンドだった
ビリー・ホワイトの力強いリズムギターがいい
ジョン・ノーラムを喰っているのだが
そういうのもバンドには良くなかったのかもしれない
いずれにしろ短命に終わったが内容は素晴らしい
DOKKENに負けない音楽性を作ったのはジョージでもピルソンでもなくドンだった






⑤Negarobo - Emergency
札幌のスラッシュメタル
この苛烈なる激音を聞いて欲しい
スピーカーをぶち破るような騒音に身震いさせられます
単に過激なだけでない超一流のスキルに支えられた構成力
ドラマーはラウドネスに加入する鈴木だ
それだけでも興味を持って貰えそうだが
モッシュピットの嵐となる肉弾戦よろしくな闘争心を煽る
破壊的なサウンドは今聴いても新鮮である
破滅的でありながらも刹那な響きを聴かせるギターも素晴らしい




853. 火薬バカ一代 (2024-12-31 00:24:00)

2024年よく聴いたアルバム10選(順不同)

EMIL SIGFRIDSSON『BACK TO YESTERDAY』
FIND ME『NIGHTBOUND』
MASAKI『FEED THE FLAME』
NESTER『TEENAGE REBEL』
NIGHTBLAZE『NIGHTBLAZE』
NIGHT PLEASURE HOTEL『PORTRATES』
PALACE『RECKLESS HEART』
REVOLUTION SAINTS『AGAINST THE WINDS』
RIK EMMET『THEN AGAIN』
SUICIDAL ANGELS『PROFANE PRAYER』

ベスト・チューンはエミル・ジーグフリードソンの“SPANISH LULLABY”で。

良いお年を。




854. 失恋船長 (2025-01-02 01:30:37)

『新年に振り返りたい忘れがちな一枚』


①Sacrifice - Tears
ザクザクと刻まれるリフと攻撃的なギター
重苦しい闇の世界を覗かせるヘヴィネスワールド
唯一無二の個性を放っていた
杉内の咆哮もクール
重量感たっぷりのヘヴィグルーブにカッコイイ
年末にディスクユニオンから再発盤が出たので是非とも手に取って欲しいねぇ






②SABBAT - Envenom
神々しいまでに美しい邪悪なる感性
ブラッケンドなサウンドは世界中のマニアを虜にしている
日本より海外で支持をされている希有なバンド
やはり雑誌での低評価が痛かった
元祖ブラックメタルといっても過言ではない
VENOM譲りの禍々しい激音
その中に組み込まれる美しい旋律に心が奪われる
センスのあるバンドだ
以外とキャッチーさも持ち合わせている




③Stan Bush – Change The World
いまやメロディックスタイルの総本山はフロンティアレーベルだからね
スタン・ブッシュのように自主レーベルでは弱いよ
アーティスティックなジャケットも印象的なんですが
その美しいジャケの印象を裏切らないメロディアスサウンドと
衰えを感じさせない美声
もっと知って貰いたいアーティストですよね






④MARINO - TARGET
関西の重戦車という異名をとったバンド
その名に負けない重量感たっぷりのヘヴィグルーブ
そのカッコ良さを牽引する大谷レイブンのギターワーク
煌めく天才的なフレーズ
そして歌い負けないレオのパフォーマンス
この1stは国産メタルシーンに刻まれる名盤だろう
大谷レイブンの勇姿に合掌です





⑤Sabbrabells - Dog fight EP盤
名曲メタルサーベルで幕が開けるミニアルバム
シングルカットされた彼らの代表曲ドッグファイトも収録
4曲入ながら彼らの魅力を端的に理解できます
2曲目に収録されているブルースロックなヘヴィバラード調のWater Nightも名曲だ
高橋喜一のエモーショナルヴォイスに泣かされる




⑥Riot - Born In America
THUNDER STEELの成功後は諸刃の剣だった
スラッシュメタルの台頭に合わせスピードに特化したスタイルがウケた
日本でも支持され彼らはビックインジャパンの恩恵を受けるが
本来はスピードメタルをやるバンドでもパワーメタルバンドでもなかった
個人的にはバラエティに富んでいるが一本筋の通った今作が一番好き
哀愁のメロディとハードさとキャッチーさが上手く絡み合っている
だから捨て曲がない
しかし権利の関係で再発が難しい一枚
配信もされていない傑作が世に一番出ていないという不遇を味わうバンド
味わい深いギターワークとノリのいいグルーブ
なにより歌が良いじゃない
線の細いハイトーン一辺倒じゃねぇ味気ないよ




⑦Battlezone - Children of Madness
急逝したポール・ディアノ
伝説のシンガーは波瀾万丈の人生を送る正にロックな男だった
日本だったら間違いなく仕事なんてさせて貰えないだろう
詐欺まがいの犯罪までやるんだからさ
この声は唯一無二の個性だった
そしてポールにはストレートでド派手なメタルがよく似合う
このバンド完全に忘れ去られているが
NWOBHM仕込みのメタルサウンドは日本でも需要があるだろう
速さだけじゃなくキャッチーさもあるので聴きやすいです




⑧The Big Deal - FIRST BITE
女性二人のツインボーカル
個人的には大好きなバンドなんだが全体的にYouTubeの再生回数が少ない
往年の空気を纏ったメロディックメタルはコンパクトにまとめ上げられ聴きやすい
売れ線サウンドだが芯がしっかりしているから軟弱にならない
そういうセンスも素晴らしい
リズムがシンプルなのは歌を聴かせたいからだろう
ツボを押えたアレンジは頼もしいんだけどなぁ



⑨Axel Rudi Pell - Between The Walls
所謂様式美メタルが古いのである絶滅危惧種なのだ
廃れゆく音楽なんだろうが
なくしてはいけないジャンルだと思っている
究極のマンネリズムだが
初期の頃はキレキレだった
ジェフ・スコット・ソートが見事に期待に応えた今作
コンパクトさも手伝い聴きやすい一枚に仕上がっている
若者にウケるとは思わないがメタルの基本となる型なんで知って欲しい




⑩Balance - In for the count
ボブ・キューリック等が中心となり結成されたバンドの2枚目
AORのメロディックスタイルだがソフトケイスされて万人受けするのは1st
そしてハードさが強まったのが2名目の今作
上手い唄と斬新なアレンジ
しかし聴き手を置いていかない分かりやすさとインテリジェンス
時代を切り開く開拓精神に溢れた一枚だった




855. うにぶ (2025-01-13 21:31:15)

2024年のベスト・アルバムです。

1.LEPROUS『MELODIES OF ATONEMENT』
独自性を保ちながら、挑戦的で過激で美しすぎる暗黒音楽。毎回、予想の範囲を超えてくれるのが嬉しい。
2.EXHORDER『DEFECTUM OMNIUM』
'24年はとにかくEXHORDERの諸作をよく聴きました。このアルバム、何度聴いても飽きないなー。
3.SEBASTIAN BACH『CHILD WITHIN THE MAN』
熱い歌唱に魂を射抜かれました。理屈じゃなく、ただこの人の歌が好きなんだなーと実感。
4.BLOOD INCANTATION『ABSOLUTE ELSEWHERE』
メタル耳で聴いたら困惑しましたが、プログレ耳で聴くと面白くてたまらず、ジワジワはまっています。癖になります。
5.SEVENTH CRYTHTAL『ENTITY』
メロディアスさと激しさと細やかさのバランスに聴き惚れます。次作も新しい面を見せてくれそうで、今から楽しみ。
6.GIGAN『ANOMALOUS ABSTRACTIGATE INFINITESSIMUS』
この作品は年が明けてから聴いたので反則ですが、面白すぎるデスメタルで、'24年作品の中では外せません。実に変態。
7.AMARANTHE『THE CATALYST』
圧倒的クオリティに感嘆します。よくこれだけしっかり作り込むよなー。トリプル・ヴォーカルの活かし方が実に巧み。
8.JUDAS PRIEST『INVINCIBLE SHIELD』
久々に諸手を挙げて歓迎したいアルバムを出してくれました。勢いもあり、とっつきやすくて、変てこさも健在な好盤。
9.NIGHTBLAZE『NIGHTBLAZE』
懐かしさを感じるメロディにメロメロになりました。たぶんこういうのは、20年前、20年後に聴いてもやっぱり好きなはず。
10.BEWITCHER『SPELL SHOCK』
ブラック・マジック・メタルを名乗っているらしいですが、ラフでキャッチーなメタルって感じで、妙に人懐っこくてはまりました。

他に良かったのは、ACCEPT、BODY COUNT、BON JOVI、CEMETERY SKYLINE、CIVEROUS、DARK TRANQUILLITY、DEVIN TOWNSEND、DRAGONFORCE、F.K.U.、FROST*、GALNERYUS、IMPELLITTERI、LINKIN PARK、MALIGNANCY、METALITE、METH.、MR. BIG、ORANGE GOBLIN、ORANSSI PAZUZU、RUFF MAJIK、SLIFT、TMG、VISION DIVINE、WHILE SHE SLEEPS、WHOM GODS DESTROY、ZEAL & ARDORです。




856. 失恋船長 (2025-01-27 22:17:31)

『ヘヴィメタルが聴きた㊱』


①LOUDNESS - THE BIRTHDAY EVE ~誕生前夜~
ワタクシのメタルライフを決定づけたバンド
ラウドネスで初めて聴いた曲はLIKE HELLだった
その魅力に一発で魅了
あのギターソロを聴かされたらね
そして1stを速攻レンタル
二井原実先輩の線が細いキンキンのハイトーンに驚いたが
既にラウドネスサウンドは出来上がっていた
渡米後の洗練されたサウンドよりも初期のブリティッシュ路線が好きだ
今聴いてもオープニングナンバーからワクワクがとまらん
思春期のあの時代にぶっ飛ばしてくれる









②Earthshaker - Fugitive
1stと2枚目は甲乙付けがたい思い入れがある
MOREは勿論
表題曲も素晴らしい
でも22:00にはやられたな
スケールの大きいバンドでしたよ
歌謡テイストが全く嫌味じゃない
歌メロで泣けるよ
やはり子供の頃の思いでは色あせん




③ANTHEM - BOUND TO BREAK
ワタクシに真のメタル魂を吹き込んだのはJPでもメタリカでもメイデンでもアクセプトでもない
アンセムである
当時回りの連中からはアンセムは聴くな歌が下手だと散々言われたが
どうしても自分の耳で確かめたく今作をレンタル
もう表題曲のカッコ良さに脱糞だぁである
ギターソロも完璧
これぞメタルの理想型と言える一曲に出会った
あの時の衝撃たるや言葉に出来ない
メディアが悪いのではないメディアの意見を取捨選択出来ない
アホが悪いのである
ワタクシはその後多くのメタル仲間と手を切ったよ
アンセムを聞かずして何を聴くである
でも最近は評価が右肩下がりです
まぁ過去に逃げ込めば済むからね
柴田さんと回りがEMPTY EYESしているよなぁ





④hughes turner project - HTP
ジョーとグレンの共演
カヴァデールよりも両者のコラボに可能性を感じましたね
今聴いても素晴らしいコラボだったし
可能性を秘めていた
ビックインジャパンここに極めたりである
名実ともに豪華ゲストも霞む両者のコラボ
興奮するわ





⑤V.A - Who Do They Think We Are?
グランジ/オルタナムーブメントの台頭
その影響はすさまじくアメリカのCDショップの棚からメタルバンドは消えた
そんな時代を乗りきったのは企画モノ
その中でも一際インパクトを放ったのは
日本人アーティストによるDEEP PURPLEのカヴァーアルバム
参加メンバーの豪華さ以上に
適材適所に渋い人選で魅了した




857. 失恋船長 (2025-02-03 01:49:52)

『ヘヴィメタルが聴きた㊱』後編


①WAR PIGS - STAY COOL
ライブで鍛えコンピ作というか映像など
そしてデモ音源もリリースと着実にステップを踏んでリリースされたフルアルバム
ハウリング・ブルからといのもあり
どんな厳ついのが出るのかと思ったら
太古の雄叫びとウネリを上げる古典ハードクラッシャーサウンドを披露
リリース当時はおもてたんと違うと思いましたが
年々評価も高まります
当時を見ても一歩先をいってたんですね









②Valkyrie Zero - ATTACK OF VALKYRIE
思い出作りの再始動ではなかった
メンバーチェンジ&バンド名を変えてリスタート
懐かしきピュアスラッシュメタルを引っ提げ
廃れるシーンを尻目に駆け抜けます
理屈じゃないんですよね
ワシはこの清い姿勢に魅了される




③Eliza - Born to Be Wild, to Be Free
哀愁のメロディとハードなリズムプレイ
インディーズだし音も良いとは言えないが
それ以上に熱気を感じるさせた
まぁレコーディングではごまかせないバンドの力量である
このバンドにはハマりましたね
サーベルタイガー ファストドロウ フラットバッカーと
その灰汁の強いバンドの中では比較的癖がなかったのが逆に良かった
やはり哀愁のメロディが好きなんですよね
俺が俺がという自意識過剰なメンバーがいないのも良かった
回転するリフワークも好きですね





④松川敏也 - BURNING
何故かCD化されない幻の一品
ワタクシもめちゃくちゃ高額で手放しました
転売しても利益出ないよな価格でしたのでね
あと自分だけ分かる特徴をディスクの表面につけた
国産メタルシーンにおいては歴史に残る名盤だ
東京X-RAYから柴田直人とRIOが共に活動していたブラックホールの曲まで
詰め込んでいるのだから悪いわけがない
ブリザードのカヴァーもありましたが
RUNの繊細なトーンを操るギターはランディ・ローズに捧げるというサブタイトルも
ハッタリじゃない鬼気迫るものを感じます
個人的には凄く好きなのだが
やはり無理無理のハイトーンで歌わせるのは反対だ
あれじゃ稲葉さんも可哀想ですよ
完全になかった事になっているから再発されない
ある意味ジャニーズやフジテレビ問題よりも闇が深い





⑤Iron Maiden - Iron Maiden
音質も良くないしプレイ面でも課題はあるのだが
メイデンは偉大なバンドである事に変わりは無い
友人に色々とデマをすり込まれた思い出の方が大きい
例えばメイデンはハリスが立ち上げたバンドだとか
パンクの影響でPROWLERが生まれたとかね
まずスティーブ・ハリスは1975年結成当初バンド内一番の若造だった
そんなヤツにイニシアチブが握れる別けないだろう
あとPROWLERはデイブ・マーレイのシングルギター編成で1977年には存在している
2代目シンガーであるデニスとの間にデモ音源も存在しており
1stの大半の曲が入っていると言われる
あの野郎嘘ばかりこきやがって
今でも思い出すと腹が立ちますね
だから雑誌の切り抜きとラジオDJの与太話を信じるヤツは嫌い
今も昔もかわらないねぇ
SNS時代に突入しようとねぇ思考がおんなじだもの
こたつ記事なんで生ぬるいよ
ホットカーペット伝聞はゆるせん




858. 失恋船長 (2025-02-11 00:59:10)

『ヘヴィメタルが聴きた㊲』


①Little Angels - Don't Prey For Me
メタルバブルの終焉期にリリースされたアルバム
英国テイストも上手く弾き出し
活きのいいハードサウンドを聴かせてくれる
ある意味もっとも聴けなくなったタイプのサウンドと言える






②Malice - In The Beginning
アメリカ産の正統派メタルバンド
JPからの影響も大なサウンドは最も支持される音であろう
だが日本では人気が無いというか知られてもいない
メディアの影響を受けすぎているので音そのもので判断されない悲劇だろう
音だけでいけば実に王道を押えている
これぞ渡米後のJPが作った道筋をひた走るフォロワーだろう
そしてMALICEに対するワタクシの発言が吹っ飛んでいます
再投稿するガッツが沸かない




③UFO - Misdemeanor
80年代に入りUFOも変革を迫られる
時代に翻弄された彼ら
もはやフィル・モグのバンドだ
時代を感じさせるシンセと軽めのサウンドミックス
そこに絡むメタリックなギター
アトミック・トミーはテクニシャンだった事は間違いない
英国テイスト溢れるメロディとフィルの歌声
80年代ならではの軽やかさが逆に耳を惹く実に罪作りなアルバムだ






④Accept - Starlight
いよいよウドの金切り声が似合うメタリックなサウンドを確立
スピード感もマシ
アクセプトサウンドが誕生したとも言えるアルバムだ
1981年という事で古くささもあるのだが
音楽に対する純粋さ
そこに尽きる
今でも十分に通用するサウンドだ
Breakerってカッコいいよなぁ





⑤Blizard - Blizard of Wizard
イケメン過ぎた双子の兄弟と花形ギター
そういう要素が乗りすぎてなんとか金にしようという
関係者の威光が働き過ぎたと思えてならない悲運のバンド
今でもANGEL KISS時代からの名曲ORIONは大好きだ
でもオリジナルヴァージョンの方がハードであり市村タカアキの歌声も好きだ
いつも頑張れブリザードと思っていた
LIVEではハードだった
ドラムもベースもイイ音だしていた
あの魅力を伝えてくれる音源が欲しいなぁ




859. 失恋船長 (2025-02-25 16:12:55)

『AOR系でしっとりしたい』


①NOB - 1st
MAKE-UPのシンガーとして活躍したNOBさん
聖闘士星矢のおかげで海外でもライブを行うなど
多義に渡って活躍
X-JAPANのPATAとも活動したがどれもが成功とは呼べなかった
またJ-POPメタルヴァージョンもやったりしたけどね
その歌の上手さは折り紙付きなのだが
こういう歌い手と音楽性にファンは付きにくいのかねぇ
ハードだが歌を大切にしたアレンジ
フロンティアレーベルとかからデビューしてもおかしくない逸材ですよ
ここで聴ける多彩な楽曲に心も躍ります
上手い歌い手ですよ
もっと知って欲しいわぁ






②二井原実 KICK ASS AGAIN LIVE
ラウドネスをクビになったあと速攻ライブを行った二井原実先輩
皆が期待したラウドネスのカヴァーはなかったが
藤村茶々丸宏幸と中間英明という豪華なツインギターが揃ったステージを味わえる
ドラミは44マグナムの宮脇というのも凱旋ソロツアーに相応しいメンツだった
このメンバーを叩き台にデッドチャップリンが結成される
タイプの異なるツインギターのソロバトルは見ものです
メタルシンガーという呪縛から解き放たれリラックスした先輩の歌声
ソウルフルな歌唱にグッときます
SLY時代よりもらしいよね



③Mikael Erlandsson - The 1
混迷の90年代にBURRN!誌が教えてくれた唄モノサウンド
ワタクシの人生観を変え開眼してくれたのはこういう
ハードでメロディアスなサウンドの魅力を教えてくれたからだ
いまなお心を震わす名曲It's Alright
こういうサウンドに出会えて幸せでした
もう20年以上読んだことありませんが
BURRN!のおかげで歌モノロックを知りました
感謝しかありません
ありがとうゼロコーポレーションである







④PETE SANDBERG - Back In Business
ピートのチョイハスキーヴォイスが
甘く切なく響きます
ダンサンブルな唄モノからバラードまでと何でも歌いこなす
器用さと歌の上手さが光る名盤
国内盤はAVEXでしたねぇ
FMの名曲をカバーしていますがこれも素晴らしい
廃盤ですか?無念じゃ





⑤Steve Thomson - Everyone Loves A Winner
スイス人のロックシンガー
オープニングからなんか聴いた事がある曲で始まるのは気に掛るが
哀愁のメロディと弾けるポップセンスを活かした楽曲と
彼の深みのある力強い歌声の相性は抜群
中盤ではダニー・スパノスが歌いヒットしたホットシェリーを取り上げています
この曲と言えばHARDLINEもやりましたが
元はカナダのStreetheartのメンツがダニーに提供した曲で
自らも取り上げています
全員アレンジが違うので聞き比べるのも面白いですよ
Nazarethの名曲Dream Onも歌っています
カヴァー曲のせいもあってか
ややオリジナルティに欠けるのですがメロディ派にはたまらんものがあるでしょう
知名度が低いので知られていませんがマニアならば是非ともトライしてください




860. 失恋船長 (2025-03-04 04:07:24)

『ヘヴィメタルが聴きた㊲』後半


①Saxon - Hell, Fire And Damnation
ブライアン・タトラーの電撃加入という嘘みたいな出来事が起こる
ダイアモンドヘッド+サクソンなんてゴジラとコングが合体みたいなもんですよ
元々サクソンは技巧的に優れたバンドではありません
その中でギターチームを過去最強に強くなったのは大きな武器となった
切れ味を増したスピードナンバー
無駄なモダンさや露骨なオマージュを減らせたのも
このラインナップだからだろう
次作が楽しみだ
ごくごくごくごく希に複アカで大嘘の負け惜しみ言うヤツが現れるので要注意を





②DIRKSCHNEIDER - Balls To The Wall Reloaded
ある意味もうアクセプトの曲はやらなくてもいいんじゃないの?
といいたくなるのですが
今回は豪華ゲストを迎えウドVSという志向で楽しませてくれます
改めてこの声あってのアクセプトだったと言うことを
ゲストとのコラボで思い知らされた
テクノロジーの恩恵はあれど今だ現役でステージに立つ男の歌声は凄みがある
このあたりがオジー・オズボーンとの決定的な違いですね
あいつ立っているだけだもんあぁ




③Stone Edge - Gypsy of the Night
リリース当時は拘りの曲作りには目を見張るが
歌が弱いで終了させてしまった
しかし時を経てあらゆる偏見がなくなって再度聴いたら
この奥深きメタルサウンドに唸らされた
もはやグロウル全盛の時代
若い人にこそ聴いて欲しい
極上の国産メタルである
ことあるごとに取り上げプッシュしたくなる
どこかジャーマンメタル風味なのも推しどころ






④LOUDNESS - THUNDER IN THE EAST
BURRN!読んでその気になっているバカ以外からは
世界のラウドネスとして我々日本人の誇りとして
メタルファンから崇められる国産メタルの最高峰のバンド
野茂英雄がメジャー挑戦したときに冷ややかなメディア
広岡達朗のような古い人間がせいぜい3Aレベルと酷評したことを今でも覚えている
活躍したら今度はメジャーのレベルが下がったと言い訳していた
この感性が一番重要でありバカとの境界線だと思っています
日本人だから売れたのではない素晴らしい音楽だから成功した
今ならばもっと成功したろう人種差別は確実にあるからねぇ







⑤IMPELLITTERI - THE FUTURE IS BLACK
イングヴェイ登場以降の速弾きブームに終止符を打つが如くデビューした
クリス・インペリテリ
実際は異なるプレイスタイルなのだがギターを弾かないと理解出来ないだろう
インディーズ時代はロブ・ロックとEPをリリースして話題になる
その後グラハム・ボネットをフィーチャーした寄せ集めバンドとしてフルアルバムを出した
結局あれは諸刃の剣
RAINBOWのカヴァーも蛇足だし
アルカトラスの二番煎じとなりインペリテリのミュージシャン人生は大苦戦
個人的には90年代に仕切り直しとしてリリースされた今作こそ
インペリテリのデビュー作だと思っている
それほど作風に統一感がある
復活のEP作Victim of the Systemと対で楽しんで欲しい
元サヤに収まったロブ・ロックの歌声の方がフィットしているよ




861. 失恋船長 (2025-03-10 00:51:17)

『様式美メタルに溺れたい』


①HELLEN - Talon Of King
奇跡のCD化で再発された関東様式美メタルの雄
ヘレンのEPに+1曲でCD化された時は歓喜しましたね
テープでダビングしたヘロヘロのもんしか持っていなかったから
奇跡のCD化でしたがアナログの板起こし
マスターテープが使い物にならなかった悲劇
元のレーベルも潰れたしね
もはや再発は不可能だろう
数万円の規模の取引も状態化している幻の一品です
でもその価値はある
今後は値上がりする一方だろう
軽やかなキーボードが世界観を無限に広げ
攻撃的なギターワークがその世界観を縦横無尽に駆け抜ける
地を這う強靱なリズムプレイはテクニシャン
そこに繊細なメロディを大切に歌うリードヴォーカル
日本人の愛するサウンドがここにある
甘口具合も丁度良い





②Ritchie Blackmore's Rainbow - Live At Monsters Of Rock 2016
突如アナウンスされたというか遂に噂が実現したと言えるリッチー・ブラックモアもハードロックサウンド
ルネッサンスの世界へ籠もったマエストロが新メンバーを引き連れ復活
ロニー・ロメロが歴代の名曲を見事に歌いきりました
演奏は危なっかしいスリルに満ちている
これが最後の動くリッチー・ブラックモアによるハードサウンドだろう
一応配信で新曲だしたが成功とはいかなかった
それでもワタクシはこの動くリッチー・ブラックモアを拝めて良かったと思っている
彼がかつて歌ったセカンドハンドヒーロー
それがリッチー・ブラックモアである




③Jill's Project - Last Contract
元はアニカツの名で親しまれるパチプロライター
元WOLFのベース関勝美と岡垣正志のタッグから生まれたパチンコ関連のプロジェクト
何でもいいからタイアップを受けて極上のメロディックメタルが世に出る機会があっただけでもありがたい
こんなにメロディアスかつハードなサウンドがあるとは
古典に根ざした岡垣の華麗なる鍵盤プレイその野獣と化したマエストロぶりは震え上がる
だからこのテンションを維持できるのだが
それは腕利きのメンツが脇を固めたから可能
天才ギタリスト達の競演にも大興奮
これを国籍で棲み分けしているなんてねぇ
人生が変るわけでもないのにねぇ
つまらない歌謡ロックに用はない
速ければ良いってもんじゃないよ
メタルファンを愚弄するな
ことあるごとに取り上げプッシュしたくなる
どこかジャーマンメタル風味なのも推しどころ






④Impellitteri - Eye Of The Hurricane
日本のレコード会社と契約して主導されたと思われる音楽性
似たような作風を乱発して人気を落としたが
先入観抜きにして聴きと良いアルバムである
それなりに新しい風を送っているし
様式美メタル=インペリテリという図式はいささか強引だが
表現形式にみられる特徴的・類型的な美
という点においてインペリテリサウンドはその解釈に属するバンドだろう
期待して買ったがなんとなく棚の奥にしまってある今作を引っ張り出して聴いてみよう
別に人生が変るわけではないのですがねぇ







⑤aphasia - Ever-lasting Blue
アンドレ・アンダーセンのゲスト参加&楽曲提供も話題
長年在籍したリードヴォーカルが抜けたが
新ラインナップで復活のメロディックメタルを披露
良かった勝手に引退するだの
やっぱり離れられないだの大学生のバイトみたいな出戻りは勘弁して欲しいのでね
別に人生が変る訳ではないのだから
原点回帰とも言える美しいメロディ
EUROPEのインストナンバーからバンド名を拝借したと言われているだけに
この世界観はお見事です
名一杯で感じが好感持てます
ベースはテクニシャンで鳴らした元WOLFの西川健




862. 失恋船長 (2025-03-17 16:49:21)


『連休前に懐かしのVHS』


①カブキマン
悪魔の毒毒モンスターで儲けた映画会社が
満を持してなのかナムコの出資協力を経て世に送り出された迷作中の迷作
感の鋭い人ならば開始してすぐに駄作フラグが立っていることに気がつくだろう
そして10分もすれば相当な覚悟がいるはずだ
初見で見たときは10回くらい一時停止を押しレンタル返却日ギリギリまで掛ってみたが
いつかこれは価値が出ると思いダビングした
最近デジタル化して保存した
英語版のDVD化はあるのだが日本語字幕がない
んーもう一度だけしっかりとした映像でみたい
エンドロールはカブキロックスの曲で最後終る
まぁ内容は絶対に日本人ばかりしているよなぁと思う場面もあるので
愛国心が強い人には勧めないのだが
とにかく今では逆に何度も止めて繰り返し視聴したくなる珍場面が目白押し
でもなぁ気合いと根性は必要だ
ナムコいくら払ったんだろう
悪魔の毒毒モンスター東京へ行くアマゾンで見られるけど日本語字幕無しは困るよね





②死霊の罠
飛んだカップルのヒロインだった桂木文と小林ひとみが出ている
そしてスプラッター映画というのが視聴の動機
完全に裸要因の小林ひとみと
B級感を醸し出す桂木文と言うのが香ばしい匂いをプンプンに発していた
ブルーレイ化された時は速攻購入しましたよ
そして今では高額で取引されています
日本のスプラッター映画としては伝説的な迷作となるのだが
一般的にはそこまで激押しと言えないが思春期の思い出として今も心に刻まれている
最初の眼球のやつキツいよなぁ
配信はFODだけかね
そして次作は面白くなかった






③エクストロ
エルム街の悪夢・悪魔のいけにえ等の大ヒットにより
有名になった映画会社が世に送り出したという文言に騙された一本
大人に騙されたと心の底から思いましたが
内容は見るべきシーンとクソつまらないストーリーが混在する珍品
今でもエイリアン男の出産シーンは強烈なインパクトあったなぁ
今の世の中はつまらん
もうこういうぶっ飛んだ映画には出会えない
ある程度完成されたモノだが全然面白くない
なんか見たことある既視感
そしてオチの弱い&オチのない映像
そんな映画オタクが作ったモノならば
がっぽり建設のノンフィクションで十分
毒になるものを見せてくれ
ちなみに今作はシリーズ化されています
その真贋をお確かめください







④ドラゴン太極拳
日本では正式に劇場公開されなかったカンフー映画
日曜洋画劇場でやっていたから普通に公開されたと思いましたよね
当時ブルース・リーにジャッキー・チェンそして少林寺系の映画
リー・リーチェンとかね
そういう作品の中でも玄人好みの渋目の一品
子供の頃から太陽のほえろよりも特捜最前線の方が好きだった
派手なドンパチよりも人間ドラマに比重を置いた特捜最前線
二谷英明のスーツ姿が今でも瞼に蘇るあっちが好きだ
大滝秀治も良かったなぁ
だからド派手はジャッキー映画はカンフー路線まで
プロジェクトAとかスパルタンXは好きじゃない
あの香港ジョークが苦手なんだろう
今作も日本語字幕盤がない
マニアは熱望している快作だ
視聴率悪かったのか?








⑤JM
最後はメジャーなヤツで締めくくります
キアヌ・リーブスと我らが北野武が競演したSF映画
武さんハリウッド映画デビューですよ
当時は驚きましたね
でも映画はつまらなかったなぁ
ドルフ・ラングレン出ていたからなぁ




863. 失恋船長 (2025-03-24 16:45:51)

『AOR系でしっとりしたい』


①Skagarack - Hungry For A GAME
アルバムのタイトルトラックで一発KO
②以降も素晴らしい出来映えです
これぞ北欧サウンド力
トーベン・シュミットは過小評価されているなぁ
彼は良い曲を書きますよ
今なお色あせない名盤だねぇ
甘いのよ
糖尿病になるよ痛風出るよ





②ALIEN - When Yesterday Comes Around
いいよ
トニー・ボルグとジム・ジットヘッドが
再びシーンにマジックを披露してくれました
25年を代表する一枚になりそうですね
味わい深いAOR系のハードサウンドってそうないのよ
年季が違うわ



③TERRY BROCK - DIAMOND BLUE
前作も良かったけど
これも素晴らしいのよ
期待を裏切らないクオリティと安定感のある歌声
アメリカンメロディックメタルの最高峰に位置する
テリー・ブロックのソロ作
前作ばかりが注目を集めますが
今作も聴いて欲しいねぇ
配信版で無料だからさぁ
歌うまいのよぉ







④AXE - Offering
日本では全然人気が無いUS産メロディックメタルの雄
その本格的な作り込みには隙が全く見当たらない
メロディ派のマニアからは絶大な支持を受けるバンド
もっと認知されるべき作品である
オープニングナンバーのインパクトたるや
③も素晴らしい
聞くべき点が多い一枚だ
やっぱイケメン重視の日本じゃダメかね





⑤DANTE FOX - UNDER SUSPICION
女性シンガーの切ない歌声が上手く機能しています
ハードさもそこそこにキャッチーなメロディを軸にサウンドを展開
聴き馴染みしやすさとロックテイストが絶妙です
日本人好みのヤツでしょうかねぇ
ソフトケイスされすぎていないのがポイントなのかなぁ
個人的にはもっと甘くてもOKです




864. 失恋船長 (2025-03-30 11:25:35)

『様式美メタルに溺れたい』


①Concerto Moon - From Father To Son
暗黒の90年代から2000年代へと夢を繋いだ国産様式美メタル
彼らの登場は本当に助けられた
メジャーデビュー前から頻繁にライブに訪れ
今作のリリース時は本当によくぞここまでこぎ着けたと
胸が熱くなりましたね
島が愛するリッチー・ブラックモアからウリ・ロート
そして中間英明愛そしてイングヴェイという系譜
パワーメタル色が強まってからはご無沙汰しているのだが
今作の登場は「ヨッ待ってました」である
思い出は色あせん





②Hurry Scuary - Break It Up
長身でイケメンギタリストだった中間英明
イングヴェイの登場が彼のギタースタイルを変えるのだが
イングヴェイ以前のルーツもあるので独特のメロセンスが熟成されている
日本人好みの哀愁
そのメロセンスは独特のものがある
伸びやかな南の歌声も素晴らしいフィーリングがある
もっと評価されるべきバンドであり
心の底から再結成&新作のリリースを待ち望んでいる
②のギターソロ凄くないですか?




③聖飢魔Ⅱ - THE END OF THE CENTURY
インストの①から心が掴まれる
そして雪崩こむように疾走ナンバーへと
計算されたツインギターの絡み
総帥ダミアン殿下の影響なんだろうが
この妖艶なる魔界舞踏の幕開けに興奮を隠せない
何をどう聞けば0点を献上されるバンドなんだ
音楽性とは関係ない私怨による報復
一編集者の傲慢さに
トランプ大統領も真っ青だ
今作とメフィストフェレスの肖像は悪魔的様式美メタルの傑作だろう






④高濱祐輔 - PROTOTYPE
プレシャスのキーボードプレイヤーとしても有名な高濱祐輔
彼がソロをリリースするとは驚いた
何故ならばインディーズバンドのキーボードプレイヤーである
その知名度はけして高くない
それなのにメジャー流通とは梶山章よりも先に達成した
高濱祐輔のコンポーズ力に驚く
それに答えたWOLF松本
そして吉越由美の二人はよくやった
坂本英三は声が荒すぎる
タクシードライバー勤務の合間にレコーディングしてたのか?
あと村野麗羅は嫁さん枠です
ギターは藤本泰司
哀愁のメロディと質の高い楽曲を支える一流のプレイ
少しハードエッジさに欠けた音質は好みを分けるのだが
統一した世界観は十二分に感じる
その後の活躍を考えると一流のサウンドだ







⑤Axel Rudi Pell - Between the Walls
Mr.様式美メタル
孤高の様式美メタル戦士と呼ばれるアクセル・ルディ・ペル
リッチー・ブラックモアに倒錯するギターワーク
その曲作りの妙味は多くの様式美メタルファンから支持を受けた
音楽性の統一感
昨今は究極のマンネリズムを体感させるアクセルだが
この時代はスリルと鮮度があった
ジェフ・スコット・ソートがここまでクラシックサウンドに適合するとは
彼の器用さに唸る




865. 失恋船長 (2025-04-06 07:23:02)

『ヘヴィメタルが聴きた㊲』後編


①ANVIL - Absolutely No Alternative
苦労人バンドとして有名な彼ら
解散することなくアルバムをリリースしてきた彼らが
ドキュメンタリー映画で大ブレイク
お下品な歌詞と女性蔑視とも言える歌は今も昔もOUTと言える
このバンドはつまらない作品もある
全作がオススメとはいかないが
それでもメタルに対する忠誠心
Absolutely No Alternativeというタイトルに全てが詰まっている
最新作はOne and Onlyだ
リップスはメタル馬鹿だ
普通ならばドキュメンタリー映画で売れた後になびくだろうよ
陳腐なバラードをシングルカットするだろうよ
あのオッサン最後まで貫くぞ
ワシは永遠にANVILを聴き続けるぞ







②Loudness - 撃剣霊化
アイドルでわーきゃー言われていたのに
自分の夢のためにヘヴィメタルバンドを組むという
信念を貫き通して高崎晃と樋口宗孝
その後の快進撃は名実共に実力があってこそ
このアルバムは英国式メタルを日本人が解釈した最高峰であろう
渡米後の洗練された作風も素晴らしいのだが
個人的には今作とそれ以降では心に隔たりがある
真の輝きを永遠に放つ今作は名盤中の名盤だ





③Judas Priest - PainKiller
ブリティッシュメタルとしてはBritish Steelだろう
そして80年代的ヘヴィメタルの雛形を作ったのは
Screaming for VengeanceとDefenders of the Faithだ
その後はメタルバブルにより多くのバンドが姿形を変えることとなる
そうして多くのバンドは命がつきるのだが
JPにも同様の宿命が訪れる
翻弄されるバンド
シーンに振り回される彼ら
ロブ・ハルフォードが引退を口にするほどだったが
そのロブはFIGHT結成とは驚いた
今作は台頭するスラッシュメタルに対する答えだ
これほど過激でスラッシーなサウンドに進化出来たのは
ドラムがスコット・トラヴィスに変ったからであるのだが
セールス的には成功ではないが
音楽の価値は売り上げではない
今作は迫り来る90年代を前にして最後にリリースされた真のヘヴィメタルだった
でもJPが今作リリースに至ったのはセールスに伸び悩み
苦悩の末のヤケクソだったと思っている
そしてプロデューサーを務めたクリス・タンガリーディスは一躍時の人になった
そしてアンセムはクリスとのスケジュールが合わずにトニー・タバナーとアルバムを作る
運命とは実に残酷なモノだ両者の命運をここまで二分するとはね
アンセムは福田洋也脱退である






④ANTHEM - Hunting Time
坂本英三と作り上げた傑作中の傑作
Bound to Breakはヘヴィメタルの理想的な形を昇華させた代表作
今作リリース時は迫り来るバンドブームに追いやられる前に
苦心して作り上げた最後の一枚
森川之雄という唯一無二の歌声を手に入れたバンドは
獣性の帯びた森川の歌を頂点にアンサンブルを構築
明確に聴かせたい面を強調している
大きな会場を回っていたのも今となっては懐かしい
クリス・タンガリーディスのプロデュース&ミキシングも素晴らしい
国産ブリティッシュメタルの最高峰だ








⑤Metallica - Ride the Lightning
暴れに暴れたデビュー作
上手い下手では言い表せないバンドサウンド
そのぶっ飛び感に恐れ戦いたが
クリフ・バートンの作曲センスが炸裂
叙情味溢れるメロディは音楽性に深みをもたらし
破天荒なだけではない整合性を高めた
2作目でこの完成度
正直1stはヤケクソのデモに近い音源だ
個人的にはインパクトでは1stだが
スラッシュメタルに心酔するようになったのは今作があるからだ




866. 失恋船長 (2025-04-19 02:00:35)

『連休前に懐かしの映画』


①エクソシスト3
4Kレストア デラックス版の3枚組も発売されました
幻のレギオンヴァージョンも収録とマニアならずとも興奮させられます
もう少し安くならないかなぁ
今作はつまらなかったエクソシスト2とは違う視点で作られている
それだけにかなり強引な展開だ
面白いかと言われると俺は好きだったとしか言えないが
晴れてAmazonプライムで視聴できるようになったので
こうなると幻のレギオンが俄然見たくなる




②エイリアン・コップ
原題はPeacemaker
初めて見たのは日曜洋画劇場でした
淀川長治さんって懐かしいんぁ
淀川さんは微妙な映画の時はそれっぽく発言するもんねぇ
大絶賛はされませんでしたが
ベタさと予想外の設定
追いつ追われつなSFアクションです
あの時代の空気を吸いたいマニアは絶対に観ておきたい映画ですね
今やレンタルビデオの存在意義は
こういう作品を置いているかの一点に尽きる
でももう8年はDVDをレンタルしたことない






③地獄の女スーパーコップ
凄い邦題にたじろぎますよ
世の男性を熱くさせたトレイシー・ローズ
年齢詐称でエロビデオに出演
ダビングしまくり画質の粗いのみたよ
愛染恭子とのレズシーンも忘れないわ
彼女の半生に興味を尽きないが
汚名を雪ぐべく体当たりの熱演
まだまだセクシーさを出さないとイケない立場だが
アクションシーンにも果敢に取り組んでいる
それが様になっているのかと言われると微妙だ
個人的にセクシーはもういらんと思っているので
しかし彼女もそれを承知で頑張ったんだろう
SAWシリーズでお馴染みのストラム捜査官が出ている
原題はINTENT TO KILL
なぜ地獄の女スーパーコップになったんだ?






④ヘル・オブ・ザ・リビングデッド
やり過ぎ盛りすぎパクリ過ぎのテンコ盛りです
スーパースペクタルなゾンビ映画
ウンコ映画という言葉が褒め言葉になるマニア映画
残酷というか原住民絡みのシーンは見るべき点がある
しかし筋は豪快だ
これを勧められたらワシは激怒する
貴重な時間を返せだ
しかしこれぞマニア向けである
好きモノにはたまらんだろう
その落差が逆に魅力である









⑤血のバレンタイン
子供の頃に見たときの衝撃は凄かった
大人になってからは懐かしき思い出だったが
今も昔も見る価値はある
もはややり尽くされた手法だろうが
否定されるような内容では無い独創的な演出もある
なにより続編を期待させるような映画だった




⑥ストレイト・ストーリー
とても好きな映画ですね
疎遠になった弟に会うために老人が
芝刈り機に乗って会いに行くお話
道中で知り合うモノ達と語り合う姿
過去を悔やみ
そしてその言葉は触れあうモノ達の心を動かす
道中写される風景が素晴らしい
なにより一番いいのはアメリカの映画だが
押しつけがましい感動的な再開シーンを用意していない
あれは良かった




⑦天国と地獄
今見ても十分に面白い60年代の映画
世界の三船敏郎
そして黒沢明
そんな話題性がなくとも十分過ぎる
モノクロ映像なのも逆にいい
なんともやるせない気分になる
今ではすっかり聴かなくなった誘拐事件
扱う題材はある意味ど真ん中の王道だろう
それを日本人の情でアレンジした
最後のシーンもインパクト大だ



⑧冷たい月を抱く女
なかなかどうしての展開
悪い女がいたもんだなぁとなる
ニコール・キッドマンにアレックス・ポールドウィンが出ているが
そこまで話題になっていない
このスリルは丁度良い塩梅で暇つぶしには丁度良い
忘れた頃にみるのに適している




⑨相棒シーズン5 第11話
バベルの塔~史上最悪のカウントダウン!爆破予告ホテルの罠
年末スペシャルの中で一番面白い回
個人的には相棒シリーズの中でも一二を争うストーリーだと思っている
遠藤章造のクサイ演技も話題
二転三転するストーリーも良かった



⑩復活の日
コロナ渦の時
真っ先に思い出した映画
人間の愚かさと現場で賢明に働く医療関係者
思い出すねぇ
字幕が多いので邦画としては異例でしょう
早すぎた日本主導の合作映画
もっと評価されるべきだ
草刈正雄のカッコ良さに痺れる
良い映画だよなぁ
曲がいい




867. 失恋船長 (2025-04-21 14:23:22)

『連休中はメタル系動画でWE ROCK』


①Kelly SIMONZ - Legend Of Rock~Tribute To Rainbow
ヴォーカルにDIO KENを迎え行われたライブ映像
YouTube上にUPされているのだが
これが激アツ胸熱のライブである
ドラマーはアースシェイカーの工藤
キーボードは岡垣正志
そしてベースは寺沢功一ときた
最強のラインナップでロニー・ジェイムズ・ディオ時代に
フォーカスした選曲
濃密な時間を楽しめます
これが無料でお楽しみなんだからありがたい
マーク・ボールズとやったイングヴェイも最高でしたね
もっと評価されるべきギタリストですよ
それにしても凄いメンツだねぇ




②BABYMETAL - Hellfest 2024
これが日本のメタルだと思われるとチャウよ
いいますが彼女達の快進撃に驚く
大谷翔平よりも認知されているのではないだろうか?
RATATATAが演奏されると大盛り上がりだもんねぇ
モッシュピットも出来たりと
どこに言っても一定の需要がある
日本でも大人気
好きな曲はないのだが
彼女達の人気に驚く
そして世界を股に掛け大忙しだ
凄いなぁ
本当に世界で成功しているんだなぁ
コアなメタル猛者は揺るさんだろうが
個人的にはドキュメンタリー映画を見ている気分です
やっぱりついていけないよ






③Saxon - Hellfest 2024
新生サクソンのステージを堪能出来ますね
レジェンドNWOBHM軍団になったサクソン
ブライアン・タトラーの加入がもたらした化学反応
それはとんでもない成果をもたらしている
アメリカンナイズドと日本でだけ叩かれ時代の曲もありますねぇ
日本と世界の差
ごくごく一部の偏狭なメディア論者の相手は永遠に出来ません
ましてや複数アカウントなんて恥さらしもいいところ
見つかったら最後だもんなぁ
プライドモンスター恐るべしです
いいライブですね
往年の曲が中心ですが新曲もあったのでね








④KREATOR - Live In Chile 2023
開始早々興奮の坩堝と化すライブ会場
これがホンモノのメタルなノリだよねぇ
南米のスラッシュ愛に目を細めますね
羨ましい限り
身体が熱くなるわ
コロナ渦以降ライブに一切足を運ばなくまりました
ANTHEMもLOUDNESSしばらく見ていない
EARTHSHAKERにSABER TIGERもサボっているなぁ
海外のアーティストなんて尚更ですが
なんか久しぶりに海外のアーティスト見たくなったなぁ









⑤Running Wild - Live in Clisson 2022
日本では見られない真のバイキングメタル
こういう実直な楽曲とステージ
混じりっ気なしのメタルを
全身で浴びたいねぇ
金満バンドになったメタリカやメガデスはみても熱くならない




⑥K's Priest live - Rock Hard Festival 2024
熱い熱いねぇ熱気が凄いよ
まぁバンドの成り立ちはあれだが
メタルバンドとしては最高のステージを見せてくれます
リッパーも流石ですね
いいバンドなのだからJPに対する姿勢は見直した方がいい
もう独立したバンドとして真っ当に活動して欲しい





⑦Don Airey and Friends - Jena 2017
大きな会場ではないが選曲も含め素晴らしいライブだ
参加メンバーも激渋
DEEP PURPLEに参加するサイモン・マクブライドもいる
カール・センタンスの熱い歌声
そしてローレンス・コトルもいる
個人的には選曲の良さだ
ゲイリー・ムーアのNuclear Attack からDPのPictures of Home
I Surrenderも前半に出てくるのでテンションは下がらない
実力者による素晴らしいステージだ





⑧Terra Rosa – One Night Classday
山口宏二氏を偲んで一夜限りの復活劇
出来すぎな位なのだが
3人のギタリスト鈴木広美、今井芳継、三宅庸介が揃ったのは感動だ
選曲も素晴らしい
一夜限りとは惜しいなぁ
好きなバンドだったよ




⑨VOW WOW - THE RETURN OF THE KING
ついに配信ですよ
ライブ映像の中継ですよ
このバンドの注目度というか根強いファンの静かなる応援
コアなマニアが多いね
動くVを見られて良かったわ
途中休憩とかね
色んな配慮もありますよ
次は新作お願いしますねぇ



⑩Scorpions - Live At Hellfest 2015
最近スコーピオンズ聴いていないなぁ
動くスコーピオンズ
カメラワークはあれですが
新曲もやり現役感をアピール
クラウスは大変でしょうね



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